わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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620.08 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」8 日高紀志子写真展



11月29日日曜日の京都の最初の目的は、
日高紀志子の写真展、題して、
「私の魂の帰っていくところ」を拝見すること。

昨年の写真展で、「銀塩の印画紙がもうなくなるので、
来年で印画紙の写真展は終わり」とおっしゃっていました。
その意味で、今回は、
40年の写真歴の集大成となる記念すべき写真展。
表題にはそんな意味を込めておられるのでしょう。
アマチュア写真家的傑作はほとんどなく、
写真家ご自身の心の表現となる作品が並びました。

あとで日高さんからお聞きしたのですが、
このギャラリーを7年担当しているお二人が
その場でプレゼンテーションを決めたとのこと。
長い長方形の変則的な壁面のギャラリーを巧みに使っています。
最初の向かって左の長辺には静かに回想的なシーンの積み重ね、
ビルの柱の関係で少し壁面が飛び出た部分のを過ぎた後の長辺の残り、
正面の短い壁、対面の長辺の始まりの小さな壁、
この3辺にクライマックスを迎え、
残りの長辺でさまざまに変化に富んだシーンを
自由に遊ばせるという構成。

アマチュア写真家が喜ぶような作品もないわけではありませんが、
私の印象に残った作品にはほんの一、二点だけ入りました。

岡山倉敷の雪のお堀風景。
一橋大学の夜のキャンパス道
東京旧ステーションホテルのグランドフロアの鳥瞰シーン
宮崎の大通りのイルミネーションをバックに
 煙草に火をつけようとする男のシーン
京都高台寺の光の乱舞
宮崎佐土原の朝霧のフィールド
北海道千歳線の凍り付いた車窓シーン
滋賀永源寺湖の雪時雨の湖畔

悪天候、夜というような撮影条件が最悪のシーンが最良。
アマチュア写真家が没にするような作品群が光ります。
苦労すればするほど、日高さんの独自な感性が輝き出るようです。
来年でひとまず写真展に終止符を打つとおっしゃっていました。

でも、それは無理、私はそう感じました。
眼光に力があり、顔が輝いておられるからです。
日高さんにとって、撮って写真展に仕上げる、
この行為は生きる行為そのものになっておられます。
これをやめられるわけがない!
藤原愛子さんや篠田桃紅さんを考えると、
体の健康はどうであれ、心が健康である限り、
生きること、自分の人生はまだまだ続くのです。

ご自分の感性に合うデジタルカメラを選択し、
新しい撮り方、新しい写真世界を
もう一度構築しなおす位の意気込みで、
写真人生をさらに進めていかれることを切に希望します。
日高さん、人生を途中でやめられますか?

最後に、一つ苦言。
(これがあるから、嫌われるようで)
ギャラリーの写真位置がやや高すぎました。
私の尊敬する二人の写真家林孝弘さんと吉田正さんは
奇しくも写真の高さに関して意見が一致しています。
お二人とも、誰もが無理なく見えるように、
写真の高さは少し低めに設定するべきであるとお考えなのです。
お二人の関係される写真展は、だから、見疲れがありません。
それだけ写真に没頭できます。
日高さんの次回の企画は子供中心の写真展。
ぜひ、高さを少し下げてくださいとお願いしておきました。

来てよかった。
朝から良いものを観ました。
大いに満足しました。
今日は実り豊かな日になりそうです。




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by hologon158 | 2015-11-30 22:33 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.07 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」7 京都ではしご



11月29日最後の日曜日、
京都ではしごをします。
午前中、写真展。
午後、我が揚琴師匠、付虹先生の参加するコンサート。
その後、友人の陶芸家伊藤五美さんの陶展。
みんな場所が違うので、ちょっと一苦労になりそうです。

写真と音楽と陶器
みんないいですね。
人類はどの頃アートを発見したのでしょう。

ネアンデルタール人だったと思いますが、
埋葬時に遺体の周りに花を置いた遺跡が見つかっているそうです。

孫プリンスはハイハイができるようになったばかりのころ、
テレビドラマの主題歌が始まる度に、
テレビの前ににじり寄り、うっとりを聞き入りました。
文字通り恍惚となった表情で、終わると、
折りよく居合わせた私に目を合わせ、
「いいねえ...、いいでしょ!」という表情でにっこり微笑み、
もう一度テレビの方を眺めてから、
「ああ、いいものに出会えて幸せだなあ」という微笑みを浮かべつつ、
遊びに戻りました。

どんな音楽でも、こうなるわけではありません。
この音楽のときだけということでした。
こんなに小さくても、好みがあり、うっとりできる。
美的感覚というものは、どうやら生得か、
それとも受胎後早期に修得するもののようです。
どちらにせよ、人間は美を感じる存在なのでしょう。

でも、人間ばかりではないかもしれません。
私の今はなくなった息子の一人(猫ですが)銀太は、
我が家に三泊したドイツ人美少女に恋をして、
毎晩ベッドの枕の上に心を込めてプレゼントを置いたばかりでなく、
彼女が帰宅すると、
柱の陰からうっとりとした表情でこっそり見上げるのでした。
残念ながら、彼の選んだプレゼントはゴキブリ、蜘蛛、バッタ。
その都度、彼女は「キャー!」
まだ1歳になったばかりの銀太は最初の失恋を味わったのです。
彼には恋人の反応は理解不能だったでしょう。
もっとも喜んでくれるものとして、心を込めて選択し、
最適の場所を選んで、美しくセッティングしたのに.......?
銀太の美的感覚は恋人の美的感覚にマッチしなかったです。

我がいとしの娘静(猫ですが)の音楽の好みは
ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」の序曲。
アルテックの巨大なスピーカーの真ん前30cmあたりに陣取って、
部屋中鳴りどよもす豪快なサウンドにうっとり。
やかましいジャズになると、さっと姿を消します。
この子もまた自分なりの美的意識をもっている。

銀太のプレゼントの仕方、静の音楽鑑賞も、
動物でさえ、美的意識を持っている証拠ではないでしょうか?

こんなことを考えますと、
実は美というのは宇宙の構成要素なんじゃないかな、
という気がしてきます。
これも基本ファクターである「コントラスト」の一つの姿、
それも一番成功した姿が「美」なのかもしれません。
そうすると、数限りのない美が絶えず生まれては消え、
消えては生まれている、それが宇宙なのかもしれません。

宇宙のすべての構成要素がそれぞれに美を紡ぎだし、
感じ取り、悦楽する、
そんな体験が重なりあり交錯して、
宇宙が成り立っているのかもしれません。

もしかすると、こう言ってもよいのかも知れません、
「この宇宙は美によって存在する」




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by hologon158 | 2015-11-29 22:05 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.06 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」6 図鑑5冊!



久しぶりに午前6時半に起床して、7時20分、出かけました。
例によって、孫の世話をするため。

それにしても、朝早くから活動が始まっていますね。
老人ホームで花に水をやる女性を初めとして、
沢山の人を見かけました。
散歩の女性、
ジョギングの高齢者、
ごみ回収車、
通勤の車たち、
散歩中に出会って話し込む人たち、
大阪行きの快速の通勤サラリーマンたち、
ご苦労さまです。

でも、東京、大阪のような活況を呈しているわけではありません。
奈良はどうしようもなく高齢化しつつある町なのですから。
それでも、まだ誰かが活動し、社会を形作って行きます。
鳥取県の友人とも電話で話しましたが、
やはり高齢化が目に見えて進んでいるそうです。
そうお話されるご本人が81歳なのですから、
とても実感がこもっています。

中国からおいでになる観光客を見るにつけ思うことは、
中国も高齢化が進行しつつあるということなのですが、
でも、まだ社会を動かして行く青年層が分厚く残っている!
先般、雲南省に旅行したときも、中国国内の航空便は、
私たち日本からの観光客1団体を除くと、
ほとんど全員が青年でした。

今日面倒を見た日本の若者は、
兄が4歳になったばかり、妹が1歳5か月。
極めて若年層ですが、元気に成長して、
将来、日本をもり立てて行って欲しいものです。

プリンスの方は相変わらずあれやこれやに熱中。
妖怪ウォッチと来たら、妖怪メダルが200以上はあります。
ナポレオン金貨なら値打ちがありますが、
おじんギャグでひねり出したダジャレ妖怪たちじゃ、
お話になりませんが、プリンスは依然として夢中。
ちょっと老眼が来ている私には、全部同じに見えまるのに、
ざらっと床に広げて、30個ばかりさっと選びだし、
「これ、新種だよ」
名前もすらすらと言えます。

恐竜はさらに熱中。
恐竜図鑑も3冊ほど持っていると思ったのは間違い。
5冊でした。
私も小学生時代薄い恐竜図鑑を1冊持っていました。
その図鑑に収まるほどしか発見されていなかった。
今は体重200トン、体長40から50mなんていう、
ブルハスカヨサウルスという超々大型まで見つかっています。
恐ろしいほどの時代差。
孫はそんな膨大な数にちっともたじろがない。
そんな図鑑を繰り返し繰り返し見ていて、
私が頁をめくる度に、見開き10種ほどの中で、
お気に入りを見つけ、名前を言いながらさっと指差します。
めぼしい恐竜はおそらく100ほど一見したら、名前を言えます。
図鑑も逆さまに見ていても、見つけます。
名前を覚えていないものでも、好きなものがあって、
逆さまのカタカナを読んでくれます。
それが「パキケファロサウルス」なんてややこしい名前なのに、
苦もなく一口でさらりと読んでくれます。
ママは笑います、
「×××ザウルスは小さいんだけど、
ディプロドクスのような大型竜脚類に進化するんだよ、
なんて、保育園の友達に講義口調で言ってる。
テレビの受け売りなんだろうけど、分かってるんだか?」
何枚も恐竜DVDを持っていますが、
登場する恐竜はちらと見ただけで、「スーパーサウルスだよ」
超大型竜脚類は何種類も居ますが、全部、見分けます。
そんな孫プリンスの姿を見て、実は心配しています。
私も私の子供たちも好きなことしか熱心に勉強しない性格。
そんな性質がまともに遺伝しているようです。
将来成人したとき、なにに夢中になるのでしょうか?
とても想像がつきませんが、
とにかく人生を生き生きと楽しんで、
自分のお得意の分野を極めて、
次第に衰退しつつある日本をがんばって守ってほしいものです。




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by hologon158 | 2015-11-28 23:07 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.05 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」5 大ピラミッド



昨日、YouTubeで、日本のテレビドキュメンタリーを観ました。
ピラミッドの秘密を特集した番組。
大ピラミッドの底辺は約240mあるのに、
南北を結ぶ子午線に沿って、たった3㎝の誤差しかない、
という離れ業を実現できた秘密を、学者が解き明かします。
いえ、実は簡単なのです。
当時の北極星に当たる星は、極点の周りを小さな円を描いているので、
振り子を付けた紐が細い2本の平行棒の隙間に来る振幅を見つけて、
その丁度中間点を北と見極めて、南北を割り出しただけなのです。
それで万事解明という涼しい顔。

でも、そんなことはなんの回答にもなっていません。
子午線をちゃんと割り出したから、はい簡単、
何トンもの巨石を約240m並べたらいいでしょ、なんて、
涼しい顔をしていて、本当にいいのですか?
私はピラミッドに行ったことがないのですが、
仮に底辺の石の幅が3mだとすると、
80個の巨石をきちんと直線に並べなければならないのです。
しかも、底面は平坦ではなく、なだらかな丘だったそうです。

そのうえ、南北に直線であるだけでは足りません。
東西、赤道に平行に直線でなければならないのです。
それはどうやって割り出したのですか?
小さな面積なら、直角をとることも簡単でしょう。
でも、東西の面も約240mあるのです。
そんな正方形をなだらかな斜面の丘にどうやって区画するか、
これも難問です。

別の番組では、巨石を水を使って吸い上げたという説。
Building the Pyramids of Egypt ...
a detailed step by step guide.
(https://www.youtube.com/watch?v=C1y8N0ePuF8&list=
PL1kIeRJejsQb90GCdWQo0LGhGZxm_GEkn&index=2)

ピラミッドの4辺の中心から頂点に向かって、
ピラミッドの面に沿って大きな管をどんどん伸ばして行き、
その中を水で満たしておきます。
水は、管の横に設置した階段伝いに人が運びあげます。
巨石には浮きを縛り付け、その管に入れます。
すると、巨石は管の中を上昇する。
管の途中には幾つも仕切りを設けておき、
順次、その仕切りを開くことで、1個ずつ巨石は上昇する。
巨石を設置する最高面にも水を満たしておいて、
浮きで軽くなった巨石を水に入った作業員が軽々と移動させ、
所定の場所に設置する、という仕組み。
確かに名案です。
その方法もある程度使えたかも知れません。

でも、そんな管を完全に水漏れのない状態で作れたのか?
管内に膨大な水を貯めて、
その圧力に耐えるほどの強度をどうやって確保できたか?
頂上近くになると、何十トン、何百トンの水でしょう。
その水の重さ、管の上部の重さ、その全部を、
管の下部が支えきれたでしょうか?
ほんの僅かでも水漏れ部分があれば、
その個所からあっという間に崩壊したでしょう。

さらに私にはちょっと理解できことがあります。
王の間の天井石は44ないし63トンもあるのです。
それはどうやって持ち上げたのか?
まさかそんな水管を作ったというんじゃないでしょうね?
これも安直すぎます。
まさか水の中で動かしたので、63トンの石だって、
軽々と動いたと言うのじゃないでしょうね?

しかも、王の間のような空間から、
幾本も小さな穴がピラミッドを貫通して設けられ、
どうやら星を観測できたようです。
そ小さな穴の距離は100mを超えるのです。
そんな穴を石材の中に貫通させて組み上げている。
ちょっとでもずれると、星など見えません。
すべてが完璧な精度を求めています。

誰が設計したのでしょう。
そんな図面を縮尺を正しく記載して設計したのでしょうか?
構造計算はしたのでしょうか?
石に精密正確に工作させ、正しい石を所定の位置に置く、
そんなデザイン、作業をどうやって記録し、
現場に施工させたのでしょうか?
こんなことを考えると、
私は現代の工業技術をもってしても、至難と考えます。

ピラミッドの建設方法としては、
建築家ジャン=ピエール・ウーダンの内部トンネル説が
一番合理性に富んでいると考えます。
エジプト発掘 ピラミッドはこうして造られた
(https://www.youtube.com/watch?v=_qnff-sFy7A&list=
PL1kIeRJejsQb90GCdWQo0LGhGZxm_GEkn&index=4)
刊行本
「大ピラミッドの秘密」(Softbank Creative刊)

でも、その場合でも、精密正確な施工を可能にするための、
設計から始まるすべてのプロセスが解明されたわけではありません。

たとえば、南北の線を割り出す方法を説明した学者は、
単にそれだけのための方法を解答しただけなのでしょう。
それをテレビ局側がピラミッド建設のすべてが解明されたように受けとる、
このあたりの安直さはテレビならではですが、
それにしてもあまりにも情けないですね。




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by hologon158 | 2015-11-27 22:42 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.04 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」4 a1photoさん


昨日、嬉しいことがありました。
私が愛するブログがいくつかありますが、その一つが
a1photoさんのブログです。
(http://a1photo.exblog.jp/)

彼の記事にコメントしたのです。
「近頃の3枚、相変わらずのa1photo節。
変化があって、ユーモア一杯で、いいですねえ。
とくに「曇天」が楽しい。
この石に上ったからと言って、
どれだけ眺望が開けるというのか?
それより、男にとって、美女と一緒にこの石に上るという行為に、
とても意味深いなにかがあった!?
そんな感じがしますね。
いろいろと考えさせてくれる、でも、答えが出ない、
それがa1photoさんの写真世界。」

私は、ほんの7、8個のブログしか参りません。
そして、よほどのことがない限り、コメントしません。
3回の記事が一つ一つa1photoさんらしい傑作だったからです。

a1photoさんからのお返事が嬉しかった。
「Sha-Sindbadさん
いやあ、やっぱり天才一歩手前の人物ですね、
ホロゴンさんは。
天才とは言いません。一歩手前です。
ブログを見るだびに驚く一方。
そのうち、どこからか、
それがカメラ雑誌かも知れませんが、連絡が行くはず、
と思いますね。」

この「天才一歩手前」というセリフが気に入った!
もちろん私は天才になんかまったく無縁の平凡人。
でも、一つだけ得意なことがあるのです。
「それらしく見せかける術」の名人。
師匠の田島謹之助さんがいみじくおっしゃったことは、
「あんたの写真って、一見、なにかありそうなんだよ。
でも、よくよく見ると、なんにもない」
ついにこの境地から抜け出ることができなかったので、
20年前からど素人の分際に安住しているわけです。
そのあたりの機微を見事見抜いた眼力はさすがです。

この人、一度新潟で会いましたが、
河中さん同様、一目見た途端、好きになりました。
あけっぴろげで、誰にも遠慮せずに、思ったことを言います。
それ以前からブログを通じて、
a1photoさんの人柄にほれていたのですが、
実物に出会って、ブログを通じて感じ取った人柄そのままでした。

この人、ブログ界に珍しい本物の写真家です。
「北越のユーモア/ホラー写真作家」という珍しい写真世界。
そこで、私のコメント回答は以下の通り。
「a1photoさん
茶化したらいけませんよ。
カメラ雑誌、その記事でつぶれますよ。
それより、私の方で企画してみました、
a1photoさんの写真集、写真展。
①「ジベタリアンの王土」(珍しいほど所嫌わず地べたに座り込む人々)
②「北越写譜」(失われつつある地方文化に生きる、おかしな人たち)
③「我、ここに在り」(女たち、その他のホラー的肉薄ポートレート集)
①は富士フォトサロン、②はニコンサロン、
③はキャノンギャラリーに出して下さい。
コンセプト文は私に書かせて下さい。
全部合格します。
大阪でのセッティングとギャラリーの応対は任せて下さい。」

私は本気で書いているのです。
でも、しそうにありませんね。
いつも軽くいなされてしまうだけ。

それにしても、a1photoさんに限らず、
私の大好きなブログの皆さんはそれぞれに作品世界をお持ちです。
ブログだけではもったいない、面白い写真家たち。
皆さん、写真展しないかな?

そんなとき、いつも言い返されるセリフ、それは、
「そういうあなたが個展したら?」
私はにべもなくお断り。
「しませんよ」
なぜ?
「人に見せる写真は撮っていませんから」
「でも、ブログにどんどん掲載しているじゃありませんか?」
「何度言ったら分かるんですか?
これはただの日記ブログ」

私の私による私のためのブログ。
正直なところ、7、8年前には迷ったこともあります。
でも、気がついたのです。
自分の為に写真を撮る癖がついてしまうと、
人に見せようという、いわば表現欲が零下に下がっていることに。
それが分かるのでしょう、
私の写真になにかを感じる方って、私にごく近い感性の持ち主だけ。
いわば近縁種。
そんな人はほとんど居ません。
私自身、ほとんど出会ったことがありません。
だから、ほとんどの方は、なぜか私の写真を見ると、退いてしまう。
私の2つのブログも、最初の1年を過ぎてからは、

アクセスリポートを覗いたことがありません。
見たいとも思ったことがありません。
私の日記に関心がある方が何人いるんだろうか?
なんて、好奇心を持つって、なんだか変なので。
と言いつつ、正直なところ、
ほんの一握りしかおいでになっていないことを確かめるなんて、
マゾヒズムに近いので、絶対に見たくない。
アクセス数は伸びない代わりに、
記事と掲載写真数は伸ばす!
これが私の楽しみ。

大ブロガーの皆さんの写真展を見たいのは、
もしかすると、自分では実現できない夢を、
代わりに見せて欲しいからかも知れませんね。




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by hologon158 | 2015-11-27 22:35 | Comments(0)

620.03 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」3 恐竜


私の孫プリンスが恐竜に心を奪われていることは書きました。
まだ4歳になったばかりなのに、
3冊の恐竜図鑑を含む数冊の蔵書持ち。
繰り返し読んで、名前もかなり沢山覚えています。

あなた、パキケファロサウルスなんて、一気に言えますか?
骨格を見ただけで、「イグアノドン」なんて言えますか?
孫は言えます。
とにかく覚えるのが大好きで、
きかんしゃトーマスも図鑑を手に入れて、全部覚えてしまい、
妖怪ウォッチのメダル図鑑も手に入れて、全部覚えてしまう。
でも、恐竜に優るものはありません、今のところ。

私が「エオラプトルでどんなだったかなあ?」
幼いちびさんが目を輝かせて、
ちょっと手に余るほど大きな図鑑の頁をさっと繰って、
お目当ての恐竜を見つけて、
「これだよ、エオラプトル」
「魚竜って、恐竜じゃないんだよ」
分かっているのかどうか、あやしいものですが、
知識としては的確です。
本当に好きなんですね。

でも、祖父として、将来、古生物学者になったら、
なんて勧めたくありませんね。
来る日も来る日も岩場を歩き回り、
ツルハシやハンマーで叩き回り、掘り回り、
見つかったのはゴジラの骨格だった!
なんて、生涯を送らせたくないですね。

でも、古生物学者たちはみなさん生き生きしていますね。
新種発見の興奮と歓喜の味を忘れることができないのでしょう。
YouTubeでテレビ番組の録画を見ました。

地球ドラマチック 「恐竜はなぜあの姿なのか?」
(https://www.youtube.com/watch?v=BdpSuFI86oE)
地球ドラマチック 「本当のティラノサウルスを知っていますか?
(https://www.youtube.com/watch?v=IcuIdmSA1-w)

楽しいですね。
知らないことが一杯ある!
恐竜学者が目を輝かせて語りました、
「これからも想像もつかないほど奇妙な恐竜たちも見つかるでしょう。
世界は驚きに満ちています。
何でも来いと言えます」

昔は、恐竜は突飛な進化を遂げて、
環境変化に耐えられなくなって滅んでしまったと言われていました。
とんでもないですね。
環境変化に耐えられないのは、人間の方。
お猿さんから進化して数百万年、
ホモサピエンスと来たら、定説はありませんが、
せいぜい何十万年単位でしかありません。
それなのに、地球を猛烈に食いつくし、
おそらくあと何百年かすれば、環境破壊の為に滅んでしまうでしょう。

恐竜が栄えたのは1億数千万年という気の遠くなるほどの長年月。
ティラノザウルスは、一族の先祖から1億年以上もの進化の極致だった、
なんて、あなた、知っていました?
ティラノザウルスを凌ぐ、地上最大の肉食恐竜、
スピノザウルスの一族も6000万年ほども栄えたのです。
恐竜たちは、ゴキブリやサメほどではないとしても、
巨大生物としては信じがたいほどに環境に適応して栄えたのです。

毎年何十と、新種が発見されているそうです。
これからさらに沢山の恐竜が発見されるでしょう。
「恐竜のデジタル図鑑」というネット上の図鑑があります。
(http://www.dd-lib.net/)
竜脚類のブルハスカヨサウルスを見つけました。
なんとまあ、体長40から50m、重さ200トンと推定されています。
ああ、一度、地上をどしどしと歩いているのを見たい!

竜脚類は大きくなるには何十年もかかったそうです。
そうすると、巨大な肉食恐竜たちも、
元気一杯の竜脚類恐竜たちには歯が立たなかったのです。
ブルハスカヨサウルスとかディプロドクスのような巨大恐竜は、
群れを成して生活し、
その体重と巨大な首やしっぽを使って、
ティラノザウルスたちを圧倒したのでしょう。

早速私も一冊アマゾンで取り寄せました。
「恐竜 驚きの世界」(ネコ・パブリッシング刊 4962円)
ちょっと高いけど、読み応え、見応えのある本です。
読み終わったら、孫に上げます。
まだちょっと早いけど、
平かなとカタカナはすらすら読めるので、
精密でリアルな写真を見るだけでも興奮するでしょう。
これまで小学生用図鑑たち(これらもバカにはできない出来)を
見慣れているので、新しい発見もできるでしょう。




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by hologon158 | 2015-11-26 12:18 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.02 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」2 虎徹


実にいやな発見をしてしまいました。
この半年近く、リコーダーに凝っています。

その始まりの記事は下記のとおりです。
598.02 ホロゴンデイ131
「2015年5月16日yoshiさん迎えてホロゴン気負い立ち」2 ドルメッチ
(http://ultrawide.exblog.jp/24148521/)

今もドルメッチは気に入って、ほとんどこれ一本を使っています。
ところが、このリコーダー、段々と一つの問題を露呈しています。
リコーダーの頭部管の中を息が通る部分をウィンドウェイと言います。
この部分が細いらしく、息が冷えて水滴となって詰まるのです。
どんなリコーダーにも多かれ少なかれ起こる現象で、
演奏前にしっかり暖めておくのが解決策。
でも、30分暖めても、やっぱり起こる!
いつもじゃないけど、起こります。
どうやら、寒さが増すにつれて、起こりがちに。
すると、とくに低音部分で音が裏返ったり、かすれたり、
ついにはまるで出なくなったり。

しびれを切らして、はるか昔に使っていたリコーダーを取りだしました。
メックのアルトリコーダーです。
まだ若い頃、ドルメッチは高嶺の花だったので、
私の購入したのはかなり格下。
音のあたたかい凝縮感は比べ物になりません。
でも、メックを使ってみて、知ったのです。
なんのことはない、
メックの方がずっとリコーダーらしく演奏できる!
つまり、音楽を楽しく弾きたかったら、安物でもいい、
なんの支障もなく楽々と弾けて、楽器のことを忘れてしまえる、
そんな楽器を選ぶべきなのです。

近藤勇の「虎徹」はどうやらコピー、贋作だったそうですね。
でも、彼は本物だと信じていた。
だから、本物同然によく斬れた!
近藤勇はどうやら実戦派だったようです。
型で戦う模擬戦の強者だったわけではありません。
彼の「虎徹」はどうやら彼の手にしっくりと馴染んだのでしょう。
これが道具というものですね。

レンズでもそうですね。
名レンズの誉れが高いレンズでも、
たとえば、Mマウント・ズミルックスの3本、
35㎜、50㎜、75㎜はまるで私の心を躍らせてくれません。
ニコンの一眼レフ用レンズ群もそうです。
現代デジタルレンズとなると、もうすべて、私の心に届きません。
結局、使い手のセンスと能力が相性を決定するようです。

私はとりわけ不器用な人間です。
ホロゴンは20年経ってもまだ四苦八苦して、うまく撮れません。
ドルメッチを使いこなせないのは、
ドルメッチに原因があるのではなさそう。
私がドルメッチに追いついていないのでしょう。

道具を選ぶというのは、近藤勇流に、
自分の手と心に似合うものを見つけること、
そういうことなのでしょうね。

今、木管楽器の最高の製作者に、
アルトリコーダーを製作していただいています。
ちょっと心配になってきました。
弘法は筆を選ばず、と言いますが、
名器は使い手を選ぶ、そう思われるからです。




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by hologon158 | 2015-11-25 11:06 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.01 ホロゴンデイ152「2015年10月31日ホロゴン15㎜F8UFが京東山へ」1 Sei-G写真展

久しぶりに、ホロゴンシリーズと参りましょう。
初めて、ホロゴン15㎜F8Uにグラデーションフィルター×2をかけて、
感度を1600に上げて、いわば銀塩フィルム風にちょっと粗めに撮りたい。
そんなテストをしてみました。
647枚撮って、254枚選択しました。
これだけテスト結果をブログに掲載すれば、
私の試みの成否が確認できるでしょう。


さて、写真家吉田正さんが主宰するクラブSei-G写真展、
高級感溢れる作品群とプレゼンテーションに圧倒されました。
私が参加した昨年の写真展をはるかに凌駕する品位。

なぜなんだろう?
私が抜けたからだ!
というのは安直な解答。

そうではなく、次の3つの理由から、と私は見ました。
① 吉田正さんが写真家として深化し、進化された。
② クラブSei-Gのメンバーの皆さんも格段に進歩された。
③ 作品の呈示の仕方が昨年よりも均質化された。

我勝ちに自分の作品を君臨させようという気持ちがかなり減退し、
クラブSei-G写真展としての作品をデザインしようという気持ちが
かなり深まったようです。
もちろんスタープレーヤーたちの独創的な作品作りも活発ですが
その作品作りも一様にかなりモデストなデザインに落ち着きました。
おかげで、二つの流れが一つにまとまって大河と化するような、
そんな音楽的な味わいが深まったようです。
このあたり、どうやら吉田正さんが意識的にコントロールされて、
品位を高めた、そんな感じがします。

通常のアマチュア写真展にはそのようなハーモニーはありません。
一人一人が、巧い人も巧くない人も一様に、
「私の写真だけ見たら、それでいいんですよ」という姿勢が主流。

昔、東京にはお二人の名物男が居て、
すべての写真展、ギャラリーを巡回していたそうです。
でも、数え切れないほどのギャラリーを回らなければなりません。
そのお一人が、秘訣を書いていました。
「ギャラリーに入ったら、中央に立ってぐるっと目を回し、
見る価値のある写真だけ見ます」
それができたのも、雑居型写真展のおかげ。

クラブSei-G写真展ではそれができない!
全体で一つの作品なのですから。




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by hologon158 | 2015-11-24 16:53 | ホロゴンデイ | Comments(0)

620.09 ホロゴン外傅151「2015年11月11日アポクアリアと天満商店街の相性は?」9-完-写真教室


11月19日木曜日、吉田正さんの写真教室。
受講者数が9人に増え、写真教室らしくなりました。
先生も先月、長女さんが結婚され、
人生の一つの山場に制覇された感じで、
講義にも気合いが入っていました。

写真を展示するということは自分を出すこと。
写真を作ってはいけない。
コンテストも審査するけど、作った写真ばかり。
正直になってほしい。
自分の置かれた状況で、とことんやってほしい。
出来が悪い作品でも、とことん自分の写真を撮ってほしい。

いつもおっしゃることですが、
このような写真家に教えられるのは幸せです。
メンバーの写真が驚きの連続。
初心者もすこし経験のある方もいずれ劣らず、
すでにご自分の写真をお撮りになっておられます。

一番驚いたのは、女性のモノクローム作家。
はじめからデジタルカメラをモノクローム設定にして、
お撮りになっています。
黒を基調に光を主題にして、その中に人物を一人。
その位置も文句なし。
最後の写真がビルの一階の巨大天井のフロア。
その中央に男が一人左から右に向かって。
その男の影がかかる白い輝線が男のそばをジグザグに走り、
まるで人生を予言するかのよう。
今時の絢爛精緻たるデジタルカラーの全盛時代に、
モノクローム専科を選択されるのはたいした度胸!

先生は、RAW設定で撮ってソフト的にモノクローム化する方法もある、
とアドバイスされていましたが、
私の正直な感想は、
この方法は、将来の作品化を重視するプロ的発想に見受けられました。

これからモノクロームの学ぼうとする方の場合は、
カメラ自体をモノクロームに設定し、
撮影後液晶画面でモノクローム写真をじかにこの目で確かめて、
現実の色との違い、現実の光景とモノクロ写真の違いを、
体で覚えるのがよいと感じます。

吉田先生の写真教室でトップクラスの写真家のHさんは、
ストリートの幻想的なシーン5枚を、
カラー、モノクロ両方でプリントされて2段に並べられました。
センスと着想と撮影能力が抜群の方ですから、
見応えがありました。

でも、私の視線はその一枚に集中しました。
未舗装の土道に覆いかぶさるようにして撮った広角写真。
その道に縞模様の影が走り、躍動感があります。
私のやるようにA4の上質紙にプリントされたら、
圧倒的な印象が浮かび上がってくるでしょう。

私は奈良町の写真を5枚ランダムに選択。
ピクトリコプロのセミグロスペーパーA4にプリントしてお持ちしました。
別ブログ「レンズ千夜一夜」に掲載しました。
いつもながらのロボグラフィです。
違和感を感じる方の方が多いようです。
でも、ストリート写真を撮る方が西宮教室よりも多いようで、
路傍写真にも好感をもって受けたられたようです。

阪神電車駅の西側ビル地下のイタリアレストランでランチをいただき、
それから、阪神電車で香櫨園まで移動。
西宮市立図書館4階ギャラリーのクラブSei-G写真展。
吉田正さんがすべてデザインをされる写真展なので、
一個の写真展としての統一感、上質感にはただならぬものがあります。
初回から一回も欠かさず拝見してきましたが、
一回ごとにメンバーの作品の完成度が高まり、
写真展としての質も格段に向上する、実に希有の写真クラブ展です。
私の心に浮かび上がった一番大きな印象は、
ああ、写真展への参加をやめてよかった!

写真は本質的に表現であるとお考えの方も多いでしょう。
でも、私の写真は私のメモ以上の性格を持たないので、
これは写真をはじめて終始そうだったわけですから、
私の写真ほど写真展にふさわしくない写真は、
犬の首輪にミニカメラを付けて、
犬が歯をかみしめるたびに働くシャッターで撮った写真位でしょう。
というわけで、安堵感を抱いて、ギャラリーを後にしたのでした。




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by hologon158 | 2015-11-23 23:56 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

620.08 ホロゴン外傅151「2015年11月11日アポクアリアと天満商店街の相性は?」8 簑助至芸



11月18日水曜日、文楽公演に参りました。
文楽は私の30代後半からの楽しみ。
でも、津大夫、越路大夫、勘十郎、玉男、住大夫も去り、
簑助も衰え、支えの役に回るようになって、
大掛かりな通しはできなくなり、
後進を育てるためか、マイナーなものばかり採り上げられ、
あまりのつまらなさに、
年1回行くか行かないかという程度になっていました。

今回は久しぶりに簑助が得意の女房役をやるということで、
妻のたっての希望もあって、渋々参りました。
1年ぶりほどでしょうか?
今回もマイナーな演し物ばかり。
でも、行って良かった。
びっくりしたり、喜んだり。

というのは、若手がぐんと育っていたのです。
風格、貫禄がつき、それぞれに達者にこなしています。
あんなに若かった三味線の鶴沢清治がすっかり老いて、
なんだか最長老の風格なのですから、驚きです。
語りの津駒大夫が病気休演で、
弟子らしい人(名前聞き取れず)が代演したのですが、
これが大当たり。
まだ若いのに、しっかりとした語りで、
将来大いに期待されます。
往年の伝説の名人綱大夫の息子の咲大夫も今や円熟して、
父には及びませんが、大した貫禄でした。
事情は知りませんが、そのうち、綱大夫を襲名して、
人間国宝になるでしょう。

でも、極めつけは、吉田簑助。
「桜鍔恨鮫鞘 鰻谷の段」
いくつになられたのでしょうか?
若いときからずっと見続けてきましたが、
すっかり頬も落ちて、よわよわしい。
でも、なんということでしょうか?
鬼気迫るとしか言いようのない人形遣い。

夫のためにお金を工面すべく、
母と共謀して、別の金持ちと結婚することにして、
結納金等で資金を作り、
それを知らぬ夫に母もろとも討ち果たされ、
事後幼い娘から真相を聴かされた夫は狂わんばかりに後悔するという、
強烈に荒唐無稽で、強烈に不愉快なお話ですが、
簑助の演じた女房お妻は、そこに生身の人間としていました。
簑助はそっぽを向いて無表情で、透明人間の一歩手前。
そして、人形はどこかに消えてしまい、
夫と子を残して、自らは非業の死を遂げる運命にさいなまれる、
匂うように美しく、悲しい女性がそこにいました。

こんな奇跡的な芸を見せる人形遣いを私は知りません。
偉大な玉男でさえも、蓑助ほどに自分を無化し、
人形に命を吹き込むことはできませんでした。

幾人も偉大な人形遣いのお話を読むことができます。
そのような人たちもそうだったのでしょう。
でも、簑助がそのような伝説の名人たちに負けずとも劣らないと、
私は確信しています。
幾度も幾度も奇跡を目の当たりにしてきたからです。
夫婦で気持ちが一致しました、
「蓑助が出演する限りはずっと来よう」

でも、例のとおり、苦情も言わせていただきましょう。
文楽協会は分かっているのか?
そう言いたい。

女房お妻が娘お半とともに、
鏡の前で語り合い、髪を作るシーンがありますが、
ふたリの前には高足の台に乗せられた大きな丸鏡。
正面から観ている私でさえ時折二人は鏡の陰に隠れてしまいます。

右袖の方から観るかなりの方が、
簑助も簑助が遣うお妻も観ることができなかったはず。
もっと低い台にもっと小さな鏡を載せて、
どんな方角からも二人がしっかり見えるようにするのが本当です。
「江戸時代の鏡台」をグーグル画像検索すれば、分かります。
確かに高足の鏡台もありましたが、たいていはもっと低かった。
観客のことをもっと考えなくちゃ。

その客層も90パーセントは高齢です。
不思議に一人男性がかなり混じっています。
昔観始めた頃は、
通の男性と熱狂的追っかけのおばさましかいなかった。
その後、カルチャー風おばさま族がだんだんと増えて、
一時期はほとんど占領状態でした。
ところが、今回は、男性たちが増えていました。
以前には見かけなかった感じの高齢層。
以前から興味のあった方が退職後やってこられるのでしょうか?
とても喜ばしいことです。
でも、心配は、文楽協会側も観客側も高齢化が目立つこと。
将来が心配です。



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by hologon158 | 2015-11-21 22:58 | ホロゴン外傳 | Comments(0)