わが友ホロゴン・わが夢タンバール

688.02 ホロゴン外傅198「2017年4月2日京都河原町でマクロスイターが接近戦」2 パンパに吹く風


今、こうしてブログを作りながら、
とても魅力的なギターを聴いています。
近頃はたいていYouTubeで間に合わせています。

Roberto Lara: Argentina - The Guitar of the Pampas
https://www.youtube.com/watch?v=Jt1HnKB5WEc

部屋中一杯にアルゼンチンのパンパに吹く風が広がって行くようです。
作曲はAbel Fleury
ギター演奏はRoberto Lara.

思い出しました。
レコードをガンガン鳴らしていた頃、
我が家によく響き渡った音楽に、
ロス・カントーレス・デ・キジャワシのレコードがありました。

うろ覚えですが、5人か6人がそれぞれギターを演奏しながら、
見事な詩を見事なアレンジで颯爽と歌ってくれました。
アルゼンチン・フォルクローレの最高峰、私はそう思っていました。
ありったけのレコードを買いあさりましたが、
それぞれが独創的で、空気感と叙情性に溢れた名作ばかりでした。
先日もその一枚を久しぶりに聴きましたが、圧倒的でした。
このロス・キジャワシの音楽にとても似た情感を漂わせるのが、
このロベルト・ララのギター。

そして、もう1つ思い出しました。
ホルへ・ルイス・ボルヘス。
アルゼンチンの偉大な短編小説家です。

彼の短編は一つ一つが宇宙をバックラウンドとするような、
深みと高みの印象を醸し出す、独創そのものの名作ぞろい。
そんな中にパンパの人生を描いた短編がかなりあります。
そんないわば、ボルヘスの西部劇風の短編が濃厚に描き出すのは、
パンパという荒漠、壮大な自然の中に囚われた人々の、
逃れようのない運命の中であえぎながら苦闘する人生。
このボルヘスの短編たちのバックグラウンドには、
なんだかこの「The Guitar of the Pampas」が静かに響いている、
そんな感じがしてきました。

作曲家のAbel Fleuryも演奏者のRoberto Laraも、
ボルヘスもロス・キジャワシも同じパンパの風に吹かれ、
同じ風土が人間に課する試練と運命の逃れようのない苛烈さと、
そしてパンパへの愛情を感じていたのだ、
そんな感じがします。





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by hologon158 | 2017-05-11 23:04 | ホロゴン外傳 | Comments(0)