わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2017年 06月 08日 ( 1 )

691.07 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」7-完-虚ろの目


すでに旧聞になりますが、
往年の大ゴルファー、タイガー・ウッズが逮捕されたというニュース。
その顔写真に誰もが仰天したことでしょう。
陽と陰、明と暗、そのもののコントラスト。
その一番の違いは目。
まるで虚ろになってしまいました。
なんともみすぼらしい表情。

そこで、グーグルの画像検索をしてみました。
撮影時期が記載されている写真が並びます。
全盛期は赤シャツだったのに、
年をとるにつれて、グレー、ブルー、ブラックと、
シャツが段々と暗くなってきた印象があります。
そして、その目の色もどんどんと暗くなっています。
「目は心の窓」、よく言われて来た言葉ですが、
ウッズの写真群を見る限り、正真正銘その通りでした。

私は、仕事の必要上、この言葉を最大限活かしました。
大切な場面では、人の目を見つめ続けたのです。
その人のすべてを見通せるわけではありません。
でも、「のるかそるか?」の大切な瞬間の目の動きは、
なにかをいつも私に教えてくれました。

そんな私の経験を持ち出すまでもなく、
タイガー・ウッズはだんだんと暗礁に追い込まれ、
そして、今回の写真は、逮捕時の写真であることを考慮してもなお、
今、とうとうデッドエンドに入り込んでしまったことを物語っていました。

人生うまく行っているときは、
どんなに不調でも、どんと軽く跳ね返して、
生き甲斐に満ちた仕事、業績を上げることができる。
ところが、うまく行かなくなると、
どんなに心身が高潮し、気力十分であっても、
なぜか裏目裏目に出てしまう。
そんなとき、目が最初に悲鳴を上げるようです。
目は身体の中で一番の正直者かも知れませんね。

高齢者の皆さんを見かけるときは、
いつも目に注目します。
かなり暗い目が多い感じがします。
さらに年齢を重ねると、眼がなにも語らない感じに。
女性には滅多にいませんが、そんな感じの男性には時折会います。
明るく、鋭い眼光、表情豊かな高齢者は、
とくに男性では、大変に少ないですね。

私が普段会う友人や写真の仲間たちは、
段々年齢を重ねていますが、みんな眼が輝いています。
80をかなり越した女性が仲間の長老ですが、
目がきらきら輝いています。

前回のお話の続きですが、
死を前にしたロビン・フッドは、
リトル・ジョンから弓矢を手渡された瞬間、
ピンシャンと背筋が伸びたことでしょう。
それ以前でも、次第に歳を重ね、
後ろ盾の獅子心王が世を去った後の四面楚歌の暗い日にも、
弓矢を手にした途端、眼を輝かせ、
生きる気力を蘇らせたことでしょう。

カメラ、レンズも同じですね。
私が愛するレンズでロボグラフィを撮るとき、
ロビンが弓矢で獲物を仕留め、
あるいは仇敵からの攻撃を防いだときと同じように、
その都度、生きる気力を腹の底から湧き上がらせてくれます。
こんな風に考えると、
私にとって、写真とは生きることそのものなのでしょう。




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by hologon158 | 2017-06-08 23:46 | ホロゴンデイ | Comments(0)