わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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176.04 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」4 撮りやすい


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前回書きましたように、エルマリート28mmF2.8は使えませんでした。
    レンズの力が、私の実力をはるかにしのいでいたのです。
私は、当然の道筋を辿って、一眼レフに到達しました。
    私の手に入れたのは、ヤシカ・コンタックス。
    15、25、28、35、40、50、60、85、135、180と、
    ツァイスの銘玉を次々と手に入れました。
    ボディ2個にレンズ4本、これを大きなバックにきちんと挿入して、
    肩に食い込む重さなどものともせず、
    一日中歩き回りました。
    もちろん当時も風景写真などまるっきり目もくれず、
    ひたすらストリートフォトに徹していました。

ディスタゴン28㎜f2という、望遠レンズのような異色のレンズ、
    これが私の第2の28㎜でした。
    でも、これもまた私の手に余りました。
    おそらくレンズに問題があったのではないかと思いますが、
    ピントがいつも緩く、どんなに絞っても、固くならない。
    というより、どこまでもユルユル。
    28㎜は縁遠い焦点距離だったのです。

今では、28㎜は、21㎜、25㎜とともに、私の大好きな焦点距離。
    このすべてを、私はもちろんノーファインダーで撮ります。
    今回のシリーズも、これまでの写真はすべてノーファインダー。
    ホロゴンの縦位置の難しさを考えますと、
    28㎜はなんと撮りやすいレンズでしょう。
by Hologon158 | 2010-09-30 22:47 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

176.03 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」3 高価で冴えない教訓


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写真を始めてまだ2年ほどの頃です。
    すでにライカM4-Pを手に入れていた私は、
    ズミクロン50/2と35/2に飽きたらなくなって、
    超広角を欲しいと突然、切望が燃え上がりました。
    当時は、まだ初心者も初心者、自分の腕の未熟を棚に上げて、
    レンズを手に入れたら、良い写真が撮れると一途に思いこんでいたのです。
大阪の老舗クラシックカメラ店ツカモトカメラに飛び込んで、
    ライカ用21㎜を探しました。
    もちろんスーパーアンギュロン21mmf3.4がありました。
    でも、手がとどく価格ではありません。
    そこで勧めていただいたのが、ツァイスのビオゴン21/4.5。
    ライカM用改造でも、スーパーアンギュロンの半額でした。
早速手に入れて帰宅したのですが、
    その夜、眺めている内に、28㎜も使ったことのない私には、
    21㎜はとても無理だと、当然の結論がわき起こりました。
    翌日、もう一度ツカモトに出向いて、無理を言って換えてもらったのが、
    エルマリート28mmF2.8(第3世代)でした。

でも、そのとき、知るよしもなかったのですが、
    というより、知るべきであったことですが、
    28㎜もまだ私には早すぎたのです。
    柄に合わない名レンズは、初心者には無用の長物でした。

ところが、この体験で残った教訓は、それではありませんでした。
    ビオゴンを返品する前に、ライカM4-Pに付けて数枚撮っていたのです。
    レンズ交換後、現像してみて、仰天しました。
    なんとも厚み豊かな、濃厚かつ高級感溢れる色彩の描写だったのです。
    それに引き替え、エルマリートはまったく応えてくれませんでした。

そこで、私の得たのは、なんとも冴えない教訓でした。

        レンズの良し悪しは、ちゃんと実写してから評価しよう!
        返品するにしても、写りを見てからでも遅くない!
by Hologon158 | 2010-09-30 21:26 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

176.02 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」2 部品保存期間は?


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今日は本来執務のお休みの日です。
    普段なら、ゆっくりとブログと揚琴を楽しむのですが、
    急な仕事が入り、昼食後、お出かけ。
    しかも、その前に、修理の人も来て、忙しい一日となりました。
10年間使ってきた東芝の全自動洗濯機が壊れてしまい、
    朝はまずその修理の日だったのです。
    首尾よく直してもらい、使い続けることができることになりました。
私、
    「あと10年は使いたいですね」
すると、修理の青年、
    「なかなか難しいですよ。
    製品は1年間しか作りません。その後、部品製造期間が6年、
    あとは部品の保存がどこまでされるかということになります。
    この機種は2000年製造なので、部品はいつまで保存されるかよくわかりません」
そんな時代なのですね。

この話を聞いていて、なんだか人間に似ているなという感じがしてきました。
    人間も突然病気になり、突然、死の危機を迎えます。
    そのとき、部品の調達、おっと治療が成功するか、予断を許しませんね。
    心臓手術でさえ、一旦、心臓を取りだして、修理、
    おっと施術してから、また元に戻すのだそうですね。
    ますます部品化している感じです。
歳をとればとるほど、その部品保存期間が残り少なくなってゆきます。
    どの部品がどれだけ保つか、身体の部位によって異なることでしょう。
    心臓は別にして、どの部品が最後まで残ってほしいと、思いますか?

    私は、とにかく次の順序です。
    
        頭
        手
        足

(ここで、外野席から)
    「もう、頭は終わっている!」
by Hologon158 | 2010-09-30 19:06 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

176.01 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」1 異様で新鮮


ホロゴンウルトラワイドで回った新潟の次に何にしようか?
    ちょっと考えて、
    ホロゴン外傳を久しぶりに楽しむことにしました。
    2本のニューレンズの作例は、私にとって本邦初公開。

    WニッコールC28㎜F3.5
    オプラレックス50mmf1.9

9月20日、この2本のレンズをバッグに入れて、飛鳥の奥、稲淵を目指しました。
    ところが、近鉄明日香駅からバスで稲淵に向かったと思いきや、
    バス違いで、飛鳥の中心、石舞台に到着。
    途中、飛鳥の野は異様に緑でした。
    石舞台から稲淵に向かって歩き始めましたが、
    例年なら、まさに曼珠沙華の赤で彩られているはずなのに、
    田野には、そのつぼみすら見えないのです。

石舞台近くの部落道で見つけた光景をまずご覧下さい。


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これこそ、私が使った初めてのニコンレンズなのです。
    そして、私が撮ったニコンの写真。
30年余の間、私が使ってきたのは、ツァイスとライカ。
    どちらもシャープネスよりも、立体的な再現性を重視するレンズばかり。
    そんな私の目には、この写真のスキャンイメージが出現したとき、
    とても異様でした。

    でも、とても新鮮。
by Hologon158 | 2010-09-30 18:29 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

175 ホロゴン画帖48「十潟帖 雨の新潟路地裏は越後女性の風情かな」


新潟25本、スキャン分556枚から20枚選んでみました。
    この町は、yoshiさんを初めとする新潟ブロガーの縄張り。
    凄いストリートフォトがどんどん撮られています。
    私はほかの町の写真事情はあまり知りませんが、
    新潟はかなり写真的に幸せな町なんじゃないでしょうか?

そんな町の写真に私がつけ加えるものはなにもありません。
    ですから、大半は、どこの町で撮られても不思議はない、
    路傍通信のようなものです。

まあ、ご覧下さい。


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by Hologon158 | 2010-09-30 11:11 | ホロゴン画帖 | Comments(0)

174.71 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」71-完-猛烈に刺激を


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ようやく新潟ロボグラフィの旅が終わりました。
    新潟のブロガーの皆さんの写真展で大いに刺激を受けたようです。
    刺激は、まさに私得意の我田引水的にロボグラフィに向かいました。
    1シリーズ71回と、記録的な長編シリーズとなりました。
    旅シリーズなので、途中で、私の不得意なお祭りシーンも入り、
    支離滅裂な写真構成となったようですね。
でも、別に写真作品としてシリーズを組んでいるわけではないので、
    平気の平左。
    ストックというのは、たいていこんなものでしょう。

新潟の旅をここで総括しておきます。
まず、新潟ブロガー7人展には驚きました。
    予想をはるかに上回る上質かつ楽しい写真展でした。
    統一的なデザインをすることなく、
    壁面ごとに、メンバーが自由自在に展示したにもかかわらず、
    統一感とリズムが醸し出されたのは、なぜなのでしょうか?
    1から7までナンバリングされた碁石をバラッと投げ出したら、
    偶然、番号順に並んだと同じほど、難しいはず。
写真のこと、メンバーのことをよく理解している方が、
    展示の順を決めて、それが効果的だったのでは?
    そうでも考えないと、とても不思議な現象でした。

そして、もう一つ印象的だったのは、
    沢山の個性的な人物に会えたことでした。
    新潟のブロガーの皆さん、
    東京から、長野からと、はるばる遠方から、
    わざわざこの写真展のために駆けつけた方たち、
    そして、a1photoさんと、
    みなさん、独特の個性としっかりとした人間性の方ばかり。
とてもよい意味で「類は友を呼ぶ」現象でした。

そんな皆さんの中で、私は一般通常人の代表みたいでしたが、
    個性が薄いだけに、猛烈に刺激を受けることができました。
    そんな刺激を受けて、新潟の路地裏で撮ったのです。
    私としては、かなり手応えのある3日間でした。
by Hologon158 | 2010-09-30 00:49 | ホロゴントラベル | Comments(0)

174.70 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」70 浄化への道


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大阪地検の話を続けます。
インターネットで、こんな記事を読みました。

    主任検事の不正を知った一人の特捜部検事が、
    あくまでも正式な処分をするように、特捜部部長に幾度も談判したけれど、
    結局、部長はミスに基づく内部処理で通してしまった。
    その検事は、そんな部長の顔も見たくないと、その後も適正な処理を求め、
    その後、部長は京都地検の次席検事に、検事は公判部検事に移動となり、
    内紛は終わった。

このニュースソースは不明なので、どこまで確かなのか分かりません。
    でも、こういうことが起こっても不思議はありません。
    悪を許さない、そんな志で検事になる人がたくさん居てほしいものです。
この世の中、ますますおかしくなっています。
    小さな悪はほとんど見逃されませんが、
    巨悪になればなるほど、のうのうと我が世の春を謳歌することを許す、
    そんな現象が近頃、ますます目に余るようになっています。
    一般人なら絶対に脱税事件として処理されるようなことをしても、
    首相なら、知らぬ存ぜぬの一言で、
    脱税事件が単なる申告漏れとして穏便に処理される。
    自宅で何億円もの資金を用意して、
    選挙資金団体のものとして、不動産を購入して、
    そんな資金投入など政治資金法の制限にはっきり触れ、
    秘書がありのまま報告書を作成することなどないことを知り尽くしていながら、
    そして秘書たちが法違反で逮捕され起訴されているのに、
    わたしゃ知りませぬ、なんの責任もありません、と突っ切れる幹事長。

そんなところに、特捜部のエースなる俊英の検察官が証拠をねつ造する!
    市民に、政治家不信と人間道徳の荒廃がますます拡大することは目に見えています。
仏教社会では、悪人は、遅くともあの世では地獄で報いを受けると信じることができました。
    でも、今、地獄の存在を信じる人はあまりいないでしょう。
    この世は、悪い奴でも、強いものが勝ち、とくをする。
    この許しがたい悪の栄華をただす者はいない。
    国民がそう信じてしまうと、社会ははっきりと、
    「自分だけよければよい」と、自己中に向かってすべり落ちてゆきます。

大阪地検の不正事件によって、
    検察庁そのものの威信、声望、信用は地におちてしまいました。
    これを是正するためには、この内部報告書が到達した頂点までの
    すべての関係者を厳しく処分するほかはありません。

その理由は簡単です。
    報告書を受けたすべての関係者が検察官なのです。
    証拠物件であるフロッピーの更新日時がミスによって改変された?
    その一言を報告書で読んだだけで、気がついたはずなのです、
        「おかしいぞ、そんなことができるのか?
         故意の改竄行為の可能性の方が高いのではないか?」
    そして、ただちに部下に向かって、こう指示すべきだったのです。
        1 もう一度大至急きちんと調査させなさい。
        2 故意の改竄であると分かったら、ただちに再報告させなさい。

でも、そのような手順が踏まれた形跡はまったくニュース上は見つかりません。
    上司たちが気がつかなかったとしたら、検察官として無能、失格です。
    上司たちが気がつきながら、内部処理をよしとしたとすれば、
    検察官としての義務違反であり、失格です。

正義の実現の機関としての検察庁の建て直しのためになすべきことは、
処分以外にもどっさりあるはずです。
    どこまで性根を入れて建て直しの努力をするか?
    トカゲの尻尾切りで終わるか?
    しっかり見極めたいものです。
by Hologon158 | 2010-09-29 18:01 | ホロゴントラベル | Comments(0)

174.69 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」69 臭いものに蓋


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大阪地検の話題を続けます。
    主任検事の暴走を知った大阪地検の上司と幹部たち、
    彼らの対応も不可解そのものです。
ことは、検察庁の基盤そのものをゆるがせる、前代未聞の犯罪、不祥事なのです。
    それを、主任検事のミスという弁解を、すべての行動の基礎において、
    ひそかに内部処理を図ったのです。
    主任検事と同様に、リスク評価を根本的に誤っています。

誤った理由が問題です。
    どうやれば、フロッピーの過去の更新日時を改変できるか、
    考えたのでしょうか?
    彼らは、犯罪捜査の専門家なのです。
    ちょっと考えたら、
    そんなことはコンピューター誤操作では絶対に起こらないことは明らか。
    つまり、故意の改竄は自明の事実なのです。

とすれば、1事件の有罪立証の成否など吹っ飛んでしまいます。
まさに、主任検事の犯罪に起因する検察庁炎上に発展しかねない、
戦後最大の危機なのです。

もし彼らが、その時点で、フロッピーを初期化したり廃棄したりして、
    ごめんなさい、ミスでしたと言いはれたとすれば、
    許されないことですが、きっとそうしたことでしょう。
でも、もはやそれができない状態になっていたから、しなかったのでしょう。
    とすれば、まさに一触即発、デフコン1のクライシスです。
    いつ何時、どこから発覚しないとも限らないのです。
時間との勝負です。
    検察庁外部が発見すれば、検察庁自体の地盤奥深くで時限爆弾が爆発します。
    その前に、検察庁自体が事実を明らかにして、
    即決果断に主任検事の個人的犯罪として処理すえば、
    被害は最小限にくい止めることができます。
でも、大阪地検はそれをしなかったのです。
    そのために、主任検事が作った時限爆弾が爆発してしまいました、
    まさに主任検事自身と大阪地検の真下で。

なぜか?
    その理由は知る由もありませんが、
    私の推測するところに、
    ここにまさに官僚制度の弊害が現れたという感があります。

    彼らは、つねに仲間の過失、犯罪を隠蔽して、組織を防衛するのです。
    法務省(検察庁はその最重要の機関)には先例があります。
    刑務所で日常茶飯事のように起こっていた受刑者虐待事件。
    告発を受けて、法務省は調査を開始するも、その事実なしと報告をまとめて、
    臭いものに蓋をしようとしました
    でも、目を覆うばかりの虐待を隠しおおせるものではありません。
    最悪のケースが刑事事件に発展したことはご承知のとおりです。
    このときも、受刑者の悲惨を犠牲にしてまで、隠蔽に走ったのです。
    もっとも基本となる精神、正義の実現のための機関であることを誰もが忘れている。

政治家の堕落、無能化は目を覆わんばかりですが、
年金関係の厚生省役人たちの恐るべき私物化(着服横領、背任)現象に続いて、
なんだか検察庁にも同様の傾向が顕在化しつつある。
とすると、他の省庁も同様ではないか?

    ますます日本が心配です。
by Hologon158 | 2010-09-29 00:11 | ホロゴントラベル | Comments(0)

174.68 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」68 恋する京胡


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大阪地検の話題はひとまずお休みして、書きたいこと、それは、

    中国の京胡奏者呉汝俊(ウールーチン)さんの表現力のことです。

一度、是非You Tubeでご覧になってください。

    吳汝俊在北京人民大會堂~京胡獨奏音樂會 戀慕
    (http://www.youtube.com/watch?v=hYaWaAcQyr8&feature=related)

この「こい」は、喜多郎の作曲ですが、
    この演奏での呉汝俊さんの気持ちは、ご自身の妻への愛情でしょう。
    京胡のすすり泣きのような高音は、
    けっして甲高く耳障りな音にはならず、
    恋心をひたすら切々と歌い上げます。
    演奏する呉汝俊さんの弓の絶妙なコントロール、抑制が印象的です。

近頃、日中関係は極めて不穏になって、解決への緒は見つかりそうにありません。
    どうも日本人には、中国や韓国への強烈な敵意を抱く方が多くて、
    そんな方には、中国、韓国と関連するものであれば、
    芸術であろうが、人であろうが、全部一緒くたにして、
    全部、ゴメンだ、という方もかなりお出でのようです。
    そんな方には、たえず、中国、韓国の話題を取り上げる私のブログなど、
    完全なる排斥の対象でしょう。

残念ながら、私の友人にもそんな方が居ます。
    その人の前ではけっして中国、韓国の話題は持ち出さないことにしています。
    どうもA、B、Cといやな体験を重ねると、
    中国、韓国の他のすべても同様に全部いやだという気持ちになるようです。
    「私は彼らの本当の姿をよーく知っています」
    そうおっしゃった言葉に驚いたことを思い出します。
    なにかをすべて知ることなど、誰にも、どんなことにもできない。
    私はそう考えているからです。
家庭で幼時から植え付けられた偏見も大きく影響しているようです。
    ですから、理屈、理論の問題ではありません。
    理性的な説得、圧倒的な反証などはなんの意味もありません。
    心の一部となってしまい、偏見であるとは思わないのです。

私は、幸いなことに、なにかに嫌悪、憎悪をもつということがありません。
    まして、ある民族が優秀で、ある民族は劣等などとはけっして考えません。
    誰がそんな検証をしたのですか?
    民族の優劣を決めても、目の前の人を評価する資料、根拠にはなりません。
    幸い両親ともになにかに偏見を持つということがない家庭でしたので、
    世界中どこに行っても、自分より下に見るということがありません。
そんな気持ちですから、呉汝俊さんの音楽を素直に楽しめます。
    ありがたいことです。

でも、私にも、自分が偏見だとは夢にも思わない、
さまざまな思考の偏差、狭窄があるに違いありません。
    どんなことにも心を開き、
    新しい情報によって、自分の思考を修正することで、
    少しずつ、自分でも気づいていない偏見の霞みを取り払いたいものです。
by Hologon158 | 2010-09-28 21:32 | ホロゴントラベル | Comments(0)

174.67 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」67 アホかバカか


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なんだかこの世の中、訳の分からないことが一杯起こっていますね。

    大阪地検の証拠改竄事件。

2回に分けて、今回の事件を考えてみます。

主任検事は同僚に「時限爆弾をしかけた」と、打ち明けていたそうですね。
    では、主任検事は証拠を改竄することを犯罪とは思わなかったのでしょうか?
    正義の実現を理想とする職業なのです。
    それなのに、いったい、これはなんですか?
この打ち明ける行為は、どうやら自分の作戦の自慢だった感じがします。
    だとすると、改竄を知られても平気だということは、
    この程度のことも有罪立証手段だったのでしょうか?
それじゃ、起訴された人はたまったものじゃない。
    あなただって、いつこのような事態に陥るか、わかったものじゃありませんよ。
    検察庁の存立基盤そのものをゆるがせかねない、大変な事態ではないでしょうか?

次に、フロッピーの更新日時が有罪立証にどんなに役立つとしても、
    被告人側の認識とはおそらく違うはず。
    だとすると、被告人側がフロッピーの更新日時について
    改竄の疑いを抱かないとは限らないのです。
改竄の有無は、コンピューター専門家が鑑定すればすぐ分かります。
    そうすると、被告人側が別の事実をしっかりつかんでいたら、
    当然、フロッピーの鑑定という事態に発展しかねない。
    改竄の事実が発覚すれば、有罪立証どころではない、
    自分のクビが飛び、犯罪捜査にまで発展するリスクがある。

このリスクを主任検事はどう評価したのでしょう?

    リスクがないと考えたとしたら、アホ。
    リスクがあるのに、改竄を敢行したとすれば、バカ。

どちらにせよ、あまりにも稚拙で犯罪的な改竄行為。
    これが天下に名だたる特捜部の主任検事のやることですか?
    あなたは、どんな法曹教育を受けてきたのですか?
by Hologon158 | 2010-09-28 17:26 | ホロゴントラベル | Comments(0)