わが友ホロゴン・わが夢タンバール

2017年 09月 12日 ( 1 )

702.07 ホロゴン外傅209「2017年8月2日アンギュロンが奈良町に」7 モーツァルトの生産力



今日、ある人からおもしろい話を聞きました。
モーツァルトの作曲のことです。
誰かが全曲の量を計算したのです。
その結果、モーツァルトの生涯、
生まれてから書きはじめても、
死ぬまでに全曲を書ききれない。
だから、モーツァルトの近親数人も作曲したものをすべて、
モーツァルトの名で楽譜を売り出して、金を稼いだ、
という新説。

面白いですね。
でも、モーツァルトの曲を聴いてみてください。
ピアノ協奏曲、
ヴァイオリン等の協奏曲、
ピアノ等の各種ソナタ集、
オペラ、
弦楽四重奏曲、
ディベルティメント、
宗教曲、
交響曲、
なんでもよいのです。
初期の作品は別として、モーツァルトとが成熟した後、
作品にばらつきはありません。
それぞれに同時代に類を見ない、
というより、時代を完全に超越した、圧倒的に独創的で、
圧倒的に気品と優雅さに満ちた音楽世界が広がります。
そして、どれも紛れもないモーツァルトの香りに満ちています。

モーツァルト家もかなり天分の家系ですが、
モーツァルトはこの世にたった一人の稀有の天才です。
大天才の家系はいくつもありますが、
軸となる大天才の血筋を引いていても、
大天才の域に到達した人は例を見ません。

名古屋大の研究室が時間より早く走るニュートリノを検出した、
という記事が出たことがあり、
そのときも、私は即日、本ブログで書きました。
それは計器の間違いで、そんなことはありえない。
別のサイクロトロンで同一の結果が検出されない限り、
そんなものは信じない方がいい。

数人モーツァルト説もこれにそっくりです。
それはありえない。
バッハ家がよい先例です。
子供たちを含めて、バッハ一族に、
大バッハに匹敵する作曲家はいないし、
大バッハの作曲であることを示す、高貴なたたずまいは、
何人にも到達不能な境地でした。
モーツァルトも同様に考えることができます。

だとすると、計算方法にどこかあやまりがある、
というもう1つの可能性を考えた方がよさそうです。

モーツァルトの作曲する姿の目撃談によれば、
まさに頭の中からよどみなく流れるようだったそうです。
事実、残されたモーツァルトの自筆楽譜には、
ほとんど訂正の痕がないそうです。

ある人の研究によれば、
モーツァルトの曲は限定数の特定のイディオム(特定の音型)によって
構成されているのだそうです。
どの作曲家の曲も同様です。
だから、今まで聞いたことがなかった音楽を聴いても、
これはベートーベンだ、チャイコフスキーだ、モーツァルトだと、
かなり正確に識別できるのです。

とすると、一族の者がモーツァルトの名をかたって曲を売る、
そんなことをできたとは思えませんし、
第一、発売前にモーツァルトのチェックを受けたとすれば、
ますますモーツァルトがチェックしたとすれば、
親戚の曲などすべて却下したでしょう。
ますます、モーツァルト多数人作曲説は成立見込みなし、
そう考えるのですが、いかがでしょうか?




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by hologon158 | 2017-09-12 22:43 | ホロゴン外傳 | Comments(0)