わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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208.36 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」36 よかった!


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


妻と2人でお茶を頂きながら、音楽を聴きました。
レコードを聴くときは、真空管アンプを中心とするセットですが、
CD音楽を聴くときは、iPodをYoshii9につなげて、
MP3の音楽を鳴らします。
それでも、Yoshii9は朗々と歌い、
部屋全部をその音楽の録音されたホールに変えてくれます。

以前一番よく聴いたのは、バッハでした。
アルトゥール・グリュミオーのバッハ「無伴奏パルティータ」
今は、二胡です。

閔惠芬さんの「陽関三畳」
何十回と聴きました。
中国音楽のエキスが詰まっているばかりではありません。
ありとあらゆる芸術の最高の頂点の1つ、
いつもそう感じます。

今日、閔惠芬さんはとりわけ豊かに歌ってくれました。
最初の音から最後の音まで、まるで完璧。
七色どころか、何十色もの音色で、
切々と語りかけるように、二胡がつぶやき、歌い、慟哭します。
あなたも経験されていることと思いますが、
優れた演奏は、レコード、CDで何度聴いても、
はじめて聴いたかのよう!
閔惠芬の音楽はとりわけそうです。
すべての音、すべての旋律、すべての歌が、
今、そこで、まさに生み出されているかのように、新鮮で衝撃的。

この名演に巡り会えて、幸せ!
生きていて、よかった!


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by hologon158 | 2011-01-31 16:44 | Comments(0)

ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」35 ひそひそと降りつもる


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


南邦和詩集「神話」(土曜美術社)の冒頭の詩がいいですね。

    ひかりたわむれる波のかなたより
    ひたひたと押しよせてくるもの
    樹海のざわめきのはるかな高みから
    ひそひそと降りつもるもの
    目には見えない だが
    こころのうちにひびいてくる
    潮騒のようなもの

詩人がどんな状態を歌っているのか、
私にはただしく理解できる自信はありません。
でも、自分もそんな状態になることがあります。
だから、この言葉にうたれます。

どんなときにそんな状態になれるかは言えません。
なにかの拍子に、今がそうだ、
そうことだけは確信できます。
そんなとき、自分は独りぼっちではない。
なにか、時間を超えたもの、
永遠なるものと結ばれているのかも知れません。

そんな瞬間を求めて生きているのかも知れません。


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by hologon158 | 2011-01-31 15:18 | Comments(0)

208.34 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」34 ジグザグ、ジグザグ


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


どんな分野でも変わりません、
偉大な芸術家には、常に「確信」が備わっています。
すべてにわたって、ギリギリの離れ業。
だけど、確信に満ちているから、余裕があります。

写真で言えば、カルティエ=ブレッソンがそうですね。
昔、私が属していた写真クラブでのこと、
メンバーが傲然と言い放ったことがあります、
「カルティエ=ブレッソンなんか時代遅れだ、
今の写真家の方がずっと凄い写真を撮っている」
この「今の写真家」とは、もちろん、ご自分のことです。
そう考えているカメラマンは数知れないでしょう。
もちろん、今のカメラは猛烈に高機能です。
シャッターを押せば撮れます。
だから、どんな状況でも、安心してシャッターを押せばいい。
凄いピント、凄い色、凄い実在感で撮れます。
でも、私同様、それはカメラに撮ってもらっているだけ。

カルティエ=ブレッソンは、露出計もオートフォーカスもない、
古代カメラ(戦前なら、バルナックのライカDⅡのようなもの)で、
画面の隅々まで見事に構図が決まり、
しかも生命感と空気感と時代とが漲っている名作を撮り続けました。
ある瞬間にシャッターを押す、
その瞬間を確信できる人だけが可能とするような作品たち。
彼の人間性と技とがそれを実現し、
その作品たちには彼の心が顕れ、天才の刻印が記されています。

でも、こんなことを書いても、無駄でしょう。
上記のメンバーのような人は、自分だって天才、そう信じていますから、
ああ、そうか、そうかとうなづいくことがあっても、
でも、自分の写真を見たら、
「うーむ、凄い!
やっぱり私の方が上だな」
こうして、アートの歴史は進んでゆくのでしょう。

ですから、アートの歴史は上昇線ではありません。
上がったり、下がったり、ジグザグ線を描いて、彷徨っている。


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by hologon158 | 2011-01-31 14:22 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.33 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」33 忙しい


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


今日は休業日です。
でも、忙しい。
忙しいと、腰を落ち着けて文章を書くことが難しいですね。
とりあえず、写真だけアップしておきます。


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by hologon158 | 2011-01-31 12:31 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.32 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」32 ご心配でしょう

 
          [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


Rara Avis写真展のメンバー、AKさんの写真もカラーです。
私と一緒に北京の胡同を歩いたときの作品を出展されます。
生まれて初めて、21㎜でノーファインダー撮影を敢行。
結果は、大成功でした。
人々の動きがとても自然。

もともと自分でプリントされる予定だったのですが、
急きょ、私の方でプリントすることになり、
昨夜、アマゾンにプリント用紙を注文しました。
それが、今日午後6時には配達されるのですから、
便利な世の中になったものです。

早速プリント。
A4写真プリントって、インクをやたらと食いますね。
4人分のプリントをする直前に、
インクカートリッジを全部入れ替えたのですが、
幾度かやり直しをし、6枚ばかり白線が入ってアウトもあり、
もうそのうち4色は入れ替え。
なんとか全部プリントするのに、成功しました。

こんな風に書きますと、あなたは不思議に思われるかもしれません。

写真展をA4でやるんだって?
どこでも、少なくともA3ノビ、半切は常識じゃないの?
そんなスケールの小さい写真展なんて、見たことがないよ。

そう、常識外のことをするのが、Rara Avisの伝統なのです。
実際にプレゼンテーションしたとき、どんな印象になるか?
細々、ちまちまとして、けちくさい写真展になるか?
ご心配の向きも多いことでしょう。
どうぞ、私たちのために真剣に心配なさってください。
そして、その心配が的中してやしないか、と、
是非、お出でになって確かめてやってくださいね。

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by Hologon158 | 2011-01-31 00:11 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.31 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」31 廃屋問答


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


私がいつも撮る廃屋があります。
今日、通りかがりに、クセノン50mmf2.8でご機嫌で撮っていますと、
年配の男が一人近づいてきました。

廃屋の裏に金網の区画があります。
土地を管理しているらしい不動産業者が「ゴミ捨て禁止」を標示しています。
日本人にはとても善良で素直な性質をもつ方が沢山居て、
こんな標示を見ると、途端に、ここはごみを捨ててもよい場所なんだと、
とても善意に解釈して、車でわざわざさまざまな廃棄物を持参します。
この男、軽トラを止めて、ここでなにやらしていたのです。

いきなり尋ねました、
「あんた、どこから来たんや?」
「この近くですよ」(どこだって、いいじゃない。あんたに答える必要ないよ)
「あんた、何撮ってるねん?」
「廃屋を撮っているんですよ」(見たら、分かるじゃないか)
「なんで、そんなもん、撮るねん?」
「好きだからですよ」(なんでだって、いいじゃないか)
「そんなもん撮らんと、もっとマシなもん撮ったらどうや?」
「これが好きだから、撮るんですよ。
人間、誰でも、自分の撮りたいもの、撮ればいいんじゃないですか?」
(あんたが撮れば?)
沈黙。
私が玄関付近を覆う、ずたずたに裂けたビニールカバーを撮りますと、
付いてきて、
「表札撮ったら、あかんで。
犯罪になるからな」
「表札なんか撮っていませんよ。
この破れたビニールカバーが面白いから撮っているんですよ」
(へえ、なんという犯罪なの? ちょっと教えて?
そんな犯罪、どこにもないよ、この馬鹿)

でも、私は、生涯、見知らぬ人にも知っている人にも、
呼び捨て、命令口調でしゃべったことがない人間です。
常に丁寧語でしかしゃべらない。
時々思うのですが、
こんなとき、頭ごなしにやりかえせたら?
括弧内がその一例。
でも、そんなことをするつもりはありません。
丁寧語で返すとしても、けっして下手には出ませんので、
それで十分です。

男は、返す言葉を失ったらしく、そのまま黙ってしまいました。
でも、私も思いましたね、
ほんと、もっとマシなもの撮ったら、いいのにねえ......


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by Hologon158 | 2011-01-30 21:05 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.30 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」30 ちょっと腰がひけて!


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


今日は水墨画展に行ってきました。
私が同業の友人がDMをくれたのです。
油絵を描いている人なのですが、今度は水墨画も始めたのです。
私も引退したら、なにかを始めたいと物色中。
水墨画も有力な候補です。

以前拝見した水墨画展には落胆しました。
先生だけがしっかりとした筆致。
残りのお弟子さんは例外なく、よれよれ、ぐらぐら。
これは、どこかおかしいですね。
おそらく、この先生、教育能力はかなり低い、そう感じました。

今日は、ついでに、カメラを二台もって家を出ました。
ホロゴンライカワイドは、昨日の近江八幡の残りが15枚。
それと、クセノン50mmf2.8付きのレチナⅡc大窓。

昨日、DAさんがクセノン用フードをプレゼントしてくれたのです。
ご存知でしょうか?
クセノンのレンズ周辺のスリットに差し込むと、カチリと固定されます。
プラスチックなのですが、内部には斜光の凹凸も成形されて、
かなり完璧な、そして大変に軽量の、可愛いフードなのです。
このフードの効果を確認したい。

東大寺大仏殿前バス停で下車。
撮影しながら画展の会場である奈良県文化会館に向かいました。
これがまずかったですね。
もう撮影に夢中になってしまい、気がつくと、
ホロゴンで2本半、クセノンで2本、撮っていました。

水墨画展に着いたのは、午後3時丁度。
県文化会館の2階のホール2つを借り切って、沢山並んでいます。
まず先生の絵を拝見し、順番に壁面を2つ拝見、
まさに友人の絵を見終わったところで、
突然、次の絵を老人が片付けはじめました。
なにを急いで居るんだろうと、周りを見回しますと、
バラバラと会員さんたちがボックスを持って出現。
あっという間に、壁面から絵を下ろしてしまいました。
まず水墨画展に来てから、写真を撮るべきでした。

わずかに拝見できた20枚ばかりの印象は、
皆さん、楽しんでいるし、がんばっています。
でも、本格的な絵を描けるまではかなりの道、という感じ。

それと、もう一つ感じたのは、会員の年齢層。
もう老人ばっかり。
ちょっと腰がひけます。

若い人もメンバーにいる何かを探したいですね。


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by Hologon158 | 2011-01-30 19:02 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.29 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」29 オンブお化けよ、消えろ

           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


小沢氏、起訴されても離党はしないと宣言しているようですね。

私のブログをお読みであれば、お気づきになっていることでしょう。
近頃、政治のことは記事にしない。
なぜか?
もう、あきれかえって、言葉もでないからです。

小沢問題は、民主党にとっては、どこまでも取り憑いて離れない鬼門。
小沢氏は、菅民主党政権に取り憑いたオンブお化けでしたが、
今は、日本の政治全体に覆い被さる超オンブお化けとなって、
どこまでもしがみつくぞという宣言です。
「政治は私一人ではできない。
志を同じくする同志がいて、同志と力を合わせることで、(政策が)実現できる」
「将来を見通して、『国民の生活が第一』の政治を現実のものにするために、
全力を尽くしていきたい」
ありがたいお言葉で、お礼の言葉も出ませんね。
小沢氏は、菅政権を引き倒すつもり。
だけど、もう受け皿となるべき野党がありません。
日本の政治そのものを引き倒すつもりなのです。
そのどさくさの中で、自分は生き延びるつもりなのです。

解決策は、1つしかないのです。
今、政治のガンとなっているのは、小沢問題なのです。
小沢氏とその子分たち、ついでに、無能の極致の鳩山氏を切り捨てて、
自民党などの野党と一緒に新党を作り、もう一度解散する、
これしかありません。
現在の与野党間の政策のずれなど、それからしっかり調整すればよいのです。
刑事被告人となった小沢氏を党首とする新党に投票する人など居ません。
オンブお化けを振り捨てるただ一つの方法。

でも、自分の利害しか見えない今の政治家達にそれができるか?
できませんね。
つまり、八方ふさがり。
その間に、日本はずるずると奈落の底に。

だから、もう政治については、書きたくないのです。


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by Hologon158 | 2011-01-30 13:15 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.28 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」28 ロボグラフィ偏在原理


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


昨夜はぐっすり寝ました。
1つ思いだしました。
昨日、近江八幡のことです。
八幡山の麓道を八幡堀からヴォーリズ記念病院に向かうとき、
はるか先行したDAさん、私を待ちながら、こう思ったそうです、
「なんで僕はこんなところにこうしているんだろう?」

極めて正統的なストリートフォトを撮るDAさんは、
けっしてロボグラフィストではありません。
どの町に行っても、きちんと作品を作りますが、
なんでもよい、来るものは拒まずというタイプでないだけに、
自分の被写体に会わないと、シャッターを落とすことはしません。
「ここは1つ押さえておきましょ」ができない人なのです。

それに引き替え、私は、なんでもござれ、
「これもあれも全部押さえておきましょ」式で撮ります。
今掲載中のシリーズなど、その典型です。
出会い頭、全部撮っています。
フォトジェニックなものはどこでも転がっているわけではありません。
でも、ロボグラフィなら、どこでも転がっているからです。

私と一緒に歩く不遇をかこつ、DAさんに、
「もうしわけありませんねえ。
こちらは、もう、ずっとフェスティバル!」
感じる心、感じる対象が、人によって完全に違います。
私の場合、こんなものに感じる人間なのだから、
仕方がありませんね。

ロボグラフィ偏在原理。
君も私もみんなロボグラフィ!

自分が感じるものを、人が感じないことをうらんでも意味がありません。
でも、どこを歩いても、例外なく、数知れぬロボグラフィたちに会える、
私は幸せな人間なのです。

だからでしょう、
いつもながらのことですが、
まったく疲れは残っていません。
エネルギーを消耗していないのです。
むしろ、ロボグラフィたちからエネルギーをもらっています。

ところで、このシリーズ、まだ120枚残っています。
8枚ずつで、きっかり15回分。
もう皆さん、あきあきでしょう。


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by Hologon158 | 2011-01-30 11:06 | ホロゴンデイ | Comments(0)

208.27 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」27 ヨシもアシも一緒?

 
          [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


今日は、かなり健脚の2人組だったので、ずっと歩き通し。
近江八幡駅から北西方向にある八幡山まで大通りが走っています。
私たちはその向かって右手、北側の裏道伝いに八幡堀まで歩きました。
もう最初から、ロボグラフィ満開の町でした。
私には、なにがロボグラフィで、なにがそうでないか、言えません。
予測することも、期待することもできません。
その場に、そのとき行ってみないと、見つからない。
でも、ぶつかると、瞬時に、分かります。
こいつ、ぼくを待ってくれていたんだ。

八幡堀の近くで、おでん定食を頂きました。
このおでん、よく味が沁みて、絶品。
これでご機嫌になり、さらに撮影を続行しました。

裏道を撮り続け、八幡山の山麓道を北上し、
ヴォーリズ記念病院のところで右折して、水郷に入りました。
午後4時46分、ヴォーリズ記念病院の1つ南のバス停でバスに乗るまで、
2時間ばかり水郷をうろうろ。
残念ながら、期待した雪は木の幹の凹みに少しだけ。
風もなく、穏やかな1日でした。
前回書きましたように、収穫は16本と20枚。
内9本と20枚がホロゴン、7本がヘリゴン35㎜f2.8。
ヘリゴンが大健闘でした。

冬の淡い青ですが、全天蒼天。
沈む日が西空の雲と戯れて、大きな空がなおさら大きく見えました。
そんな空の下を歩ける、これも幸せの1つ。

近江八幡の北部には、葦の群生する水郷が広がります。
全国有数の葦の産地。
なんでも、今では「葦」が「悪し」を連想させるので、
「ヨシ」と呼ぶそうです。
葦はあしであって、悪しではありません。
そんなダジャレで、長年の名前を変えるとは、アホか、と言いたい。
ですから、私はあくまでも「あし」と呼びます。
たった1年で、この葦がかなりみすぼらしくなっていました。
どこもかしこも、貧弱で殺伐となっていました。
なんだか、日本経済の影響じゃないか、そんな風に思いたくなります。

せめて、私の写真だけでも、高度成長を遂げたいものです。
途中、一休みと、ベンチに座っていると、
両肩に大きな望遠ズームを付けたカメラの写真家が通りすぎました。
私たちの貧弱な装備を見て、プイッと顔を背けました。
完全に見抜かれてしまいました。
炯眼の士と言うべきでしょう。
それに、この方、鼻の下に、立派な口ひげも蓄えていました。
これじゃ、もうハナから、かないませんね。


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by Hologon158 | 2011-01-30 00:36 | ホロゴンデイ | Comments(0)