わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2017年 05月 31日 ( 1 )

690.07 ホロゴン外傅200「2017年5月12日プロター枚方穂谷でリゾート気分」7 待ちながら


前回の志村ふくみさんの言葉、
私にはとても刺激になります。
理解できるとは言いません。
私の理解を超えた境地であることは疑いを得ません。
でも、私は、次の言葉にとても親しみを感じたのです。

「桜が花を咲かすために樹全体に宿している命のことを。
一年中、桜はその時期の来るのを待ちながら、
じっと貯めていたのです。」

この言葉を読んだ瞬間、感じました、
ロボグラフィたちも同じじゃないだろうか?
私の出会ったロボグラフィたちを私以前に撮った人は、
稀か、それとも絶無でしょう。
私が私のロボグラフィに出会って、レンズを向けたとき、
ロボグラフィはどう感じたでしょう?

「はっ、なんにも感じなかったさ。
あんたのロボグラフィはみんな、ただの物体か、
人間のような意識なんてないものたちじゃないか?」
あなたがもし本気でそう感じるのであれば、
もう私の2つのブログにおいでならない方がよろしいですね。
時間の無駄だから。

私はそんな風には思いません。
行く先々で、私はさまざまな気分を感じます。
気持ちが騒いだり、うれしくなったり、胸が騒いだり....
幸せになったり、いたたまれない気持ちになったり....
それは、私がその場所、そのものたちとコミュニケートしているから、
私が私のロボグラフィたちと対話しているから、そう感じます。
なにも感じない場所、ものももちろん沢山あります。
でも、それは、私が心を開きたくない場所だったりものだったり。
ロボグラフィたちも私に親しみを感じなかったり。
相性って、どこにもあるものです。

そんな中で、私がずかずかと接近し、しゃがみこみ、
いきなりレンズを向けます。
生涯でただ一度きり、テレビに出るようなチャンスなのです。
ロボグラフィたちは色めき立ち、興奮し、歓声を上げます。
私はそれを感じます。

私は、バックグランドの中で主人公を活かすなんて、
手の込んだことはしません。
バックなんか見てもいません。
ロボグラフィだけを目一杯に収めて、ぐいと近寄り、
レンズを向けて、いきなりシャッターを切ります。
だから、私の写真はシンプルです。
レンズを向けられて舞い上がるロボグラフィだけが写り、
私の出会いの喜びを記録しています。

私にとっては、このロボグラフィとの人生唯一の出会いであり、
ロボグラフィにとっては、その生涯ただ一度の記念写真。
「ロボグラフィは、これまでの生涯、私が来るのを待ちながら、
じっと息を潜めて待っていたのです。」
岩合さんが初めて訪れた島の猫たちも同様でしょう。
「とうとう、猫の写真家が来て、おれを撮ってくれる!」
そこで、ロボグラフィたちも猫たちも、
レンズが近づいた瞬間、生涯で最高の表情を作るのです。





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by hologon158 | 2017-05-31 20:44 | ホロゴン外傳 | Comments(0)