わが友ホロゴン・わが夢タンバール

685.06 ホロゴン外傅196「2017年3月25日U.W.ペラール17.8mm北野天満宮も気楽に」6-完-わ、わき役


こうしてペラール17.8mmを北野天満宮界隈で使ってみて、
ますます意を強くしていることがあります。
このレンズ、ホロゴンに負けない!
立体感も深みも十分。
これは使えるレンズです。
でも、私にはホロゴンという強い強い味方があったのだ!
だから、まず、ロボグラフィにはやっぱりホロゴン!

新潟の大ブロガー、yoshiさんがおっしゃってました、
「呼吸するように撮りたい」
彼の凄いところは、そのとおり実行できること。
何度か一緒に撮影しましたが、
歩調も撮影も速いのなんの!
私は歩調は全然速くありません。
撮影は遅くない、速い方でしょう。
でも、yoshiさんには脱帽。
はっきり言えることは、眼と心が速いのです。

私は足は速いけど、
目はそんなに速くない、そうはっきり言えます。
スタンスがyoshiさんとまるっきり逆だからです。
yoshiさんはフォトジェニックな光景をさっと捉まえます。
私は、路傍のロボグラフィたちが私を見つけてくれるのを待つ、
そんなスタンスなのです。

いつもこれを「沿道サービス」と言っています。
ロボグラフィの方から立ち上がってきて、手を振ってくれる。
「わあ、ホロゴンさんだ!
誰も目に留めてくれない僕たちを見てくれる!」

ペラールもそうなのですが、ホロゴンは視角そのものです。
眼前の景色をそのまますっと受け入れる、それが目の視角。
ホロゴンは目の視角そのものと言えそうです。

でも、人間の注意は常に一瞬に一点です。
ピンポイント。
私は常に中心にしか注視しません。
恋人と出会ったら、あなたはどこを見ますか?
恋人の瞳ですね。
そのとき、視線がうろうろしたら、恋人は気づきます、
「この人、私と別れようとしている!」

ずっと昔、京都の植物園で見ました。
60年配の、その立ち居振る舞いからまだ駆け出しとばれてしまう、
そんなアマチュア写真家の御仁、
とても美しい女性カメラマンを見つけて、
いそいそと近づき、
なんとご親切に写真の撮り方を教授しはじめました。

   「なにか撮りたいものを見つけたら、
   そのまま撮っても、写真にはなりません。
   主役のまわりに、ええーっと、わ、わき役を置いてですね、
   主役を引き立てないと」

せっかく先輩面して教えるのなら、なめらかにしゃべらないと、
すぐ孫引きだとばれてしまいますよね。

私はその「わ、わき役」は求めません。
主役だけ!
好きだっと思ったものしか撮らないのに、
まわりに別に好きでもないものを見つけて、配置する、
なんて、かったるいこと、なぜするのですか?
それは、写真家の名作って、
画面の隅々まで見事に決まっているから。

でも、どんな写真家も、その場の素敵な光景を前にして、
主役だ、わき役だと整理するものでしょうか?
光景をがっとわしづかみにして、「わっ、いい!」
これではないでしょうか?
画面の布置、整理に気を配る心なんか要りません。
ただ、ひたすら、感じて、その瞬間に撮る、
すると、画面の隅々までびしりと決まった写真がたまに撮れる。
だから、傑作として残るのです。
結果論。
はじめから、それを意識して求めて、得られるものではありません。
だとすると、写真を撮るときに必要なのは?
この感じる心と撮る意思、これだけで十分では?

幸か不幸か、私が感じるのは、
誰も感じない路傍のロボグラフィだけ。
そんな人間になったのは、私の人生の積み重ねの結果。
良いも悪いもない。
ただ、自分に正直に、自分のためにだけ生きたい、
それだけですね。

それにしても、ウルトラワイドペラール17.8㎜F4.5、
凄みがあります。




c0168172_1135691.jpg
c0168172_1135070.jpg
c0168172_11344891.jpg
c0168172_11344118.jpg
c0168172_11343536.jpg
c0168172_11343028.jpg
c0168172_11342355.jpg
c0168172_11341713.jpg
c0168172_11341144.jpg
c0168172_1134420.jpg
c0168172_11335867.jpg
c0168172_11335188.jpg
c0168172_11334532.jpg
c0168172_11333849.jpg
c0168172_11333127.jpg
c0168172_11332687.jpg
c0168172_1133537.jpg
c0168172_112815100.jpg
c0168172_1128790.jpg
c0168172_1128132.jpg
c0168172_11275481.jpg
c0168172_11274893.jpg
c0168172_11274082.jpg
c0168172_11265833.jpg
c0168172_11265155.jpg
c0168172_11264444.jpg
c0168172_11263733.jpg
c0168172_11262998.jpg
c0168172_11262266.jpg
c0168172_1126949.jpg
c0168172_1126097.jpg
c0168172_11255216.jpg
c0168172_11254543.jpg
c0168172_11253888.jpg

by hologon158 | 2017-04-30 15:24 | ホロゴン外傳 | Comments(0)