わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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558.17 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」17 天国の日



月曜日は中国音楽の日でした。

    午前は付虹先生の揚琴レッスン、
    午後は陳少林先生の揚琴伴奏レッスン。
    簡単に言えば、天国の日でした。

もっとも、先生方にしてみれば、地獄の日かも?

    しかし万事自分中心の観点で幸せを追求することにしましょう。
    付虹先生の採点は、
    上から2番目の「もう少し」のゴム印でした。
    少しずつですが、なんとか上達していると思っていただいている感じで、
    うれしいですね。

ただし、左手の動きががまた少しよくないようです。

    先生からも指摘されましたが、
    妻からも言われました、
        「あなた、左肩ちょっと傾いてるわよ」
    思い当たるのは、二胡の左手の使い方で苦労していること。
    二胡を初めて最初左肩が少し痛みましたが、直りました。
    また、痛んできたということは、最初とは原因は違うけど、
    二胡の弾き方でまだ苦労しているようです。
    痛くなるということは、弾き方に無理があることでしょう。

付虹先生のお話では、琵琶奏者が左肩を痛めて、
結局琵琶を捨てたこともあるそうです。

    第2の人生の重要な根幹が二胡。
    揚琴、二胡、クロマチックハーモニカ、
    この順番になんとか人前で弾けるほどにはなりたいものです。
    途中で挫折するなんて、とんでもないことです。

これでおわかりでしょう。

    写真は人に観てもらうつもりはありませんが、
    演奏というものは自分一人で弾くだけというのはかなり空しいものです。

    音楽の醍醐味はハーモニー、そう考えています。
    他の楽器と一緒になって一つの音楽を作り出すと、
    一人では思いもよらなかったようなサウンドが生まれます。
    いつもではありませんが、
    私のような程度でも、ときにはそれを感じることがでいます。

そんな瞬間も天国ですね。




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by hologon158 | 2014-11-30 22:09 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.16 ホロゴンニュース02「2014年11月28日 日高紀志子写真展」



11月28日金曜日の目的のもう一つは、

   日高紀志子写真展「遠い記憶のふるさと 〜ポルトガル〜」

四条河原町高島屋近くのギャラリー古都。

   間口は狭いけど、かなり奥深いギャラリーで、
   ストーリー的な展開をしやすい暗黒空間。

写真歴30年、個展はこれが22回目という超ベテラン写真家です。

   銀塩ポジフィルム専科でやってこられました。
   ポジの印画紙がすでに生産中止になったとのことで、
   来年の個展のプリントはすでに確保してあるので、
   それが個展の打ち止めになるとのこと。

デジタルプリントなんかで写真展をしたくないという、

   稀にみる銀塩党なのです。
   だから、壁面に並んだ写真は壮観です。
   デジタルプリントとは色の深み、イメージの確かさが格段に違います。
   今でもこれだけ上質のプリントを作り出す技術者がおいでになるのです。
   惜しいですね。

作家のお許しを得て、私の好きな写真を掲載させていただきました。

   日高さんの作風は、ごらんの通り、ストリートフォトグラファーの王道、
   出会った光景を、細工なしにそっくり受け取る。
   こざかしい作画意図などないので、作者の感動がそのまま伝わってきます。

私自身がそんな撮り方をしたいと常々念願しているだけに、うれしいですね。

   ただし、私よりも格段に構えもスケールの大きな作品作りです。
   そのあたりがロボグラフィとの違い。

ハイアマチュアの写真には、ときに、巧さばかりが見えて、

   眼前の光景をただ単なる被写体として、
   冷静なメスさばきで蛙を解剖しているような、
   冷めた目が見えてくるものがあります。

だから、私が「巧いですねえ!」と感嘆しますと、
それは、写真技術以外には感動するところがないという意味。

   以前にもお一人、
   コンテストでの大賞受賞を自慢する方にお会いしました。
   大賞作品を撮影した状況を二度繰り返されました。
   その状況にどう感動したかというお話はゼロ。
   その状況にどう撮影したかという、自慢話に始まり終わりました。
   聴かされる身になってください。

本当によい写真は、自分があたかも現場にいるように、
生き生きとその場の空気、情感が心を満たしてくれるものです。

   カルティエ=ブレッソン、アンリ・ラルティーグ、
   ジャコメッリ、木村伊兵衛にはそれがあります。
   ドアノーやゆーじ・スミスの場合は半々でしょうか?

日高さんの写真は文字通り日高さんです。

   おそらく日高さんも高度な撮影技法を身につけておられるのでしょう。
   かつては巧い写真もお撮りになっていたことでしょう。
   そんな険しい峰を超えてみたら、平安、平常心の境地で生きることができる、
   安らぎの地に降り立っていた、そんな感じがします。

久しぶりに見応えのある、そして、気持ちがあたたかくなる写真展でした。




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by hologon158 | 2014-11-29 21:28 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.15 ホロゴンニュース01「2014年11月28日 陶芸家伊藤五美作陶展」



11月28日金曜日、JR京都2駅に到着。
地下鉄で四条烏丸駅に移動。
ここから堺町画廊まで徒歩10分程度でしょうか?
それを30分かけてゆっくりと撮影しながら移動。

堺町画廊では毎年恒例の陶芸家伊藤五美作陶器展を訪れました。

伊藤五美との出会いは20年以上前のことです、

    夫婦で京都府北部の芦生の原生林を訪れました。
    そのとき、案内をしてくれたのが伊藤さん。
    芦生の森を愛し、ボランティアでガイドを引き受けておられるのです。
    彼が胸にぶら下げていたのがライカ、
    たしかM2だったことが親交のきっかけ。
    それからかなりの回数、彼の作陶展に通ってきました。

作風はとても簡素です。

    釉薬の白を基調としていますが、
    時には、これに窯変による模様を浮かび上がらせたり、
    地肌をわずかに残したりします。
    それをさりげなく、ほんのわずかに止めてある節度、

全体の印象の穏やかさ、
たとえようもなく自然でたおやかな形の自然さ、
それらのすべてが作家の心のやさしさを表現しています。
大好きですね。

私は心がバンと躍らないと、頂かないことにしています。

    たいていの場合、心は動きません。
    伊藤さんの作陶展では、ほとんど常に動きます。
    今回も動きました。

小鉢です。

    なんの細工もなく、ただ白の釉薬をかけただけの小鉢。
    でも、その形が得もいわれないほどに魅力的なのです。

韓流ドラマで、よくある対話があてはまります。

    恋敵がヒロインに尋ねます、
    「なぜ彼が好きなんだ?」
    「分からないわ。
    愛するのに、理由なんていらないんじゃない?」

すべてがこれですね。

    小鉢を見た途端、心がざわめくのです。
    円錐形を逆さまにして、
    底(高台際と言うそうです)を付けただけと言えば、それだけです。
    でも、よく見ると、微妙に波打っているのです。
    手作りだけしか出せない味わい。
    でも、見ていると、両手でそっと抱き上げたくなる、
    そんな思いが自然に湧き上がります。

なんにでも使えそうです。

    ただし、我が家ではなんにも使えません。
    妻が伊藤さんの作品は全部飾り棚に仕舞い込むからです。
    「だめ、あなたは必ず割るから」

私は昔からあまり頭を使わない家事の場合、
iPodで音楽や英語の小説の朗読を聴きながら作業します。

    なんでも自動化しないと気が済まない質なので、
    皿洗い(全面的に私の担当)も、言わば流れるようにスムーズに進めます。
    でも、音楽に気を取られるあまり、時折、まあ2、3ヶ月に1回ですが、
    どこがで流れすぎ、行きすぎが起こります。
        ガチャン!
    まったく文字通り不慮の事故、そう言いたいですね。
    でも、どうも納得いきませんが、妻は違う言葉を好むようです、
        「どじ」

まあどう表現しようとも、起こることは起こります。
伊藤さんの小鉢は割るわけにはいきませんから、
飾り棚行きも仕方がありませんね。



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by hologon158 | 2014-11-28 21:30 | ホロゴンニュース | Comments(0)

558.14 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」14 突然臨終



3日前、私のマックプロが突然臨終。

     28インチシネマディスプレイに突然縦縞がかかり、
     全体がうっすらとなったまま動かなくなりました。
     リスタートしても、正常起動のサインである起動サウンドはなるのですが、
     画面はしま模様にぼけて、グルグル回る待機サインのまま。

システム異常のようですね。

     本体には4つの内蔵ハードディスクが収納されています。
     おそらくデータはこわれないで、保存されているでしょう。

もう一つ、1テラの外付けハードディスクにすべてバックアップ済み、
これを職場で使っていたMacBook Airに付けて、
パソコン作業は支障なく続行しているのですが、
やっぱりショックですね。

     修理して直ればよいのですが、
     場合によってはOSのバージョンアップをしなければならないでしょう。

私は10.05をかたくなに使い続けてきたのです。
なぜか?

     ニコンのフィルムスキャナーがその後のOSに合わせて
     バージョンアップされていない危険があるからです。

そのうえ、マックプロのハードディスクには、
長年スキャンしてきたホロゴンウルトラワイドなどの銀塩フィルムの写真が
保存されています。

     万一修理が利かず、マックの買い換えということになったら、
     このファイルたちをなんとかバックアップしてもらわなければ。
     2テラのハードディスクを手に入れよう入れようと思いつつ、
     のんびり時を過ごしてしまったバチがあたりました。

当分、銀塩ホロゴン写真は、外付けにある少数のファイルだけで、
大半はブログに掲載できません。

日曜日、京都に撮影に出かけましたが、
さっそくホロゴンをソニーα7に付けて歩きました。

     これからは、2回に1回はホロゴンで歩きます。




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by hologon158 | 2014-11-26 17:23 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.13 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」13 朝から来たら



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昨日は孫たち一家とショッピングに出かけました。

正午から夕の6時までかかりました。
3歳のプリンス、5か月のプリンセス、
よくつき合えたものです。
大和郡山のイオンに行ったのですが、
駐車場から家路につくときにはすでに真っ暗。

    「暗くなったねえ」と笑い合う大人たちに、
    プリンスの小さな声が聞こえてきました、
        「朝から来たらよかったのに....」
    ママ、もうしわけなさそうに、
        「ごめん、パパが寝坊したからね」

    もう3歳になると、しっかり批判もできるようになるのです。
    数回繰り返したのですから、
    かなり腹に据えかねたといったところでしょう。

プリンセスは一昨日、突然、瞼が二重になったそうです。

    確かにこれまでは一重だったのに
    くっきりともう一本の線が両目の上を流れています。
    お兄ちゃんそっくりの大きな目と長いマツゲになりそうです。
    おかげで、かなり強い眼光がさらに強くなりました。

    人間、生涯に幾度か、それとも毎日か、目で勝負することがあります。
    そんなとき、同じ腹が据わっているなら、大きな目の方が有利ですね。
    せいぜいがんばって、目力を鍛えてもらいましょう。

プリンスの我が家に来る楽しみの一つは、
我が家のおにいちゃん、おねえちゃん(猫ですが)に会えること。

    おにいちゃん、おねえちゃんたちは、ちょっと迷惑顔ですが、
    ちゃんと覚えていて、プリンスにつかまらぬように用心しながら顔を出します。

    夕食とデザートを済ませてようやく帰宅することとなり、
    プリンスが玄関で靴を履いて顔を上げたら、
    階段の3段目にピッピ、4段目に静ちゃんが端然と腰を据えて、
    大きな目を開いて、見送っています。

プリンセスも記憶力ではまけていません。

    ネネ(私の妻)とほぼ3週間ぶりなのですが、
    ちゃんと覚えていて、顔を合わせたら、
    ネネは風邪気味でしっかりマスクをしているのに、
    「にっこり」

みんな、よくわかっているのです。
by hologon158 | 2014-11-26 11:46 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.12 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」12 70億の答え



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№10の6枚目のポスター写真のコピーが良いですね。

    「画三昧、それが私の生きる道」

まさに私の生きたい道です。

    もちろん絵は描けませんから、
    「写真、音楽三昧、それが私の生きる道」

その写真がこれか?

    そう、これなのです。

写真の原則はこうです、

    「なにを撮ってもよい、
    人を傷つけたり、人の権利を害しないかぎり」

なにが美しい写真なのか?

    この問いには、現代で言えば、70億とおりの答えがあります。

        要するに、人さまざま。

誰か、自分以外の人が美しいと認めてくれて、
はじめて自分でも安心できる、そんな人が居たとすれば、
私はそんな人の写真を見たいとは思いませんね。

たとえ69億99999999人(これで合ってるかな?)の人が、
異議なく美しいと思う写真でも、
私が美しいと思わなければ、
私にとって美しい写真ではありませんね。
by hologon158 | 2014-11-24 22:01 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.11 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」11 どこまでも吸う



クリステル・ベルソン、
このかなり豪快な10ホールズハーモニカの演奏家のことが気に入って、
YouTubeでたえず聞いていることはすでに書きました。

彼女は10ホールズハーモニカのレッスンビデオをYouTubeに搭載しています。

驚くべきビデオを一つ観ました。

     Circular Breathing 3 minutes note....
     The most boring harmonica video EVER - Christelle Berthon
          (https://www.youtube.com/watch?v=xP_74lRDMn4&list=
          PL1kIeRJejsQZplzSKS1M02LU1Ia0cTAvT&index=6)

ハーモニカの呼吸法のレッスンです。

「今から一番面白くないことを始めます」
と言った途端に、なんの呼吸の準備もなしに、
いきなりレの音を吹始めたのです。

     10ホールズハーモニカはクロマチックハーモニカと比較すると、
     かなり音がスムーズに出ます。
     それだけエネルギーの必要量は少ないようです。
     でも、それがどこまでもどこまでも続いて、
     3分を超えるのですから、もう驚きです。

ハーモニカ演奏家はみんな彼女と同じような呼吸をできるのでしょうか?

依然、中国の竹笛の演奏家の独創をザ・シンフォニーホールで観ました。

     彼も何分も吹き続けました。
     まったく息継ぎなし。
     聞けば、一方で口で笛を吹きながら、鼻から息を吸うという芸当。

クリステルも、よくよく注意して観察していますと、
まったく同じことをしているではありませんか?

     ときどき、「スー」と息を吐く音が聞こえるのです。
     でも、ちゃんと吸い続けています。

どうすれば、吸う吐くという逆の動作を同時にできるように、
訓練できるのか?

     知りたいですね。

ハーモニカ演奏で一番苦しいのは、吸う音ばかりが続くときだからです。

     小節の変わり目のような適当なところで、中断して、大急ぎで、
     肺に貯まった空気を瞬時に吐き出すほかは、今のところ、解決策なし。

もしクリステルの真似をできるようになれば、
言うところなしなのですがねえ.........





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by hologon158 | 2014-11-23 23:29 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.10 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」10 ショック



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前回の続きのようなものです。

クラシックレンズ熱が発生!
その治癒の妙薬を買うしかない。
買うためには資金が必要!

ホップ・ステップ・ジャンプ!
ということで、銀塩カメラと、クラシックレンズたちの一部を
マツモトカメラに販売委託することにしました。

すでに委託した3個の一つ、

    ライカのバルナック型カメラの定番3Fのお代を受け取りと、
    オーバーホールをお願いしていたケルンの映画用Cマウントレンズ、
    マクロスイター36mmF1.4の受け取りもあって、
    ついに大々的処分を思い立ったわけです。

ついでに、畏友のRAさんを誘って、撮影もすることにしました。
わくわくです。

マツモトカメラさんに合計9個のカメラ、レンズの販売を委託しました。

    ご主人はまっとうな人物なので、掛け値をしません。
    カメラ、レンズの実態を見極めた上で、
    現時点での現実的な価格をアドバイスしてくれます。
    信用ができますので、安心して委託できます。   
    しかも、委託手数料はたったの10%。
    これからは、なにか売れるたびに、新たな委託をすることにします。

ただし、マツモトカメラさんは、かなりまっとうな、
正統派レンズの愛好者の集まりカメラ店です。

    マツモトカメラでは売れないようなゲテモノ、おっと間違いました、
    もう少し個性的なレンズはカメラのマツバラ光機さんにお願いします。

そのために、まず、人手に渡しても惜しくないレンズかどうかを、
改めて使ってみて確認することが、これからの私の仕事となりそうです。

私が撮影に出かけるときのレンズ選択基準は、ちょっと刹那的。

    明日が最後の撮影機会だったら、なにを使うか?
    これじゃ現在の最愛のレンズたちに偏ってしまいます。
    これからは、2度に1度は、
    そろそろ人手に渡してもよいレンズの候補者の選定も兼ねることにします。

とりあえずは、ヘクトール73mmF1.9が次回のレンズになりそうです。

    実はマツモトカメラへの委託品のバッグに収めていたのです。
    電車内で、突然閃きました、
    いやよそう、
    ソニーα7に付けて開放でもっと試してみよう。
    そのうえで、気に入らないのであれば、委託に出そう。
    こんな風に迷うようでは、絶対に手放せませんね。

このヘクトール、実は2本目です。

1本目はもっとボロでしたが、
開放では、絶妙に柔和で、匂うような香りを感じさせ、
絞り込むと、こってりと古式豊かな厚みを感じさせる、
1本で2つの味わいを楽しませてくれるレンズでした。

    親しい友人の一人が「ぜひぼくに使わせてください。
    73mmを使うのが夢でした」と口説くので、
    しぶしぶ譲って上げました。

    たしかCD4枚と市価の半分以下のお金をもってきました。
    もうこれだけで、かなり後悔したのですが、
    もっと大きなショックが待っていました。

1ヶ月後、「どう、どんな写りだった?」と電話したら、
あくまでも明るい声で返事がかえってきました、

    「ああ、あれですか?
    売ってしまいました」

ショックはかなり大きく、心を痛めました。

    同じような体験は2度とごめんです。
    じっくりと確認したうえ、もし手放すのであれば、
    そのレンズを本気で愛する人に回したいものです。
by Hologon158 | 2014-11-21 14:32 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.09 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」9 ビンテージハーモニカ



前回の続き
№07に書いたような次第で、再びオークション熱が再燃してしまいました。

でも、このオークション熱というのは、経験者にはお分かりのように、
そして、通常の病気と同じように、お薬を呑めば治ります。

    熱の性質によって、お薬代が違うだけ。
    クラシックレンズ熱はかなりお代がかさみました。
    クロマチックハーモニカ熱はその点、一桁ほども違います。

この1週間、これだけは欲しいというクラシックのオークションを楽しみました。

一番の掘り出し物(でもないのでしょうけど、私にとっては、という意味)は、
まさにギャラントなたたずまいのビンテージ風。

    1926年メイドインジャーマニーのHohnar Chromonika260

10穴2オクターブ半の超小型クロマチックハーモニカ

    クロマチックというのは半音を意味します。
    右側のレバーを押すと、半音あがります。
    つまり、音符にシャープが付いた音。

では、フラットはどうするか?

    1音下の音のレバーを押すのです。
    1音下のシャープは1音上のフラットというわけです。
    だからフラットのついた曲は頭の瞬時の切り替えが必要なのです。
    要するに、このハーモニカは頭が良くない人には使えないものなのです。

この半音レバーは、押しやすいように半球状のボタン頭がついています。

    これを押して、離すと、本体内のバネのおかげで飛び出てきます。
    ところが、1926年生はレバーの押しボタンの真下を頂点として、
    本体の底からバネがむき出して延びているのです。
    いかにもクラシックでギャラントな風姿。

    傷だらけですが、メッキが厚いのでしょう、
    まだ鏡面の艶やかな輝きが残っています。
    このバネが金属疲労でへたっている確率は90パーセントほどでしょうか?
    ホーナー社もまさか修理はしてくれないでしょう。

つまり、シャープもフラットもない曲しか弾けない確率大。

    それでもいいじゃないですか?
    もっとも、バルブやリードだって、オリジナルのままだとしたら、
    へたっている確率100パーセント、
    幾度かメインテナンスされてきたとしても、なんと、88歳なのです。
    ろくでもない状態である確率、98パーセントでしょう。

売り主はこう書いています、

    「私は専門家なのでよくわからないのですが、状態はよいと思います」
    これはとての正直な言葉?
    いえいえ、完全に責任逃れの言葉ですね。
    要するに、もし劣化がひどかっても、「ボク、ちらないよ」

こんなリスクのある代物ですが、もしちゃんと鳴らなくても、
そして、修復不能であっても、
このクラシックな姿には惚れてしまいました。

あと10時間なのに、最高入札者のビットは29ドル以下。

    そこで、30ドルでビットしたうえ、
    自動最高入札価格を150ドルに設定しました。
    こうすると、この金額以下で入札があっても、
    勝手に最高入札者であり続けることができるのです。

昨夜、というか今朝の午前2時、寝るときは入札者は29人、
最高入札額は私の120ドルでした。

    一人しつこくどんどんと値を上げて迫ってくる方がいます。
    念のため、自動最高入札価格を250ドルに上げて、心安らかに就寝しました。

朝、どうせ落札できなかっただろうと、はなからあきらめの境地で、
「落札失敗」の欄をのぞいてみました。

    なにもありません。

念のため、購入の欄をのぞいてみると、

    見事、落札できていたではありませんか!
    たったの150ドル、送料を入れて約20000円で、
    生まれて初めてハーモニカのクラシックを手に入れたのです!

もしかすると、メインテナンスしないでも、
もちろんしっかりとクリーニングはしますが、
すがれてノスタルジックな余韻の情緒テンメンたる音が出るかもしれません。

    私が一番弾きたいと念願している韓国の古曲、
    古い民謡、民衆歌、歌曲にぴったりのサウンドかもしれません。

もしかすると、ハーモニカのキノプラズマートかも?

    あまり期待しない方がよいのにねえ....




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by Hologon158 | 2014-11-21 10:52 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

558.08 ホロゴン外傳139「2013年11月23日 昨年、ぼくは京都で楽しく撮っていた」8 枯れたのかな?



前回、クラシックハーモニカへの傾斜を書きましたが、
実のところ、クラシックハーモニカが、
クラシックレンズほどの絶妙のパフォーマンスを示してくれるか、
まったく予測不可能です。

    もちろん現代の精密設計の豪華高機能のハーモニカのような、
    絢爛たるサウンドではないでしょう。
    私は結局クラシックレンズからの類推で、
    クラシックハーモニカへの傾斜を深めているにすぎないのかもしれません。

ただ、私はそんないわば「見ず転」のクラシックハーモニカ志向が、
あながち見当違いとは考えていません。

    私のセンス、性向の中に、
    クラシックな地味で落ち着きのある雰囲気を好むところがあるよようです。

こんな志向性が普遍的な評価基準でないことは、
レンズでイヤと言うほど知っています。

    早い話、私のクラシックレンズを紹介するブログ、
    「レンズ千夜一夜」の写真など誰も見向きもしません。

これはレンズよりも撮影者の方に責任があるのかもしれません。
そのレンズの向き不向きなど無関係に、
自分の撮りたいものを撮りたいように単調に撮り続けるだけなのですから。

    でも、根本的に、私のレンズ礼賛が読者に納得させるものではないこと、
    レンズ描写も、現代のデジタルレンズの光彩陸離、絢爛豪華な描写に比較すると、
    みすぼらしいとしか言いようのないものであること、
    だから、誰も納得しないから、一度は来ても、誰も二度と再訪しないのだ、
    これだけは確かなようです。

この距離感、私にとっては、実のところ、とても快いのです。

    私のブログに人がたくさん来るようでは、
    この世の中おしまいだという感じがします。
    人間、枯れてしまったらオシマイなのですから。

もっとも私は枯れてなどいませんけどねえ。




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by Hologon158 | 2014-11-20 22:32 | ホロゴン外傳 | Comments(0)