わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2017年 03月 07日 ( 2 )

679.07 ホロゴンデイ194「2016年12月24日ホロゴンが浪速の雑踏に」7 これ、大阪弁?


前回のポイントは写真撮影でも当てはまるかもしれません。
私のような素人はただお定まりのパラメータを設定したら、
後は全ショット、開放で撮りまくるだけ。
これじゃあまりにも能がない。
でも、これを改めるつもりはありません。
私にとって写真とは、私とロボグラフィの出会いの記録なのですから、
余計な細工、工夫、潤色はじゃまになるだけ。

でも、写真家なら、写真作品を創造するためには、
あらゆる手段を駆使すべきだということになりそうです。
そんな面倒な、という感じ。

午後1時レッスン終了後、駅に急ぎ、
駅構内のリトルマーメイドの喫茶でパンとコーヒーのランチ。
楽しいですね。
私の隣は高校の国語の先生のようです。
分厚い資料を横に置いて、
問題を自分で解くことで、なにかをしようとなさっています。
その向こう隣りは年輩の女性お二人の手話による対話。
音は出ませんが、全身の動きは華麗豪快の域に。
国語の先生、大いに集中力を奪われておいでのようでした。

私は、ウォークマンで音楽を聞くことで、
外界のサウンドを遮断できますし、
実は右目の第四象限の網膜が死んでいますので、
ダイナミックな手話の対話は完全に視野の外。
そのうえ、Pomeraで文章を書き出すと、
書くことにひたすら集中してしまい、なにもかも忘れます。
首尾良く一本メールを書き上げて、出発。

大和西大寺駅から近鉄奈良駅まで移動。
駅前広場で、憲法改正反対、戦争反対の署名運動をしているのに出会い、
女性の持つボード上の署名用紙にサインしました。
女性、
「うわー、達筆ですねえ!
なんだか独創的なカリグラフィみたい」
私、「ありがとうございます」と破顔一笑していますが、
内心では、「ボードをひっくり返して、びっくりしなさんなよ。
ただのかな釘流!」
その顔を確かめたくないので、そのままスタスタと立ち去りました。

道長さん、こしゃくなことをおっしゃいましたね、
「この世をばわが世とそ思う
望月の欠けたることも無しと思えば」
私はこの心境にわずかに到達できないとすれば、
しっかりとした運筆で美しい字を書くことができないから!
署名運動の女性、私の弱みをずばり逆説的にお突きになったわけです。

さて、先週図書館で借りた5組の朗読CDを返却して、
また5組借りよう!
以前から朗読が大好きで、
Audible.comで英語の古典本、小説、冒険小説や推理小説をバンバン買い込み、
新潮の朗読CDも十数組ほどは手に入れて、iPodで楽しんできました。
これまで手に入れたことがない日本語古典CDが20組以上ありそうです。
わくわく。
そうは問屋がおろしませんね。
図書館は「本日休館日」
やむなく返却スリットにCDを滑り落とし、
筋向かいの喫茶店に転がり込んで、休憩、とは名ばかりで、
暇さえあれば、Pomeraで文章を書くのが私の楽しみですから。

図書館で借りた宮本輝の「泥の河」、
日本文学の古典中の古典「たけくらべ」が江戸っ子バージョンとすれば、
その昭和版で、浪速っ子バージョンと言った雰囲気があり、
心に沁みる古典文学ですね。
でも、朗読は達者だけど、まるっきりいただけません。
なぜ?
標準語の朗読者が大阪弁を真似るのですが、80パーセントはずれている。
イントネーションがまるでなっていない。

大阪人、関西人以外の人には分からないでしょう。
でも、私は、思春期に奈良から大阪に転居したせいで、
たった数十キロ離れているだけで、
まったくことなる語彙とイントネーションなのです。
12歳の私はついに適合できず、
両親のしゃべっていた標準語に切り換えてしまいました。
関西弁風のイントネーション、語彙はもちろん混じりますが、
基本的に大阪弁ではしゃべれない人間になってしまいました。

それでも分かります。
この人、大阪人どころか、どこの関西人でもない!
そんな人を朗読者に選んで、どうするんや?
そう言いたい。
ハムレットをフランス人俳優に演じさせ、
モリエールのフランス原文をイギリス人に演じさせて、
古典劇の忠実な決定版を上演いたします、と言うようなものです。

もちろん、舞台俳優には自分が済んだこともない土地の方言の劇を、
見事に演じきる名優がいます。
だから、それができる人を選ぶべきです。
「泥の河」の朗読者、ウィキペディアで調べてみると、
確かに大阪で生まれたのですが、高校1年で東京に転居してしまい、
あとはずっと東京で生きた俳優さんのようです。
人生の大半を東京弁で過ごした人なのでしょう。
やっぱりねえ。
ご本人、大阪弁を正しく使える自信がおありだったのでしょうか?
だとすると、その認識は大間違い。
見事、外れっぱなしの大阪弁なのに、気づかなかったのでしょうか?
気づかなかったとすれば、演劇人として理解不能。
気づいていたとすれば、
なんで正しいイントネーションを修得してから朗読する努力をしなかったか?
やっぱり演劇人として落第。
こんなこと、ローカルな舞台の小説の朗読の基礎の基礎じゃありませんか?
結局、なんでお引き受けになったか、私には理解不能ですね。

こちらの身になってください。
「あ、またこんな変なイントネーション!」
「あ、こんなしゃべり方するわけがないじゃないか!」
一々そんなことを否応なく感じさせられながら、
でも、見事な朗読の醍醐味を心ゆくまで味わう、
そんな器用なことは私にはできませんね。

そんな固いこと言わないでいいじゃないか?
そうおっしゃる方がおいでになるとすれば、
ちょっと考えてください。
モーツァルトのヴァイオリンソナタをコンサートで演奏する際に、
バルトークかストラヴィンスキーのようなボーイングで、
ガンガン音を鳴らしまくり、
これが私の解釈です、そう豪語するヴァイオリニストがいたら、
評論家も観客も反応は一つしかないでしょう、
モーツァルトをバカにするんじゃないよ、
あんたの自己流の解釈なんか聞きたくないよ!
これとまったく同じ次元の問題ではありませんか?





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by hologon158 | 2017-03-07 17:49 | ホロゴンデイ | Comments(0)

679.06 ホロゴンデイ194「2016年12月24日ホロゴンが浪速の雑踏に」6 歌う


3月6日月曜日、
陳少林先生の揚琴合奏レッスン。
あいにく陳少林先生、ご自分の二胡を生徒さんに貸していて、
「今日は二胡ないよ」
その生徒さんの二胡をご自宅に預かってチューニング中なのだそうです。

「私がチューニングしたら、何段も音はよくなります」
あいにく私は妻から二胡を借りて練習中なので、
持ち出してチューニングしていただく二胡がありません。
スペシャルにチューニングすると、
普通に音を合わせただけでは達成できないパフォーマンスを示すのだそうです。
単に2本の弦をチューナーで正しい音程に合わせる、
これだけがチューニングではなさそうです。

この点は付虹先生による揚琴のチューニングにも当てはまるようです。
ただ単に150本余の弦を正しく合わせるだけではなく、
楽器全体がしっかりと音を出すように整えられています。
だから、雑音のかけらもありません。
私がどんなに頑張っても、どこかで雑音が出て、
音も完全に揃うのは至難。

さて、レッスンですが、
私のレッスンは先生の二胡に揚琴で伴奏すること。
じゃ、レッスンできなかったか?
とんでもありませんね。
陳少林先生が二胡のパートを見事に歌ってくれました。
声と揚琴を合わせるのも楽しいものです。
このことは、もしかすると、二胡の本質は歌うこと、
という証明なのかも知れません。

ふと、気づきました、
このことが私が二胡の上達に四苦八苦している理由かも?
つまり、二胡を演奏することが歌うことに他ならないとしたら、
歌うことが苦手な私がなかなか上達しないのも当然かも?




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by hologon158 | 2017-03-07 12:56 | ホロゴンデイ | Comments(0)