わが友ホロゴン・わが夢タンバール

699.11 ホロゴン外傅206「2017年6月11日東吉野榛原ビオゴン21㎜F4.5デイ」11-完-炎天涼風






前回の続き。
昼食後は、ルーチンの手順にしたがって、墓参しました。
いつもの花屋さんでお供え用の花を購入。
いつもは、その後タクシーで墓地に直行します。
でも、余りに近いので、大阪の運転手さんの50パーセントは、
「それくらいは歩けよ」という表情に一変して、
態度が氷のように冷たくなります。
このことを思い出して、一瞬、気が弱くなりました。
生涯、人に向かって命令口調を使ったことがないので、
こんなときはちょっと立場が弱いですね。

もう1つ思案しました。
こう暑いと、墓の掃除もかなり大変だろうから、
改めてどこかに移動して撮影、というのは無理だろう。
持参したセットは、
キネタール37.5mmF1.5付きリコーGXR。
ここ江坂だけで使うことにしよう、
墓地までの往還40分、道を変えて円環ルートにすれば、
かなりロボグラフィが撮れる!
このかなり魅力的な案が浮上し、タクシールートは却下。

さっそく、お供え用の花5組が入ったビニール袋は、
ショルダーバッグに結びつけ、両手をフリーにして、
ルンルン気分で墓地に向かってロボグラ散歩を開始。
でも、ルート3分の1あたりで、かなり後悔の気持ちが。
もうとんでもないほどの暑熱、炎暑なのですから。
撮影をしながらなので、片道20分が倍になり、
墓地についたときは、かなり熱射病風に身体がほてっています。

まず、墓地入り口のあずまや風屋根付きベンチで休憩。
ミネラルウォーターをがぶがぶ吞み、塩あめで塩分補給。
これで人心地が付きました。

でも、これからが大変です。
ほぼ8ヶ月ぶりというご無沙汰がたたって、
一坪ほどの墓所は、あまり丈が高いわけではないけど、
ほぼ草で覆われています。
大きなツツジの枝が通路にかなり張り出しています。
これらの草を全部むしり取り、
ツツジの通路はみ出し部分はカットして整形。
墓石をかるく洗い、花を取り替え、
墓所らしいたたずまいを取り戻す作業。
せっせとやったので、半時間で済みました。

墓地の隣が小公園です。
しっかりしたトイレも設置されています。
その真ん中にある2本大きな木の大きな方の下に行って、
一休みしました。
驚きました。
日なたは炎熱で、ほとんど風も身体を涼めてくれないのに、
大樹の下は涼風が走り、ほてった身体を冷やしてくれます。

思い出しました。
前漢の創業者劉邦は若い頃、丘の上の大樹の下で昼寝、
これが習慣でした。
人が彼を捜すことがあると、いつも、
この大樹の下に行ったのだそうです。
ああ、劉邦もこんな気持ちだったのだなあ。

ちなみに、この漢の高祖劉邦という王者、
中国史上もっとも人間的な臭み豊かな人物ですね。
若い頃から帝位についた後までも、
飾らず、気張らず、勝手気ままに生きた、
平凡で下劣で、ちょっぴり凡庸。
だけどスケールの大きなリーダーで、
史上指折りの帝王でした。
そこで、考えたのですが、この破天荒な人物の原点は、
もしかすると、樹下の昼寝にあったのかも知れませんね。

劉邦と違い、いつもせかせか駆け足で生きてる私は、
わずか2、3分涼んだだけで、炎暑のコンクリート道に。
太陽はちょうど天辺で燃えています。
おかげで、影伝いに歩くことができません。
影は見つからないけど、ロボグラフィはいくらでも見つかります。
途中、かき氷があれば、涼もうと心に決めました。
決めると、途中下車ができない性格は困りもの。
コンビニで買えばよいものの、本物のかき氷を食べたい、
この一念でひたすら撮影しつつ半時間歩き、
江坂駅にたどり着いたものの、かき氷の店はゼロ。
駅の周りの小さな繁華街にもゼロ。
結局、炎天下彷徨うこと40分でしびれを切らして、
帰途につくことにしました。
ミネラルウォーターを一本補給し、
地下鉄御堂筋線、JR大和路線を乗り継いで帰りました。

このような顛末でかなり疲労困憊状態になりましたが、
途中、水と塩あめを補給し続けたせいでしょうか、
疲労は残りませんでした。
どうやら塩分補給がカギのようです。






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by hologon158 | 2017-08-11 15:55 | ホロゴン外傳 | Comments(0)