わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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540.11 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」11-完-運命が変わる



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いつも真夏に思うことは、
涼しくて過ごしやすい日はいつ来るんだろうか?

    とくにこの夏は汗ぐっしょりになる熱帯夜が続きました。
    我が家は高台にあって、この十数年、
    汗ぐっしょりになるような夜はほとんどなかっただけに、
    異例の夏だった感じがします。

ところが、突然秋がやってきたようです。

    一昨夜そして昨夜の2晩は夏掛けを2枚重ねて、
    しっかりくるまって寝ることができました。
    この突然の急変というのが、いかにも秋の到来を思わせます。
    女心のと秋の風。

もう一つ思うことがあります。

毎年、これまでに体験したことがないよいうな天災に、
さまざまな地域が想像を絶した被害を被るのが日本の恒例となっています。

    今年の異常災害は集中豪雨による土石流災害。
    これからどんな異常災害が起こるのか、心配になってしまいます。

一番怖いのは、東南海大地震、関東大震災、富士山の噴火ですね。

    このどれか一つが起こっても、
    日本の命運は一気に最悪の方向に傾いてしまう可能性が高い。
    九電の地震に対する原発安全対策が傑作ですね。

        地震の危険性が生じたら、ただちに原発を停止して、
        核燃料棒を取り出し、安全な場所に移動させる。
        だから、心配はいらないのだそうです。

地震学者たちがただちに疑問を呈しました。

    「地震を予知することは難しいので、有効な対策とは言いがたい」

当たり前です。

    今までの大地震で、発生をあらかじめ予知できたことなど一度もない。
    経験から何一つ学んでいないうえに、
    本気で原発の安全対策を立てようという真剣さなどかけらもありません。

それが日本人です。

    どこかのモード学院の電車広告にこんなコピーがありました。
        「運命が変わる
        目の色を変えよう」
    それができないのが日本人。

日本人の大原則は、「無原則」。

    日本の安全のためには戦争ができるようにする必要がある。
    じゃ、憲法は無視しよう。
    原発があるから、原発をつかわなければならない。
    じゃ、安全は無視しよう。

必要性が至上命令、このやり方で歴史が作られてきました。
必要に応じて、大原則を変えていく、
これをご都合主義と言います。

    現実的ですが、原則がないので、結局、右往左往するだけ。

第二次世界大戦に敗戦した当初は一応反省して、
民主主義国家を建設したかに見えたのですが、
戦争を進めた層はまったく無反省。

    首相など、「1級戦犯は国の礎」とおっしゃっておられます。
    つまり、太平洋戦争を推進した人たちと同じ立場、思想で国を経営する意志を
    誇らしげに表明しておいでになります。

    日本の安全にまったく役立たない国ばかり選んで、外遊して、
    日本の将来がかかっている中国、米国、韓国と
    真剣に外交関係を結んでいくつもりはまったくない。
    自分から中国、韓国を危険視して、敵愾心をかきたてている。

    彼の描いている日本の平和、平安は、中国、韓国抜きなのです。

古来、隣接国家と敵対関係を国家存立の基盤、基本条件とした国はたくさんありますが、
現代はすでにそんな時代ではありません。

    経済は完全にグローバルなものとなり、
    日本経済は中国経済、韓国経済とむしろ一蓮托生の関係にあります。
    その中国、韓国を精一杯敵視もしくは無視して、
    いったいどこに行こうとしているのでしょうか?
    これもまたこれまでにはなかった異常政策。

人間界も自然界も先行き真っ暗な状況。
これまでの数十年間このようなことはありませんでした。

    自分のこともそうですが、孫たちのことを考えると、
    かなり未来に懸念を抱くこの頃です。

自然界のこの暴れ方はもしかすると、地殻変動期に入っているからかも知れません。

    そうだとすると、とてもゆゆしい事態。

人間界の騒乱は、人口の爆発的増加と世界経済のグローバル化という
前例のない環境激変に人間が適応しきれないどころか、
不適応を起こしているせいだとはっきりと言えます。

    あまりも急激に不適応状態が出現したため、
    人間は事態、問題を把握することすらできていないのです。

原発事故がその典型ですが、
人間の知恵、知識、能力、資源が頻発する危機を乗り切るためには完全に不足しています。

    天候のような自然界の動きはカオスです。
    つまり、すべての事象、ファクターが関係しあい、影響しあっているので、予測不能。
    経済も含めて、人間界の出来事もカオスです。
    どんな小さな出来事でも、チェーンリアクションによって、
    経済をひっくり返しかねないのです。

小手先の処理で日本経済の立て直すが可能であると主張するアベノミクスは、
完全な茶番劇であり、もちろん成功するはずがありません。
    
    そんな初歩的なことも理解しない人が政権を握って、
    全能の専制君主まがいの振る舞いをして、
    国民もなんとも思わないで、太平楽に暮らしています。

        誰もがどうかしているのです。

    一人一人がバカだと言っているのではありません。
    私がここに書いたようなことはどなたも分かっているのです。
    でも、そんな反省を国政にフィードバックするシステムがない。
    一人一人は賢くても、マクロ的には水分子のようにしか動けない。
    それが日本の現代。
by Hologon158 | 2014-08-31 22:01 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.10 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」10 ビオゴン

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金曜日、大阪の天満に参りました。

天満橋商店街は第一級ロボグラフィ地帯。

   でも、最初に目指したのは郵便局。
   在任中のある種の負担金を送金しなければなりません。
   行きつけの奈良の郵便局は回避。

   おかしなことですが、いつも背広姿で入出金をしていたのに、
   いきなりよれよれのTシャツ、ジーンズ姿で現れるのも、ちょっと気が引けます。
   そこで、撮影地に直行して、まず郵便局に行ったのです。

妻に、退職後はできるだけ退職者に見えない服装をしたいとお願いして、
予算承認をして頂いたのですが、

   ご自分用のものを購入するのに忙しくて、
   まるでお忘れになっているようです。

   彼女曰く、
   「あなたは背広以外ではなにを着てもみすぼらしくて、似合わない。
   かなり難しいわねえ」

   私自身は、自分の外見服装など考えたこともない人間ですから、
   自分でそろえるわけにもいきません。
   撮影するときはできるだけ目立たない服装が一番。
   どうせ誰も見ないんだから、このままで通すことにしましょう。

送金手続きが済んだのが午前10時55分。
たいてい午前11時が喫茶店のモーニングサービス終了時間。

   あせって、局員に「このあたりに喫茶店ありませんか?」
       「お隣にあります」

ご機嫌でお隣に移動。
ただし、焦ることはありませんでした。

   メニュー板に「モーニングセット 午前11時30分まで」

一番簡単なトースター、卵、アイスコーヒーセットを注文し、
ソニーα7の撮影分をチェックしてみました。
たった25分でしたが、93枚撮っていました。

   レンズはビオゴン21mmF4.5。

レンジファインダーコンタックス用ビオゴンのライカLマウント改造版。

   戦前から戦後にかけて、ツァイスとライカが双璧でした。
   ライカのボディにツァイスのレンズをつけたい、
   これがライカ使いの多くの写真家たちの正直な気持ちだったそうです。
   それも当然だったなあ、という印象です。

そのビオゴンの描写はどうだったか?

   最高!
   スーパー!
   ツァイスらしい剛毅にして切れ味豊か。
   一刀両断!
   そんな感じの描写で、不思議に周辺減光も目立たず、
   すべてノーファインダーですが、まるで私の心を知っているかのように、
   写してほしいだけ、写してほしいように撮ってくれています。
   ライカ党(私も実はそうなのですが)が真っ青になるほどの写り。

よし、撮るぞ!
午前11時半出発。
by Hologon158 | 2014-08-30 19:31 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.09 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」9 沈黙の男



いつも気になることが1つあります。

思いつく例が1つ。

    映画「老人と海」
    ヘミングウェイの傑作ですが、
    老いた漁師が一人住まいの家に戻ります。
    映画のシーンで、老人がどんなことをしたか?
    もう一切覚えていません。

    でも、往年の大スター、スペンサー・トレイシー扮する老人は、
    ほとんどなにもせず、一言も声を出さなかったことは記憶しています。

私にはこんな生活はまったく想像外。

    私はテレビはあまり見ない人生を送ってきました。
    この30年ばかりは、ほとんど見ていません。
    なぜか?
    ほかにやることが一杯あったから。

私が一番気になるのは、

    ほとんど何もしないで、じっと沈思黙考する人って、
    なにを考えているだろうか?
    そんな思考は彼の中でどんな風に実を結んでいくのだろうか?
    ちゃんと覚えているのだろうか?
    楽しいのだろうか?

スペンサー・トレイシーとジャン・ギャバン、
この2人の東西の大スターはそんな沈黙の演技が最高でした。

    昔、こんなキャッチフレーズがありました、

        「男は黙って勝負する」

私は信じませんね。

    私に言わせれば、黙って勝負したから、勝つってものじゃない。
    しゃべりながら勝負したって、負けるわけじゃない。
    結局は能力と準備と機会が勝負を決めるだけ。

私にとっては、どんな場合も語られた言葉が大切だからです。

    しかし、残念ながら、ソクラテスに劣らず、
    対話が大の大の大好き人間である私だって、    
    歳をとるにつれて次第に一人で居るときが多くなってきました。

私がその補完として採用している2つの方法、それは、

    ①iPodで英語の朗読本を聴く。
    ②ポメラで自分と対話しながら、文章を書く。

①はほとんどすべてAudible.comから購入しています。

    何と、先月から今月にかけて、私に黙って、
    経営者がアマゾンに交替してしまいました。
    私の購入した百数十の朗読ファイルは私のライブラリにあって、
    いつでも再度ダウンロードできたのに、全部消えてしまい、
    毎月千円ちょっとで、どんな高額朗読本も1つ入手できたのに、
    そのシステムもなくなり、再度契約し直して、
    一々規定の価格で購入しなければならないという事態に一変。

こうなりゃ、安いのばかり手に入れるだけだ、

    どうせ、ほとんどヒヤリングできていないんだから。
    というわけで、古典本中心に購入することになりそうでう。
    著作権切れのなので、10ドル前後の廉価本が多いから。

この英語朗読というのも、対話の代わりになります。

    ルーズベルト大統領がいみじくも言った話上手になれます。
    つまり、じっと相手の言葉に耳を傾けるので、
    相手も本気、本腰でしゃべらざるをえなくなる、
    そんな人物になるのも、1つの人間訓練になるようです。

②は私のメイン。

    私は、脳裏に浮かぶさまざまなアイデア、思考が、
    そのまま泡沫のように消えて、忘却の海に流れ込む、
    これが耐えられない。

    自分の考えたこと、思いついたこと、体験の記録、
    こんなものは全部忘れないうちに文章化してしまいたい。
    できれば、これを残して、後日、参照したい。

ブログはそんなストックとして理想的です。

    写真と抱き合わせでストックできます。
    誰かが読むかも知れないという緊張感があるので、
    のんべんだらりと締まりのない思考はできない。

    幸い私は思考するのと同じ速度と言うとちょっと大げさですが、
    目にも止まらぬ早業でタイピングできます。
    思考が頭に浮かんで、その思考をタイピングすることもあれば、
    タイピングすることで思考が紡ぎ出されることもあります。

    凝縮して緊密に論理化された文章ではなく、
    泡沫のように浮かんでくる思いをそのまま文章にできます。
    それをそのままブログに掲載します。

誰も読まなくてもよいのです。

    私が唯一の読者。

極めて狭い体験と狭い能力の人間が思いつくまま書くのです。
極めて退屈で、単調な思考になっていることは十分承知しています。

    だから、人は、私のブログに付き合う必要などないのです。
    人生は貴重なのだから。

でも、私にとっては、些末な思考の顛末こそ、記憶しておきたい。
そして、それができる。

いつも書いていますが、まさに、

    ブログ万歳!




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by Hologon158 | 2014-08-29 22:53 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.08 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」8 依存症



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火曜日夜から水曜日夜まで、マックのSafariが使えませんでした。

    オープンするのですが、しばらくすると勝手に終了。
    何度やっても、同じ。
    理由は分かりません。

ハードディスクの不要なファイルを削除して、空き容量を増やしたり、
幾度もリセット、リスタートをしたりしても、一向に改善されません。

    昨日お昼、西の京を撮影している最中に思い出しました。
    こんなときはグーグルで検索してみるのが一番。
    誰かが同じ不具合で苦しんで、誰かに相談しているからです。
    
早速検索してみました。

    「マックでSafariが使えない」

    いくつも質疑応答しているファイルが見つかりました。
    あれこれ探す内に、マックのライブラリの「Internet plug-ins」から、
    プラグインを全部棄ててみたらいいというアドバイスが見つかりました。

        成功!

それからは、Safariは無事働いてくれています。

    理由なしに怒り出す人がいますが、パソコンはそれに似ていますね。
    ある日突然、不具合が発生して、原因不明、解決策不明、
    そんな事故がときどき起こって、人生は順風満帆じゃないんだ、
    かろうじて幸運にのっかってるだけなんだと教えてくれます。

プラグインフォルダに、知らぬ間に、
Safariの正常な作動を邪魔するなにかが入り込んだのでしょうか?

    なんだか幸福な家庭に忍び寄る魔の影のようですね。

こんなとき、私たちもまた、のび太とドラえもんじゃありませんが、
パソコンに猛烈によりかかって生活していることを思い知らされます。

    かなり昔ですが、鑑別所に収容された少年にとって一番苦しいことは、
    携帯電話を取り上げられることだと読んだことがあります。

携帯電話が出現する以前、電話依存症の人なんて稀でした。

    もしかすると、グレン・グールドがそうだったかも知れません。
    友人たちに、真夜中にでも突然電話をかけてきて、
    自分のしゃべりたいことを何時間でもしゃべり続けたそうですから。

近ごろの若者の多くは「携帯依存症」なのかも知れません。

    今起こっていることはかなり危険なことではないでしょうか?
    その点、私たちの場合、パソコンが駄目になっても、
    携帯依存症の症状よりはかなり軽症なのかも知れません。
    なくても、人生を楽しむ分にはいくらでも道があるからです。

でも、ふっと不安。

    写真が撮れなくなったら?
    揚琴がなくなったら?
    
かなり打撃かも知れません。

    携帯依存症でない代わりに、
    写真依存症、音楽依存症なのかも知れません。
    さらには、妻依存症、家族依存症、友人依存症もあるかも?

結局、人は常になにか依存症を持っているのかも知れません。

    それが人生の拠り所なのでしょう。
    人生の弱みと言ってもよいかも知れません。

    でも、そんな弱みが何一つない人の人生って、何でしょうね?
by Hologon158 | 2014-08-29 00:38 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.07 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」7 人類の未来



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自然の中で自然と共存していた恐竜たちは、次々と進化しながら、
なんと1億3千万年も栄えました。
気の遠くなるほどの果てしない期間を生き延び、栄えたのです。

    恐竜は肥大化して脆弱になり、環境に適応できなかった?
    とんでもない。
    この果てしない期間に、恐竜は華麗に分化し、進化していたのです。
    恐竜が滅亡したのは、恐竜自体の生命体の欠陥とか不適応故ではなく、
    どうやら巨大衛星激突の結果だったというのが定説になりつつあるようです。

つい最近の直径250キロもの小惑星が地球近くを通過して、
かろうじて衝突等の影響を免れたという事件がありました。

    1億3千年もそんな事件に遭遇したなかったということは、
    恐竜たちの方が幸運だったのかも知れません。

ただし、人間の場合、その心配はありません。

    そんな宇宙的事故が発生する前に、自滅しそうな気配。

    人間は、類人猿から分かれてせいぜい500万年しか経っていないのに、
    産業革命以降の百数十年間という短時間に、
    急激に自然を食いつくし、破壊しつくそうとしています。

原発はさらに危険です。

    全国に何十基と設置された原発のすべてに使用済み燃料庫があって、
    福島第一原発にも、壊れた4基の原発の天辺に燃料庫があって、
    絶えず水で冷却されています。
    今一度、東北大地震級の地震が起こったら、
    そのどれかが倒壊して、地面に使用済み燃料棒が散乱するかも知れません。
    その時点で、周辺100キロは人の住めない核汚染地帯に変貌してしまうのです。

ピストルに1発だけ実弾を入れて、
一人一人頭に当てて引き金を引いていくロシアンルーレットに、
日本人一人一人が無理矢理参加させられている、
それが現代日本なのです。    

    もう後戻りはできないかも知れません。
    でも、明らかになっている危険だけは一つ一つしっかりと潰していく、
    それが日本人一人一人の使命ではないでしょうか?

ついでに書いておきます。

原発を自民党があきらめないのは、
原爆製造能力を失うからだという説があります。

    こんなことを考える人間は、はっきり言って、愚かです。

    もしそれが本当に日本にとって許され、かつ有益なことなら、
    原発はやめても、原爆製造研究だけは続けたらよいのです。
    でも、おおっぴらにそんなことはできない。
    法的に許されるわけがなく、かつ有害だからです。
    原爆、水爆は、自衛用ではなく、完全に他国攻撃兵器です。
    永久に戦争を放棄している日本が、原爆を持てるわけはありません。
    その上、原爆、水爆による攻撃は本質的に人類に対する犯罪です。
    そんな悪の権化のような原爆を持つ可能性を考える人間は非道です。

もちろん原発も原爆もすべて日本から排除する、
それが日本国憲法の立場であり、人としての道ではありませんか。

    そんなこともわからなくなって、集団自衛権は必要かどうか、
    なんて低次元の議論に終始して、本質を見えなくしている人たち、
    政治家、マスコミははじめから憲法など無視しているのです。
    
    今日本を牛耳っている人たちって、バカか悪人か、
    それともその両方か、そんな感じがしてなりません。
    
by Hologon158 | 2014-08-28 18:28 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.06 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」6 アゲハチョウ



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数日前、アゲハチョウを見ました。

   長い間見たことがなかったのは、
   自然、風景の写真を撮らない人間なので、
   田園を歩くということがないせいでしょう。

12年前、現在の住宅地に引っ越してきた頃は、

   アゲハチョウも黒アゲハもトンボも赤トンボも
   糸トンボもウスバカゲロウも蛍も、
   その他さまざまな昆虫たちも、絶えず身の回りにいました。

今ではほとんど見かけません。

   コガネムシさえ消えてしまったかのようです。
   鹿が群れ遊ぶ飛火野は、
   その上の芝を鹿がきれいに食べそろえてくれるので、
   吉永小百合さんが歌に歌ったほどの美しい斜面。
   かつてはその斜面をごろごろと転がることができたほどでした。

       今でも転がることができますが、
       その上をぎっしりと埋める小さな鹿の糞とあなたのお口、
       全身がコンチニワすることを覚悟してしてください。

なぜか?

   以前は、コガネムシがどんどん糞転がしをして処理してくれたのです。
   今は、そのコガネムシたち、どこに行ったのでしょう?

日本の自然そのものがどんどん変質しているようです。

   昔は、鬱蒼と茂った自然林の斜面は保湿性が高かったので、
   雨水、雪解け水はそんな斜面から地下水に流れ込みました。

   今ではその大半が杉、檜の一木林に変えられてしまい、
   これらの林では下生えの植物が育たないため、
   保湿性が限りなく低く、雨は斜面をざっと流れ下ってしまいます。

都会の周辺の丘陵地帯はゴルフ場に開発されてしまいました。

   30年以上前に聞きました、
   すでに日本の全土の3%がゴルフ場に変えられてしまった。
   3%ですよ、べらぼうではありませんか?

   河川という河川もコンクリートで覆われて、
   地下水への滲出は不可能になってしまいました。
   五月雨を集めて早し、コンクリー川
   雨降れば鉄砲水となり、根の浅い一木林をなぎ倒し、
   山の斜面、場、コンクリート川をどっと下って、土石流となって、
   これまでに起こらなかった大災害を演出するようになってしまった。
   そんな感じがします。

それなのに、帰宅した私の目の前を玄関に誘うようにして、
アゲハチョウがヒラヒラヒラヒラと舞って、それから去って行きました。

   長い間見たことがなかったのに、
   まだ生き残っていたのです。
   でも、夢だったのかも知れない。

私は実は子ゴルフ供の頃から昆虫採集が大嫌い。
ピンで留められて、ガラス箱に並べられた昆虫たちを見るのもいやでした。

むかし、オスマントルコがブルガリア、ハンガリーを征服しようとしていたとき、

   たがいに捕虜、反乱者たちを数知れず十字架につけて、
   街道横に果てしなく並べたそうです。
   昆虫採集をそれに比較するのは、
   猛烈な偏見、言いがかりであることは知っていますが、

私はどちらも見たくない。

   自然の中でひらひらと舞う姿こそ、私たちに夢と力を与えてくれます。
   この大地は生きている、そして美しい、そう確信させてくれるからです。

昔、人間は大地、自然、他の生命たちと共存共栄の関係を結んで生きてきました。
今、人間は大地、自然から可能な限り果てしなく経済的利益を収奪しよう、
各国そろって狂奔しています。

   そのあげくは、大地、自然は猛烈な速度で消えていこうとしています。
   本当は人間はその大地、自然の一部であり、
   大地、自然があってこそ栄えることができる生命体なのに、
   自分を支える大地、自然を食いつくそうとしているかのようです。

   人間は、生存のためもありますが、
   むしろ欲望のために、どんどんどんどんバカになっている、
   そんな感じがしてなりません。

以前、桂林の漓江の途中の陽堤をタクシーで訪ねて、
小さな村の田野を歩いたとき、
緑一杯の田のうえをひらひらと蝶が舞っていたことを思い出しました。

南西アフリカのナミビアをキャンプ旅行したときにも、
村の近くの田園道を散歩して、黒アゲハのような蝶が舞うのを見ました。

   これらの蝶々たち、今も健在に、残された自然を彩っているでしょうか?
   なんだかそうじゃないんじゃないかな、
   今はかろうじて残っていても、残された時間は限りなく少ない、
   そんな不吉な思いが頭をかすめます。

誰のせいで?

   もちろん人間のせいです。
by Hologon158 | 2014-08-28 17:02 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.05 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」5 土塀の家



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薬師寺近くの民家の土塀を撮っていました。

    老婦人が声をかけてきました、

        「ちょっとおたずねしますけど、
        この土塀いつの時代のものでしょうか?
        唐招堤寺は奈良時代と読みましたけど」

    「この土塀が奈良時代のままなんて、あるわけないじゃないか!」
    愛想のないおっさんなら、そう言い返すところでしょう。

    私はとてもやさしい人間なので、

        「それほど古くはないでしょうねえ。
        なにしろ普通の民家の塀ですし、
        家もそんなに古くないので、建て替えでしょうけど、
        このあたりの村の家って、たいてい
        どんなにさかのぼっても明治、大正ですから、
        この塀もそれより後じゃないでしょうか?」

    ついでに、

        「このあたり、昔は白土塀が続いていました。
        これもその一つなんだと思います。
        今ではしっくいの上塗りは全部剥げてしまって、
        こんな風にどんどんと崩れていくようです」

    ご婦人納得して、にこにこと立ち去られました。

        いつものとおりの余計なお節介でした。
        ご婦人はただおしゃべりたかっただけかも知れませんね。

こんな言葉があります。

    「大阪は食い倒れ、京都は着倒れ、大和は普請倒れ」

とにかく奈良には白漆喰の土塀に囲まれた豪農の家が一杯あったものです。

    南大阪線にも、擁壁の上に白漆喰の塀が長々と築かれた、
    お城のような豪邸が2棟並んでいました。
    あきらかに競い合っていたのです。

今は消えてしまいました。
どうなってのでしょうか?

    容易に想像がつきます。
    子どもたちは都会に出て、戻ってこない。
    老夫婦だけでは農業もできず、大きな屋敷も維持できない。
    亡くなると、相続税を捻出するために売却されてしまい、
    誰も使い道のない土塀邸宅は取り壊されてしまうのです。

私の叔父も二上村穴虫という、
いかにも江戸時代風の部落に住んで、内科医院をやっていました。

    夏休みなどに、よくバイクに乗せて、何泊かするために、
    大和高田の家から二上まで飛ばしてくれたことを覚えています。

穴虫の部落に入ると、道はでこぼこ、あちこちに屈曲。
これは古い部落のいわば防衛手段だったようです。
その両側がすべて白漆喰の土塀だったことを今でもまざまざと覚えています。

    ああ、あの時代はどこに行ったのでしょう?
    もちろん穴虫部落は今では住宅地に一変してしまい、
    往時の面影など、どこにもありません。

誰にとっても、少年時代は懐かしいものですが、
現代の少年少女たち、成人後に、
そんな懐かしさを今の時代に感じることができるでしょうか?

    なんだか心許ない感じがします。
by Hologon158 | 2014-08-28 16:35 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.04 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」4 薬師寺


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唐招堤寺の後、かき氷を頂いて心身ともにすっきりしてから、
南の薬師寺に入山いたしました。

実のところ、私には薬師寺というお寺がよく分からないのです。

   ここだけの話ですよ、
   私には、このお寺のどこをとっても、
   ちっともありがたいという感じがしないのです。

   お坊さんたちも、他の寺のような沈思黙考型ではなくて、
   かなりちゃきちゃきして、ちゃっかりタイプという感じ。

680年、天武天皇の発願で建立が開始されたというのですから、
もっとも古い寺の一つのはずなのに、どこにもその古式が感じられない。

   国宝薬師三尊像にしても、白鳳時代のものなのだそうですが、
   他の国宝の古色蒼然たるクラシカルなたたずまいとは打って変わって、
   黒光りのするピカピカのお姿で、なにか違和感があります。

   おそらくオリジナルの状態では金箔を貼られて、
   往時は金色燦然と輝くお姿だったのでしょう。
   その金箔はすっかりはげ落ちたのでしょうか?

   お堂は常に塗りかえられているようで、赤い伽藍が並びます。

よく言うと、今でも信仰の生きている、生きたお寺なのですが、
悪く言うと、かなり安っぽい。

8月30日に夜間コンサートを予定しているようで、
音響、照明の設備を今から大がかりにセッティングしているようです。

   本堂の石段を下りようとすると、スタッフが寄ってきて、

       「足下にお気をつけください、
       コードがセットされていますので」

石段の底部に太いケーブルが数本束ねて配線されています。

   たしかに石段を下ってきて、このケーブルをどんと踏んだら、
   かなりダメージを受ける危険がありそうです。
   でも、まさかこれから13日間、行き交う人にいちいち声をかけるのでしょうか?
   誰もが通る場所にケーブルをセットするのですから、
   保護用の金属ケースを被せる位の工夫はできないのでしょうか?
   それともオーディオケーブルは裸のままでないと、
   音を劣化させるのでしょうか?
   不思議です。

こんな作業を何日前から続けているのでしょうか?
1つのイベントをするにも、大変な準備が必要なのですね。

   でも、その特設舞台はお堂をバックに作られています。
   すると、お堂が楽屋に変身するのでしょうか?
   そんな作業風景が覆い被さって、
   ただでさえあっけらかんとした観光寺院風の薬師寺が
   さらにただのショースペースに変身して、
   よけいにありがたみのない拝観となってしまいました。

門外漢の私としては、東大寺だ、薬師寺だと、
さまざまなお寺でナイトコンサートを開くようですが、消極意見です。

   たとえば、大人数による声明といった大がかりな行事ならまだしも、
   お金をとって開催する商業コンサート、ショーなんかするのは、
   宗教施設として余計なサイドビジネスなんじゃないでしょうか?
   ナイトコンサートを開いても、信仰の啓蒙になど役に立たない。
   神社仏閣には、宗教行事だけで結構です。
by Hologon158 | 2014-08-28 16:15 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.03 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」3 唐招堤寺で



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私は蕎麦が好きではありません。

    別に嫌いではないのですが、
    長いものには巻かれないことにしていますので。

あなたはきっと蕎麦が大好きでしょうね。

    何事にも通の方って、ほとんど例外なく蕎麦にもはまるようですね。
    私は何事にも通ではない人間なので、蕎麦にはまれない。
    だから、ビーフカレーを頂きました。

午後12時半蕎麦処を出て、午後2時45分戻りました。

    蕎麦処のある南北の道を北に戻れば唐招堤寺、
    南に進めば薬師寺というロケーション。
    いったん北に戻り、唐招堤寺で1時間15分過ごしました。

    240枚撮って、合計354枚なのですから、
    依然として撮影速度は上がりません。

それにしても、鑑真和上の日本渡来実現への不撓不屈の実行力は
ほとんど超人的ですね。

    私はまだ小学5年生のころ、父親につれられて、
    特別拝観させてもらったことを覚えています。
    暗い本堂の厨子を開いて、一行10人ばかりがぐるりと取り囲んで、
    手で触れるほどの間近で見ることができました。
    とても柔和な表情でした。

数年前、入江泰吉と土門拳、
二人の大写真家の作品を並べて鑑賞する機会がありました。

    私の偏見かも知れませんが、入江さんの圧勝でした。
    土門さんは、像そのものの物体を見事に写し止めていました。
    入江さんの写真からは和上の愛と慈しみがにじみでるようでした。
    土門さんの写真は仏像写真、
    入江さんの写真は人物ポートレートでした。

入江さんがある家の庭を撮ったときの話が大好きです。

    幾日もやってきては、三脚を構えたまま、
    縁側に腰を下ろして、たばこをくゆらせ、
    夕方になったら帰っていったのです。

    ある日、突然、

        「今だ!」

この姿、幾度も日本渡航を企てては戻っていった鑑真和上の姿に
ちょっと重ね合わせることができそう、そう思うのは私だけでしょうか?

    けっして無理をしない。
    時を熟すのを待つ。
    いざ、そのときとなったら、断固実行する。

鑑真和上は688年唐の揚州の生まれと言いますから、

    65歳のときに日本にやってきたわけです。
    それから76歳でなくなったので、
    日本にはたった10年ほどしか過ごせなかったのです。

日本語は習得されたのでしょうか?

    大変な碩学なので、易々と覚えてしまわれたかも知れません。
    信仰はすべてを可能にするのかも知れませんね。

でも、信仰がない私たちだって、がんばらなくちゃ。
    
    なぜって、信仰がないので、平気で言わせていただきますが、
    仏教だって、キリスト教だって、他のいかなるどの宗教だって、
    そして、無神論の私だって、
    その信念の真実性を万人が納得する形で立証できたものはないのです。

立証されていないものに一生を捧げる、
ときには、命も捨てる、これが人間の凄いところですね。

    そうすると、一生に意味を与えるのは、なにをするかではなく、
    どう生きるか、これにかかっている、そうとしか言えないのでは?
by Hologon158 | 2014-08-28 15:26 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

540.02 ホロゴン外傳133「2014年8月23日心斎橋はスピードパンクロとも出会い」2 無期限の夏休み



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昨日は大和西大寺から橿原神宮線に乗り換えて1駅、
尼ヶ辻駅に参りました。

久しぶりにライカM9を持ち出し、
私にとって最高の標準レンズを持ち出しました、

    アストロ・ベルリンのパンタッカー50mmF2.3

開放からF4あたりまでで使いたいレンズなので、
曇りがちは絶好の天気です。

なぜ尼ヶ辻に来たか?

    退職後一番気がかりなことは、外部刺激の激減。
    仕事をしていますと、毎日、しのぎを削るような緊張感を、
    いやというほど味あわされます。
    私は修羅場に強い人間なので、この雰囲気が嫌いではありません。

    この緊張感を一気に失うと、バンドを締めなくなる腹と同じように、
    精神がのんべんだらりと弛緩してしまう危険があります。

そこで考えました。

    せめて頻繁に外出して、精神を引き締めることにしよう。
    
どうせ閑なのです。
大和路をくまなく歩いてみよう。

    近鉄、JRの駅シリーズにしよう。
    その第一回目として選んだのは、西ノ京。
    久しぶりに唐招堤寺と薬師寺を尋ねてみよう。

尼ヶ辻駅の南西には崇神天皇陵があります。
その東の農道を南下。
正午ちょうどに唐招堤寺近くの蕎麦処に入りました。

    約40分で158枚。

    都会の路地裏のロボグラフィのようには撮れませんね。
    でも、気持ちがいい!

子供たちの夏休みは終わりに近づいています。

    付虹先生のお子さんはすでに今週から半日授業が始まっています。
    私は今から無期限の夏休みです。
by Hologon158 | 2014-08-28 11:23 | ホロゴン外傳 | Comments(0)