わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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437.21 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」21 ノー、ノー、ノー!



もう世界中、日本の男は最低という評判がしっかり定着したようです。
橋下市長は、慰安婦発言は撤回しないと明言しています。

当時の状況では客観的に必要だったのでは、と述べただけで、
自身、容認したわけではない、と言い訳するのですが、
容認しないのであれば、こんな発言をするはずがありません。
また、当時のあのような戦争状態では必要とするのが当たり前だ、誰にでも分かる、
なんて言いませんね。
こんな分かりきったことを無視して、平然と、撤回しないと常にいい続けてきました。

だから、世界中で、完全に人間性の劣悪な政治家としての定評が定着してしまいました。
今回は、ノーベル平和賞受賞の女性5人から、「ノー」を突きつけられました。
前代未聞の不祥事件なのです。

ところが、猛烈に不思議なことが起こっています。
世論調査の結果は、各社、橋下発言は認められないという意見が、
たった70パーセント程度なのです。

残りの約30パーセントはどんな意見なのでしょう?

    国民の3分の1近い人間が、ノーとは思わないのです。
    女性の尊厳、両性の本質的平等という基本的人権の最大の根幹の一つが、
    憲法制定後半世紀以上経ってもなお、定着していない!
    そりゃ、男の方がえらい、そうおっしゃるのですか?
    人生、眼を開いて、心を澄ませて生きてきたのですか?
    そんな方にはそう言いたいですね。
    
仮に世界中の軍隊が慰安婦を利用してきたとしても、
だから、ほんの少しでも正当性が付与される、そんな代物ではないのです。
絶対に許されないものは許されないのです。

もし女性全員がノーと言っているとしたら、
男性の5分の3、つまり半分以上が橋下発言を問題と思わない!

    もし女性首班が成立して、戦争中の兵士ための慰安のために、
    慰安夫制度が必要である、いや、今すぐに必要だなんて言っていない、
    いつかそんな制度が必要な状況が来るかも知れない、なんて言ったら、
    どうでしょう?
    男性のほとんどは、怒り心頭に発して、「ノー」を叫ぶでしょう。

    橋下市長にだって、いつか慰安婦制度が必要になり、
    もしかすると、あなたの娘さんもお国のために人肌脱いでいただくかも知れない。
    そのときは、父として、「イエス」と回答しますか?
    その途端、彼も叫ぶでしょう、「ノー、ノー、ノー!」

原発のときも慰安婦のときも、自分が絶対被害者にならない前提で、
原発オーケー、慰安婦オーケーという人がいるとすれば、
そんな人のことをなんと呼べばよいでしょう?
そう、そうですね、

    「人でなし」

維新の首脳陣ももちろん橋下に賛同する態度を示しています、
もし橋下や石原が政権を握って憲法改正をするとなったら、
国益の前にはいかなる基本的人権も停止することができる、
という例外条項をさらりと挿入するでしょう。

    誰が国益を認定するか?
    もちろん権力者です。
    日本はあっという間にファシズム先制国家に半永久的に移行してしまうでしょう。

彼ははっきりと牙を剥いて、本性を現したのです。

大阪市議会で問責議決案は、
直前に公明党が反対に回って、あっさり否決されたそうですね。

    完全な茶番劇。
    決議案を出す方も否決する方も、ただの党利党略で動いているだけ。
    現代の政治家たちに世直しも正しい政治も期待する方が無理なのです。

橋下のような独裁傾向の政治家は子猫の間に排除しておかなければなりません。

    大阪人が目ざめて、次回の参院選挙に維新に誰も入れない、
    これしか政道を正す方法はありません。

ただし、私はあまり期待していません。

    大阪人は昔からちょっと変わっていて、
    女を一人二人持つのが男の甲斐性、と平気で言ってきた人たちなのですから。
    現代の大阪の女性たちがまだそんな時代遅れの寝ぼけを言うのでしょうか?




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        [注記:このブログにどれだけの方がおいでになっているか分かりませんが、
         この程度のことは平気で書きます。
         でも、とくに男性の過半数以上は不愉快にお思いでしょう。
         ブログで橋下批判などまだ一語も読んだことがないのですから。

         そこで、いつものことですが、お願いしておきます。
         不愉快になるようなことはやめましょう。
         橋下批判を不愉快に思ったら、二度とお出でにならないで下さいね。

         アクセス数をこの3年以上チェックしたことがないので、
         記事がアクセス数に影響を与えるか、まったく分かりません。
         ほんとは、私のブログにおいでの全員が私の文章にキリキリ腹を立てているかも?
         でも、気にしません。
         分からないのですから。

         でも、生涯、あまり人のいやがることはしたことはない人間なので、
         私の無理解に心を傷つけられながらお読みの方がおられるとなれば、         
         私の心に反します。

         このブログはただの日記なのですから。
         もしそんなことが一度でも起きたら、二度とおいでになる必要はありません。
         おたがい、人生有意義に、心の赴くままに生きることにしましょう]
by Hologon158 | 2013-05-31 21:16 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.20 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」20 心底仰天



ウィーン少年合唱団コンサートを初めて見て、聴いて、
そのあまりの素晴らしさに仰天したのですが、
You Tubeで過去のビデオをさまざま探索する内に、
心底仰天するビデオ集にぶつかりました。

    Vienna Boys Choir in Tokyo Japan in 1983 (5編)

1983年東京公演ですから、今から30年前。
つまり、少年たち、今では40を超えているかも知れない。
NHKは大嫌いですが、ビデオの状態はかなりいい。

例外なく、賢そうな少年たちが活き活きとした表情で歌います。
そのハーモニーの整然として美しいこと。
でも、すぐに分かりました。

    たった一人のボーイソプラノの少年が合唱の質をはるかに高めている!

独唱をボーイソプラノが勤めるときは常に彼が勤めます。
第2集で、独唱者抜きの合唱部分があるのですが、
高音の輝きと緊張感がぐっと落ちます。
他のボーイソプラノたち全部を合わせたより凄い声が合唱をかさ上げしているのです。

普通は合唱のハーモニーの邪魔になります。

    偉大なアルト歌手キャスリーン・フェリアーは、あまりにも凄すぎると、
    合唱団から断られてしまいます。

ところが、この少年は違います。

    ené Cerncec、それがこの少年の名前です。

全員で合唱しているのに、
彼の独特になめらかで甘い歌声がいつも上空を舞っているのです。

5編、全部見ていただきたいのですが、
とりあえず第3集をご覧下さい。

    Vienna Boys Choir in Tokyo Japan in 1983 Part 3
    (http://www.youtube.com/watch?v=4-a3IuYVSpk)

カペルマイスターが安心しきってRené Cerncecに任せている感じ。
普通、そんな飛び抜けた存在がいると、結束が難しい感じがしますが、
René Cerncecがバンバンと飛ばし、仲間も喜んでついていっています。

ウィーン少年合唱団のビデオを70ばかりチェックしましたが、
こんなに美しいハーモニーのグループはなかったように思います。
ウィーン少年合唱団の歴史をまったく知りませんが、
このグループは一時代を画したのではないでしょうか?

猛烈に嬉しいおまけがあります。
この東京公演の余興か別公演としてか分かりませんが、
とにかく同じグループがオペレッタ風の小劇を演じているのです。

もちろん主役はRené Cerncec。

    G'schichten aus Alt-Wien Part 1
         (http://www.youtube.com/watch?v=RH7vVjd70f0)

傑作なのは、彼はヒロインを喜々として演じているのです。
何も知らないで見たら、少年だなんて分からないほど、
女性、というより妙齢の少女らしい仕草で、とても魅力的です。

脇役たちみんな、とても達者に演じ歌います。
とくにドラマの進行役を務める靴屋はとても美しい声で、
歌唱力も言うことなし。
でも、彼さえもRené Cerncecの横で歌うと、脇役でしかないのです。
René Cerncecは常にシーンをリードし続けます。

これほど飛び抜けた個性と才能の持ち主が、
成人後、どんなキャリアを歩んだのでしょう。
インターネットで検索しても出てきません。
気になりますね。

最後に、もう一つとても気になったこと。

    コンサートホールの聴衆の大半が若い女性ばかり!
    なんだか共産中国の集会そこのけに、地味な服装、
    おかっぱ風の髪型、揃った顔を並べています。

先日のザ・シンフォニーホールの客席を埋めたのは、
ほとんど大半が60から70台の女性。

    要するに、当時の音楽ファンがそのまま現在の音楽ファンらしい?

    当時は、男性たちも年配の女性たちもクラシックになど興味がなく、
    今は、若い男女はクラシックなどまるで関心がないということでしょうか?

日本にも、青春時代があり、老年時代がある、と言えそうです。
とすると、もうじき衰退期が来るのではないでしょうか?




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    [後書き]
         4、5枚目は絞りが違うだけ。
         ほとんどの写真と同様、一つは開放F3.5で。
         もう一枚はF8に絞っています。
         このようなレンズになりますと、
         全部開放で十分ですね。
by hologon158 | 2013-05-30 20:46 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.19 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」19 一枚も撮らず



今日の出勤は難行苦行でした。
声は出ないし、頭はフラフラなのに、
こんな日に限って、人の出入りはひっきりなし。

戦後一時期を画した大テナー、マリオ・デル・モナコは、
オペラ公演の前日あたりから、無声音だけでしゃべったそうです。
私は公演もないのに、一日中無声音。

温冷各種の飲み物を用意して、たえず飲み続け、
咳き込みそうになったら、呑み、
喉がむずがゆくなったら、呑み、と、忙しいこと。

往還はタクシーを使い、昼食は職員がお弁当を買ってきてくれました。
おかげで、今日は一枚も写真を撮らず仕舞い。

こんなことも絶えてなかったことです。
帰宅しても、症状はまるで改善していません。
一体どうなっているのでしょうか?





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by Hologon158 | 2013-05-29 20:45 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.18 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」18 石に噛みつく


前に一度か、もしかすると二度、菊池寛の奉行と斬首刑の囚人の話を書きました。

斬首刑の宣告を受けた囚人は奉行様に向かって恨みの声を上げます。

    「覚えておれ、
     斬首されたら、化けて出て、あんたを呪い殺してやるから」
    
奉行は、馬鹿にしたように、

    「そんなこと信じないぞ」
    「いや、絶対にやってやる」
    「ならば、斬首されたら、お前の前にある石に噛みついてみろ。
     首尾良くできたら、信じてやるぞ」
    「よし、やってやる!」

必死の形相よろしく斬首の瞬間を待ちかまえる囚人。
刀が一閃、囚人の首はかなりの距離を飛んで、石にガッと噛みつきました。
わっとおののき怖れる人たち。
からからと笑う奉行様、

    「これで心配はなくなった。
     やつめ、死ぬ瞬間石に食らいつくことばかり考えて、
     奉行を呪い殺すことなど、さっぱり忘れおったわ」

てもよくできた話です。

フッサールの現象学の「志向性」を菊池寛が知っていたかどうか、
1948年に60歳で世を去った小説家は、
20世紀初頭から展開された現象学を知っていたかどうか、
これは分かりませんが、菊池先生、世俗のことに忙しすぎて、
ドイツの哲学まで学ぶお時間はなかったかも知れません。
でも、これはまさに志向性の問題です。

今日、昼食を頂いているとき、ふっと心に浮かびました。

    別の解釈があってもよいのでは?

こんな具合です。

    その日の夕餉に向かった奉行に、奥方が話しかけます。

         「下僚たちがもうしております。
          今日はあなたが見事なお手並みを示されたとか」

    奉行、ふっと箸を止め、しばらく考えた後、奥方に話します。

         「この世で受けた恨みをあの世ではらすことができるなら、
         世の悪人ばら、もっともっと非業の死を遂げてよさそうなものだ。
         どうやら、この世のことは死ととともこの世に捨てていくもののようだ。
         でも、あやつはそれができると信じている。
         だが、あやつの眼はそのことではなくて、死のおそれで一杯だった。
         こわいのだ。
         たしかに死罪に値する罪なのだけど、被害者にもかなり非がある事件なのだ。
         そこで、あんな風にけしかけてみた。
         あやつは、石に噛みつくこと一点に心を集中させて、
         首を斬られる瞬間を必死で待ち受けた。
         だから、首を飛ばして、石に噛みつくことができたのだ。
         おかげで、死の恐怖から逃れることができたとは思わないかい?」

菊池寛の小説の主人公たちにこんなやさしさがとても似合います。
こんな裁判官、法律家が望ましいのではないでしょうか?
どんな人も人として認めて、同じ高さの視線で見ることのできる人。

記者会見の席上、抗弁できない記者たちを壇上から居丈高に罵倒したおす市長とは、
まったく質の違う法律家ですね。




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by Hologon158 | 2013-05-28 17:19 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.17 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」17 ご冗談を



薬はまだ効いてこないようです。
相変わらずの茫然状態。
こんな経験はこの20年位、つまり記憶する限り、ありません。
意志力でぶっとばす、これがいつもできると信じていました。
どうも神通力が効かなくなったようです。




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橋本市長はあれこれと謝罪らしい言葉を出しているようです。
でも、おもしろいことに、誰も彼が本気で謝罪しているとは信じていません。

彼のこれまでのすべての言動がそれを裏付けています。

    一言として、彼の主義主張に基づいた真摯で誠実な発言がないからです。
    すべてが単なる政治的な仕掛けの花火。

しかし、一つだけ信じられることがあります。

    なにげない一挙手一投足に彼の本音、本質がぽろりと出てしまうこと。
    性的慰安のために女性を活用してもかまわないこと。
    強制連行による慰安婦の存在を認めるつもりはないこと。

彼はよく言います、

    元慰安婦の言葉を鵜呑みにすることなどできない。
    認めてもらいたかったら、証拠を出せ。

でも、よく考えてみてください。

    そんな証拠を出せますか?

彼は、意思に基づかない慰安婦などいなかった、そう主張しています。
でも、よく考えてみてください。

    そんな証拠を彼は確認したのですか?
    たった一人でも、意思に基づかない慰安婦がいたら、
    彼の断言は虚偽となるのに。

事実が存在しなかったことを立証することは誰にもできません。
悪魔の証明と呼ばれているのがそれです。
彼は弁護士だから、そんなこと百も承知です。
でも、堂々と言い張ります。

    自分の論理にそんな大きな穴があることなど気が付いていないし、     
    自分の主張には証拠など必要ではない。自分がそう信じているのだから、
    彼にとっては、それで十分。

ところが、自分の主張に反対するものは、その証拠を出せ、
そう主張しているのです。

    こういう人って、猛烈に偏頗な性格ですね。
    要するに、自己中以外のなにものでもありません。

このような人に、たとえば、裁判官などつとまりません。

    自分の信じていることは証拠なくても受け入れ、
    信じていないことには最大限の証拠を要求するのですから。

    白紙で虚心担懐に証人たちの言葉に耳を傾ける、
    証拠を真摯に吟味することができない人間は、
    結局自分の信じている世界の中をぐるぐる回るだけです。

自分がどんなに不愉快でも、不本意でも、それが正しい結論であれば、容認し決断する、
これができない人に裁判官も政治家もつとまりません。

彼のような人に必要なのは、自分の誤りを正してくれる賢者ではなく、
自分が正しいと無条件に賛成してくれるサポーターだけ。
そのとおり、そんなサポーターだけを周りに集めている人なのです。

    韓国から来た元慰安婦の方が橋下市長との面会を断ったことについて、
    維新の一人がこう説明したそうです。

         市長から追求して化けの皮がはがれるのが怖くて断ったのだろう。

    このお粗末な我田引水的推論!
    これこそなんの根拠もない。

また、橋下市長は化けの皮を剥がすために面会するつもりだったでしょうか?
記者会見で記者たちを完膚無きまでに言い負かす権力者の大段平が、
元慰安婦の女性に通じると思っているのでしょうか?

彼らには心の温かさなど、ちらっとも感じられない。
こんな人たちが日本を主導する?
ご冗談を.......
by Hologon158 | 2013-05-28 16:04 | Comments(0)

437.16 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」16 半分は嘘



橋下市長はこう語ったそうですね、
「慰安婦に関する発言が世界の反発を受けることはわかっていた」

この発言は半分は真実、半分は嘘ですね。

    ここまで世界中の政府レベルでの抗議、非難を受けるとは予測していなかったのです。
    もし予測していたとすれば、もっと発言の内容に伏線や罠をもうけて、
    そうした抗議、非難は無根拠であるとやりかえしたことでしょう。
    でもそれができなかったのですから、
    そこまでも大きなたらいをひっくり返す認識はなかったのです。

でも、国内や韓国から反発を受けることは分かっていました。
その反発がかえって、彼自身の支持層を結束させてくれる、そう計算したのです。
要するに、刺激的な話題を提供して、歯に衣を着せぬ率直、明快な政治家であるという評判を
さらに高めたようとしたのです。
でも、案に相違して、以外にもアメリカ政府からも猛攻撃を受けてしまい、
どうやら、風俗営業の利用を沖縄米軍に勧めた部分は不適切であったとして撤回したようです。

でも、慰安婦に関する発言は撤回しない。

    「別に容認したわけではない」と言いながら、
    撤回しないと言うのはどういうことでしょう。
    要するに、「容認しないわけではない」を暗に意思表示しているのです。
    要するに、国外の不満を鎮静化しつつ、
    国内の反韓勢力や右翼勢力に向かって旗を振り続けようという態勢。

でも、彼にとって一番のダメージは、
彼の女性蔑視、男性優位の姿勢にほかならないことを忘れていませんか?

彼が今回の大失言をなんとか切り抜けたら、
彼がこの体験から学ぶことは、

    どんなにきわどいことを言っても、よい。
    なんとか切り抜けられる、ちょろいもんだ。
    こういうことになりそうです。

でも、本当に学ぶべきことはこうです。

    ①けっして根拠のないアジ発言で物議を醸そうとしてはならない。
    ②政治家として成功しようと思ったら、正しい道(昔の言葉なら、帝王道)を歩まなければならない。
    ③発言については、専門家とよく討議し、正義と平和に導く方針を貫くべきだ。
    ④絶対に誰かを犠牲にしたり、ふみにじったりするようなことはしてはならない。
    ⑤国民も世界もバカではない。

しかし、この5点のどれも学ぶことはないでしょう。
登場したときから今まで、彼が歩んできたのは、典型的な扇動政治家の道であり、
彼が目標とするのは独裁者なのですから。

でも、彼はそれだけの人間の大きさ、度量、広い視野、識見、そして知識を持ちません。
今回もし切り抜けても、また大失言を繰り返し、その政策は独断と偏見から立案されるでしょう。
そのうえ、彼の周りに集まっている人たちは、政治家の素養、経験のない三流の人たち。
彼の周辺で、ミニ橋下の独断専行をてんでばらばらに繰り広げるでしょう。
国民は早晩、彼と彼の集団がただのバナナのたたき売りでしかないこと
(おっと、バナナ専門の香具師のおにいさん、ごめんなさい)に気付くでしょう。

でも、これまでの政治家たちと同様、
そして、300議席を軽く越えて、国民が全権を委任してくれた、なにをやってもよいと、
傲然と極右路線を突っ走る安部政権と同様、
たとえ短い時間でも政治の中枢をひっかきまわすことができさえすれば、
日本の未来はますます暗澹たるものに落ち込んでゆくでしょう。

さらに言えば、国民自体、マスコミの意見にひっぱり回されて、
自分の目で見、自分の頭で考えることができなくなっています。
だから、集団現象でしかなくなって、
ボウフラのように、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ。

たとえば、今回の参議院選挙、
日本の未来のためには、たった一つの選択肢しかありません。
支持政党にお構いなく、すべての有権者が、絶対に自民党に入れないこと。

    もし自民党ら超保守勢力が3分の2を取ってしまったら、そして、
    そんなご時世に、大同団結と称して、維新が自民と組んだりしたら、
    憲法改正、第九条改正、軍備拡張路線、原発再開、
    国家を守るための、国民の基本的人権の制限等、
    戦前ファッショ体制そっくりの「強い日本」路線への悪夢にまっしぐらに突き進むかもしれません。
    金と権力とマスコミとがあれば、できないことはなにもないのです。

彼らが最初に憲法を改正するとしたら、第九条ではありません。
現在、自民党政府は、中国、韓国との融和政策などいっさい取っていません。
むしろ逆に、反韓、反中の好戦的な言動を反復して、
アメリカ政権を怒らせています。
それでも、やめないのは、こうして、隣国との戦争の不安をかき立てることで、
国民に隣国からの侵略戦争の危険を植え付けようとしているのです。

    危機管理内閣制度(戒厳令の一種)を制定し、
    総選挙に関する憲法の規定を一時停止して、
    国民の意思など無視して、政権を長期化する可能性をもぎとろうとするでしょう。
    もちろん原発再開の目的は、核兵器開発のためです。

こうして、第二のファッショ政権が日本を支配するようになるでしょう。
でも、マスコミ、インターネットを支配し続けることで、
国民の不満は他の人には届かないようになり、
まさにビッグブラザーが出現するでしょう。

    その顔が、安部? 橋下?
    どちらもウィークパーソナリティの人物です。
    そんな人間が独裁者となったときは、悲劇。




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by Hologon158 | 2013-05-28 11:08 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.15 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」15 ルンバもさる者



診療所の診察の結果は、ただの風邪。
お医者さん、

    「やあ、ひどい声ですなあ。
     喉が腫れてますなあ」

そんなこと、分かっています!
    問題は、すぐ完治させてくれるかどうか!

4日分の抗生物質等を頂きました。

    これで完治!
    そう決めました!




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一歳半の孫の風邪も完治して、
金曜日には元気で保育園に行ったようです。

木曜日、私が行ったときには、
すでに熱は平熱に復していたのですが、二重瞼が一重になって、
もともと色白なのが、ますます白くなって、
なんだか頼りない風情。
ところが、午前しっかり昼寝して、午後入浴をすませたあたりから、
俄然本領を取り戻しました。

    マンション玄関脇の部屋に行って、
    自走式掃除機のルンバのボタンをスイッチオン。
    ところが、ルンバもさる者です。
    1分程度適当に掃除してから、涼しい顔でホームベースに戻って、
    カチャリと収まり、シーン。

    次に、あまり巨大すぎて、将来のために畳んだままの三輪車を
    よっこらしょと廊下に持ち出しておいて、
    私を呼びにきて、小指をしっかり持って、私を連行し、
    これを指さして、「オーオー」
    居間に持っていってという指示。
    ちゃんと可動状態に開いて、孫を乗せて、部屋中ぐるぐる。

    その前に、居間に散乱した十数冊の絵本を本棚にしまいました。
    私が始めると、残り全部を孫がてきぱきとかたづけます。
    大きさの違う本は違う場所に置きます。
    「すごい、自分でおかたづけできたねえ!」と拍手しますと、
    まあ、それほどのことじゃないけどと、お澄ましの表情。
    二重瞼に戻った巨大な目を得意げに大きく開いてから、
    ちょっと頭を下げて会釈しました。
    どこで覚えたのでしょうか?
    なかなかの男っぷりでした。

    コンビカーと呼ばれる小さな車の座席の座面が開きました。
    下に収納のためのくぼみがあります。
    この座面を開いて、そのくぼみに足をつっこんで、
    コンビカーの上に立って、手を離して、
    「これ位、簡単なものだよ」と言わんばかり。
    こんな場合、私も気合いを入れて拍手。

    ソファーの背もたれの分厚いクッションを座面に倒して、
    そのぐらぐらする不安定なクッションの上を支えなしで、端まで歩き、
    その2重のクッションの山からすべりおりて、ストンと床に降り立ちます。

    そうかと思うと、私の小指を握って、私を一面ガラスのところに連行して、
    私の足にすがりついて「オーオー」
    だっこして、下界の道路を見させてくれというわけです。
    車が大好きなのです。
    しばらく目を輝かせながら眺めた後、
    自分でガラス戸を締め、カーテンを丁寧に閉じ、「もういいよ」
    下に下ろすと、ガラス戸の鍵をパチンとロックしてしまいます。

    パパ、ママは、いつかベランダに閉じこめられてしまうのではと、
    ちょっと心配しています。

こんな芸当を全部自分で思いついて、やってのけます。

記憶力もかなりあります。
    一緒に本を読んでいると、破れたページにぶつかりました。
    とたんに、「オーオー」といいながら、
    私の小指を連行し(もちろん本体付きですが)、
    別の部屋の隅の棚の上を指さして、「オーオー」
    見ると、その破れページ。

着実に成長しているようです。
by Hologon158 | 2013-05-27 21:48 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.14 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」14 覆面求婚


先週土曜日のウィーン少年合唱団コンサートで面白いことに気づきました。

男性のほとんどが完全にラフな普段着姿。
その理由の一つはこうです。
少年合唱団なのに、聴衆のほとんどは高齢者なのです。
男性の場合、退職するともう背広など着ないようです。

そんな中でほとんど私一人が背広。
ビシッと決めたようで、一人浮かび上がっているのが実情。

ところが、妻はクラシックコンサートには背広以外の服装を認めません。

なぜか?

    「あなたは、背広以外では見てられないから」

私もそれは認めます。
だから、ラフに決めたじっさまたちの間に浮かび上がっても、
びくともしませんね。
なにを着ようとも、勝手、ほっといてくれ、というわけです。

逆に、ラフに決めたら、実に格好良い方もいますね。
こんな人は、おそらく精神まで柔軟で自由なのでしょう。

いずれにせよ、どんな人でも、生活、人生の内面が外面に出てしまいます。
外面を見ただけで、内面のすべてを見渡すことなどできませんが、
一部は隠しようもなく漏れ出てしまいます。
この漏れ出た内面を見てとって、一目で好きになったり、嫌いになったり。

深く知り合って分かってきた人間性が、第一印象と違うことがあります。
でも、たいていの場合、かなり正確に人間を見抜いてしまえるようです。

よほどの策士でもない限り、私たちは、普通、
内面を知らない間にさらけ出してしまうからではないでしょうか?

ところが、背広はいわば鎧。
背広を着た途端、人間性のほとんどは鎧の陰に隠れてしまいます。

でも、そうは問屋が許しませんね。

身振り、手振り、身体の動き全体、歩き方にも内面があらわれます。
そして、なによりも、顔。

誰だったか、こう言っていますね、

    「人間は一番恥ずかしい部分を平気でさらけ出して歩いている」
     それが、顔。

    たとえば、求婚。
    覆面をして求婚してみてください。
    絶対にオーケーはもらえませんね。

    全員、覆面で会議を開いてみましょう。
    まとまるものもまとまらないでしょうね。

    夫婦げんかが始まったら、早速覆面をしてみましょう。
    かなり迅速に離婚届を作ることになりそうですね。

顔の中心は眼です。
たとえば、室内など、必要もないのに、濃いサングラスをかけると、
人はあまりあなたを信用しないでしょう。
眼を隠すことで、内面の多くが隠されてしまうからです。

こんな風に考えてきますと、
ありふれた結論に到達するようです。

    TPO、つまり、時間、場所、機会にふさわしい姿を整えることが、
    生にとって、かなり重要だということではないでしょうか?

ゃ、お前は気を付けているか?
そう尋ねられますと、苦しいですね。
背広と、写真撮影用のボロ着、これしか持っていないのですから。




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by Hologon158 | 2013-05-27 15:47 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.13 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」13 道路で一瞬に



昨夜は午後11時に就寝。

    いつもより3時間以上早く寝たわけです。

今朝は午前8時半起床。

    いつもより4時間近くたくさん眠りました。

おかげで、ちょっと気分がよくなりましたが、
のどの腫れは相変わらずで、
時折咳が奥の方から出てくるようで、
診療所に受診することにしました。

ほとんぼ病気をしない人間だったのに、この3ヶ月で2回目の風邪。
保育所で多彩な病原菌をもらってくる孫の面倒をみる機会に、
私もおみやげをもらってくるのかもしれません。
こうなると、お多福風邪だ、百日咳だと、あれこれ多彩に発症しそうですね。
小児の感染病のほとんどは私も罹患しているはずなのですが、
見落としがあるかもしれません。
覚悟を決めておきましょう。




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    道路で一瞬にすれ違った人々でさへ
    僕の意識にとどまって居るだろう
    彼らは皆異った個性を持っていた
    ひとつひとつ色彩の変わっている生活の
    経緯をその感情の上に現していた

画家、松本竣介の言葉です。

そのままロボグラフィに感じていることを言い表している、
そんな風に感じるのは傲慢というものでしょうか?

私がいつも感じていることは、
たとえば、何十年ぶりかの同窓会で感じること。

    その何十年か、私の知らない場所で、私と交錯しない別世界で、
    私の知らない人生をそれぞれに生きてきたんだ。
    私には想像もつかない波瀾万丈の生涯を送ってきたかもしれない。
    私には及びもつかない創造的な人生を築いてきたかもしれない。

ロボグラフィたちもそうです。

    かれらについても、
    思いがけないほどに波乱に富んだ生活を経てきたかもしれないのです。

そして、確かなことは、今、そこに堂々と存在しているという事実。
人間と同じです。
その生存、存在を、たくさんの人間と環境世界とが支えてきたのです。
そうでなければ、そのように見事な存在感を醸し出しながら、
そこに居ることはできなかった。

ロボグラフィは、路傍にひっそり生きるものたちにも、
それなりの尊厳があることを確認し、
その鏡面効果として、私もまた、
他者の尊厳を素直に真っ正面から味わえる存在者として、
今ここにしっかりと生きていることを確認できるのです。

    もちろん、こんな論議はただの後付。
    本当のところは、理由なんてありません。
    韓流ドラマでよく出てくるセリフですが、真実。
    愛するのに、理由なんかいらない。
    私はロボグラフィたちが好きなのです。
by Hologon158 | 2013-05-27 12:24 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

437.12 ホロゴン外傳112「2013年5月19日スピードパンクロ35mmF2京都北山の雨」12 他生の縁



昨日風邪を無理して大阪までコンサートに行ったせいでしょうか?
すっかり風邪がひどくなり、夜間からのどの腫れがひどくなり、
眠れず、気が付いたら発熱。
朝起きたら、おしゃべり不能の状態。

今日は長い間楽しみにしていたランデブーがあったのですが、
哀れ、キャンセルさせていただきました。

じっと寝ていることができない人間なので、起き出して、
重ね着をしてあたたかくして、書斎にこもっています。
でも、さまざまな風邪の症状が代わる代わる登場して、
どうも考えることができません。
ブログの記事原稿が7つも貯まっているので、
機械的にアップしながら、
ホロゴンのフィルムをスキャンしましょう。




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袖擦り合うも他生の縁、と言います。

因果関係というのはおもしろいものですね。
なにかが起こるということは、ちゃんと因果関係があったから。

ところが、この因果関係は単純ではありません。
宇宙全部のファクターの絡み合いによって織りなされてきます。

    大通りをドラキュラが駆け抜けていきます。
    出会う人全員の首に目にも留まらぬ早業でかみついて、
    「うへっ、まずい」なんて口走りながら。
    後には、近いうちに吸血鬼に仲間入りする人たちが取り残されて、
    「今のなんだったの?」と首をかいています。

    折から、あなたが会社に遅れそうになって、
    わき道をかけてきます。
    この大通りに入ったその瞬間にドラキュラにぶつかってしまう、
    絶体絶命のタイミングで。

    あと数歩というところで、ハイヒールのかかとが「バキッ」
    あなたの体は宙を飛んで、水たまりにお顔が見事着地。
    仕事の後、恋人とのデートを予定して、おめかしをしていたあなた、
    ぐしょぐしょにぬれた顔と髪の毛をハンカチで拭いながら、
    片方が平底になったハイヒールで、ギッコンバッタンと歩きつつ、
        「最悪! 
        私って、なんて運が悪いんだろう!」

    大通りに入って見ると、あっちでよろよろ、こっちでよろよろ、
    首筋をさすりながら歩く人たち。
    ドラキュラは影も形もありません。
    あなたは、つぶやきます、
        「なにかあったのかな?
        みんな、かかとが壊れたのかな?
        でも、やっぱり私が本日一番運の悪かった人なんだ!
        そのうえ、泥水に顔がまともに飛び込んだんだから」

とんでもない、あなたが一番幸運な人なのです。
ドラキュラと運命の出会いをする直前にハイヒールが壊れ、
あなたの因果関係はいきなり別の方向に切り替わってしまったのです。

    宇宙大のあみだくじを思い浮かべてください。
    無数の縦線が時間軸に平行に張り巡らされて、
    あなたはその一本を未来に向かって進んでいます。
    でも、この縦線には無数の横線が分岐していて、
    別の縦線につながっています。
    横線にぶつかるたびに、
    あなたはその線に沿って別の縦線に移ってしまいます。
    これが宇宙の出来事。

あなたは、次の瞬間、ドラキュラとぶつかって、
吸血鬼への真紅の生涯へと華麗に転身する予定だった、
と言いたいところですが、実はそうではなかった。
その直前に、ハイヒールが壊れてずっでんどうという横線が
かすかに入っていたわけです。

高齢の人物から聞いたことがあります。
まだ5歳の頃のことをまざまざと脳裏に刻んでいるそうです。

    第二次世界大戦末期のころです。
    空襲があり、彼は両親と一緒に懸命に走っていたそうです。
    道にはいっぱいの人がいて、みんな同じ方向に走っていました。
    大轟音が聞こえ、その方を見ると、隣の筋に火炎が走り、
    その道を同じように走っていた人たちを
    一瞬にして残らず呑み込んでしまったのです。

これがほんとの筋違い、なんて言っている場合じゃないですね。
ナパーム弾に呑み込まれた人は即座に昇天し、
その人は何十年も生き続けてきたのです。

それでは、おまえは運命論者か、そう尋ねられますと、
そうでもあり、そうでもない、
こう答えるよりほかはないですね。

    因果関係の横線、縦線には自分の力の及ばない部分がいっぱいあります。
    でも、自分の力で横線、縦線を作り出し、強化することもできます。

アンジェリーナ・ジョリー、この人がそうですね。

    ガンのリスクを可能な限り低減するために、
    両乳腺切除手術を受けたそうですね。
    映画のヒロインそこのけの勇敢、果断な選択。
    この人は自分の運命を自分で切り開く人なのです。

よく考えてみますと、私たちは、
日常生活で同種の選択、決断をする機会にふんだんに遭遇しているのです。

    糖尿病一歩手前という診断を受けて、
    「お善哉を好きなときに食べられない人生なんて」なんてうそぶきながら、
    お腹いっぱい甘いものを食べ続けるのも、
    完全な食事療法に生活を切り替えるのも、
    人生の大きな選択なのです。

    
人生は因果関係サーフィン。
by Hologon158 | 2013-05-26 16:23 | ホロゴン外傳 | Comments(0)