わが友ホロゴン・わが夢タンバール

8.18 「2005年7月3日の勝山廃村」18 廃屋の雨戸に残された手形はなにを訴えているのだろうか?


前回の廃屋の左前面はおそらく座敷。
雨戸が立てられています。
雨戸を見て、思わず鳥肌が立ちました。
手形がくっきりと刻印されていたのです。
推測ですが、
この人物は、手の形からおそらく男性ですが、
わざわざ手形を残そうとしたのです。
まず右側、
なにかの塗料を付けた右手を押しつけました。
でも、継ぎ目の上でしたし、塗料も薄すぎました。
そこで、もう一度、
塗料を付け直して、左側に押しつけたのです。
いつ、付けたのでしょうか?
自分の家の雨戸にこんな手形を付ける人はいません。
とすると、出て行くときではなかったでしょうか?
この手がなにかを訴えています。
私には、こう聞こえてくるのです。
俺はここに居るぞ!
ここに居たぞ!
俺の家だ!

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by Hologon158 | 2008-08-20 19:10 | ホロゴンデイ | Comments(0)