わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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244.06 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」6 蔵の下で驚く



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今日も、ちょっとした散歩に出かけました。
午後3時出発。
午後3時半、奈良の南端付近の山村町バス停下車。
本当は、西側に約1キロの帯解寺界隈を目指していたのですが、
バス停を下りて、南に広がる古い村を見つけると、
今日はまずこちらからと心に決めました。

持参したのは、オリンパスE-PL1だけ。
レンズは2本。
1時間の撮影の半分は、クセノン25mmF1.4(アリマウントレンズ)。
後半は、キノプラズマート25mmf1.5a。
クセノンで134枚、キノプラズマートで151枚、
合計285枚撮りました。

山町の村落です。
太陽がぎらぎら照りつけ、大変な暑さでしたが、
カメラをもつと、不思議に暑さを忘れます。
まだしっかりと農業を営んでいるようで、
いかにも農家という雰囲気の家が並んでいます。
残念ながら、あまりにも光が強すぎて、
絞り開放で撮れたのはほんのわずかでした。

とくにキノプラズマートは、雨の日のレンズなのでしょうね。
どちらのレンズも開放では美しいフレアが発生し、
とてもソフトな印象に仕上がります。
ハードで一生を過ごしてきた私ですが、
近ごろは、ソフトに激しく傾斜しているので、
今日はとても不満でした。

帰宅して、オリンパスE-PL1のマニュアルで知りました。
感度を100に設定することができるのです。
最高シャッター速度が2000分の1秒ですから、
EV値15でも、なんとか開放で撮れます。
調べてみると、感度はオートになっていました。
暗くなると、便利ですが、ピーカンでは不便。
これからは使い分けしましょう。

大きな蔵の下を通りました。
驚きました。
とても達者なピアノが聞こえてきたのです。
素人の域を軽く超えています。
でも、まだ学習中のようです。
どこまでも伸びていってほしいものです。

記念に、蔵の窓を撮りました。
by Hologon158 | 2011-06-30 20:43 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

244.05 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」5 まさに無償の愛



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「赤」と「コーン」、この2つは私の大好きな形象。
まして、この2つが一緒になると、
もう撮らずばなるまい!

ということで、実に単純な動機で撮っています。
あれこれ考えることもせず、
意味や効果を狙うこともせず。
私の場合、写真そのものに意味はありません。

だけど、写真を撮るという行為には意味があります。
私は、こんなにも暇で、時間的にゆとりがあるのです。
だから、ほとんどどなたも無視してしまうものにも、
目が行き、写真を撮ります。

なんの報酬も報いもなく、
賞賛をあてにすることもなく、
まして、仕事や義務や業績としてではなく、
ただ、撮りたいがために撮ることができるのです。

私にとっては、これ以上に贅沢な行為はありません。

この単純な行為でさえ楽しむことができない人たちが、
この世界には何億、何十億とおいでになるのですから。

もっとも、ありていに言えば、
お金をもらっても、こんなことしたくない、
そうおっしゃる方も多いでしょうけど。

そんな無意味なコーンとそのあたりの光景を4枚。

そんな写真をわざわざ時間をかけて見る、あなた。
あなたにとっても、これ以上に贅沢な行為はないのですよ。
なんの報酬も報いもないのに、時間をかけるのですから、
まさに無償の愛。

ありがとう、
ありがとう....
by Hologon158 | 2011-06-30 17:26 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

244.04 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」4 孤独で寂しい人生



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池大雅「十便画帖」に「樵便図」というのがあります。

我が家の竈にくべる薪も、すぐ近くの山でどっさり採れる。
美しく曲がりくねった道を、ゆっくりと帰っていきます。

現代では失われてしまったかも知れない、夢のような生活。
これを、私は夢のような生活を感じるのですが、
誰もが、同じように感じるとは言えないでしょうね。

むしろ、テレビや携帯電話がある生活でないと、
生きていけない、それが現代人かも知れません。

私の友人など、私と電話で話している最中に、
10分間に3回も「ちょっと待って」
キャッチホーンというのでしょうか?
「あとでかけ直すから」と一言で、戻ってきます。

でも、このキャッチホーン、私は理解できません。
「あんたより大事な電話かも知れないから、即チェック」
そういう意思表示以外のなにものでもないのですから。
でも、ご本人は、相手がそんな風にとるとは全然気づいていません。
沢山の友人を等しく大事にしたいという気持ちなのです。

電話が大嫌いで、ほとんど自分から電話をせず、
だから、かかってくることもない、私とは大違い。

私は、テレビもやめ、携帯も受け専用、電話もほとんどしない、
人付き合いも最小限に止める人間です。
人から見たら、孤独で寂しい人生なのでしょう。

でも、実のところ、全然寂しくない。
自分のやりたいことだけを、自分のやりたいように楽しむ、
ただそれだけの生活ですから、ストレス零。
やりたいことは山ほどあるので、
毎日18時間、昼寝もせずに、楽しんでいます。

でも、1つだけ、できないことがあります。
なにもせずに、ゆったりと時を過ごす、これができない。

これから、このあたりの生活改善を考えてみることにしましょう。
そうすれば、十便画帖の世界に一歩近づけるかも知れませんね。
by Hologon158 | 2011-06-30 13:46 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

244.03 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」3 水のある生活



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池大雅に「十便画帖」という名作があります。

田舎の生活がどんなに楽しいか、
最小限の筆と最小限の色だけで、
視覚的に解き明かす試み。
洒脱そのもの、ですね。

国宝にまでなっています。
まだ見たことがありません。
神奈川の川端康成記念会所蔵とのことですから、
関東の方なら、見る機会がおありでしょう。

その一枚に、「釣便図」があります。

川縁に設けた陋屋の主人が、
友人と座談する傍ら、釣り糸を垂れる図。
つり上げた魚を酒の肴にしよう、ということでしょうか?

釣り師は羨望の眼差しで見ることでしょう。
私は釣り師ではありませんが、やはり羨望を感じます。

いつも水が見え、いつも水音が聞こえる場所で生活できる、
これは一種の天国ですね。
心をいつも落ち着かせ、澄ませる仕掛けとして、
川のせせらぎ以上のものはあまりないのではないでしょうか?
by Hologon158 | 2011-06-30 13:15 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

244.02 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」2 ジアゲの花?



駐車場というのは、ロボグラフィの宝庫ですね。

駐車場のコンクリート面がカンバスになってくれます。
飛行機が下降して着陸態勢に入りますと、
たとえば、大阪空港の場合、大阪の真上を航行します。
すると、沢山の地面が見えてきます。
学校の運動場と駐車場、そして池。
不動産業者が見たら、もうよだれを流しちゃうでしょうね。

時折、都会の小学校が廃校になります。
そんなとき、ひょっとすると、
地上げ業者と政治家と地方自治体のトリオ演奏による、
地上げなんじゃないか?
そう疑ってしまうのは、私だけでしょうか?

この駐車場は、そうした地上げ後らしく、
使われないままに、放置されています。
ひょっとすると、ここに咲いているのは、

ジアゲの花?


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by Hologon158 | 2011-06-30 12:49 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

244.01 ホロゴン外傳18「2011年6月13日 キノプラズマート15mmf1.5で西大寺」1 レッツ、ダンス!



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ホロゴン三昧から一転して、
キノプラズマートで遊んでみましょう。

私の一番大好きな、でも一番使いづらい15mmf1.5。
レッスンの日にバッグに忍ばせておき、
陳小林先生の揚琴伴奏レッスンが終わった後、
YMCAから西大寺前の道経由で、西大寺駅まで歩きました。

せいぜい30分、92枚撮りました。
そのときの写真から、約3分の1を適当に並べてみましょう。

最初は、駅近くの喫茶店の大ガラス窓から。

周辺が大きくけられますので、
なんの細工もなしに、
そのまま思い出写真になってくれて、
明るい中央が浮かび上がります。
このあたりの仕掛けがホロゴンとそっくり同じ。
これじゃ、好きになるのも当たり前。
by Hologon158 | 2011-06-30 12:25 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

243.00 ホロゴン画帖76「十葦帖 年の初めに水郷で何を見たか?」



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中国文人画の世界で、
画帖という形式がどんな位置を占めているか?

私は知りません。

上海美術館でいくつもの画帖が展示されていました。
私が感じたのは、

自由
遊び
冒険
挑戦

自由に遊んでみようという、即興的性格が強いのですが、
でも、連作として画帖にまとめるという縛り、制約があって、
この制約のなかで、どれだけ遊べるか、という挑戦も感じます。
画家の力量がまともに出るので、冒険でもあります。

私は、ただ「画帖」という形式を真似ただけ。
写真を並べて、さあ、これが私の「十画帖」ですよ、と、
勝手に押しつけただけ。
順番は、たいてい撮影順。

ですから、これを作品と見ていただくのは無理ですが、
画帖の精神の基本は「遊び」

これも、ただの遊び。
by Hologon158 | 2011-06-30 10:31 | ホロゴン画帖 | Comments(0)

242.34 ホロゴンデイ72「2011年1月29日 正月恒例の近江八幡巡りは快晴」34-完-ブログ、万歳


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2011年1月の恒例の近江八幡詣でもこれで終わりです。

1日ぶらぶら歩いて、めったやたらに撮りまくって、
そこから精選したと言いつつ、
71枚34回シリーズに組む。

誰になんと見透かされようと、
誰がなんとあきれようと、
お気に入りの写真たちをこうしてストックできるのです。

ふと思いついて、「現在使用中の画像容量」を調べてみました。
「2,454.57MB 使用中 無制限」とありました。
私の画像はおよそ200Kbですから、画像12272枚分。
もちろん文章がありますが、こちらは大した量ではないはず。
ですから、3年弱でかなりの枚数をアップしたことになります。

2テラ、1テラの2つのハードディスクには、
この10倍ほど、写真が貯まっています。
そのうえ、毎週、数百枚ずつ増えているので、
まだまだ楽しめそうです。

ブログ、万歳、ですね。
by Hologon158 | 2011-06-30 09:53 | ホロゴンデイ | Comments(0)

242.33ホロゴンデイ72「2011年1月29日 正月恒例の近江八幡巡りは快晴」33 行き着く先は?



今、猫に関する研究本を読んでいます。
著者は、世界中至る所の場所で適応することによって、
猫がさまざまに進化して、沢山の異種があるけれど、
猫としての本質的な行動様式はほとんど共通だ、そう書いています。

この点、人間の方は、ほんとうに多様ですね。

行動様式も思考様式も感受性もなにもかもが違いますね。
それも、民族、国民間の差異よりも、
世界中の人間たち相互の差異の方が大きい感じがします。

単なる動物的な行動としてではなく、
文化、文明、個人的気質、環境等が与える影響ゆえに、
人間は、それぞれに独自の行動、好み、思考をするようになったのでしょう。

私も、自分のことをときどき振り返って結論します。
独創的ではないとしても、ある種の変異種なのかも知れない。

おかげで、人にぜんぜんアピールしないロボグラフィに熱中し、
人がほとんど来ないブログを喜々として続けている始末。

昔からそうだったというわけではないのですが、
この数年、人に褒められると、どうも居心地が悪いのです。
心が遊離したような感じになるのです。
つまり、素直に喜ばないで、
賞賛される自分を外から眺めて、
「そんなこと、ないのに」と、突き放している自分に気づくのです。

写真展でも、私の写真に対する感想を聞きたくない、
聞いても、他人事のように聞こえる、
そんな自分に気づいて、ちょっとあきれたものでした。

写真世界からきっぱり足を洗ってしまったのですが、
その効果がはっきり出てきたのかも知れません。
写真を、人に見せる作品だと考えていないので、
人が見て何かを感じることがあっても、
それはその人のことであって、自分のことではない。
だから、知りたいとは思わない。
知って、どうとなるわけではないので。
そんなスタンスです。

危険な徴候ですね。

これが行き着く先は、
仙人か、
世捨て人か、
それともこの世におさらばか?



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by Hologon158 | 2011-06-30 01:27 | ホロゴンデイ | Comments(0)

242.32ホロゴンデイ72「2011年1月29日 正月恒例の近江八幡巡りは快晴」32 包容の写真


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さきほど、畏友のRAさんと電話で話しました。

農民出身の中国写真家の凄い風景写真を見たと、
くわしく説明しました。

すると、RAさん、
「日本でも、探したら、
そんな広大で神秘的な風景写真が撮れるかも知れませんよ」

残念ながら、それは無理です、とお答えしました。
沢山の優れた風景写真家が日本にも輩出していますが、
この中国写真家のように、
アンセル・アダムズを数倍するようなスケールの、
神々しいばかりに清澄な空気遠近法の奥行き深い風景写真は、
ついに日本では生まれませんでした。

才能もさることながら、中国奥地で見つかるような、
懐が深く、高遠壮大な自然、天然の奇観は、
日本ではとても見つからないようです。

同じ自然と言っても、景観の性格がまったく異なり、
そのおかげで、撮り方もまったく異なります。
日本の風景写真は切り取りを基本としています。
中国の風景写真は視界全部を包容するかのようです。

ついでに、インターネットで探してみました。
付虹先生に見せていただいた写真家の写真は見つかりませんでした。
でも、これから、中国、韓国の写真家たちが世界に進出して、
この世のものと思えないような神話的風景を開示してくれるかもしれません。

私の近江八幡の水郷風景は、もちろん風景写真じゃありません。
今回も、木に向かってホロゴンをひょいと突き出して、
チョンと撮っただけ。
これもロボグラフィ。

こんなものを風景写真でござい、なんてやったら、
真面目な風景写真家が色めき立つでしょう、

「バカにすんな!
真面目にやれ!」
by Hologon158 | 2011-06-30 00:38 | ホロゴンデイ | Comments(0)