わが友ホロゴン・わが夢タンバール

<   2012年 02月 ( 124 )   > この月の画像一覧

307.06 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」6 レッドカー欲しい?



西陣に駐車されている車は赤が多かった、
そう書きました。

その例を2つ、ごらん頂きましょう。

私は、運転しません。
練習したこともありません。
なぜか?

    うかつ人間で、その上、悪いことに、
    自分の考えに耽ってしまって、すべてを忘れる癖があります。
    絶対に事故を起こすタイプ。
    自分で分かっているから、はじめから運転は放棄。

でも、赤い車を見ますと、
ふむ、あんな車でさっと乗り付けて、
颯爽と姿をあらわすのって、なかなか乙だな、
なんて思ってしまいます。

どうも、赤い車を持つ人は、
自己顕示欲と自信の強い人じゃないかな、
そう疑っています。

フェラーリのような赤い車を見ますと、
武田の赤備えを思い出してしまいます。

    真紅に染めた武田勢が戦場にびっしりと陣を敷いたら、
    やっぱり怖かったでしょうね。

    でも、逃げるときは厄介ですね。
    すぐに見つかってしまいます。
    それなのに、あえて赤く装った。
    つまり、負けることなど、まるで念頭になかった。

目立つ装備をあえて付けるのは、
正々堂々と真っ正面から戦ってやるぞ、
負けることは絶対にないのだから、
そういう宣言なのではないでしょうか?

西陣の車は、女性の車が多いかも知れません。
そうであっても、事情は変わりませんね。
目立つことを怖れない女性って、
やっぱり勝ち気なのでしょう。

でも、あまり自信のない人が、
自分の個性をサポートしてもらおうと、
あえて赤い車を選んだという可能性もあるかも知れません。
欲しい車種にたまたま赤しかなかったのかも知れません。
車の色で人間を推量するのは、どうやら危険ですね。

とは言いつつも、武田家が軍勢を一色に染めようと考えて、
黄色とか灰色なんて色を選ばなかった理由は明らかです。
何が何でも、一番目立つ、元気の良い色なのですから。
そうすると、やっぱり赤い車の持ち主には、
強い個性の人が多い、そう推測してよいでは?



c0168172_2264794.jpg

c0168172_2263631.jpg

c0168172_2262573.jpg

by Hologon158 | 2012-02-29 22:09 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

307.05 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」5 名将たちの目



c0168172_21294293.jpg




目力という言葉があります。

目力の段階は、10段階よりも100段階に分けるのがよさそうです。

すべてに絶望した人の目はまだ10前後。
絶望するだけのエネルギーを残しているからです。

すべてを断念し、完全に生きる意欲を失った人の目は、
5ほどでしょうか?

そんな気持ちになっていても、
まだ食事をしたり、睡眠したり。
生きるエネルギーは枯渇していない。

カンネーの戦いのハンニバル、
アルベラの戦いのアレクサンドロス、
ライプチッヒの会戦のナポレオン、
ワーテルローの戦いのウェリントン、
こんな人生最大の乾坤一擲の瞬間の名将たちの目は、
きっと段階100にぎらぎらと稲光を発していたことでしょう。

赤ん坊の目も、こんな風に考えると、
人生の最初の戦いを勝ち抜こうとしている目なのです。

    すべてのものと生まれて初めて対面し、
    自分の中にその情報を取り込む戦い。
    だから、あんなにきらきらと輝いているのです。

私の孫は、目がほとんど全部黒い瞳。
大きな瞳だから、たくさん見えるだろう、
というわけではないけど、
やっぱり迫力があります。

韓流ドラマが大好きなのは、
とくにヒロインたちの目がたいてい、
瞳が黒々と、深々と輝くからなのです。

    「雪の女王」ですっかり私の心を虜にしてしまった、
    若手女優のソン・ユリはとくにそうですね。
    ずんぐりしたスタイルは今一だし、
    可愛いのかそうでないのかよくわからない容貌。
    でも、その目がすべてを一変させます。
    大きな眼に、大きな瞳が万感の思いをたたえて、
    まるでスーパーアンギュロン21mmf3.4のように、
    漆黒に輝いて濡れると、もういけませんね。

目こそ、人間の魅力を作る最大のポイントなのです。
by Hologon158 | 2012-02-29 21:32 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

307.04 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」4 不思議な器官



前回、孫の目のことを書きました。

私は、目に猛烈にひかれます。

    瞳、
    これは人体で一番不思議な器官ではないでしょうか?

誰かと話すとき、瞳をしっかり観察してみてください。

    だんだんと怖くなってきますよ。
    じっと静かにこちらを観察しています。
    まるで異種の存在が隠れているかのような気配。

でも、そうではないですね。
実際には、異種の存在ではなく、その人そのもの。
むしろ、瞳はただの肉体の一部ではなくて、
精神がそのまま露出している、そんな感じ。 
   
肉体と精神と二元的に考えるのは、
かなり昔から否定されてしまいました。

    肉体が精神であり、精神が肉体。

    行動、振る舞いそのものがその人。

私は、職業柄、人の目をしっかりと見つめて、
その人を知ろうとする人生を続けてきました。
たいていの方は、目を見ることでかなり分かります。

3種類の人が怖いですね。

    目を見ても、なにも分からない人。
    目を見ただけで、心になんにもないと分かる人。
    全身が笑っているのに、目だけは笑っていない人。

すごいのは、目から光を発している人。
猫は暗闇では光を発するそうですね。
人間は、ときに、明るい場所でも、光を発します。

    以前、警察の特捜刑事だったという人に偶然お会いしたことがあります。
    何物も見逃さない、そんな目でした。
    怖いですね。
    私の欠点、弱点、悪業も全部探知されてしまったかもしれません。

ただし、あんまり多すぎて、整理不能、
だめっ、頭が加熱しそうだ、全部ゴミ箱!
こんな風にして、完全消去されてしまったことでしょうけど。

一番大好きな目は、

    自分の大好きなことに没頭している人の目。
    きらきらと輝いて、眼前のすべてをぜんぶ肯定する勢い。
    こんな目を持っている人に出会うと、幸せになりますね。



c0168172_17443094.jpg

c0168172_17442526.jpg

c0168172_17441615.jpg

by Hologon158 | 2012-02-29 17:47 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

307.03 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」3 大きな眼で



日曜日は、長女一家と孫の買い物をあれこれ楽しみました。

孫はもうすぐ4か月になります。
出会った途端、乳母車の中から、
ぎろぎろと大きな眼を開いて、
私たち夫婦を交互にチェック。

眼のほとんど全部を黒目が占めていて、
とにかく大きな眼です。
人間は五感どころか、
六感、七感を使って外界を把握します。

赤ちゃんの情報収集作業は、もしかすると、
人間の生涯で最高のフル回転なのかも知れません。

もうしっかり首も据わり、目もしっかり聞こえています。
脳だけではなく、全身で情報を処理し、蓄積しているのでしょう。
この情報収集、学習は、どうやら胎内のときから始まっているようです。

この大きな眼が、私をどんな風に情報処理したか?
知りたいような、知りたくないような......



c0168172_0361472.jpg

c0168172_036416.jpg

c0168172_035539.jpg

by Hologon158 | 2012-02-29 00:37 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

307.02 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」2 魔性のレンズか



レンズ試写と言いますが、
こんなに難しいことはありませんね。

私の経験では、レンズは成長します。

   まず、こちらがそのレンズを使いこなせるときが来ないと、
   満足に撮ることさえ難しい。

   次に、ちゃんと使いこなせるように思っても、
   意外な顔を見せるのが、古代レンズ。

   そして、ときには、コントロール不能のものもあります。
   ダメなのではありません、
   純粋に使い手が使えない、ただそれだけ。

   相性もあります。
   相性が猛烈によいレンズは、最初からプレゼントどっさり。
   でも相性が悪いと、もう災難の連続。

ライカ用の広角レンズたち、
揃いも揃って、この最後の性格を備えています。
ズマロン28mmF5.6、エルマリート28mmF2.8、
どちらも魔性のレンズと言いたいほどに、じゃじゃ馬。

結局、こちらの能力不足だけなのかも知れませんが、
とにかく未熟な状態でものを言おうというのは無謀の極み。

それでも言わせていただければ、
ズマロン28mmF5.6、かなりがんばっています。



c0168172_21332151.jpg

c0168172_2133125.jpg

by Hologon158 | 2012-02-28 21:35 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

307.01 ホロゴン外傳32「2012年2月18日ズマロン28mmF5.6も西陣に居た」1 若者と老人



ズマロン28mmF5.6が撮った西陣シリーズをお送りしましょう。

宮崎さんのペラール28mmf4の試写に同伴してもらいました。
でも、片や生まれたて、片や50歳以上と、
時間で言えば、半世紀も、
レンズ寿命で言えば、幾世代も隔てたレンズ同志だけに、
けっして正面衝突のガチンコ対決に持ち込まず、
交互に独立して使いました。

露出は、どちらも基本は-1に設定。

ペラール28mmf4は337枚、
ズマロン28mmF5.6は227枚と、
撮影結果には110枚と大差が付きましたが、
これは前者がさすがに使い勝手の良いこともありますが、
やはり試写しなくてはという使命感から。

ライカM9では、撮影結果を数秒間液晶でチェックする設定。

   明らかに前者の方がシャープで、
   後者の方が優雅。

まるで若者と老人の勝負じみてきました。



c0168172_21114667.jpg

c0168172_21113834.jpg

by Hologon158 | 2012-02-28 21:12 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

306.13 ホロゴン外傳31「2012年2月18日ペラール28mmf4持って冬の西陣で」13-完-美女に出会って



すでに太陽は斜めに傾き、
絞りは開放f4にセットしてあります。

美しい女性が颯爽と自転車を駆って、通り過ぎました。
ちょっと遅れましたが、2メートルあたりで捉えました。

どうして、美女に出会っても、背中だけしか撮れないのか?
yoshiさんのように、美女と話し込んで、
真っ正面から撮らせてもらい、また出会うと、また撮る、
こんな風に出会いを豊かに膨らませることができないのか?

それは、私は、女性が大の苦手だから。
そして、狭い日本をそんなに急いで、
どこへでもずんずんと行っちゃう人だから。

でも、情は深い人間なのです。

  「袖すり合うも多生の縁」、と言いますが、
   私ときたら、もっと凄い、
  「袖すり合わなくても多生の縁」なのですから。



c0168172_16584249.jpg




  [後書き]
     これで、ペラール28mmf4の試写結果は終わり。
     続いて、対照レンズとして携行した、
     ライツの銘玉シリーズをお送りします。

           ズマロン28mmF5.6。

     果たして違いはあるのか?
     対比によって、2本のレンズの特色が浮かび上がるのか?

           見てのお楽しみ!
           ご期待ください。
by Hologon158 | 2012-02-28 17:00 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

306.12 ホロゴン外傳31「2012年2月18日ペラール28mmf4持って冬の西陣で」12 勝負どころ



今回の2枚のように、
輝度とグラデーションの幅がとても狭い光景って、
意外と撮りやすいものですね。
露出が正しく決まりやすいからでしょうか?

こうなると、狭い輝度の中で、
どれだけ豊かなグラデーションを見せてくれるか?
これが写真の勝負どころでしょうね。

報道写真を銀塩で撮っていた当時の王者、
ニコンのレンズは白黒のけじめがはっきり付くので、
グラデーションは無視でした。

ドイツ系のレンズはツァイスもライカも、
逆にグラデーション重視で、それがたまらない魅力でした。

このペラール28mmf4、
かなり豊かなグラデーションを見せてくれます。

3枚玉とは思えない柔和で底深い描写、
私には、そんな風に見えるのですが、
いかがでしょうか?



c0168172_16332169.jpg

c0168172_16331480.jpg

by Hologon158 | 2012-02-28 16:35 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

306.11 ホロゴン外傳31「2012年2月18日ペラール28mmf4持って冬の西陣で」11 まともに反射



c0168172_16105736.jpg




バイクの向こうの水溜まりが太陽をまともに反射していました。

その状態で、AE露出で撮ると、
少なくとも2段はアンダーになります。
だから、有能な写真家なら、
少なくとも+1に露出を設定するでしょう。

でも、有能な写真家じゃない私は、
そのうえ、無精なので、
-1のまま、真っ正面から浴びせ倒しに撮りました。

もちろん、画像は真っ黒。
でも、ほんの少しレベル補正をするだけで、
シャドウが全部顕れてきます。

    ペラール28mmf4
    やっぱりとても良いレンズなのです。
by Hologon158 | 2012-02-28 16:18 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

306.10 ホロゴン外傳31「2012年2月18日ペラール28mmf4持って冬の西陣で」10 ナンテンかな?



c0168172_1554415.jpg




前回の証明が今回の写真。

私はナンテンが大好きです。
赤が好きで、
それが沢山あったら、もっと好き、というわけです。

路地の入口でナンテンを撮っていたのです。
カメラはライカM9。

    一応、ファインダーをのぞいて、ナンテンにピントを合わせたのです。
    その瞬間、奥からやってきた少女がファインダーに出現。
    そのまま、1枚、シャッターを切りました。

少女を撮りたいのであれば、一応、原則は少女にピント。
私は、ナンテンを撮りたかったので、ナンテンにピント。

それがナンテンだ、なんておっしゃらないように。
私も、あなたに尋ねませんから、
「この写真、何点?」

それにしても、この子、とっても愛嬌がありますね。
しかも、どんぴしゃりの位置に来てくれましたね。

幸運でした。
幸運を喜ぶけど、幸運を期待しない。
これもスランプに陥らない基準ですね。
by Hologon158 | 2012-02-28 15:12 | ホロゴン外傳 | Comments(0)