わが友ホロゴン・わが夢タンバール

32.2ホロゴンデイ12「2006年11月20日大阪心斎橋界隈」2 最先端の写真界からドロップアウトする私


以前にちょっと紹介しましたandoodesignさん、
今や、50mm F0.95 TV レンズ「Yakumo」なる未知のレンズまで手に入れ、
さらにヘアーラインの世界を展開しておられます。
F0.95のレンズの開放による写真という新しい表現形式が、
えらい勢いで拡がりつつあるように思えます。
で、よく考えてみますと、
私も開放で撮っていたのです。
ホロゴンウルトラワイドって、F8しかないのですから、これも開放。
でも、暗くなっても、お昼間のように使いこなせるレンズって、すごいですね。
それじゃ、お前もやってみるか?
そう言われると、私としては答えは決まっています、
「結構です、私はしません」
というより、「できません」
パンフォーカスって、確かに写真の撮り方の一種ではあります。
でも、すべてのものにピントが合うということは、
主題の強調という点ではたいへんに不利です。
だから、基本的には、パンフォーカスはフォトジェニックではないと言えそうです。
写真表現ということを心に置いて撮る方にとって、
望遠系は極めて有力な武器となるようです。
写真家的なものにつながるようなものはすべて捨てて、
無手勝流で写真を撮ることによって、写真表現ではなく、
ただの写真メモ的な写真を撮りたいと考えている私にとって、
パンフォーカスが一番似合っているのではないでしょうか?
でも、たしかにF8という開放値は不利ですね。
商店街の中で買い物客を撮りましたが、たいていは8分の1秒か15分の1秒。
手ぶれが必至のシャッター速度ですが、
それがなくても、被写体ぶれはいくらでも起こります。
今回は、そんな写真を出してみました。

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by Hologon158 | 2008-10-09 00:02 | ホロゴンデイ | Comments(0)