わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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645.03 ホロゴン外傅166「2016年4月30日エルマジ95㎜f2.4が当麻で当惑」3 すべてプレゼント


6月25日土曜日、曇り。
夜来風雨の声がかなりかしましく、
もう水の中を泳ぎほどの湿気。
中将姫光学さんからお借りしているペッツヴァール58mmF3.で、
華麗な京のたたずまいを撮りたい、
そう計画していたのですが、
不意に襲いかかる雨の中、
お借りした貴重なレンズを使う危険を冒すわけには参りません。

急遽、私のお気に入りの第一級路傍の一つである、
大和高田に行くことにしました。
装備は私のいわば最高のセット。

    ソニーα7
    Hologon15mmF8U

ホロゴンウルトラワイドについていたホロゴンこそ、
私の写真人生を完全に変えてくれた恩人。
これをライカMマウントに改造してもらったものがこれ。

オリジナルのウルトラワイドに付いていたときは、
ヘリコイドがない、常焦点レンズでした。
それでも60cmあたりから無限遠までパンフォーカスで撮れるのですから、
これで私の撮りたいものはすべて撮れる、
ほかになにもいらない、無敵、

そう思っていたのですが、
Mマウントアダプタが出現して、
おまけの超接近写真までも撮れるようになって、
このレンズ、ウルトラ無敵になった感じがあります。

実はこのレンズの改造後、
MマウントのHologon15mmF8Mの出番はほとんどなくなりました。

ホロゴンというのは、私には不動永遠の伴侶。
撮りたいと思う写真など、撮れません。
こんな風に撮れるなんて予測も期待も想像もしなかった写真を
撮ってくれます。
すべてがプレゼント。
さあ、がんばりましょう。






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by hologon158 | 2016-06-30 14:06 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

645.02 ホロゴン外傅166「2016年4月30日エルマジ95㎜f2.4が当麻で当惑」2 虫たちはどこ?



不思議です。
虫たち、どこに行ったのでしょう?
今年はなぜか我が家を訪れる虫たちがべらぼうに少ないのです。

我が家は奈良市の郊外、少し標高が高くなった場所に位置します。
草地と林に隣接しています。
例年は、春になると、どんどん蟻たちが土足で家に入り込みます。
油断すると、行列まで作ります。
我が家では、あちこちに我が子(猫ですが)の食事を置きますので、
それをねらってくるのです。
靴を脱いで入ってきても、許しません。
とにかく面倒。
蜂も盛んに巣を作って飛び回ります。
その他、常連さんのゴキブリやムカデも含めて、
常連さんが行ったり来たり。

ところが、今年はほとんど姿がないのです。
春先に見たこともないほどに超小型の蟻たちを数匹、
台所で見かけたほかは、
我が家のお風呂場に住み着いている大きな蜘蛛だけ。
風呂場と洗面所を縄張りとしています。
こんなところでよく生きていけるものです。
差し渡し7、8cmに成長しているのですから、
微小昆虫たちの世界はまだ健在なことは確か。

先日中将姫光学さんと天理の石上神宮に行った際、
参道上に、誰かに踏みつぶされた玉虫を
中将姫光学さんが発見したのは、まさに例外的な出来事でした。

ひとまず想定される可能性は3つ。
① 日本列島には一杯いるんだけど、我が家に偶然来ないだけ。
② 一定区域の虫たちがなぜか減少してしまった。
③ 私の観察力が著しく低下してしまった。

その内、③は断固否定しておきましょう。
だから、①か②。

そこで、グーグルで検証してみました。
愕然!
全国各地から、虫がぜんぜん出てこないという記事。
原発事故翌年、福島県ではほとんど虫が見つからなかったと、
放射能汚染との関連を疑わせる記事も一つ。

なにが起こっているのでしょう?
生態系の底部付近、微生物の層あたりでおかしくなっている、
この可能性がまず疑われます。
何十年にわたって林野庁が推進した一木林政策の結果、
数知れぬ生命の揺籃となる雑木林の多くが全国から消滅し、
木自体も土壌も微生物を育てない杉、檜が山野を埋め、
開発道が生態系をずたずたにしてしまった結果、
山野の動物たちから生存の場が失われようとしています。
この30年間に、ほとんど全部自然だった大都会周辺が、
人工物とコンクリートにほとんど覆われてしまったのですから、
生態系は日本列島から失われて行こうとしています。

虫たちの激減はその現象なのでしょうか?
それとも、単なる一時期の偶発的な現象なのでしょうか?
大阪市内の長女は、昆虫は別に減ってないという印象。
どうやらまだら現象が起こっているようです。

先日、ネット記事を読みました。
阿蘇山がマグマ噴火をしたら、
日本列島全体が死の島と化してしまう。
何千年かの周期で起こって来たことで、
縄文時代の九州はその噴火で終焉を迎えた。
従って、時期的には、いつ起こってもおかしくない。

先日の熊本地震はその先触れなのか、などと考えると、
ぞっとしますね。
地震、津波、噴火のような突発性の大震災の直前に虫が消える
ということも以前に読んだことがあります。
まるで難破船の出航前に、ネズミたちがぞろぞろと退船する、
そんな感じでしょうか?
まさか、これではありますまいね?
なんだか怖くなってしまいます。





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      [後書き]
        写真展の光景は、私の友人の写真家前田義男の写真展のもの。
        643.02 ホロゴントラベル33に感想を記載してあります。
        すぐれた写真群ですが、老成するには早過ぎるという印象。
        もともととても切れ味鋭いストリート作家なのです。
        もっと暴れて欲しい。
        ほんの数点ですが、あなたはどうお感じですか?
by hologon158 | 2016-06-29 17:12 | ホロゴン外傳 | Comments(4)

645.01 ホロゴン外傅166「2016年4月30日エルマジ95㎜f2.4が当麻で当惑」1 誤動作



私のブログは記事が多いので、なにかと検索にかかりやすいようです。
でも、間違って訪問しても、二度とおいでにならない。
その理由の一つは明らか。
写真と記事とが全然関連していないから。

写真付き日記ですが、写真日記ではないのですから、
関連する必要などありません。
写真はただのストック。
私にとって主体はあくまでも日記。
人の日記など誰も読みませんからね。

写真をリアルタイムに近い状態でアップできれば、
ギャップもかなり埋まるのですが、
現状は2ヶ月遅れ。
体験者である私にとっては、さしたるギャップじゃありません。

順番としては、2ヶ月前の当麻寺。
それにしても、今回のエルマジ95㎜f2.4写真、
実はアップはやめようかとも思いました。

ソニーα7の責任です。
私の色温度設定は「自動」。
ややこしいことは考えたくないからです。
ところが、当日、ソニーα7は自分勝手に設定を切り換え。
なんと、室内の電灯光。

幾度か書いていますが、一枚撮り設定が勝手に三枚撮り、
ブランケット付き三枚撮り、タイマー等に変わってしまいます。
設定を一旦ホールドすることができればよいのですが、
そんなメニューもない。
いざ、という瞬間にタイマー撮影なんてことが幾度もありました。
現象的には、シャッターが切れない状態。
なさけないですよ。

なんでこんな設定変更が起こるのか、理解できません。
勝手に設定ボタンに指があたっても、その次に何かを操作すれば、
キャンセルされるだけで、設定は変わりません。
押し続けていても、幾度も同じボタンを押し直しても、変わりません。
別のボタンを押して、変更したい設定まで移動しなければなりません。
そんな器用なことを無意識にできるはずがない。
第一、私は撮影中、ボディ右端の親指受けに親指を置いたままなので、
実は設定変更ボタンに指が当たることもありえない。
それなのに、幾度も幾度も勝手に切り替わるのです。
ソフト的に誤動作しているとしか考えようがありません。
中将姫光学さんのお聴きしても、同様の誤動作が起こっているとのこと。
つまり、プロ用には使えないカメラです。

今回のエルマジ95㎜f2写真は完全に色消し状態。
私がパソコンで画像処理するのはただ一つ、
レベル補正で自分の標準濃度に揃えるだけなのですが、
今回はshift+command+B(自動カラー補正)を使います。
ちょっと色が戻りますが、本当の色ではない感じがします。
さりとえモノクロームにするつもりはありません。
私のロボグラフィは色もファクターなのですから。





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by hologon158 | 2016-06-28 11:49 | ホロゴン外傳 | Comments(2)

644.05 ホロゴンデイ162「2016年4月22日三重の主役はホロゴンだ」5-完-make my life!



映画でこんなせりふが主人公の口から出てきます。

   make my day.

この言葉の前段は省略されているのでしょう。
You will make my day.
なら、「あんたのお陰で、楽しませてもらうよ」
といったニュアンスなのでしょうか?
I will make my day.
なら、「よし、とことん頼んでやろうじゃないか」
といったニュアンスなのでしょうか?

私も毎日、こんな感じで生きています。
とにかく人生全体も徹底的に楽しみたい。
英語にそんな言葉があるかどうか調べてもいませんが、

    I will make my life!

仕事の上では、ささやかながら社会のために何かをしたい、
という気持ちがないわけではありませんでしたが、
退職してからは、そんな気持ちは一切なくなりました。
ひたすら自分のために生きることにしています。

大きな目標を立てて、その実現に向けて邁進する、
これも魅力ですが、
その目標を達成した後の虚脱感を考えると、
この虚無の境地から抜け出して、
さらなる目標を見つけ出すというサイクルの苦しさは
よほどの精神力の持ち主でないと耐えられないでしょう。

私は自分の半生を振り返っても、
けっして無理をしない、という生き方をしてきたようです。
今では、毎日積み重ねることによって、次第にステップアップする、
そんな地道な努力を楽しむことを生き甲斐にしています。

すべてが修練なので、いわば修練サーフィンの日々。
だんだんとなにかができるようになる、
そのプロセスを楽しむ、これが私が現在のライフスタイル。

ブログで自分の生活を繰り返し繰り返し検証してみる、
これもその一つ。
そうすることで、自分の人生をしっかり守り抜きたい。

なにをするのも、自分の人生です。
でも、毎日、テレビを見て暮らすなんてことはしたくない。
目がだんだんと死んで行きます。
肌がだんだんと艶を失って行きます。
歩きかたも、そして心もどんどん弾まなくなっていきます。
そんなの、真っ平ごめんですね。





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by hologon158 | 2016-06-27 14:15 | ホロゴンデイ | Comments(0)

644.04 ホロゴンデイ162「2016年4月22日三重の主役はホロゴンだ」4 機械音声



出かけないときは、ブログを楽しんだり、楽器の練習をしたり、
というのが私の日常なのですが、
楽器の中で一番自由に楽しんでいるのは、リコーダー。
それなのに、まだ師匠についていない、完全な独学状態。

ヘンデルとシェドヴィーユのリコーダー・ソナタという、
名曲なのに、素人同然の私でもなんとか弾けるという、
稀有の幸運を毎日楽しんでいます。
RJPのチェンバロ伴奏CDで、もう完全に独奏者気分。

今日もヘンデルを朗々と吹き鳴らしている最中(完全に主観的認識)、
電話が鳴りました。
某大手銀行の銀行員男性の声。
「今日はホロゴン様(とは言わなかったけど)の資産の運用につき、
耳寄りのご案内をさせて頂くためにこうしてお電話を差し上げました。
1分ほどよろしいでしょうか?」
ぜんぜんよろしくありません。
「あはは、資産運用のことなら、結構です。
私は使うだけ、資産を運用なんて考えたことがありませんよ。
実のところ、運用できる資産なんて持ったためしがないですから」

私の自慢は生涯利殖のためになにかをしたことがないこと。
そんな財産を持ったことがないので、当然なのですが、
おかげで、誰かのようにお金について汚いことをしないで済みました。
だから、晴々と生きることができます。

でも、私が書きたかったことはこのことではありません。
その電話の主の声が最初機械音声かと思ったほど金属的で、
気持ちが悪くなるほどに冷たかったこと。

あなた、そんな声でしゃべって、
本当に仕事をしているのですか?
家庭でも同じような声でしゃべってるのですか?
「メシ.......フロ.........寝る.........
明日6時に起こしてくれ。」という風に?

電車の中でも会社員らしい男性たちがしゃべる声に時々感じます。
この人たち、自分が少ししゃべっただけで、対話者には、
自分がどんな感情、気分でいるか、だけではなく、
自分がどんな人間なのか、どんな人生を歩んでいるのか、
豊かな心の持ち主か、心が温かいか冷たいかが分かるだけではなく、
私に対して、どんな感情を持っているか、
どんなつもりでアプローチしているか、
そんなことが全部ばれてしまうことに気付いていないのでしょうか?

そんな機械音声で話しかけることで、対話者である私のことを、
そんなことを気配りする必要のない人間だと思っていることも
暴露しているのですが、そのことに気付いていないか、
それとも、気付かれてもよいと思っているか、どちらかなのです。

でも、資産運用のセールスをするときに、
そんな声でいいのですか?
とても成約率の高い保険勧誘員や銀行員がいます。
そんな女性たちに会ったことがありますが、
皆さん、目が生き生きとして、対話者への関心に溢れた表情でした。
まず相手の心としっかり結ばれることで、自然に心を溶かす、
そんなあたたかい人間関係を結ぶことができる人たちのようでした。
機械音でしゃべること自体、無能をさらけ出しているのです。
あなた、そんな人に資産運用を依頼する気になりますか?
どうも馬鹿になってきているのは、政治家ばかりじゃなさそうで...

それとも、彼がそんな機械音声をしたのは、
電話した相手、つまり、私が資産もないし、
投資する可能性もないと分かっているのに、
名簿上順番に電話をしなければならないノルマ。
そんな無駄なことはさっさと済ませたいから、
わざと機械音声風に作っただけなのでしょうか?





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by hologon158 | 2016-06-26 23:51 | ホロゴンデイ | Comments(0)

644.03 ホロゴンデイ162「2016年4月22日三重の主役はホロゴンだ」3 シジフォスだ!



いつも書くことですが、
何事にも持って生まれた才能のない私が何かをしたいとなると、
いつも次の方式を採らざるをえません。

ひたすらエクササイズを継続することで、
いつかやりたいことをそれなりになんとかやれるようにする。

写真がその最たるものです。
人間て、不思議ですね。
本能のなかには含まれていない、人間的な活動、
とりわけさまざまなアートについても、
そんな技能は天分なんかと無縁のはずと思われるのに、
幼児期からすでに好みと言い、技能と言い、
天才としか言いようのない才能を発揮する人がいます。

私にはそんな才能は絶無。
でも、やりたいことは子供時代から絶えず出現して、
私を駆り立ててきました。
そのような何かには、最初から天分を発揮して、
人を驚かせる、なんてことは起こりませんでした。
だから、すべて地道に鍛錬し、練習し、反復して、
なんとか一丁前に仕上げる、これが私の人生のルーチンでした。

ホロゴンウルトラワイドに出会い、レンズの性格故に、
ノーファインダーの撮影をせざるを得ない事態となって以来、
縦横左右のすべてがそろって正立像を撮るために、
十数年以上、何千本というフィルムの消費が必要でした。

今は、二胡、揚琴、リコーダーで同じことが起こり、
それぞれに地道な反復練習を繰り返しています。
一生、この調子で死ぬまでなにかを反復するでしょう。

こう書いて、あれっ、どこかで同じような話に出会ったなあ?

そうだ、シジフォスだ!

彼は神々を欺いた罪で、
山の天辺まで巨岩を押し上げる作業を永遠に続ける罰を受けます。
もう少しで山頂、そんなところまで押し上げると、
巨岩はガラガラと谷底まで転げ落ちてしまうのです。

こりゃ、大変ですね。
きっと今でも苦しみにゆがみきった面相でがんばっているでしょう。
ご苦労様です。

でも、彼の内心は分かりませんよ。
神を欺くシジフォスなのです。
神様には内緒で、完全に考え方を入れ替えてしまい、
一つ一つの作業ごとになにかを採り入れ、
一つ一つの作業ごとに修練をシステマティックに積んで、
今ではまったく苦しくともなんともない作業にしてしまい、
一つ一つの作用のディテールを味わい尽くす、
そんなことができるようになっているかもしれません。

どんなことでも喜びに変える、
それが単純反復作業をやり抜く第一の秘訣かもしれませんね。





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by hologon158 | 2016-06-25 23:08 | ホロゴンデイ | Comments(0)

644.02 ホロゴンデイ162「2016年4月22日三重の主役はホロゴンだ」2 逆転現象



逆転現象が起こっていました。
6月18日土曜日、二胡のレッスン。
二胡を弾きますと、先生から指摘されました。

「左に比べて、右肩が弱すぎます」

1年半以上前に、先生からこう指摘されたのです、

「右に比べて、左肩が弱すぎます」

当然です。
生涯右肩にショルダーを掛けて歩き回ってきました。
平日は家に持ち帰る仕事の資料で、週末はカメラ、レンズで、と、
常にずしりと重いバッグで右肩を鍛錬してきたのですから。

でも、先生から指摘されたその日から、
歯磨きなどの度に、左肩を後方上方にぐっと引き上げ、
絞るようにして、そのまま10秒以上ホールドする、
という運動を一日に6、7回は繰り返し、
ひたすら左肩を強化することに専心してきました。
この1年や左肩を強化して、バランスをとろうと努力してきたんです。
ところが、いつの間にか左肩が右肩を追い越していた!

今度は右肩を強化する番です。
そして、1年ほど経つと、今度は右肩が左肩を追い抜いて、また逆転?
これじゃイタチごっこになりかねません。
右肩を強化しつつ、両肩を一緒に強化するエクササイズも採り入れて、
いつかバランスが取り戻しましょう。




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by hologon158 | 2016-06-24 14:36 | ホロゴンデイ | Comments(3)

644.01 ホロゴンデイ162「2016年4月22日三重の主役はホロゴンだ」1 流星光底



「流星光底長蛇を逸す」
頼山陽の漢詩の畢生の名句ですが、
先頃辞任した東京都知事がそうですね。

彼は無事二期を務めて、東京オリンピック開催地の主催者として、
少なくともスポーツ史に栄えある名を刻むぞ、と夢を描いて、
胸を膨らませ、自負心をいやが上にも高めていたのでしょう。
高めすぎて、足を踏み外してしまいました。

もともと政党のリーダーにふさわしい人物ではなかったらしい。
巨額の政党交付金を自由に使える身になったことが、
彼の転落の一歩だったようです。
家族で過ごすバカンスにも自由に公金を充てて贅沢三昧を楽しめる!
なんという権力のうま味!

もちろん政党関係の会議など開催していません。
彼の都知事の座からの転落と引き替えに守るべき秘密を守りたい
相談役のプライバシーって、何なのでしょうか?
秘密と言っても、その人物が彼と会った、ということ、
その人物が彼と関係があったという事実、だけなのです。
その人がどんなに拒んでも、
彼は最後には「背に腹は代えられぬ、すまぬ!」とばかり、
名を公表したでしょう。
なぜそれをしなかったか?
そんな相談役なんていないから、
そんな会合などしなかったからです。

この人、事の大小を計算評価することのできない人です。
あくまで東京都知事としての座を確保して
東京オリンピックの主催者としての栄誉、名声、歴史的地位を築きたかったら、
客観的第三者である弁護士、すなわち、あんな三百代言のやめ検ではなく、
堂々と正義に生きて来た正真正銘の弁護士に依頼して、
数々の非の存在を判定する調査をまとめさせ、
不適法と認めざるを得ない部分については速やかに潔く非を認め、
都民、国民に深く陳謝し、いかなる法的処断を甘んじて受ける所存だが、
この土壇場での都知事の交代は、新知事の選挙の膨大な経費を含めて、
国家及び東京オリンピックには計り知れない損失を招くおそれがあるので、
国家、国民のために都知事の地位にとどめてほしい、
任期が満了した後にいかなる法的処断も受ける、と、素直に懇願した上、
ただちに横領、費消額の全額を返還すべきだったのです。
そうすれば、2つに1つの確率かもしれませんが、
彼は都知事の地位にとどまることができたかも知れません。
そして、これは絶対的に間違いのない予測ですが、
彼が東京オリンピックを成功裡に終わらせたら、
都民からも国民からも、都知事の座から追放したり、
刑事責任を追及したりする声は起こらないでしょう。
そうすれば、彼は成功した政治家として威風堂々都知事を退陣し、
さらに大きな可能性が開かれたかもしれません。

なぜ、そんな捨て身の離れ業を演じることができなかったのでしょう?
理由は、彼のみみっちい出費をごらんになれば、一目瞭然です。
事の大小を見極める見識も眼力も予見力も度量もなかったからです。
結局、彼には都知事にも政治家にも向かない人だったようですね。





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by hologon158 | 2016-06-22 11:09 | ホロゴンデイ | Comments(0)

643.02 ホロゴン外傅165「2016年4月22日キノプラズマート25㎜は三重へ」2 山辺の道



6月17日金曜日、中将姫光学さんと天理、山辺の道を歩きました。
お供はソニーα7。
レンズはR-セレナー50mmF1.5

奈良から天理までたった13分です。
天理の町は天理教を核として戦後成立した町なので、
古い家並みがあるわけでなし、
ロボグラフィの撮影ポイントは中心を通る商店街だけ。

途中喫茶店でトマトピザのついたモーニングを頂いた休憩を挟んで、
この商店街を終点まで撮影し、南側の銀杏並木道を戻って、
商店街中間あたりの日本料理店で昼食。
構えは立派ですが、お値段はとてもリーズナブルな天丼を楽しんで、
午後は山辺の道に入りました。

商店街から天理教の本殿(なんと呼ぶか知りません)に至り、
本殿正面の前を通る銀杏並木道を逆に東に折れて徒歩約10分、
石上(イソノカミ)神宮に至ります。
2つの宗教の拠点を飛び石にして山辺の道に入るわけです。
さりとて完全無宗教の私には何の意味もありませんが、
気分だけは、黄泉の国に下るイザナギの尊同様に、
ちょっと清められた感じですね。

ただし、6、7年ぶりに訪れた山辺の道の沿道はすっかり変貌。
良い方に?
残念ながら、そして、いつもながら、ノー!
自然一杯だった沿道が住宅や施設に覆われつつあります。
何度歩いたか分からないほど親しんだ古道のほとんどが
コンクリート道に変わっていました。

こんな変化に「ふん、だんだん開発されて歩きやすくなった」
とお感じの方も多いでしょう。
私はがっかり組。
ますます「やまとは国のまほろば」から遠くなり、
悲しいとともに心配です。
山辺の道ではなくて、新興住宅地辺の道にいつかなってしまいそう。

そして、深刻なことに、
日本列島の平地という平地で人工物で覆われるとき、
自然は失われ、生態系は寸断されてしまい、
人間の生存可能性はますます減少するでしょう。
このことに、日本人は気づいていないのでしょうか?

ともあれ、ロボグラフィはたくさん見つかります。
がっかりしたことが2つ。
ソニーα7はますます暴走し始めています。
何度ASA感度を50に固定しても、
勝手に5000といった途方もない設定に切り替わってしまいます。
一枚撮りの設定も、明暗3枚セットとか、色温度の3セットとかに、
勝手に切り替わってしまいます。
設定ボタンを幾度も幾度も押してようやく設定するのに、
なぜかそうなってしまい、気がつくと、3枚セットで撮っている!
私は撮影中グリップを握っていますので、
そんな設定変更ボタンに手が触れるはずがないのに、変わっている。
だんだんとボケ始めているのでしょうか?

もう一つ、がっかりしたことは、
ふとバッグの中の携帯電話を見ると、同じく外出中の妻から2度も電話。
かけてみると、所用が終わって家に帰ろうと思ったら、鍵を忘れていた!
やむなく山辺の道散策を途中で打ち切ることに。

途中にいつの間にかできた喫茶店に入って、
きな粉餅とお茶セットを頂きながら休憩した後、
奈良への電車時刻に合わせてタクシーでJR天理駅に戻りました。
かなり山辺の道を南下したと思ったのですが、
タクシーは山辺の道の西側の広い道に入ったかと思うと、もう市街地に。
なんだ、天理の町の郊外をちょっとかすった程度だった!





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by hologon158 | 2016-06-21 13:55 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

643.01 ホロゴン外傅165「2016年4月22日キノプラズマート25㎜は三重へ」1 珠玉の名品


ブログ掲載写真が貯まりに貯まっています。
約2ヶ月時間を巻き戻しましょう。
三重シリーズの最新作。
当日はホロゴン15㎜F8Mがメインでした。
そこで、サブに用意したのはリコーGXR。
レンズはキノプラズマート25㎜F1.5a
(ライカMマウントに改造したバージョン)

今スピードパンクロ50㎜F2をお借りして撮っていますが、
この50㎜が手に入る可能性は、
キノプラズマート50㎜F1.4の可能性と丁度同じ程度。
つまり、絶無。

そんな私にとっては、
格安で手に入れたキノプラズマート25㎜は珠玉の名品。
本来なら、ホロゴン写真からシリーズを始めるのですが、
前回がホロゴン15㎜F8Mだったので、
順番をひっくり返し、キノプラズマートからごらん頂きましょう。





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by hologon158 | 2016-06-19 15:12 | ホロゴン外傳 | Comments(0)