わが友ホロゴン・わが夢タンバール

<   2011年 03月 ( 119 )   > この月の画像一覧

221.06 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」6 がっくり!



c0168172_2241643.jpg



内橋克人「匠の時代2」(講談社文庫)で、素敵な話を読みました。

昭和52年、小西六が世界最初の自動焦点カメラを商品化します。
コニカC35AF(ジャスピンコニカ)
その開発話。

富岡弘社長はカメラ生産部技術部長内田康男に命じます、
「オートフォーカスをピッカリコニカに入れなさい」
各社が一眼レフを自動焦点化しようと競争している中で、
小西六の技術者たちはとんでもない課題を与えられてしまいます。
ハネウェル社の超小型ピント検出装置を使い、
ヘリコイドの駆動をモーターから電磁石に切り替えて、
この不可能と思える難題を見事クリアーしてしまったのです。

日本の技術者の凄さ!
でも、これに引き換え、
日本の科学者たちと来ると、もうなんとも頼りになりませんね。

「原発の全電源喪失、米は30年前に想定 安全規制に活用」
(http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103300512.html)

この記事を読んで、がっくりしてしまいました。

ずっと昔から、全電源喪失の状況の危険は指摘されてきたのです。
ところが、日本の学者たちと来たら......

原子力安全委員会は90年、原発の安全設計審査指針を決定した際、
長期間にわたる全交流動力電源喪失は、
送電線の復旧又(また)は非常用交流電源設備の修復が期待できるので
考慮する必要はない」とする考え方を示した。
だが現実には、送電線も非常用のディーゼル発電機も
地震や津波で使えなくなった。
原子力安全研究協会の松浦祥次郎理事長(元原子力安全委員長)は
「何もかもがダメになるといった状況は
考えなくてもいいという暗黙の了解があった。
隕石(いんせき)の直撃など、
何でもかんでも対応できるかと言ったら、それは無理だ」と話す。

なにをたわごと言っているのですか?
全電源喪失の危険を想定すれば、
その電源をただちに回復できない危険も考慮に入れるのは当然!
それなのに、すぐ復旧できると想定する安易さ!

「何もかもがダメになるといった状況は考えなくてもいい」?
なんで?
なんで、考えなくていいの?

逆じゃないか、考えなくてはいけなかったのだ!

彼ら、要するに、ぐっと目をつぶっただけなのです。
つまり、思考停止。

アホか!
アホか!
アホか!

おかげで、幾万という人が流浪の民と化し、
関東一円の約2000万の人たちが放射能におびえる日々を送っています。
by Hologon158 | 2011-03-31 22:07 | ホロゴンデイ | Comments(0)

221.05 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」5 あなた、無理ですよ



c0168172_12145915.jpg



枝野官房長官の30日午後5時前の会見の一問一答を読みました。
(http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103300446.html)

——東京電力の勝俣会長が会見し、
福島第一原発の1〜4号機は廃炉にせざるを得ないと発言した。
政府、長官としても同様の認識か。
「もうすでに何度か申しあげているが、
客観的状況ははっきりしている話で、
判断という以前の問題ではないかと思っている」

(どういう意味なんですか?
質問は、政府としての意向を尋ねているんですよ。
政府は、原子力行政の重要な課題として、廃炉にすべきか、
自ら決定すべきではありませんか!
これじゃ、まるきり答えになっていない。
自分の責任を回避するために、質問をはぐらかす、
これは無責任というより、無能というものです)

——会長は現在の炉の状況について一定の安定を見たという認識を示した。
「いろんな評価の仕方があろうと思う。
ただ、燃料棒を冷却をし続けないと、被害が大きく広がるという中で、
冷却ができている。
普通に運転している原子力発電所の状況とは違うが、
一定程度継続して冷却ができる状況になっている限りにおいては、
そういった認識もあるのかなと思うが、
これを収束に向かわせるためには、
さらに大きな努力を進めていかなければいけない状況だ」

(なにを言っているのですか?
政府として、完全に逃げているじゃないですか?
燃料棒はまだ活発に活動し続けているのですから、
冷却なんて言える状態では絶対にありません。
だから、自分でも認めている、
「燃料棒を冷却をし続けないと、被害が大きく広がる」
こういうのを「白馬は馬ならず」というのです。
現状は、冷却、安定からほど遠い!
その見通しなど全然立っていないことは明らかじゃないですか!
政府として、しっかり現状打開のための指揮をしなさい!)

——福島第一原発の5・6号機はどうするか。
「政府が認識とか判断という以前に、
これについても全体の状況、客観的状況として、
ある意味では、はっきりしているのではないかと思っている。
改めて私から申し上げるまでもないと思う」

(これは、完全に「逃げ」そのものの発言。
だから、廃炉にするのか、しないのか?
この言葉からは、どちらにでもとれる。
つまり、なにも言っていません)

この人の記者会見は、最初から終始、逃げ、ぼかしの一手。
はっきり言って、彼と彼のスタッフは途方に暮れています。
事態を正確に認識できず、先行きを予見することもできない。
どうしたらよいのか、ぜんぜん分かっていないのです。
だから、国民に不安を抱かせないように、オブラート、オブラート。

枝野さん、この事態はあなたの手に余ります。
日本は、もっと有能なリーダーを見つけられないのでしょうか?
by Hologon158 | 2011-03-31 12:19 | ホロゴンデイ | Comments(0)

221.04 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」4 完全な人災!



c0168172_11541477.jpg



東電の会長会見の一問一答を読みました。
(http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103300554.html)

こういうやり取りがあります、

——人災の側面についてどう受け止めているか。
「私自身、まずさは感じていない。
現場は電気がついていない、通信ができない、
そういう中で作業しなければならないから、長くかかった。
意図せざる遅れがあったと思う」
——津波対策を怠った責任はどう考えているか。
「津波が大惨事を引き起こしたという意味で
対策が不十分だったということになる。
これまでの経緯をふまえて、十分だったのか、今後つめていきたい」

やっぱり、というところです。
肝心要の所を避けています。
気づいていないはずがないからです。

今回の事故は完全な人災です。
もっと凄い大津波を東北電力の原発はしのいだのです。
津浪対策と電源対策、この2つが万全なら、なにも起こらなかった!

想定外の震災なのだから、やむをえない、不運だった、
という弁護論もあるようです。
とんでもない。
東北電力はちゃんと想定していました。
そして、なによりもまず、原発の事故は致命的なのです。
起こってはならない。
起こさないことが存在理由なのです。

原発建設の際の地元説明は、常にこうでした。
「原発事故は起こりません。
すべての事態に対応できるよう保護機構を用意してあります」
だから、地元民は建設を応諾したのです。

会長は、本来はこう答えるべきでした。

——人災の側面についてどう受け止めているか。
「今回の事故はひとえに建設時に十分な安全設計を考えていなかったから。
とくにすべての安全装置の根幹となる電源対策を怠ったからです」
——津波対策を怠った責任はどう考えているか。
「津波がこれほどの事故につながるとは考えていませんでした。
まことに申し訳ありません。
これまで内外から、津浪対策、電源対策について警告を受けていながら、
これを無視してきたのは、ひとえに予算がなかったから。
怠慢であり、ミスであったことは認めざるを得ません。
これまでの経緯をふまえて、この責任をどうとるか、
原発をどうすべきか、今後つめていきたい」

東電さん、ごまかしちゃ、いけませんよ。
そして、菅首相、ごまかしに乗っちゃいけませんよ。

国民は、東電と原子力行政機関の怠慢、過誤、無責任をけっして許しません!
by Hologon158 | 2011-03-31 11:55 | ホロゴンデイ | Comments(0)

221.03 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」3 バルターに参った



c0168172_23441222.jpg

c0168172_234437.jpg

c0168172_23435558.jpg

c0168172_23434892.jpg



KTさんからお借りしたバルターは、ライカIfに付けました。
KTさん、バルター50mmf2.3を私に手渡しながら、

「このレンズは、ラプター50mmf1.9のような精密描写じゃありません。
もっと大づかみで、まるで中判で撮っているかのような、
落ち着き、厚みがあります」

まさに殺し文句。
私はイチコロで、降参。

残念ながら、ライカIfは距離計がありません。
でも、バルター50mmf2.3は開放で撮りたい。
やむなく目測で撮りました。

一本の前半は開放、後半はf5.6に絞って撮りました。
この4枚は開放です。

こうして並べてみると、さすがにこのレンズ、重厚ですね。
ガッと大づかみにするような力感が漲っています。

ライカIfは、距離計どころか、ファインダーもありません。
ですから、これらすべて、当てずっぽうです。
ホロゴンウルトラワイドにならい、水平垂直だけ保持しました。

このレンズ、映画用のレンズだけに、
雰囲気描写がお得意のようですね。
by Hologon158 | 2011-03-31 00:00 | ホロゴンデイ | Comments(0)

221.02 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」2 リーダー交替!



c0168172_2262132.jpg



昨日の日経朝刊で、原発の現状と対応策に関する記事を読んでいて、
どうしようもなく、感じたことはこうです。

事故発生以来、ずっと注水して冷却作業を継続しているのにかかわらず、
ほとんど状況が変わっていない。

燃料棒はいまだに溶融を続けているらしい。
原子炉内の水温はいまだに上がったり下がったり。
放射能測定値はある場所で減少しても、ある場所で増大している。

東電は、原子炉内部を完全にコントロールしているでしょうか?
ノー!
逆に、ぜんぜんコントロール不能の状態が続いている。
東電の施策は有効に機能しているか?
ノー!
東電は、各原子炉の故障状況、現況を完全に把握しているか?
ノー!

じゃ、東電はなにをしているのか?
とりあえず、思いつくことをあれこれと試している、
ただそれだけ!

原子炉内部及び外部の状況を、
外部から完全に精査できる機能はあるのでしょうか?
正常に機能しているときには、モニターができたのかもしれません。
でも、今回は、電源そのものがやられてしまったので、
モニターできなくなってしまったようです。
電源がようやく回復したようですが、
モニター機能は回復したのでしょうか?
どうやら状況から判断して、回復していない!

じゃ、外部だけでも直接観察したいところですが、
放射能のせいで、十分に接近することすらできないようです。
遠巻きにしているだけ。
米軍の偵察機も投入されたようです。
ロボットの活用プロジェクトもようやく立ち上がったようです。
これらすべての動きが、
東電が目下打つ手を失っていることを示しています。

原発の燃料棒の活動を完全に停止し、放射能の拡散を封殺しない限り、
原発が日本人の生活と経済に与える悪影響は拡大するばかりでなく、
当初、大震災によって集まった日本に対する同情は、
次第にいらだちに変わりつつあります。

ところが、完全に原発の放射能を押さえ込むまでに2、3年はかかりそう、
そう予測する向きもあるようです。
東電はもとより、日本政府についても、問題解決能力なしとして、
信用性はどんどん低下し、
ついには致命的なレベルに落ち込むことは目に見えています。
ひいては、世界経済にまで悪影響を及ぼすことになりそうです。

東電は、来るべき責任追及、損害賠償請求などの見通しをを考慮しながら、
どうすれば東電の責任を回避し、賠償請求をかわして、生き残れるか?
このことを最大の目標として、原発を処理しようとしています。

民主党政権もまた、火中の栗を拾うことなく、
なんとか政権にダメージを与えない方向で、
問題を処理しようと、なかば傍観者的に腰を退いてしまっています。

野党は野党で、高みの見物と決め込み、民主党政権に協力して、
この国難を乗り切ろうという姿勢など、かけらもみせません。
それに、そんな姿勢をとろうにも、
彼らもまた無能で、どうしてよいのか分からない。
だから、自民党は政権を失ったのです。
彼らに任せることもできません。

東電も政府も、事態が自分たちの手に負えないとはっきり認めて、
専門知識とリーダー能力とを備えた専門家をリーダーに選び、
彼に総指揮をゆだねるべきです。
彼の下で、世界中の原発事故に関するスペシャリストを糾合して、
世界最高のプロジェクトチームを作るべきです。

リーダー、交替!
by Hologon158 | 2011-03-30 22:08 | ホロゴンデイ | Comments(0)

221.01 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」1 至福の世界


今回から、墨田区玉ノ井に移動しましょう。

玉ノ井と言えば、永井荷風の「濹東綺譚」の舞台。
その雰囲気はまるで残っておらず、
むしろロボグラフィの宝庫となり果てた感があります。

neonさんとGG-1さん、
町歩きのスペシャリストでレンズ収集家のKTさん、
私の親友のDAさん、
この4人の方と歩いた、この1日は至福の世界でした。

まずは、KTさんからお借りしたバルター50mmf2.3の写真をごらん頂きましょう。


c0168172_2123391.jpg

by Hologon158 | 2011-03-30 21:24 | ホロゴンデイ | Comments(0)

220.00 ホロゴン画帖66「十都帖 花のお江戸神田も今は歓楽街」



神田の歓楽街を撮ったのは今月5日でした。
銀座では、あのかつての風流な銀座の町並みが、
上海なみの煌々たるイルミネーションに浮かび上がる、
ただのショッピングタウンに変貌しているのに驚き、
寂しさを感じたのも、同じ日でした。

今、どうなのでしょうね?

一週間後に、日本にこんな危機が訪れるなんて、
誰が予測できたでしょうか?

私の十画帖は、それと知らずに、太平楽に暮らす、
神田の思い出。

それとも、
すでに神田も銀座も元に戻っているのでしょうか?


c0168172_18343716.jpg
c0168172_18343090.jpg
c0168172_18342242.jpg
c0168172_18341459.jpg
c0168172_1834758.jpg
c0168172_1834022.jpg
c0168172_1833531.jpg
c0168172_1833454.jpg
c0168172_18333765.jpg
c0168172_1833308.jpg
c0168172_18332354.jpg
c0168172_18331648.jpg
c0168172_1833811.jpg
c0168172_1833132.jpg
c0168172_1832521.jpg

by Hologon158 | 2011-03-30 18:37 | ホロゴン画帖 | Comments(0)

219.27 ホロゴンデイ65「2011年3月6日僕ら江戸っ子神田の生まれだーい」27-完-水は何処から?



あちこちに出現している高濃度の放射能を含む水が、
原子炉内部から来たことは間違いがありません。
でも、その経路が不明であるのは、もっともなところがあります。

この宇宙で、水は最小の分子です。
どれくらい小さいか、わかりますか?
昔、量子論学者が書いていたたとえ話を思い出しました。

たとえば、あなたの故郷の海岸からコップ一杯の水をとります。
その水分子一つ一つに印を付けて、もとに戻します。
これを「ふるさと水」と名付けましょう。
それから、神様にお願いして、地球上の海という海を完全に撹拌してもらいます。
それから、できれば出張旅費をもらって、どこでもいい、
海外のどこかに旅行してください。
たとえば、南アメリカ大陸の南端、パタゴニアにはるばる旅をして、
マゼラン海峡の海岸に下りていって、コップ1杯の水を汲み上げます。

そのコップの中に、ふるさと水は含まれているでしょうか?
含まれているなんて、どなたもお答えにならないでしょうね。
私も、初めて読んだとき、「そんなバカな」
でも、ちゃんと含まれているのです。
それも、100±10ほども!

それほど、水分子は小さい!

建築業者にとって、防水工事はときに悪夢となります。

マンションで三階305号室の天井に水が滲み出た。
てっきり、真上の四階405号室が犯人と思ってどなり込んだら、
ぜんぜん別の607号室だった、などということもあります。

漏れた水がどう伝わって行くかも、まさに奇想天外。
おそらく原発でも、似たような事情にあるのではないでしょうか?

原子炉の周辺には、さまざまな配管と弁、さまざまな機械があるはず。
原子炉は強靱そのものでも、
このような付属品は、地震には耐えても、爆発に耐えるのは難しいはず。
それなのに、高放射能で、原子炉付近に立ち入ることも無理。
となると、原子炉本体と周辺機器等の損傷の有無、程度は、
チェックすることすら困難な状況にあるようです。
つまり、水漏れ個所の推定など、無理。

これじゃ、適切な修理など、夢のまた夢では?


c0168172_0465045.jpg

c0168172_0464163.jpg

c0168172_0463493.jpg

c0168172_0461822.jpg

c0168172_0462622.jpg

by Hologon158 | 2011-03-30 00:53 | ホロゴンデイ | Comments(0)

219.26 ホロゴンデイ65「2011年3月6日僕ら江戸っ子神田の生まれだーい」26 リーダー候補



c0168172_22381322.jpg



適確果断な決断力と実行力を示すリーダー候補を、
もう一人書いておきます。

前にも一度書いた記憶があります。
でも、当時は今よりもさらにアクセス数が少なかったので、
お読みになった方はおいでにならないでしょう。

私の姉から聞いたと記憶しています。
姉の友人、まだ小学3、4年生だった頃のことです。

小さな弟と田んぼのあぜ道を歩いていました。
ふっと振り返ると、弟の姿がありません。
見渡すと、道の側に野壺が目に止まりました。
トイレから汲み取って、肥料用に田んぼの脇に貯蔵する穴。
さては、と考えて、駆け寄りました。
やにわにぐっと手を突っ込んで、探りました。
すると、弟の頭の髪の毛が手に触れたのです。
髪の毛をぐっとつかんで、えいっと引き揚げました。
全身汚物まみれの弟が現れました。
大急ぎで、近くの小川に運び、全身を洗いました。

幸い落ちてから引き揚げるまでの時間が短かったので、
溺れることなく、無事助かったようです。

この子も、弟思いということを割り引いても、
状況を即座に認識して、瞬時に適確な行動に移れる、
稀有の能力の持ち主。

現代に、こんな芸当のできる女の子、いるでしょうか?

あなた、できますか?

福島第1原発にも、こんな指揮官が居たら?
by Hologon158 | 2011-03-29 22:39 | ホロゴンデイ | Comments(0)

219.25 ホロゴンデイ65「2011年3月6日僕ら江戸っ子神田の生まれだーい」25 真のリーダー!


前回書きました、ほんとのリーダーにふさわしい人間を、
近頃、一人見つけました。
昨日、インターネットで、こんな記事を読んだのです。

「<東日本大震災>命の電柱…13時間半しがみつき生存 仙台」
(http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110328/
Mainichi_20110328k0000e040022000c.html)

突然の津浪警報、地をどよもしながら迫る津波。

「事務所の外にいたのは先輩の男性社員(40)だけ。
「加藤君、津波だ!」。
叫び声と同時に地鳴りのようなごう音が背後に聞こえた。
真っ黒い濁流にのまれた瞬間、
10メートル程先の電柱に先輩がよじ登るのが見えた。
押し流されながら、それに必死でしがみついた。
高さ約7メートルの一番上に先輩。
そのすぐ下まで登ったが、濁流は足元まで迫っていた」

なんとかよじ登ったのですが、眼下で人が流されてゆき、
車が流されてきて、あたりの電柱を押し倒してゆきます。
電柱にあたりませんように、と祈ったそうです。

次のあたりも素敵です。
「寒くて眠気に襲われたが、
静寂の中に「寝んなよー」という声が響いた。
手の感覚は失われていたが、
「誰かが見てくれている」と気持ちを奮い立たせた。
夜明け前、ようやくひざ上まで水が引き、
先輩と2人で何とか生き延びた」

この記事を読んで、
凄い人がいるものだと、そうお感じになりませんか?
いえ、この記事の主人公ではありません。
先輩の方です。

1 ただちに津浪の危険を覚知した、状況判断の確かさ。
2 即座に電柱に上った、冷静さと果断さ。
3 そのとき、地獄の恐怖の中で後輩を忘れず、声をかけた、
思いやりと利他の精神の気高さ。
4 ずっと後輩を励まし続けた、心のやさしさ。

どうですか、
この人は、限界状況の中で、本物の人間であることを証明した!
そうではありませんか?

その上、この人、
優れたリーダーの資質、条件を完全に満たしているではありませんか?

菅さんも枝野さんも東電社長もやめていただきましょう。
この人を見つけ出して、リーダーにしましょう。
はるかに適確な判断と指導力、行動力を示すに違いありません。


c0168172_1757641.jpg

c0168172_17565939.jpg

c0168172_17565068.jpg

by Hologon158 | 2011-03-29 19:14 | ホロゴンデイ | Comments(0)