わが友ホロゴン・わが夢タンバール

8.21「2005年7月3日の勝山廃村」21 歩けば歩くほど、この村の人々に頭が下がる想い


次は、谷川に下ることにしました。
最初にとった道は雑草にびっしりと覆われていました。
近頃、人が歩いた形跡はまったくありません。
すべてが緑にびっしりと覆われて、
人間が住む土地というよりは、
妖精の住む国のよう。
峡谷の低地に下りますと、そこは湿地帯。
丁寧に敷いた板が歩道。
でも、この道、いつまで保つでしょうね。
谷近くの斜面に作られた石積みの擁壁は見上げるばかり。
上下する石段道もこのあたりが一番立派。
斜面の地形に合わせて、つづれ折りに石段が並んでいるのです。
この丁寧さ、こだわり、徹底性、頭が下がります。
この村がまだ盛んだった頃に来たかった!
どんなに素敵な村だったでしょうね。
滅びた理由、原因を知りたいものです。

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by Hologon158 | 2008-08-21 18:23 | ホロゴンデイ | Comments(2)
Commented by andoodesign at 2008-08-21 20:45
こんばんは。
廃村の理由、きっと簡単な話ではないでしょうね...。

今日は緑の鮮やかさに惹かれました!
Commented by Hologon158 at 2008-08-21 22:09
re)andoodesignさん、こんばんわ
毎日湿っぽい写真ばかりで、すみません。
緑が鮮やかなのは、私の露出のせいです。
この日は、雨がじとじとびしゃびしゃ降り続け、
昼なお暗いという状態。
ホロゴンはF8ですから、8分の1秒から30分の1秒(手持ちの限界)で撮り続けました。
ほんとうはもう少し高速が適正ですが、わざと露出オーバーにして常に撮っています。
そうすると、こんな風に緑がわくわくするほど美しく撮れます。
ツァイス万歳ですね。
(実は、私、ツァイス党なのです)