わが友ホロゴン・わが夢タンバール

<   2011年 09月 ( 131 )   > この月の画像一覧

270.12 ホロゴンニュース「2011年9月30日アポクロマート18mmF2が奈良町で泣き濡れた」Part1


今日は出勤日、お昼頃から、奈良は雨でした。

でも、私の心に雨は降っていませんでした。
キノプティックのアポクロマート18mmF2を持参していたからです。

このレンズはソニーNEX-5Aでは、かなりけられます。
そのうえ、オリジナルのままでは、なぜかオリンパスE-PL1では、
2メートルあたりまでしかピントが来ない。
十分にスクリューがCマウントアダプタに入り込んでいない感じ。

宮崎さんに改造していただき、Cマウント固定の、
マイクロフォーサーズ専用レンズとなりました。

18㎜ですから、36㎜広角レンズというわけです。
25㎝から無限まで撮れます。
要するに、万能レンズ。

しかも、f2の開放で十分に深度が撮れますので、
いわば撮りたい放題。

97枚撮って、厳選に厳選を重ねて30数枚選択しました。

どこが、厳選だ?
要するに、好きな写真をジャンジャン選んだというわけです。

まず、半分ごらん頂きましょう。

強烈に狭い行動範囲で撮りますから、
同じものばかり撮っています。
私がどんなに鄙びた町で仕事をしているのか、
ようくお分かりいただけることでしょう。

全部開放。
このレンズ、無収差だそうです。
普通、欠点のない人物って、面白くも何ともないのですね。
だから、私も面白くも何ともないので、申し訳ありませんが、
このレンズは違います。

欠点がない癖に、それゆえにでしょうか、凛然たる境地。
とにかく上品ですね。



c0168172_20555324.jpg
c0168172_20553070.jpg
c0168172_210355.jpg
c0168172_20551424.jpg
c0168172_2104832.jpg
c0168172_2054467.jpg
c0168172_20541620.jpg
c0168172_211246.jpg
c0168172_2054919.jpg
c0168172_20535413.jpg
c0168172_20534950.jpg
c0168172_2052634.jpg
c0168172_20515527.jpg
c0168172_20512940.jpg
c0168172_20511953.jpg
c0168172_2051951.jpg
c0168172_20505979.jpg

by Hologon158 | 2011-09-30 21:35 | ホロゴンニュース | Comments(0)

270.11 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」11 消え去るのみ



活字文化が廃れつつあるような現代なのに、
大変な量の書籍が出版されています。

おそらく書籍数、活字数を計算してみたら、空前絶後でしょう。
作家がワープロで書き、
出版社がパソコンで編集、印刷、製本まで処理できる時代ならでは。

小説家たちもうまくなりました。
ベストセラー作家ともなると、
いったい、一年に何冊出すのかとあきれるほど、大量生産。
そして、おもしろいですね。
文章もうまくなり、プロットも奇想天外、飽きさせません。

ところが、不思議なことに、読み終わると、
きれいさっぱり忘却の海にさらりと沈んでしまいます。

文字のインフレーションが記憶能力を超えてしまっているのでしょうか?

文書を作成する方法も関係しているようです。
ペンや鉛筆や万年筆で一文字一文字しっかりと原稿用紙に刻印された文章は、
なぜか、記憶にも一文字一文字刻み込まれていきます。
パソコンで書きなぐった文章は、読後、「削除」メニューで消去!

でも、記憶されない理由はもっと根本的なところにもありそうです。

    登場人物が人間としての実在感をもっていないこと。
    プロットがありえないので、現実感もないこと。
    だから、主人公たちの心を感じることができません。

    古典文学の主人公たちは、私たち読者と同じ生身の人間であり、
    書かれていない背景に、生き生きとした彼らの人生が広がっています。
    現代文学は、ただの紙の上の文字。
    主人公たちは、作者が創り出したフィクション、
    その思いから、逃れることができません。

だから、驚かせることはあっても、
生涯に影響を与えるような感動や感化を与えることはできません。
ただの空想、言葉遊びになってしまっています。

もっとも、先行的に自白しておきますが、
私のブログも、今書いた言葉が全部当てはまりそうですね。

    あまりにも言葉が多すぎます。
    推敲し、彫琢してこそ、人に印象を与えることができます。
    私の文章は推敲も彫琢も皆無。
    ざっと書き流して、そのまま投稿。

でも、言い訳になりますが、私の目的が違うからです。

    自分の考えたことをリアルタイムに記録しておきたい、
    ただそれだけ。

話をもとに戻しますと、
ベストセラー作家たちは、出版社の文書作成機になっています。

    彼らは、懐にそれだけの報酬を入れることができるでしょうけど、
    丁度それに見合うだけ、魂と創造性を削り取っている、
    そんな感じがします。

いつしか疲労の極に達し、創造性が枯渇したとき、

    ただ、老兵は消え去るのみ。
    ユーザーの記憶からも、
    文学史からも........



c0168172_1747166.jpg

c0168172_174652100.jpg

by Hologon158 | 2011-09-30 17:52 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

270.10 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」10 韓国人女性と



ひょんなことで、昨日、
韓国人女性とお話をする機会がありました。

日本語も堪能なのですが、どこかテイストが違います。
彼女にとって嬉しいアドバイスをしてあげたようです。
こう言ったのです、

    「わたしは、これまでよいことなんかほとんどなかった。
     でも、今日、会えて本当によかった。
     生きていく勇気をもらった気持ちです」

私のことですから、大したアドバイスではないのですが、
日本人の女性なら、こんな風には言わないでしょう。

    「ありがとうございました。
     よく考えてみます」

この程度ではないでしょうか?
心の中では、韓国人女性と同じ風に感じているかもしれません。
でも、口には出さない。

喜んでもらえたら、言うわけではありませんが、
この韓国人女性の振るまい、
私にはとてもファミリアーなのです。

    私も同じように反応するから。

    なにかよいことに出会ったら、
    猛烈に反応して、    
    その反応を即座に言葉に表現します。

近ごろでは、アイヴォー・ボルトンに出会い、
モーツァルトの交響曲に再会し、
感激のあまり、最大級の絶賛をしてしまいました。

後悔しません。

なぜなら、私の場合、最初の印象はずっと続くからです。

    「冬のソナタ」に出会って、
それ以来5年間、韓流ドラマしか観ない。
そんな具合です。

初印象を強烈に心に刻み込み、それを大切に守ること、
これが私の生き方ということなのでしょう。

韓国人女性と話をしてみて、考えました、

    そうか、
    ぼくが韓流ドラマを好むのは、
    韓国の人たちと私、感じ方、振る舞いが似ているせいなんだろうな。



c0168172_2321696.jpg

c0168172_2327100.jpg

c0168172_232084.jpg

c0168172_2315342.jpg

c0168172_2313980.jpg

by Hologon158 | 2011-09-30 00:00 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

270.09 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」9 言葉!


c0168172_21285268.jpg




いやな思いをしたときには、
自分の魂と心に滋養を与えてあげたいものですね。

魂と心の滋養とは、ちょっとキザに言いますと、
愛と美、ですね。

いやなことがあれば、なにかに集中すること、
いやなことを心の中から追い出してしまうこと、ですね。

    私にとって、まず第1に絵と音楽なのですが、
    もう一つあります。

        言葉

美しい言葉に耳を傾ける、これ以上に心の滋養はありません。
どんどんと言葉が広がってくれるからです。

私はよく英文学の朗読を聴きます。
私は英語はまるで得意ではありません。
英会話ときたら、用を足す程度。
それでも、不思議なことに、冗談は言えます。

ヒヤリングだけはかなりできます。
何十とAudible.comから購入した英文学朗読ファイルを
十年ばかり、繰り返し繰り返し聴いてきたからです。

そのダントツのベストワンは、

    ジェーン・オースチンの「Pride and Prejudice」

この小説こそ、女流文学のベストスリー。
後の二つは、もちろん「源氏物語」と「たけくらべ」

「Pride and Prejudice」は3種類の朗読を持っています。
これをとっかえひっかえ、もう少なくとも20度は聴きました。
そして、聴く度にドキドキし、胸が躍り、感動します。

なんでもないロマンス。
でも、オースチンの言葉の魔術がそれを人類の至宝にしました。

    簡にして要を得た言葉の運びがとてもスリリング。
    主人公達の心が目くるめくような運びで変わってゆきます。
    エリザベスもダーシーも生きています。
    そして、シェークスピアの伝統を担う朗読者たちの、
    言葉からきらきらと火花が飛び散るような朗読の妙味。

iPodで、この朗読をオンにした途端、
私はエリザベスの横に立って、主人公達の一挙手一投足を
固唾を呑んで見守ります。

    すべてを忘れます。

言葉こそ、

    人類を進化の頂点に押し上げた原動力、
    心の糧、
    パラダイスですね。
by Hologon158 | 2011-09-29 21:32 | ホロゴンデイ | Comments(0)

270.08 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」8 会議は踊る



原発のことを書いた後でいつも感じることは、

  無力感。

中国であれだけ、諸子百家、説客が輩出した理由を
どう考えますか?

私は、こう考えます。

  1 中国人はまともに議論することができる。
  2 相手が正しい論旨で自分を論破したら、従うことができる。
  
日本人は、議論ができない民族です。

  Aがa,b,c、3つの論拠でαを主張するとします。

古代ギリシア人を初めとして、ヨーロッパ人や中国人なら、

  a,b,c、3つの論拠について、それはこう、これはこうと、
  まともに論破して、だから、自分は、x,y,zの論拠で、
  βと考えると主張します。

日本では、こんなことはほとんど起こりません。

  Bは決して、Aの論拠について一つ一つ論破しません。
  まったく別のx,y,zの論拠を述べて、私はβと考えると主張します。
  議論はぜんぜんかみ合いません。

Aが、それでは納得できない、
(彼は、要領の悪い日本人なのです。
こんな人はけっして出世しませんね)

  あなたは、a,b,c、3つの論拠についてはどう考えるのか?
  そう問い詰めても、Bは素知らぬふり。

Cは、両者の論拠を一つ一つ考えることなどいたしません。

  自分のフィーリングのおもむくまま、β説に賛成します。

私は、フィーリングが許されない仕事をしてきたせいもあり、
性格もあり、
このような根回しでほとんど決まってしまう日本式会議が大嫌い。

原発事故究明のための委員会が創られたようですが、
日本では、委員会が創られたら、もう勝負は決まっています。

  事故の原因について究明もしないまま、会議は踊り、
  気がついたら、なにも変わらない、そんな状態になります。

予言しておきます。

  脱原発、漸進的原発廃止の方向へは絶対に進みません。

なぜなら、日本を支配しているのは、
理性でも、合理的思考でも、まして国民への愛でもなく、

  権力と金。

原発論議もこんな風にしても、うやむやに終わるように、
目下、大勢は動いています。
マスコミの大半がすでに電力会社側についてしまっているのですから、
国民の意思形成は実に容易です。
早くも勝負あったという感じです。

けっして忘れないでください、

  日本は、民主主義国家でも文明国でもありません。
  後進未開国家なのです。

このように考えると、今、日本で起こっていることは、
  民主党政権の紛争も
  小沢がしぶとく生き残っていることも、
  原発が容認されてきたことも、
  の他、不可解なもろもろのことが、
すべて容易に理解できます。

  ただひたぶるにもの悲し



c0168172_16464837.jpg

c0168172_16463976.jpg

by Hologon158 | 2011-09-29 16:46 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

270.07 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」7 一生のお付き合い



№3で「フィガロの結婚」のことを書きましたので、また聴いています。

数種類持っていますが、私のお好みはもちろん、

   エーリッヒ・クライバー盤!

歌手陣が最高!

   ヒルデ・ギューデンの歌うスザンナ
   リーザ・デラ・カーザの伯爵夫人
   スザンヌ・ダンコのケルビーノ
   往年のウィーンの名花たちのあでやかで雅やかで清らかなことはどうでしょう?
   
   私がボリス・クリストフとともに、最高のバス歌手と信じる、
   チェーザレ・シエピの音楽性豊かな堂堂たるフィガロも最高。
   フィガロには重すぎるという批判があることは知っていますが、
   存在感と音楽性に満ちたシエピを聴いてしまうと、
   他の大歌手達のフィガロは逆に軽すぎます。

そして、ウィーン・フィル!
   序曲から、もう圧倒的!
   さまざまな場面で、さまざまな楽器が雄弁におしゃべりをします。

モーツァルトを聴いていて、つくづく感じます。

   モーツァルトは、時代を超越してしまっていた。
   同時代人たちが理解できなかったのは無理がない。
   私たちだって、本当にその深みのすべてを理解しているとは、
   とても言えない。
   それなのに、癒し系だの、胎教にもってこい、と、
   あまりにも安っぽいモーツァルト像が一般化している。
   自分だって、ちゃんと理解できているなんて、とんでもない。

   しょうがない。
   一生かかって、お付き合いさせてもらいましょう。

カルロス・クライバーも、思えば、
こんな父をもって幸福であり不幸でもありました。
生涯、父の大きな影と戦い続けたのではないでしょうか?

   だから、父の振った曲は、
   父を超えることができるという自信があるときだけ、振った、
   そんな感じがします。

   カルロスのレパートリーが大変に少なかったということには、
   そんな理由もあった、と、私は考えています。

なんにせよ、この録音は、私にとっては、

   至宝!



c0168172_12302535.jpg

c0168172_12302241.jpg

c0168172_1230972.jpg

by Hologon158 | 2011-09-29 12:33 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

270.06 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」6 悲しき猛獣使い



東電と原発の関係、それは、
サーカスの檻のないリングで虎を使って芸当させようとする猛獣使い。

    虎が客席に向かって飛び出したら、止めようがない。
    だから、虎はそんなことはしないと想定して興行している。
    ところが、今年の3月、虎が飛び出して、客席で暴れ回り、
    まだ、暴れ回っている。
    でも、猛獣使い、こんなの想定外の事故なんですと、口走りつつ、
    なにもできないで、虎に向かって、ホースで水をぶっかけ続ける。
    虎が、暴れるのにちょっと疲れて、サーカスの外の野原で身体を休めました。
    猛獣使いが叫びます、
        「よし、もうこれで心配はありません!」

でも、虎を檻に戻すに、どうするつもりなのでしょうか?
今、原発3基が100度を切ったと、鬼の首を取ったようなニュース。
でも、冷やし続けないと、また暴れ出すのですから、
これは、解決までの長い道程のほんのいちぐちにすぎない。
安心するのは、まだ早すぎます。

はっきり言って、冷温停止は事故発生直後になされるべき措置。
未だに、停止には至っていないのですから、恥ずかしい限り。

問題はまだあります。

これから後、次の2つまでどれだけかかるか?
ちょっと東電に尋ねてみましょう。

    1 事故前と同じ程度に福島原発周辺が安全になるまで、
     何年かかりますか?
    2 そのための作業プロセスと作業日程を今説明できますか?

    東電坊や、ちょっとぐすっと涙ぐみながら答えるでしょう、
        「ぼく、わかんない」

    それとも、自信ありげに、
        「手順書に書いてあるよ!」
    ただし、その手順書は、真っ黒に塗りつぶしてあります。

あなた、一度でも、東電が今後のプロセスを説明した記事を読みましたか?
    ありませんね。

チェルノブイリのことを思い出してください。

    メルトダウンまで行かなかったのに、
    四半世紀経っても、防護施設の老朽化に伴い、
    新たな措置を講じないと、危険が再燃しそうな状態だそうですね。
    つまり、いつまで危機状態が持続するか、誰にも言えない。
    あと、50年?
    それとも、100年?
    あるいは、半永久に?

    そんなチェルノブイリよりもひどいメルトスルーを起こした原発が、
    チェルノブイリよりも早く安全化され、人も住めるようになると、
    東電は説明しましたか?

        しませんね。

    そんなこと、期待できますか?

        できませんね。

東電は、本当の意味での早期解決策など持っていないし、
人類は、そんな技術をまだ持っていないのです。

電力会社、政府、そしてあなた、答えられますか?

    1 今回のような大震災はもう二度と起こらない。
    2 今回のような大震災が発生しても、原発は安全だ。
    3 原発事故が万が一発生しても、今度は安全に処理できる。
    4 だから、原発付近の住民は安全であり、心配しなくてよい。

この4つの問いに答えられますか?
    「イエス!」
そう自信をもって答えられるようになってから、
原発推進を主張してくださいね。

これに「イエス」と答えられないで、原発を推進するとすれば、
事故を予見することができたのに、それを防ぐ措置を講じなかったのですから、
完全なる、業務上過失傷害罪、あるいは、さらに進んで、傷害罪、殺人罪!

    これまでの原発推進者たちもまさにそれにあてはまります。
    彼らはこう考えてきたのです、
    1人殺せば、殺人罪だけど、
    1万人殺せば、国のためなのだ!

福島原発については、これまで幾度も改善警告、提案がありました。
それを無視して、今回の事故をひきおこした責任者たち、
今でも、枕を高くして眠っているのでしょうか?

    眠っているでしょうね。


c0168172_1163589.jpg

c0168172_1163240.jpg

c0168172_1162280.jpg

by Hologon158 | 2011-09-29 11:22 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

270.05 ホロゴンデイ外傳26「2011年9月24日大阪福島にはダルメイヤーが繰り出した」5 こたえられない



トリプルアナスチグマート15mmF2.9の写真シリーズの間に、
キノプラズマートを30枚挟んでしまいました。

ご覧になっている方は目を白黒させておいででしょう。

    ボケボケの間に、別のボケボケ、
    これじゃまるで、ボケボケボケボケ.......

第1、ホロゴンでパンフォーカス写真を撮り続けていた癖に、
今になって、この変心!
いったい、どういうつもりなんだろう?

    そんな風に詰め寄られても、
    私としては、うふうふ....と笑うだけ。
    自分でも、分からない。

分かることは、
    こよなく愛しく思うレンズが一杯増えたこと、
    そして、これまでも沢山持ってきたレンズたちも、
    使い方がガラリと変わって、新しい魅力を発揮しはじめたこと。

要するに、これまで、開放でなんか、
ほとんど撮ったことがない人間なのです。
レンズの一番優秀な絞りで写真は撮るものだ、
そう考えてきた人間なのです。
ですから、3段から4段絞ったあたり、
f5.6、f8が常用だったのです。

ところが、そんな風にがっちり撮ってきたレンズたちも、
開放で撮ると、これがなんとも味わいがあることに、
今ごろ、気づいている始末。

その理由は、私も含めて、私の周辺には、
写真を撮る人間は居ても、
レンズをまず愛する人間は少なかったから、
そう言えそうです。

写真派はこう考えます?
    この光景の撮るためには、どの絞りがよいか?
    まず、写真ありき。

レンズ派は違います。
    このレンズの開放はどんな写真が撮れるか?
    丁度正反対。
    まず、レンズありき。

今、私はハイブリッドで楽しんでいるわけです。
ホロゴンで撮るときは、レンズ、カメラを忘れます。

でも、Cマウントレンズで撮るときは、
レンズのことだけを考えています。
はっきりいって、カメラマンとしては、堕落。

でも、写真とカメラ好きの素人には、
こたえられない境地。



c0168172_23443468.jpg

c0168172_23442462.jpg

by Hologon158 | 2011-09-29 00:04 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

270.04 ホロゴンニュース「2011年9月28日奈良町をキノプラズマートはお忍びで」Part.2 タブラ・ラサ



名判事オリバー・ウェンデル・ホームズJrの父が、
当然ながら、

    オリバー・ウェンデル・ホームズ。

作家です。
彼はエッセイ集「朝食テーブルの独裁者」で知られています。
私はまだ読んだことがありません。

明治維新の当時壮年期であった19世紀の人がどんなことを考えていたか?
興味がないわけではありませんが、
目下の関心は、別の所にあります。

    朝昼晩ブログの独裁者。

誰のことか?

    もちろん、私のことです。

ブログを始めた頃は独裁者ではなかったのです。
ブログの民主主義者。
でも、ふっと気づきました。

    朝昼晩、ブログを楽しみたいと思ったら、
    誰かの意見をあてにするのは、ダメ。

    一旦、ウェブ上に出てしまったら、
    もう取り返しがつかない。
    なにもかも自分で考える生活をしてきた人間が、
    今さら、人の意見を気にしても仕方がないじゃないか?

そこで、私はブログの独裁者となりました。
すると、分かりました。

    ブログって、この上もなく楽しいものだということが。

「タブラ・ラサ」

    この言葉、とても気持ちがよいですね。
    まるっきりの白紙、
    それが、タブラ・ラサtabula rasaです。

生まれてきたとき、心がタブラ・ラサであるかどうか、
私は知りませんが、どうもそうではなさそうです。

でも、ブログはまさに、タブラ・ラサ。

    今日、今から、なにを書いても良いのです。
    それを決めるのは、
    私。
    だから、独裁者でなければならない。

そして、独裁者らしく、孤独。
    でも、構わない。
    なによりも自由が大切。

本日のキノプラズマートの撮影結果、
後半をお送りしましょう。

    いつもの場所で、
    いつものように撮っています。

とても狭いエリアです。
私の視点、私の認識もとても狭い。
ですから、人の興味を惹くようなものは撮れません。
私の興味を惹くものだけ。

    写真でも、私は独裁者なのですが、
    とても小さな独立王国の主。



c0168172_21321019.jpg
c0168172_2132247.jpg
c0168172_2131568.jpg
c0168172_21314878.jpg
c0168172_21314014.jpg
c0168172_21313344.jpg
c0168172_21312574.jpg
c0168172_21311911.jpg
c0168172_21311172.jpg
c0168172_213141.jpg
c0168172_21305544.jpg
c0168172_21305040.jpg
c0168172_21304291.jpg
c0168172_21373196.jpg

by Hologon158 | 2011-09-28 21:37 | ホロゴンニュース | Comments(0)

270.03 ホロゴンニュース「2011年9月28日奈良町をキノプラズマートはお忍びで」Part.1



自問自答することがよくあります。

    この世で一番すてきな音楽はなんだろう?

答えられるわけがないですね。
全部聴いたわけじゃないし、
そのときの気分、演奏で変わってしまいます。

    今、この世で一番好きな音楽はなにか?

これなら、答えることができます。
これまで何曲も交代してきました。
でも、その数年は、この曲が揺るぎない王座を保っています。

    モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」

    すべてのオペラの中で、この曲ほど、
    緊密な構成で組み立てられている作品はあまりありませんし、
    最初から最後まで、文句のない名曲ばかり。
    そして、登場人物のキャラクター、役割分担も完璧です。
    全員が必要。
    ドラマの中で、全員、アリアの出番ももらっています。

でも、なによりもまず特筆すべきことは、

    モーツァルトがこのドラマに付けた音楽!
    すみずみまで完璧!
    そう言いたい位に、見事で、たとえようなく美しい。

    伯爵夫人とケルビーノのために書いたアリアは全部、
    人類が書いた至高の音楽に数えたいほど。

でも、ここで一番言いたいことは、
彼がちょっとした片隅に置いた音楽が
いつもとんでもないほどに生き生きとした表現なのです。

    このとき、モーツァルトのペンは神様が一緒に握っていたに違いない、
    そう確信しています。
    このいわば伴奏とアリアなどの主旋律とのかけあい、
    これがいつも実に雄弁に、その場の状況を彩り、
    説明し、雰囲気を作り上げます。

モーツァルトが交響曲でやっていることも、
基本的には同質である、と思われます。

    対話。

    さまざまなパートが互いにとても雄弁に語り合います。
    その語りの妙味に、聴く者は酔いしれるのです。

今日は、キノプラズマート25mmf1.5aを持ち出しました。
ソニーNEX-5Aに付けて、お昼に撮りました。
120枚の収穫から29枚、2回に分けてお送りします。

スピード・アナスティグマート25mmF1.5に代表される、
ダルメイヤー系のケルト的な濃霧に包まれた写りとは異なり、
まるで、カントの純粋理性批判のように、明晰。

どちらをとるかは、お好み次第ということになりそうです。

    私は、両方とります。



c0168172_19482083.jpg
c0168172_19481151.jpg
c0168172_1948417.jpg
c0168172_19475537.jpg
c0168172_1947459.jpg
c0168172_19473564.jpg
c0168172_19472839.jpg
c0168172_19472115.jpg
c0168172_19471242.jpg
c0168172_1947421.jpg
c0168172_19465745.jpg
c0168172_19465028.jpg
c0168172_19464312.jpg
c0168172_19463657.jpg
c0168172_1946275.jpg

by Hologon158 | 2011-09-28 19:51 | ホロゴンニュース | Comments(0)