わが友ホロゴン・わが夢タンバール

689.04 ホロゴン外傅199「2017年5月1日プロター大和西大寺をまかり通る」4 劉継紅先生①


2017年5月20日、
二胡演奏家の劉継紅先生のレッスンでした。
前回4月15日土曜日のレッスンは8度を越す熱を押して受けました。
まさに肺炎の最盛期だったわけです。
でも、快調に受講して、大阪駅を大和路快速で出発して、
早速体温を測ったところ、平熱の6度5分。
なにか知らないけど、風邪みたいな病気も治ったと、
そのときは喜んだのですが、
念のため2日後の月曜日受診してレントゲンを撮ってもらったら、
肺の3分の2は白濁して、肺炎真っ盛りと判明!
もし直った、直ったと浮かれていたら、
病状は進行して、取り返しのつかないところまで病状が進展して、
即入院なんてこともあったかも知れません。

ほとんど病気らしい病気もしたことがなく、
病院嫌いの私にしては好判断でした。
こうして幸運にも肺炎の危機をさらりと切り抜けたおかげで、
1ヶ月後の本日は絶好調でした。

と言っても、3月までは単独のレッスンでしたが、
先月以降は私よりもかなり上達しておられる女性と合同で受講しています。
この方、別の先生について数年、一応上達はしておられますが、
劉継紅先生のような超一流の演奏家の目にはさまざまな問題があります。
まず身体の動かし方の第一歩からやり直し、というわけです。

あらゆる生徒さんは、進度に関わらず、
正しい二胡の演奏をするように体の動き全体が調整されておらず、
弓使いをはじめとして、楽器の使い方もヴァイオリン風で、
本来の二胡音楽を演奏できるような準備はぜんぜんできていません。
劉継虹先生のところにおいでになったことは幸運でした。
正しい道に戻ることに遅過ぎるということはないからです。

でも、多くのベテランがここでつまづきます。
一廉の二胡奏者になったけど、
さらなる高みを目指して、一流の演奏法のノウハウを伝授してほしい、
そういう気持ちでおいでになったのに、
実は現状のままではそんな高みには絶対到達できず、
一からやり直さないと、ただの真似事の域から脱することは望めない。
だから、これまでの素養を一切捨てて、
一からもう一度学び直す必要があると言い渡されると、
くじけてしまう方が多いようです。
今でもコンサートやっているんだから、
劉継紅先生は流儀が違うからそうおっしゃるだけなんだ、
やり直しなんかごめんだ、というわけです。

でも、もてはやされている二胡演奏家たちをご覧ください。
みなさん、左手の指の動きはばらばらで美しくなく、
右手の弓は、弦をこすって音を作るので、
音のダイナミックレンズが狭く、単調となります。
どんな音楽も同じ弾き方、同じ音なのですから、
曲本来の演奏をするという基本さえもなかなかカバーできません。
ですから、日本では、大手のCDメーカーにCDを出してもらった演奏家は、
劉継紅先生以外は皆無なのです。

ベテランの方は、まじめに受講すれば、欠けている基本を補填でき、
その上で、これまでに学んだ素養をこの基本の上に積みなおせばよいのですから、
そんなに時間と手間はいらないのです。
でも、そんなことはどうやらプライドが許さないようです。
劉継紅先生がそれほどに偉い師であることを知らない方も多いようで、
元の道で歩いていこうとさっさと退却されてしまうわけです。
劉継紅先生がCBSソニーから出している3枚のCDにしっかり耳を傾け、
劉継紅先生の講習会をまじめに受講されたら、
先生がとんでもない高みにある演奏家であることは容易に見て取れるのに、
それが分からないのでは、しょうがないですねえ。




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by hologon158 | 2017-05-21 18:23 | ホロゴン外傳 | Comments(0)