わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2017年 03月 27日 ( 1 )

681.01 ホロゴン外傅193「2017年3月6日奈良でまたフローライトが駆け巡り」6 桜浪漫


3月26日日曜日、
大阪府寝屋川市の和風創作料理レストラン、桜撫庵で、
中国二胡の演奏家杜恩武さんのコンサートでした。

ホームページ 付虹 揚琴教室
桜浪漫 二胡&揚琴コンサート
(http://fuhong.exblog.jp/23858534/)

国家一級演奏員(中国の人間国宝)、
中国東方国家歌舞団首席奏者という経歴で、
まさに一流の演奏家。
伴奏は私の師匠の付虹先生。

「良宵」「江河水」「梁祝」「二泉映月」
「豫北叙事曲」「新賽馬」等々、有名曲がずらりと並び、
二胡と揚琴の演奏を堪能しました。

レストランのホールでの演奏なのですが、
椅子を並べるスペースがほとんどなく、
美味しいディナーを頂き終わって、階下に降りてみると、
すでに、良い席は全部中国人らしい人たち、
おそらく杜恩武さんの関係者、の皆さんが座っていて、
私はかろうじて2列目の左から2番目を見つけることができました。

ところが、最前列の左から1、2番の椅子に座ったのは、
巨大な体躯の男性2人。
よほど体をぐっと左に傾けて覗かない限り、
杜恩武さんの演奏を見ることができないという、
かなり欲求不満をかきたてる位置取りでした。
ついに杜恩武さんの演奏を肉眼で拝見することができず仕舞い。

「肉眼」と書きましたが、理由があります。
この前列の衝立2人は大きく手を挙げて、携帯で撮影。
私の右横の女性は、何というのでしょうね、
B5ほどのナントヤラを掲げて撮影しきり。
この女性の後ろの方は、可哀想に、演奏を見ることができず、
ずっとその画面でしか見えなかったでしょう。
私の周辺の皆さん、コンサートを見るという姿勢はゼロ。
だから、それらの画面で二胡の演奏も少しは見ることができる状態。

でも、私は一向に気にかけず。
私が気にかけなかったのは、
私の前の衝立男性とその右隣の女性との間から、
終始付虹先生の演奏が視野に入っていたからです。
私は、付虹先生出演のコンサートでは、付虹先生しか見ません。
他の音もあまり耳には入ってきません。

付虹先生は、中国人に対する一般的な評価である図々しさなどゼロ。
今では日本人にも見ることがほとんどできなかった、
古の大和撫子風の奥ゆかしく、優雅で、控えめな女性です。
日本人奏者も含めて、これまで共演した二胡等の演奏家の伴奏では、
常に主役を見事に活かすという脇役、黒子的立場に徹して来られました。

私は他の中国人伴奏者たちが、まさに自分こそ最高と言わんばかりに、
主役を食うほど派手なパフォーマンスを遠慮なく見せるのに、
付虹先生だけはひたすら主奏を支えることに徹して、
ごく慎ましやかに振る舞われるのに我慢ができないことがありました。

もっと揚琴をきらりと光らせてください、と、
生意気にもお願いしたこともありました。
でも、そんな風にお願いしていた当時、
今回の演奏のように、堂々と主奏と四つに渡り合う、
激しさ、厳しさは想像できませんでした。
揚琴が本来の姿を初めて現したような印象で、
すっかり圧倒されました。

付虹先生、このような挑戦の機会を得て、
演奏家して、成長し、さらには変身されようとしている、
私ははっきりそう感じとることができました。





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by hologon158 | 2017-03-27 23:08 | ホロゴン外傳 | Comments(0)