わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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600.08 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)8 稀有のアート



子供の頃、絵の時間に、
幾度かポスターを描かされたことがありましたね。
そのたびに、子供心に考えました。
誰もがあっと驚くような、そんな意外な絵を描きたい!
でも、できたものはいつも平々凡々の絵でした。
詰まりませんでしたねえ。
子供心に、自分にはアートの才能など欠片もないことを、
幾度も幾度も悟らされたからです。

ただし、一度、大変に高い評価を受けた絵がありました。
中学時代です。
民家が埋める丘の斜面の写生。
細筆で克明に根気よく描き込んだ絵でした。
校長室の入り口近くの壁に張り出されました。

今から考えると、評価されたのは、
アート的なセンスではなくて、私の根気と努力でした。
「辛抱強くがんばりましたね、ご苦労さん」
なんのことはない、美術の先生も私も、
アート的センスとは縁遠い人間だったのでしょう。
それとも、その頃、生徒の絵にろくなものがなかったのかも?

でも、なぜかアートへの傾斜だけは、
私の心にいつしかしっかり根付いたようです。
長年さまざまなアートに接してきて、私が得た結論、それは、
がつんと私の心にぶつかってきたり、
私の心を夢と喜びと憧れに一杯にしたり、
ああ、生きててよかったあ、そう思わせたり、
さらには、一瞬にして、心がわっと膨れ上がり、
なにも言えない状態に放り込まれてしまう、
そんな一瞬に襲いかかる衝撃の体験、
それがアート体験であり、
そうでないものはただの芸術鑑賞にすぎない。

前者が私にとって正真正銘のアートであり、
後者は世間にとってのアートにすぎないということ。
美術にせよ、音楽にせよ、彫刻にせよ、建築にせよ、
衝撃体験をさせてもらったものはせいぜい2、3年に1度でしょうか?
これだけが、私にとって稀有のアートです。

もっとも、そこまで行かなくても、
見た瞬間、これはすごい、そう思わせられる体験もあります。
これもまたアートなのでしょう。
でも、こんな風に体験できないものは、
私にとって、ほとんど無に近い、無縁の存在。
そうでなくても、時間が足りないのが人生です。
無縁の存在とおつきあいする時間はありません。
こんな気持ちで生きています。

結局、自分ではそんなアートを生み出すことはできなかったとしても、
不服はありません。
私にとって正真正銘のアートに出会ったとき、
それと知るだけの感受性だけは天から授かったのですから。





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by hologon158 | 2015-05-31 18:57 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.07 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)7 Yoshii9



24日日曜日、ダイニングの衣替えを娘婿に手伝ってもらいました。

80キロほどもある厚さ10cmを超える堅い一木材の
ちょっと巨大な座敷机を隣室に二人で運びました。
危険なので、孫二人をまず運び出して、安全な場所に移してから作業。
ちょっと持ち上がらないほどの重さをなんとか必死で持ち上げての難行苦行。
重い部屋いっぱいに近い絨毯を、ソファー2セットを載せたまま引っ張って、
位置を調整しなおし、再び、隣室から座敷机をよっこらさと運び、
さらにオーディオセットの位置をセットしなおして、と、大変な作業の連続。

ようやくほぼセットできた、一安心というところへ、
1歳直前の孫プリンセスが高速ハイハイでオーディオラックに接近。
重いラックを支えに立ち上がり、ついふらっとしたら、
タイムドメインの無指向性スピーカーYoshii9に
背中をちょっとぶつけました。
すると、かなり重い柱状スピーカーがグラッ!
とたんにママが、
「やめて!
そんな危険なところに置かないで!」

赤ちゃんと言っても油断できません。
なにしろ10キロ近くに育っています。
一方、Yoshii9はたった9キロしかないうえ、3本足で立っている。
これでは、プリンセスの寄り切り勝ち!

これでまた課題が一つできました。
Yoshii9の安全化。
結局、孫プリンセスのパパと協議の上、
臨機応変型対応で意見が一致しました。
ちびたちが来るときだけ、壁にロープか細鎖でしっかり固定します。
音楽を鳴らすときには、Yoshii9を少し部屋の中央側に移動させます。

無指向性ですが、天上に向かって音波を発信して、
天上からバウンドさせる方式です。
部屋の隅ではどうもサウンドが寸詰まりに聞こえてしまいます。
バウンドする壁が直角に曲がっているせいではないかと思うのですが、
気のせいかも知れません。
いずれにせよ、体感的にせせこましいサウンドになっているのですから、
できるだけ部屋の中側に置いて鳴らしたい。

でも、そのままでは、我が子たち(猫ですが)、
その極細のケーブルをミミズに間違えるようで、
あっという間に噛み切ってしまいます。
音楽を聴くときだけ移動させ、
裸出したケーブルを上から鞘状の覆いで保護します。
音楽を聴き終えたら、Yoshii9を部屋の隅に移動させ、
スピーカーケーブルは安全な状態に仕舞いこみます。
なかなかやっかいなものです。





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by hologon158 | 2015-05-29 22:41 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.06 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)6 戦馬奔騰



5月25日付虹先生のレッスンは、
「草原昇起不落的太陽」
さまざまなテクニックとテンポの組み合わせがあって、
とても美しい曲です。

私のレベルでは難しすぎます。
でも、これを克服する努力で、なにかが身について、
もっと背丈にあった曲をきれいに着こなせるようになるかもしれません。
結局、どんな曲も歌にならなければなりませんね。
たどたどしく、ぶり切りでは、聞いてもらえません。

揚琴は、左右のスティックで演奏します。
この左右のスティックが主役、脇役を交代で担当するのが、
原則的な演奏方法です。
つまり、ピアノに似ています。
そのためには、左右のサウンドが正しく浮かび上がらなければなりません。

「草原昇起不落的太陽」は次回に持ち越しとなりました。
克服すべき課題はたっぷりあります。

来月は、私の都合で、揚琴レッスン日を第3、第5に移していただきました。
これで3週間空きますので、たっぷり練習しなければ。

もう一つ宿題ができました。
私の二胡伴奏レッスンの師匠陳少林先生が付虹先生に、
私の伴奏課題となる曲の楽譜を依頼され、その楽譜を今日頂いたのです。
「戦馬奔騰」
二胡の若手人気奏者陳軍のお父さん陳耀星の作曲です。
最初から最後まで騎馬戦が続きます。
二胡のリズムにしっかりと追随しなければなりません。
私の一番不得意とするところ。
でも、だから練習課題としては最適かも知れません。
これから数年、この曲と一緒に生きていくことになります。
わくわくしています。

残念なことがありました。
私と同じ揚琴の生徒さんのおひとりが膝を傷めて、
当分お休みされることになったのです。
治癒困難なのだそうで、
これから膝の痛みをどうやって軽減していくのか、
こちらも人生の大きな課題を抱えられたようです。

先生もおっしゃいました、
「私もこのごろ、膝がちょっと痛い」
私、いつもの持論をお勧めしました。
「明日から、朝起きたら、
ベッドの上で自転車漕ぎを5回だけしてください。
翌日から1回ずつ増やして、30回位で止めて、
毎日毎日かかさず、自転車漕ぎを続けてください。
他にもいくつか自分の弱い関節を運動させるような運動を
自分で考案してください。
要は、毎日かかさず続けること!
そうすれば、絶対に疲れない体にいつかなります。
疲れても、翌日には直る体に。」

私は約25年間続けてきました。
始めたら、大切なことなら、絶対にやめない。
人間は90歳になっても体と知能は鍛えれば成長する、
そう言われています。
じゃ、90になっても、やめない!
これが私の持ち味であり、持論でもあります。




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by hologon158 | 2015-05-29 14:48 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.05 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)5 換気扇と顔



本ブログNo.598.02、
大阪梅田のビルの裏手で撮った、2つ並んだ巨大換気扇。
yoshiさんからこんなコメントをいただきました、

「面白いですね。 確かにあの日僕も見た情景ですが
全く違う絵になっています。
並んだ換気扇、21mmじゃ顔になっていませんでした(笑)」

yoshiさんの愛用レンズはスーパーアンギュロン21mmf3.4
私の愛用レンズはHologon15mmF8M

彼の言葉の理由は2つ考えられます。

①まず、使い手が違う。
yoshiさんは顔など探していません。
ストリートシーンを探しています。
私はストリートシーンなど探していません。
顔を探しています。
同じものを撮っても、撮る心構えと撮り方が違います。

②レンズが違います。
どちらもレンズ史上有数の名レンズ。
機能も性能も優劣がありません。
でも、一つ違います。
周辺光量の落ち方がまるで違います。
スーパーアンギュロンにも確かに周辺減光があります。
でも、Hologon15mmF8Mに比較すると、微々たるものです。
ホロゴンの場合、四隅の明るさは中心の8分の1しかないのです。

ホロゴンのすごいところは、
その明るさの落ち方がきわめてなだらかで、かつ劇的であること。
そのため、周辺減光はホロゴン写真の重要な成分となります。
これがホロゴン写真に「顔」を浮かび上がらせる原動力となるのです。

こうして、レンズ使用の課題が異なることになります。
スーパーアンギュロンの使い手は、
いかにして周辺減光を目立たなくさせるか?
ホロゴンの使い手は、いかにして周辺減光を活かすか?

もちろん周辺減光が写真のリアリティを大きく損なうことは認めます。
18mmから12mmあたりまでの超広角レンズは、
多かれ少なかれ周辺減光という性質を抱えています。
多くの写真家はこれに苦労しています。
いわば国境付近に絶えず侵入してくる蛮族騎馬民族のようなものです。
ローマ帝国が結局ゲルマン諸民族の襲来を受けて衰亡したように、
多くのドキュメンタリー写真家たちが、
超広角の戦場を放棄したのも無理はないのです。

私はなぜ敗退しないか?
勝利をねらわないから、敗退もない。
リアリティを求めず、ファンタジー一筋だから、
周辺減光大歓迎というわけです。





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by hologon158 | 2015-05-29 09:48 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.04 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)4 賭場を去る



すでに過去の話になりつつありますが、
橋本大阪市長は大阪都構想の市民投票に破れ、
市長任期満了後、政界から引退する意思を表明したようですね。

どうしてそんなにあっさり引退するのか?
私にはそれが当然、という感じがします。
なぜか?
彼は賭事師だったのです。
有り金を失ったら、賭場を去るのが賭事師なのですから。

賭事師は確率の専門家です。
負ける勝負はしません。
負ける確率の高い勝負は避けつつ、
確率の高い勝負を見極めて、大勝負に出ます。
そんな彼がどうして勝敗の読めない市民投票に持ち込んだのか?

彼に政治理念などありません。
その場その場でまったくの無原則に意表を突く発言で、
大衆の人気を博してきました。
だから、理念も見識もないために、
数知れない暴言、失言をしてしまったのです。
でも、理念も見識もないので、平気で撤回し、
あるいはマスコミの誤報であると強弁して、
無責任を通すことができたのです。

しかし、一つだけ不動の政策がありました。
大阪都構想の実現。
誇り高い大阪市民の心をこれで捉えようとしたのです。
彼の野望はもちろん国政の支配者となることにありました。
大阪都構想を実現し、大阪人の支持をバネに中央政治に切り込むこと、
それが彼の描いた作戦でした。

ところが、堺市で彼は破れました。
これは完全な彼の誤算でした。
圧倒的な支持を確保していた大阪人の心も少しずつ離れていきました。
大阪市での市民投票をしても、勝利する可能性はかなり薄くなっていました。
それでは、なぜすべてを失う危険を冒してまで、市民投票に持ち込んだのか?
それは、この方法しか、大阪市から中央政界に飛び移る道はなかったからです。
そして、じり貧の維新にとって、今しか、市民投票に勝つチャンスはなかったのです。

あれだけ中央政治への飛躍を取りざたされながら、
ガンとしてその道を選ばなかったのは、
自分の唯一の拠り所である大阪都構想を実現してからでないと、
自分の力を存分に発揮することはできないことを知っていたからです。
自分が中央に移ってしまったら、
大阪市、府の権力は他政党に移ってしまう危険性があまりにも大きく、
中央では、大阪都構想の実現を果たす可能性などまるでなかったのですから、
彼は、自分の基本政策も実現できない政治家の烙印を押されることは
必至だったからです。

そこで、彼は無理を承知で、乾坤一擲の大勝負に出ました。
破れたら、政治家を辞める、その絶体絶命の危機をあえておかすのは、
大阪市民のためである、そう訴えて、
大阪のおばちゃんたちをもう一度動かそうとしたのです。
普段はぜんぜん選挙なんか行かない層がかなり動いたようです。
それは、もちろん都構想賛成票もかなり含まれていたのでしょうけど、
それを上回ったのが反対票だったようです。
何百億もの予算を使って、ただ形だけの都にしても、
大阪が日本の首都になるわけではない、
大阪のじり貧状態を改善するどころか、かえって市民の首を絞めかねない、
そう考えた人たちが、そうはさせじと重い腰を上げたのです。

私も大阪市民ではありませんが、大阪を名ばかりの都にしても、
庶民にはなんのメリットもないことは明らかです。
この政策はあくまでの橋下の橋下のための橋下による政策なのですから。

唯一の政策を大阪市民に否定された今、
彼が国政に転じても、海千山千の策士たちが跳梁跋扈する国会で、
自分の政策一つ実現できない政治家にできることはなにもありません。
無理な賭はしない。
それが賭事師です。

これから彼はどんな道を進むのでしょうか?
お願いですから、弁護士の道に戻るのはやめてくださいね。
法律の世界で大切なことは、勝つための道ではありません。
正しい者が間違っても敗訴せず、
不正なものが間違っても勝訴しない、
そんな社会的正義の実現の場では、いかなる手段をとっても勝つこと、
これを信条とする弁護士など有害そのものなのですから。
その場限りのパフォーマンスで大衆を喜ばせ、さっと忘れてもらえる、
そんなテレビタレントが一番彼に向いています。
それなら、徹底的に無原則な彼の才能を活かすことができるでしょう。
そして、テレビを観ない私の邪魔もしないでしょう。

そして、大阪市民にもお願いしたいものです。
パフォーマンスだけの政治家など、もう決して選ばないように。

憲法も古典芸能もまったく理解しない弁護士市長のおかげで苦しんできた、
文楽協会や小中学校の先生たちのような皆さん、ほっとされたことでしょう。
これから、少しずつ本来の姿に戻してくれる市長さんを選びましょうね。





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by hologon158 | 2015-05-28 21:57 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.03 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)3 ヘリゴン、さらば



先週、大阪梅田のマツモトカメラを久しぶりに訪ねました。
ライカM3と
ミノルタTC-1、
私が長年愛用したフィルムカメラの2つが売れたのです。

入れ代わりに、シュナイダー唯一のライカLマウントレンズ、
ヘリゴン35mmF2.8の販売を委託しました。

比類のないほどに高精密に撮れるレンズです。
たいていの写真家、アマチュアは歓迎する画質。
ところが、あいにくなことに私はよく写らないレンズ、
周辺まで平坦性の高くないレンズ、いっぱい欠点をさらけ出して、
なお中心では主人公が健気に美しくほほえむ、
そんなレンズが大好き人間です。
要するに、ヘリゴンとは相性が悪かったというわけ。

誰か、超高画質レンズ愛好者が手に入れてくれたら、
満足していただけるでしょう。
マツモトカメラさんに即刻ご連絡くださいね。
(なんのことはない。販促活動をやっていますね)




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by hologon158 | 2015-05-28 17:36 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.02 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)2 妻が頭



今、末娘が妊娠出産のために、帰郷しています。
あらゆることで、かなり大変ですね。

朝食を済ませると、妻に居間に招集されました。
先日娘婿に手伝ってもらって位置を修正した絨毯を少しずらそう、
そう言うのです。
寝室との段差に分厚い絨毯の端がちょっと頭を出し、
娘が足をとられてしまったそうです。

絨毯の上には、80キロを超える座卓、2つの大きなソファー、
6段の引き出しに物が一杯詰まった小箪笥風の電話台、
それに我が家の末っ子(猫ですが)ピッピが乗っています。
「そんなあ! とても無理だよ」
「いいから、ひっぱって!」
二人で、「よいしょ!」と引っ張りました。
動きました。

でも、電話台や座卓に遮られて、畝のように持ち上がっています。
妻が、
「持ち上げて!」
絨毯の上の障害物を私が持ち上げて、
妻と二人で、頭をもたげた畝をその下につま先でぐいと押し込みました。
絨毯はとても分厚いので、畝が障害物の向こうに移動してくれました。
この作業をいちいち繰り返すと、畝は消えて、絨毯は見事平坦に復し、
寝室との段差の障害物は無くなりました。

どうも、我が家では妻が頭、私が手足のようで。




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by hologon158 | 2015-05-28 11:45 | ホロゴンニュース | Comments(0)

600.01 ホロゴンニュース(シリーズ600回記念の大役はパンタッカー50㎜F2.3に)1 600回記念



本ブログは各シリーズ完結方式で進めてきました。
2008年8月開始後、ついに600回を積み上げることができました。
画像容量も6ギガを超えました。
600回記念シリーズはやはりホロゴンと考えましたが、
ホロゴンとは対蹠的なレンズの魔界へと、
私を誘ってくれたレンズとカメラに感謝の気持ちを捧げたい、
そんな風に心を変え、次のセットを選択しました。

ライカM9
アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3

昨日である5月26日、このセットで自宅を出発し、
2つ用を済ませた後、午後、奈良町をぐるっと一巡しました。
345枚撮りました。

第二次世界大戦前のノンコートの映画用レンズ。
このレンズの描写に魅力を感じる方もいるだろうし、
感じない方も多いでしょう。
リアリティを重んずる現代レンズ、現代写真の座標軸のどこにも、
このレンズはかからないでしょう。

それでよいのです。
たがいに水と油のように混じり合わない理想を追い求めているのですから。
私はこのひっそり閑とした脇道をこれからも歩いて行きます。




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by hologon158 | 2015-05-28 10:48 | ホロゴンニュース | Comments(0)

599.02 ホロゴントラベル22「2015年3月26日香格里拉のラマ教寺院を15㎜で」2 大黒柱疾風



中国茶馬街道の旅6日目、
スーパーワイドへリアー15㎜F3.5の収穫125枚中、
ブログ掲載分は40枚。
たった2回という空前の最小シリーズとなりました。

それでも、私にとっては大切。
この旅の写真中、最大の収穫があった一日だったからです。

今回の20枚にそれが含まれています。
雲南省の女性たちがどんなに働き者か、
それを象徴する一枚となりました。




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by hologon158 | 2015-05-27 21:58 | ホロゴントラベル | Comments(2)

599.01 ホロゴントラベル22「2015年3月26日香格里拉のラマ教寺院を15㎜で」1 飛青磁と晋作と


中国茶馬街道の旅に戻りましょう。
旅はすでに6日目。
海抜3276mの高さにある香格里拉に宿泊しました。

そのラマ教の中心、小ラサと呼ばれる寺院に参りました。
私はおそるおそる石段を昇降しました。
少し高山病の気配があったからです。
ほとんどのメンバーは旅の猛者たち、
まるで海抜零の平地を歩くかのよう。
恐れ入りました。
スーパーワイドへリアー15㎜F3.5も高山病でしょうか、
ここではちょっとおそるおそる。




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先週、久しぶりに東洋陶磁美術館に参りました。
もちろん今開催中の特別展の目玉、
国宝耀変天目茶碗にお目にかかりたいのですが、
目標はいつもながらの、
朝鮮陶磁器たち全部。
唐三彩の美女
油滴天目茶碗
飛青磁

私は陶磁器に詳しくありません。
勉強したこともありません。
茶道も大嫌い。
だから、肩肘張らないもの、人に猛烈にひかれます。
朝鮮白磁、青磁の絵付けの筆遣い、どうでしょう!
なんというやさしさ!
なんというさりげなさ!
そして、その形!
絶対に完璧など目指さない。
完璧、完全などという概念そのものが念頭にちらっとも浮かばない。

耀変天目は姿なし!
係員に尋ねますと、17日展示終了で、もうお帰りになった!
ああ、おそらく生涯、会う機会を逸してしまいました。
その代わり、木の葉天目に会えました。
国宝にしてあげなきゃ。

哀れをとどめたのは、飛青磁でした。
片隅の狭い展示窓にひっそり小さくなっていました。
この美術館の目玉なのです。
もっと大きな舞台で見せてあげなきゃ。
我慢ができないので、そう切符売り場の女性に話してから帰りました。

ものにも、ひとにも場所があります。
私は路地の片隅のロボグラフィを好んで撮りますが、
彼らだって、私が注目したことで、飛び上がって喜び、大きく膨れ上がります。
逆に、これまで晴れの舞台で中央に立って満座の注目、
喝采を浴びていたディーバがわき役に回されたら、どうでしょう。
飛青磁の気分はこれでしょう。
見る人も、他を圧するスターの飛青磁に会えることを期待してくるのです。
学芸員の先生におねがいしますね。
この期待に応えてあげなきゃ!

それにしても、今更なにを当たり前のことを言うかと、
お叱りを受けそうですが、
環境に応じて大きくも小さくもなるという点で、
飛青磁のような偉大な芸術品も、我々人間と同じだということを、
こんなにもあからさまに体験できたのは貴重でした。

司馬遼太郎がこの逆の逸話を書いていることを思い出しました。
下関戦争のときのお話。

英、仏、米、蘭の4カ国連合艦隊に破れた長州藩は、
脱藩の罪を問われて下獄していた高杉晋作を代表に命じて、
和議交渉にあたったのですが、その交渉の席に、
晋作は大烏帽子、直垂の大仰な宮廷衣装に身を包んで現れて、
連合国の代表たちの度肝を抜いたのだそうです。

当時若干24歳だったのですから、
ただの侍装束では青二才の若造と侮られただろうと思われるのに、
堂々と四つに組んで渡り合えたのも、
この大上段のプレゼンテーション効果だったのかも知れません。



[後書き]
今回の写真の1枚目、
シャングリラ一という触れ込みのホテルの私の部屋です。
浴室風景ですが、実は寝室から撮っているのです。
要するに、浴室と寝室とは巨大なガラス壁で仕切られている。
カーテンがあるのですが、それにしても、なぜでしょうね?
同室者ゼロだったので、透け透けのまま入浴しましたが、
それでも、なんだか観られているような.............
by hologon158 | 2015-05-27 17:04 | ホロゴントラベル | Comments(0)