わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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681.01 ホロゴン外傅193「2017年3月6日奈良でまたフローライトが駆け巡り」3 旧友

近頃、いろいろと多忙。
なかなかブログを更新できません。

でも、よく考えてみると、
私にとっては、ブログは生活の中心。
自分の人生の軌跡をかすかにでもなぞってみよう!
それが私のブログのコンセプトなのですから。

写真家は独創性を重んじます。
その独創性の表れとして、マンネリを忌み嫌います。
同じ光景、同じ写真は撮らない!

私は撮る!
私にとって、写真は親しい友との挨拶なのだから。
一度出会っても、人もものもたいてい忘れます。
でも、写真を撮ると、たいてい覚えていますから、
何度言っても、「お元気ですか?」と言いたくなる。
友人だから、当然ですね。
そうでないと、「なんですか、近くを通ったのに、
どうして声をかけてくれなかったの?」となります。

時折、会えません。
ちょっと奥に入っていることもありますが、
私の友人たちって、路傍の棄て草のような存在が多いので、
片付けられてしまった可能性の方が大きい。
寂しいですね。

私もそんな風にいつか片付けられちゃうんだろうな?
でも、それまでは私の天下です。
楽しみましょう。





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by hologon158 | 2017-03-24 11:12 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

681.01 ホロゴン外傅193「2017年3月6日奈良でまたフローライトが駆け巡り」2 成長

子供がどんな風に成長するか?
ある意味では、環境次第かもしれませんね。

私はいわゆるマッチョでもなく、
男らしい風貌、振る舞いのある人間でもありません。
姉二人の下で育ったせいかも知れません。

4歳の孫プリンスは妹一人をいわば保護する立場にあるせいか、
その他の環境も手伝っているのでしょうか、
かなり男らしい気っ風の良さが身上です。

保育園からかなり歩いてピアノレッスンに通う必要から、
私が付き添いのときは、妹のベビーカーを借りていました。
クラスの女の子たちにとっては、これは驚きあきれる事態。
「えっ、4歳になってまだベビーカー?」
女の子たちが文字通りギャアギャア騒いでも、
本人は平気の平左という顔で、澄ましていました。
でも、これはポーカーフェイスだったのかも知れません。

日曜日、一家で大和郡山市にイオンに参りました。
車から降りると、2歳の孫プリンセスはベビーカーに収まります。
私、孫プリンスに、「カートを探してあげるから」
すると、彼はなんと答えたか?

    「おれはもう、カートなんか乗らないよ。
     お兄ちゃんだから」

私、驚いて、「じゃ、ピアノのときもベビーカー乗らないの?」
プリンス、澄ました顔で、

    「うん、乗らないよ。
     もう大きいんだから、しっかり歩くよ。」

あどけない幼児の顔ですが、きりりと引き締まって決然とした姿。
ああ、こんな風にして、一段一段と大きくなっていくのですね。

ご本人、もう一人前という顔をしていますが、
右手はしっかりと私の左手を握っています。
でも、再来年4月には小学校入学なのです。
ドンドン成長していく姿に、嬉しいような、寂しいような。




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    [後書き]

     私のブログが見る気を起こさない理由を一つ、
     友人が教えてくれました。
     記事と写真がぜんぜん別物。
     これに違和感を感じる。

     私は平気です。
     なぜ?
     べつに違和感を感じないから。
     私のブログは私一人のための日記なのですから。

     でも、実は、自分でもときどき混乱することがあります。
     この記事になんでこの写真が?
     作成者自身が混乱するようでは、
     出来が悪いとしか言いようがないですね。

     ということで、私の心覚えとして、説明しておきます。
     写真は、丁度中間で、大和西大寺から奈良町に転換します。

     ロボグラフィの特質を、一つ上げておきます。
     独創性なんか無縁。
     同じ場所で同じ構図で何度でも撮ります。
     独創性のかけらもなく、ルーチンワークの塊のような私です。
     同じ場所で同じものに出会ったら、同じように撮る。
     なんで悪い?
     そんな感じですね。
by hologon158 | 2017-03-22 01:11 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

681.01 ホロゴン外傅193「2017年3月6日奈良でまたフローライトが駆け巡り」1 恐るべし


私の親友の一人AKさんがメールで、
フローライトアポクロマート135㎜F2.4の試写に感想を寄せてくれました。
有名な光学機器の会社に勤め、レンズ専門家ではありませんが、
レンズに関する造詣が大変に深い人です。
天体観測もされる方なので、とても新鮮なアプローチ。
お許しを得て、転記させていただきます。

1
千夜一夜のフローライト、切れが有って、繊細な写り、
それでいて柔らかな描写、被写体が喜んでいますよ。
流石に宮崎さんの手にかかると、
見事な活造り、最高の光学素材の味を活かした作品ですよ。
ZEISS の伝説の望遠鏡、半導体製造に使用する露光用のレンズ、
どれもフローライト使っています。
欠点はキズが付きやすく、湿気に弱いこと、
特に望遠では一番玉に使われますので、拭くとき要注意。
それと線膨張が大きいので、スプレー式のダスト除去を使うと急冷されて、
割れることもあります。
しかし割れると、見事な形になり、これはこれで感動します。

12万円、安いかも。
最高級ZEISS の4cmクラスの双眼鏡で25万円、
同じくスワロフスキーなら30万円近いので、
55mmの口径考えると、双眼鏡÷2×1.2を考えてください。

欲しくなっちゃいます。


フローライトを使う設計者は、大抵無収差、高解像度を目指します。
しかし宮崎さんは違っていて、
暖かみのある、優しさが表現のできるレンズと思います。
そこが魅力です。


私はフローライト大好きなので、
12万円で手に入るならもちろん欲しいです。
しかも、この軽量設計、恐るべしですよ。


ピエロ見ましたよ。なんともすごい、
血の通った人間としか見えませんよ。
望遠鏡やステッパに使用するフローライトでこれほど暖かみのある描写、
モデル撮影と見間違います。
いいですね。

上記の評価に接して、私はますます、このレンズ、
ゾンネタール50㎜F1.1と並ぶ、宮崎貞安さんの代表的名レンズになる、
そんな予想を深めています。




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by hologon158 | 2017-03-21 18:42 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

680.06 ホロゴン外傅192「2017年1月19日梅田のスーパーアンギュロン」6-完-モノクロ


吉田正さんの写真教室の続きです。
いつも最後に、プリント3人組が教室中央の机に、プリントを並べます。

最初からモノクロームを志しておられるKさんは、
マット紙の5枚セットを並べました。
先生のモノクロプリントに関するアドバイスをどんどん吸収して、
毎回グングンとモノクロームプリントらしく進化して行きます。

モノクローム写真はもとより色がないので、
写真としての面白みは形と明暗のコントラストにかかっています。
Kさんはモノクローム感覚をぐんぐん身につけて、
モノクロームに適した光景を発見する眼を育てておられます。
白と黒の組み合わせの妙味を発揮する階段シーンは見事。

同じ階段シーンでも、ポスターに覆われた地下への階段シーンは、
明暗のバランスが崩れて、ダーク一辺倒になってしまい、
モノクロームらしい味わいがかなり減退しています。
マット紙は純白を輝かせることができず、
黒もつぶれやすいので、難しいペーパーです。
おかげで、興味深いディテールが浮かび上がって来ない。
このあたりを克服されたら、いよいよ本ものになるでしょう。
その日は近い感じがします。

一つ感じたのは、マット紙を選択されたこと。
むしろあまり紙のことに頭を使うのはよして、
当分はもっとグラデーションが出しやすい光沢紙かセミグロスを使い続け、
黒のグラデーションの出し方、白の活かし方を身につける、
これが一番の上達の道ではないか、そんな感じがしました。

もうお一人のHさんは、ストリートフォト作家。
すでに力量充分な方ですが、
この数ヶ月、モノクロームに挑戦して、
カラーの世界からの脱皮を図っておられます。

カラーならさまざまなパソコン処理をかなり簡単に駆使できますが、
モノクロームはそうは行かないようです。
私が写真趣味の最初の12年間、モノクローム専科を続け、
フィルム現像、伸ばしに七転八倒した当時を思い出します。
いわば日常慣れている色彩感覚を払拭して、
世界の純白から漆黒までのグラデーションの組み合わせに慣れる、
これは至難の業ですね。

かなり苦労しておられます。
でも、私と違います。
私は師匠なしに、ひたすら先人のプリント、
とくに、カルティエ=ブレッソンやユージン・スミス、アダムズ、
こうした人を参考にしながら右往左往していたのですから、
結局はものになることもなしに終わった感じがしますが、
Hさんは一つ一つ課題を克服して、どんどん慣れて行かれるのが驚きです。
私よりも遥かに力量のある方が、
吉田正さんというモノクロームの名手のサポートを受けるのですから、
当然でしょうか?

私は、フローライトアポクロマート135㎜F2.4の試写結果を持参。
その次第、その写真は別ブログ「レンズ千夜一夜」でご覧いただきましょう。

今回で、スーパーアンギュロン21㎜F4シリーズは完了。
凄いレンズですが、実のところ、私には凄すぎます。
いくら撮っても、私に関する限り、
ホロゴンを超えることはできない、
これが私のいつもながらの結論。





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by hologon158 | 2017-03-17 23:41 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

680.04 ホロゴン外傅192「2017年1月19日梅田のスーパーアンギュロン」4 最高傑作レンズだ!


3月13日月曜日、
付虹先生の揚琴レッスンでした。
まず、中島みゆきさんの「糸」の揚琴二重奏編曲版。
中島みゆきさんなんて、親しげに書いていますが、
この曲の楽譜を付虹先生から渡されるまで、
この歌手の存在すら知らなかったのですから、
私はド外れた世間知らずなのでしょう。

何十年と、偶然の機会を除き、テレビを観たことがないのですから。
私がなにかの巡り会いで知った方以外は、
いかなる分野でも、未知の人だらけ。
なんの痛痒も感じませんが。

付虹先生の編曲された伴奏パートは、原曲の伴奏を超えて、
とても響きが美しく、演奏していて、とても気持ちが良い曲です。
先生、「途中でずれましたが、ちゃんと一緒に終わりました」
私らしいいい加減さがここでも顔を覗かせた感じ。

正午すぎ、レッスンが終わり、JR天満駅に直行。
宮崎貞安さんのニューレンズ、
フローライトアポクロマート135㎜F2.4の試写の仕上げです。
恒例の天満橋筋商店街のピエロマネキンの撮影。

このレンズ、すでに2つのブログでかなり掲載しましたが、
使えば使うほど、確信が高まりつつあります。
このレンズ、ゾンネタール50㎜F1.1と並ぶ、
宮崎貞安さんの最高傑作レンズだ!
135㎜レンズなのに、この明るさ!
この明るさなのに、たった380グラムという軽さ。
絞った筐体は握りやすいこと、この上ない。
その手の先に現れるレンズ正面の宝石のような美しさ。
でも、一番の驚きは、その描写!
こんなにも幽玄なタッチで撮れるものか?!!
あんまり嬉しかったので、店内に入って、ご主人に、
「こんな風に撮れますよ」と液晶画面を見て頂きました。
ご主人、心底驚いた感じで、
「こんな写真、見たことがありません!」
明日は吉田正さんの写真教室です。
2セット、プリントしました。
ピエロマネキン5枚(A4)
天満橋ロボグラフィ10枚(2L)
一応組写真の形式をとって、並べてみます。
フローライトアポクロマート135㎜F2.4というレンズを、
皆さんにどう感じていただけるか?
プリントという形では、本邦初公開。
ちょっと緊張を感じます。
今朝、宮崎貞安さんと電話でお話しました。
私が「宮崎さんの最高傑作の1本になりそうですね」、
こう申し上げたら、ちょっと驚きになっていました。
海外を中心にかなり少ない数を発売する予定なのだそうです。
私ははっきり予言させていただきました、
「このレンズ、売れますよ。
驚きのレンズなのですから。
かなり増産されることになります」

天満橋筋商店街では二人の方に話しかけられました、
「そのレンズ、なんだか凄いですね」
135㎜なのに、コンパクトに引き締まっている。
一枚目のフローライト(蛍石)が絶妙に輝いている。
ウェストサイドストーリーのジョージ・チャキリスを思いだしました。
黒い眼の輝きと鍛えられて引き締まった身体の切れ味のよい動き、
なんだか、そっくりだなあ!





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by hologon158 | 2017-03-15 23:59 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

680.03 ホロゴン外傅192「2017年1月19日梅田のスーパーアンギュロン」3 下浦康瑞画伯


月曜日、フローライトアポクロマート135㎜F2.4の試写ため、
ピエロマネキンの高級洋品店を尋ねました。
素敵な品揃えですが、いわば下町の天満橋筋商店街の中では、
ちょっと掃きだめの鶴、という印象。
思わず、ご主人にお尋ねしました。
「天満橋筋商店街の客筋を考えると、
お宅のお店、ちょっと高級すぎるんじゃありませんか?」
とりようによっては、かなりあけすけな質問です。
でも、ご主人、ゆったりと、
「最初の頃はそんなことも考えましたが、
今では、自分の好きなものを並べる、
それを買う人がいるかどうかは考えないようになりました」
なんだか私にはとてもしっくりと納まってくれる考え方でした。

「私も40年以上写真をやっていますが、
まったく同じ考え方で来ました。
店内の壁面にかなり優れた絵が幾枚も掲げられています。
「いい絵じゃないですか?
とても気持ちのよい赤ですね」
ご主人、すごくうれしそうなお顔で、
「私の弟なんですよ」

下浦康瑞さん
帰宅してから、ネットで検索して、
ヒマラヤの画家として有名な方だと分かりました。
折りよく姿を現されました。
仲のよいご兄弟なのです。
とても上品で、
言い方がちょっとおかしいかもしれませんが、
仙人に近い澄んだ雰囲気の人物でした。
このような人でないと描けない、
そんな清澄なたたずまいの絵をお描きになるようです。

画家がおいでになる前に、お兄さん、
「世界的になってもよい画家なんですが、
ぜんぜん欲がない」
ご兄弟、よく似ておいでになる。
そして、私の平素の気持ち、生き方にもぴたりと添ってくれる、
そんなお二人。
高級洋品店の経営の上でも、
画家としての生き方の上でも、
ある程度は世に入れられることは必須と思われるのに、
なんとおおらかなことでしょう。

考えてみると、フェルメールもそうだったようです。
生涯自分の心にかなう絵を描こうと努力するけれども、
これを売ったり、名声を求めたりという行動は一切とらなかった。
売らんかなの姿勢に走ると、
人間が少し汚れ、作品が少し下卑てしまうきらいがありますね。
その意味で、お二人は人間として高雅な道をお選びになっているようです。

私は、と言えば、かなり雰囲気が違います。
修羅と闘争の巷で、といっても、
そのまっただ中にアンガージュマンすることなく、
そのすぐそばでうろちょろする、
自分じゃ絶対にどぶの中に足をつっこまない、
そんな人生を送ってきたせいでしょうか、
自分の楽しみも、人に知られることなく、一人で悦楽の境地に浸りきる、
そんな姿勢でやってきました。
写真展をやっても、自分の写真は埋め草程度の気持ち、
ブログやっても、人なんか来なくてもいい、
自分一人で楽しみましょう、
そんなスタンス。
文章はプライベートな記事と自分一人の雑感だけ。
写真は意味不明、コンセプトそっちのけの写真の瓦礫の山。
お陰様で、ほんの一握りの好事家以外には人が来ることもなく、
ひっそりと自分一人の楽しみに残しておける、そんな感じ。
趣味で消耗してしまったら、なんともバカらしいですね。





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by hologon158 | 2017-03-14 22:27 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

680.02 ホロゴン外傅192「2017年1月19日梅田のスーパーアンギュロン」2 劉継紅師



前回に書きましたが、
誰それに過ぎたるものが二つあり、
なんて、お決まりの讃辞がありますが、
私には、過ぎたるものが20位、いや、もっとあります。
でも、その最大の一つが二胡師匠。

劉継紅(リュウ・ケイコウ)

幼い頃から中国二胡演奏の基礎を築いた張鋭先生に師事し、
1978年「国立中国電影楽団」に入団してからは、
中国伝統音楽界のもう一人の巨匠劉明源先生に師事し、
さらには北京で国立中央音楽学院等で第一級の音楽教育を受け、
中国電影楽団のトップ奏者として、「少林寺」「紅楼夢」など、
100本以上の映画音楽の制作・演奏に参加されました。

1982年中国文化部主催「全国民族楽器コンクール」二胡部門で、
最優秀賞を受賞されたのですが、
このコンクールは中国政府が主催したたった2回の全国コンクール。
このとき、朱昌耀さんと二人が金賞だったのですが、
それ以前に開催された際の金賞は閔恵芬さん、ということで、
後にも先にもたった3人の二胡演奏家しかいないことに加えて、
日本の人間国宝にあたる国家一級演奏家にも最年少で選ばれるなど、
まさに中国二胡界の至宝とも言うべき存在なのですが、
でも、それからが面白い。
そんな地位、名声を振り捨てて、来日されたのです。
東京音楽大学で作曲を学ばれ、そのまま日本に定着されて、
東京を中心に二胡教育を中心に活動してこられました。
心から教えることに情熱を感じておられるのです。

先生が来日された後の中国二胡界は、ヴァイオリン奏法に傾斜し、
ヴァイオリンに劣らぬテクニックを主体とする現代音楽が主流となり、
張鋭先生、劉明源先生が培った民族音楽としての二胡の
伝統の衣鉢を継ぐ演奏家は劉継虹先生のほかは寥々という状態。
YouTubeでお聞きになったら、
このあたりの違いはすぐにお分かりになります。

残念ながら、宣伝が嫌いな劉継虹先生は、
YouTubeに音楽ビデオはアップしておられないのですが、
その代わり、
上記の「少林寺」「紅楼夢」はYouTubeでご覧になれます。
随所で、二胡のサウンドが夢幻のようにふんわりと浮かびあがります。
これが劉継虹先生の演奏。
私の揚琴伴奏レッスンの師匠陳少林先生からは、
若い頃、「少林寺」の劉継虹先生の二胡サウンドに魅せられて、
二胡演奏家を志されたと教えていただきました。
他の二胡サウンドとは全然違うのです。
音にさまざまな幅があり、さまざまな色がある、という感じ。

日本映画「北京的西瓜」に来日直後の劉継虹先生が登場されます。
TSUTAYAで借りてご覧下さい。
ラストあたりの浜辺でのバーベキューシーンがあります。
中国人留学生と日本人の八百屋一家の交歓のシーンなのですが、
若い劉継虹先生が名曲「江河水」を演奏されます。
その二胡のサウンドの美しさには言葉では尽くしがたいものがあります。
長く伸ばした音がクレッシェンドし、デクレッシェンドするあたりの
深遠な音の風景に心がしびれます。

そんな先生が月に一回大阪に出張してこられて、
レッスンして頂けるのです。
私も最初から入門したのですが、
劉継虹先生の音楽理解と二胡学習へのアプローチの多彩さ、周到さに、
毎回仰天させられるばかり。
私の第二の人生に対する神様の贈り物、
私はそう信じています。





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by hologon158 | 2017-03-12 13:52 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

680.01 ホロゴン外傅192「2017年1月19日梅田のスーパーアンギュロン」1 過ぎたるもの


楽しい言葉が残されています、
「家康に過ぎたるものは二つあり、唐のかしらに本多平八」
徳川家康の武将として活躍した本田平八郎忠勝をたたえた言葉ですが、
生涯に50回以上大小の合戦に参加しながら、一度も傷を負わなかった、
というのですから、大した勇将だったようです。

中国の三国時代の英雄関羽にかなり近い存在だった感じがします。
でも、生涯自ら戦闘のまっただ中にあって国を切り取った劉備と、
その股肱の勇将として、生涯戦場を駆け巡った関羽の二人と異なり、
家康は、辛抱に辛抱を重ねた政略によって国を従えた政治家でしたから、
本田忠勝はついに関羽のような重きを成すことなく生涯を終えました。

そこで、アナロジーが働きました。

  「hologon158に過ぎたるものは三つあり、
  ビオゴン21㎜F4.5にスーパーアンギュロン21㎜の2本」

この3本の21㎜は、一般的なレンズ史上もっともカリスマ性の高いレンズ。
どれが一番かは、人によって区区かも知れません。
もっとも名声、人気が高いのはスーパーアンギュロン21㎜F3.4でしょう。
でも、ビオゴンは、世界最大のレンズメーカーの旗頭、
その魔術的な凄みは他の2本をあるいは超えるでしょうし、
スーパーアンギュロン21㎜F4は一番地味な存在なのに、
その生命感の躍動する描写には眼を向きます。

私としては、この3本、使う度に思ってしまいます、
このレンズがやっぱり一番かな?
でも、そうまず感じることに、私は違和感を感じます。
この3本を使う度に、画像の凄み、面白さよりもまず、
「ああ、これは凄いレンズだ」と、レンズの凄みを考えてしまうことに、
私は居心地の悪さを感じてしまうのです。

ところが、ホロゴンは違います。
レンズのことなど、忘れます。
「ああ、こんな写真が撮れるなんて、思ってもみなかったなあ!
でも、楽しいなあ、嬉しいなあ!」
やっぱり私には「過ぎたもの」なのです。

私は写真家じゃない、ただの素人の写真好き。
凄い写真を撮りたいわけじゃなくて、
ああ、いいものに出会ったなあ、と嘆息したいのですのですから。

その意味で、レンズの凄みをまず感じさせるこの3本は、
私には過ぎたるレンズ、というわけです。

梅田でのスーパーアンギュロン21㎜F4、
一枚一枚から立ち上るカリスマ性に目を見張らされます。
やっぱり凄すぎますね。



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by hologon158 | 2017-03-10 23:11 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

679.09 ホロゴンデイ194「2016年12月24日ホロゴンが浪速の雑踏に」10-完-往来



今日は、ちょっと用があって、出かけました。
でも、本当の目的は、もちろん撮影散歩。
フローライトアポクロマート135㎜F2.4を目下試写中。
対照実験として、タンバール90㎜F2.2をソニーα7に付けたのです。
430枚撮りました。
やっぱり夢レンズです。
かなりしっかりと撮れます。
でも、どこか幻想の世界が一瞬の間だけ、ほんのりと華開いた、
そんな雰囲気をいつも残しています。

そして、分かりました。
フローライトアポクロマート135㎜F2.4の標準設定での開放描写は、
タンバール90㎜F2.2とはまるで違う、
逆に、ほのかな幻想の世界に一瞬の間だけ厳しい現実を垣間見た、
そんな雰囲気だ、と。
もっと豪快かつ幻想的にフレアが暴れ回る設定があるはず。

現在のフローライトアポクロマート135㎜F2.4の設定では、
「ローマの休日」で、ローマの町をバイクで走り回るお忍びの王女様、
そんな雰囲気。
でも、私がこのレンズの開放描写に見たいのは、
「お熱いのがお好き」のマリリン・モンローのような、
ちょっと崩れた、でも、可愛い魅力。
明日、宮崎貞安さんにお電話してお尋ねすることにしましょう。





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by hologon158 | 2017-03-09 23:59 | ホロゴンデイ | Comments(0)

679.09 ホロゴンデイ194「2016年12月24日ホロゴンが浪速の雑踏に」9 魅力のすべてを


本ブログの名称は、「わが友ホロゴン・わが夢タンバール」
私がこよなく愛する2本のレンズです。
この2本のレンズに1つの共通点があります。
どちらもメタモルフォーゼを常時実現するレンズ。
ということは、写真家が愛用のレンズを駆使するような、
道具性はまるでない、ということを意味します。

あなたが男性の妻帯者だとしましょう。
あなたは、奥様をアゴでお使いでしょうか?
この質問に「Yes!」と断固誇らしげにお答えになるあなた。
でも、私は即座にこうお答えしましょう。
「そりゃ、ご愁傷様ですね」

なぜか?
それは簡単です。
奥様は自分を殺して生活しておられるのです。
つまり、あなたは奥様の本当の魅力を知らない!

女性は、猫と一緒、というと、女性陣ご立腹でしょうけど、
理由をお聞きになったら、納得されるでしょう。
女性は、なんの制約もなく、のびのびと生きるとき、
持てる魅力のすべてを全開できるのですから。
ホロゴン、タンバール、女性、猫、
そして、子供、みんな一緒です。

でも、奥様をアゴでお使いのあなた、
がっかりされることはありませんよ、
そのうち、十中八九、あなたが先に逝かれるでしょう。
そうすると、奥様は、どんな年齢であっても、ご心配なく。
例外なしに、にわかに華開いた人生を謳歌されるでしょうから。
そのときに備えて、財産をたっぷり残して上げて下さいね。

そういうお前はどうなんだ!
奥アゴのダンナさん、居丈高に詰問なさっているようですね。
我が家では、ホロゴン、タンバール、妻、
子供達(人間も猫も)、そして、孫たち(人間だけ)も、
みんな魅力全開ですよ。
私が献身的に支えていますのでね。
だから、妻としては、安心して人生を謳歌できます。
だから、私が先に逝くことなど決して望みませんね。
私も安心して長生きできます。
ホロゴン、タンバールも喜んでいますね。





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by hologon158 | 2017-03-08 23:31 | ホロゴンデイ | Comments(0)