わが友ホロゴン・わが夢タンバール

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684.01 ホロゴン外傅195「2017年3月35日F.アポクロマートは北野天満宮観光市に辟易」-完-2 愛を叫ぶ


「世界の中心で愛を叫ぶ」
片山恭一の青春恋愛小説なのだそうです。
私は文庫本で読みましたが、覚えていません。
気持ちにピタリと来たり、新しい発見をくれたりすると、
いつまでも忘れないものですが、
この小説、私の気持ちにはそぐわなかったようです。

映画化されました。
これは観ていません。
日本映画はl古典以外観ないので。

私が観たのは韓流ドラマの翻案物。
原作と筋立ては一緒だったと思いますが、
そこはそれ、韓流らしい味付けに変わっていたようです。
チャ・テヒョンとソン・ヘギョが演じました、
二人のかなり共通性のある風貌とキャラクターがかみ合って、
かなりの出来だったと記憶しています。

極めて特殊な状況で愛しあった二人の人生が、
ヒロインの夭折によって無情に断ち切られてしまう、
そんな極限の失望、絶望の最中にあって、
時間を超えて永遠に愛し合う、そんな境地に昇華する、
「世界の中心で愛を叫ぶ」
そんな稀有の体験の記録をかなり見事に描いていたようです。

でも、残された男性は、その後、どうなったでしょう?
人生の折々に、二人の愛の絶頂の瞬間の記憶がわっと蘇る。
そうすると、男性が日々に感じるさまざまな感情、
男性の充実した人生は、
その都度、瞬時に色あせてしまったかも知れません。
あのとき、おれは本当に生きていた!
今はその記憶だけに生きている!

こうなると、いつしか、
彼の精神と人生には大きな溝ができるようになったのでは?
その後の人生が色あせた仮構、借り物になっていったのでは?
あの至高の一瞬を体験できただから、それでいいじゃないか!
そう考えて生きて言ったかも知れません。
でも、リアルな存在としての私は、一瞬一瞬の体験を重ねつつ、
死がそれを中断するまで、自分の人生を築き上げて行くものです。
どの瞬間も至高、と言えば、至高。
現実世界、宇宙との全身全霊をあげてのコミュニケーション。
それができなくなったら、生きたゾンビさながらになってしまいます。

どうしてこんなことを書いたかと?
今回のフローライトアポクロマート135㎜F2.4の写真たちを観て、
いつもより激しくこう気がついたのです。

そうなのか?
レンズたちって、世界との新しい付き合い方、
別な付き合い方、を教えてくれるんだ!
「レンズの中心で愛を叫ぶのだ!」




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by hologon158 | 2017-04-23 14:39 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

684.01 ホロゴン外傅195「2017年3月35日F.アポクロマートは北野天満宮観光市に辟易」1 観光市


私は病人でした、
そう書きたいですね。
顛末は別ブログに書きました。

簡単に言いますと、
私は、かなり重い肺炎だったのですが、
抗生物質の点滴投与5日で、かなり快調に快復しつつあります。

医師から叱られました、
「自己管理がぜんぜんできていない!」
でも、今回の肺炎かなり特殊で、
熱と脱力感以外に、症状はゼロだったのですから、
発熱するまでは異常に気づけるはずがありません。
脱力感は熱の後に来たものなのですから。
ようするに、発熱するまでは病気になっているなんて、
全く分からない状態でした。
自己管理、と言っても、
何年もやってきた同じ生活でしたから、これ以上管理しようもない。

もっとも、38度5分ありながら、
2日続けて、朝速くから晩まで外出したのですから、
このあたりは自己管理はできなかったことは明らかです。
でも、どちらもやむを得ない外出だったので、
結果的に賭に負けたと結論せざるを得ませんね。
とにかく、どんなに絶好調の生活でも、足下をすくわれることがある、
このことを学びました。

先ほど診療所から帰宅しました。
6度目、最後の点滴を済ませてきたのです。
あとは土日の2日間抗生物質を服用するだけ。
月曜日に、血液検査をして、完治宣告をしていただく、
そういう段取りです。
さて、そうなりますか?

一ヶ月ほど前に、北野天満宮の25日市に参りました。
10年ほどもご無沙汰していました。
神社の森の東側の道沿いにひっそり、こぢんまりとした骨頭市、
そんな以前の姿を記憶していた私には、圧倒的な驚き。
弘法市ほどじゃありませんが、出店で埋まり、
神社の内外は観光客で埋められていた!
弘法市同様、私には無縁の市になってしまったようです。

ソニーα7
フローライトアポクロマート135㎜F2.4
この最近の黄金のコンビが私にエネルギーをくれるとは言え、
もう当分来ることはないでしょう。

この日は友人にフローライトアポクロマート135㎜F2.4を貸与したので、
撮影枚数はそこそこですが、
このレンズの素性の良さは明らかです。




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by hologon158 | 2017-04-22 11:59 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

683.05 ホロゴン外傅194「2017年2月6日奈良町にパンタッカー50㎜F2.3一閃」5-完-夢


私は今病人です。
その顛末は別ブログに書きました。

病人が一番好きな話題は?
そう、もちろん、自分の病気のことですね。
ならば、私も遠慮なく、書きましょう。

昨日点滴から帰宅以来、
かなりの回数、ランダムに体温計を脇に挟みました。
これが口にくわえるタイプだったら、回数は半分だったでしょうね。

ずっと35度台から36度5分までの範囲内。
今朝も35度5分。
日曜日からずっとなのです。
もともと他にいかなる症状もない病気でしたから、
表面上は病気の兆候はほとんど全部なくなっている、
そう言いたいところですが、
健康時の矢でも鉄砲でも持って来い式元気旺盛はほど遠い。
まあ、ぼちぼち参りましょう。

午前9時16分発のバスで出発、3駅目で下車して、
バス停から徒歩1分の診療所に入りました。
ただちに点滴開始。
たった30分で完了。
続いて、診察。

レントゲンを見せてもらいました。
左肺全部と右肺下部が白濁しています。
先生、「かなり重い肺炎です」
でも、昨日抗生物質点滴以降、
平熱が続いているのは良い兆候だそうです。
グーグルで調べますと、原因の菌を見つけるのはかなり至難で、
それに合わせた構成物質でないと、効かないそうですから、
嬉しいことです。

このレントゲンを眺めていて、なんだか懐かしい感じ。
診察室を出てから、はたと気づきました。
なんだ、ぼくの写真じゃないか!
私のも白濁写真ばっかり。
もしかすると、かなり昔から慢性的に肺炎で、
というか、慢性疑似肺炎症だったかもしれません。
(グーグルなんかで調べないこと。
私の造語ですから)
そんな患者である私が撮ると、
どんなレンズを使っても、画面はフレアだらけ。
自身が病気なので、病気の写真が好きで撮り続けてきた、
それが私の写真の原動力になってきたのかも?

パンタッカー50㎜F2.3は私の症例写真の使徒のようなレンズ。
皆さんには、なんとも眠い写真!
私には、なんとも幽明、幽玄な写真!
それぞれに自分の夢を持ちますね。
その夢、どれ一つをとっても、
きっとその人ならではの特殊なものでしょう。
写真はレンズで撮る夢。
人の写真に似る必要もないし、
人に自分の夢を認めてもらう必要もないわけです。






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by hologon158 | 2017-04-18 17:58 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

683.04 ホロゴン外傅194「2017年2月6日奈良町にパンタッカー50㎜F2.3一閃」4 人形浄瑠璃2

4月12日水曜日、文楽4月公演でした。
午前10時50分、無事指定席に収まりました。
私たちの席は舞台正面、前から3列目。
人形浄瑠璃のドラマは通常、
客席から向かって中央からほんの少し左よりのエリア、
つまり、私たちの席の正面あたりで展開されます。
たとえば、建物の内外での出来事が展開するとき、
建物は舞台の右3分の2を占めるようにして置かれます。
その左端が玄関で、主人公たちが出入りしながら、演技するわけです。
つまり私たちの席はいつも視線を少し移すだけで、
全部しっかり観ることができます。
しかも、私たちの前の1列目、2列目は高齢の女性ばかりなので、
舞台への視界を邪魔するものがありませんでした。

そのうえ、時には右手奥で語る義太夫語りの姿も見たいものです。
難解な江戸時代の言葉遣いのときは、
オペラ並に、正面舞台上の天井近くに設置された電子掲示板も眺められます。
1、2列目は真上になるので、かなり見づらいようです。
つまり、最高の席で楽しめたわけです。

今回の演目は、「寿柱立万歳」という前座の狂言の舞いです。
これはアウトでした。
太夫と才三という名の二人の踊り手が、人形は終始右に傾いていて、
足ともぜんぜん連携がとれていませんでした。

左手が十分鍛えられていないので、人形の重みを支えられない。
そこで、腕を自分の体の方に傾けて、少しでも支えを強化したい。
ちょっとでも、左側、つまり、身体の外に傾けたら、
重い人形がぶったおれてしまうのかもしれませんから。

でも、生活の場面で、人が身体を傾斜させていたら、
あれ、この人、ちょっと身体に問題があるんじゃない?
そう考えてしまうでしょう。
これじゃ、まだまだ未熟だなあ、と最初はがっかり。

本番の出し物は、
「菅原伝授手習鑑」通し公演。
ほんの一部ですが、ひさしぶりの通し公演です。
幾人かいる主人公の中でもトップの松王丸を吉田玉男、
松王丸の女房千代を桐竹勘十郎、
桜丸を吉田蓑助がそれぞれ演じて、抜群の出来でした。

今では立役はすべて玉男が演じています。
先代玉男の弟子でした。
男前で大柄でしたが、いつも大味で、ちょっと動きも遅く、
本当に後継者になれるんだろうか、いぶかしんでいました。
この何回かの公演で、彼が人形を使う姿を見て、
この人、公演ごとに経験を積んで、本物の玉男になりつつあるぞ、
という確信が強まりつつあります。

勘十郎は父先代勘十郎の子。
お父さんは、先代玉男の陰になって、いつも悪役に回されていながら、
その黒ダイヤのような強靱な個性故に人気を呼んだ人ですから、
文楽きっての跡取り御曹司の一人と言えます。
父に似て、ちょっと悪党風のの面構えで、
あくどい役もこなしますが、立て役も娘の役もこなせる、
オールラウンドプレーヤー。
今回の女房千代の演技を見て、
この人、立役者は玉男に譲って、女役の蓑助の後継者になれるかも、
という気持ちが俄然頭をもたげました。
それほどに勘十郎の遣う女房千代は繊細可憐で優美でした。
道真公の嗣子である菅秀才の身代わりに、
我が子の命を捧げる薄幸の母の悲しみを実に繊細に表現しました。
かつての名女形、先代清十郎も、
たまに女形を遣う先代玉男も見せたことがないような、そして、
蓑助以外には見たことがないほどのデリケートな名演でした。

そして、もう一人。
「寺子屋の段」の切(クライマックス)を語った義太夫語り豊竹咲太夫。
伝説的な義太夫語りの名人、綱太夫の跡取り息子です。
この人は、三味線の鶴澤清治と並んで、
人間国宝に一番近いだろう、そう思わせるほどの精妙で変幻自在、
広大なダイナミックレンジの語りで、まさに圧倒的でした。

正月公演までは、文楽の未来にかなり悲観的だった私も、
三味線清治、義太夫咲太夫、人形遣い勘十郎、玉男が背負って立つ限り、
文楽は安泰だなあ、という感じを初めて抱くことができました。

ただ一つ、文楽に注文したい。
マイナーな出し物を復活し、おさらいするのはある程度にとどめ、
本来の文楽の姿を見せる最上の出し物をどんどん採り上げてください。
マイナーな出し物がマイナーになったのには理由があるのです。
つまらない、荒唐無稽、矛盾だらけ等々。
むしろ最上の演目こそ文楽の華、そんな出し物を多く採り上げることで、
伝統の技を鍛え、伝承することができるのですから。
その合間に、演出やちょっとした改良を加えることによって、
見違えるほどによくなるような作品の触りだけのアンソロジー、
その程度にしてほしいですね。

あんまりすてきな公演だったので、
久しぶりに心斎橋のフランス料理店アミチエで夕食を頂きました。
幾度も書きますが、私はグルメじゃありません。
でも、すてきなコンサートや文楽公演の後、
天ぷらうどんじゃ、やはり気分が出ませんね。
すでに6年に及ぶ若いシェフは天才と言ってもよいほどの腕前。
品のよいさわやかな味わいで、
野菜をかなり使いますので、身体に負担もかけない。
見栄えも素晴らしい。
グルメじゃない私でも夢中になります。
こんなすてきな一日の締めくくりはやっぱり近鉄特急で帰りたい。
料理の終わり加減でさっとヤフー路線情報を調べて、
8時20分難波発奈良行き特急に間に合いました。

揚琴と水素吸引のおかげでしょう、
心斎橋の雑踏でも、地下鉄、地下街の雑踏でも、
ゆったり町歩きを楽しむ観光客や、疲れた通勤客の隙間をすいすいと縫って、
高速で進むことができました。
気分が良い日はなおさら高速化します。
妻も元気ですから、なんとかついてきます。
地下鉄御堂筋線では、折りよく到着した電車のできるだけ後方に乗ろうと、
またも高速化して、出発直前に飛び乗った車両はなんと終日女性専用車両でした。
さっと飛び降りたい気分でした。
ま、それは別として、
一年になんどかしかないゴージャスな一日でした。





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  [後書き]

   普通はしないことをやりました。
   私のナチュラル主義に反するからです。
   でも、「病人閑居して不善を成す」って、言うじゃありませんか?
   言わないかな?
   まあいいでしょう。
   最後の写真をひっくりかえしたのです。
   
   写楽の役者絵に似ているのが面白くて撮ったのですが、
   なんだか気持ちが落ち着かない。
   そこで、ひっくり返して、納得。
   韋駄天の飛脚が駈けていました。
   まあ、どちらにしても、そう見える方などいないでしょうから、
   私一人の納得のための修正。
by hologon158 | 2017-04-16 22:37 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

683.03 ホロゴン外傅194「2017年2月6日奈良町にパンタッカー50㎜F2.3一閃」3 人形浄瑠璃1


4月12日水曜日、文楽でした。
30過ぎから夢中になってきました。
職場の先輩が先代吉田玉男のファンで、取り巻きでした。
彼女に勧められて観た公演の目玉がなんだったか覚えていませんが、
「摂州合邦の辻」の修羅場だけは覚えています。
文楽人形がまさに人間よりも生彩あふれるダイナミックな動きで、
義太夫の語りもまさにドラマチック!
オペラ好きの私の好みにぴったりでした。

それ以来、多くの名人たちの名演を満喫してきました。
観始めた最初の10年ほどは、客席もまばらでしたが、
目利きの客だけが爛々と目を光らせているのですから、
現代のような観光文楽とは比較にならぬほどに真剣勝負の舞台でした。
2度観ることができた玉男と蓑助の曾根崎心中を頂点として、
さまざま名演が記憶力の悪い私にも残っています。

そんな中でも、3度も観ることができた玉男の「一谷嫩軍記」の
「熊谷陣屋の段」。
これもベストテンのトップ近くの作品です。
戦後最高の立て役の人形遣い、先代吉田玉男のあたり役の一つでした。
なぜか他の立て役よりも二まわりも三まわりもスケールが大きく、
それなのに、隅々まで行き届いているのです。

玉男と蓑助、この二人はだんだん円熟していって、
本来の人形遣いになったのではありません。
若い頃から目も醒めるような水際だった役者ぶりでした。
そのような天才が時代ごとに次々と文楽の伝統を受け継いできたのです。
でも、それは文化全体が土壌となってきたように思います。
あまりにも機械文明が浸透しきってしまった現代に、
文楽を担うだけの精神を育てる土壌はなくなりつつあるんじゃないか?
私はそう感じています。

人間国宝の吉田蓑助さんや、
その盟友、桐竹勘十郎さんが必死で若手を育てているけど、
その往年の名人たちの域に達するなんて、とてもおぼつかないなあ、
という感じをこの2、3年の公演で感じています。
つまり、本当に後継者は育つんだろうか?
ちょっと心許ない気持ちで公演に顔を出した、
というのが正直な気持ち。

ここまでが公演に向かう電車内で書きました。
さあ、結果はどうだったでしょうか?





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by hologon158 | 2017-04-13 19:25 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

683.02 ホロゴン外傅194「2017年2月6日奈良町にパンタッカー50㎜F2.3一閃」2 孫当番


4月11日火曜日、
久しぶりに大阪加美の二人の孫の世話です。
偶然、別々の風邪にかかって、発熱したのが先週木曜日。
共稼ぎなので、金曜と昨日は妻が担当し、
今日は私が担当。

早朝6時25分、手提げ2つにさまざまな差し入れを入れて出発。
私が日曜に作ったベーコンシチューは、
ガラスの容器2つに入れて、重いので、
昨日今日1つずつ運ぶことにしました。
これが今日の夕食。
いろいろとあって、重い。

夜来風雨の声、
昨夜からこのあたりは突風が暴れ続けて、
時折家がぐらつくほど。
満開の桜もかなり散ってるだろうな?
朝、肩にショルダー、両手に手提げの完全な運び屋姿で、
神社の丘の横の林間道を下りました。

雨に黒く濡れた道には、
落ち椿と桜の花びらが夜来散り敷いて、風情があります。
こんな風に華やかに咲いて、潔く散ってしまう、
「花と散る」なんて言葉があって、
そんな姿を喜ぶのは、日本人だけでしょうか?

妻の話によると、
今、日本の中で一番中国人を引きつけているのが、
なんと奈良公園なんだそうです。
桜と鹿、この二つの相乗効果だとか。
「夜来風雨」の詩も、「花落ちる。。。」と続きます。
中国人も同様に花が散る姿を喜ぶのかもしれませんね。

6時38分発のバスは通勤客でいっぱい。
みなさん、大阪京都に1時間以上かけて通勤しているのです。
ご苦労様。
JR奈良駅では、予定より一本前の快速にかろうじて間に合いました。
荷物3つを抱えて走り、階段を駈け上るのはちょっとつらいですね。
でも、息も切れないのは水素吸引のおかげ。

孫たちは、昨年7月3日以来、1夜、軽いのど風邪症状が出ただけ。
行ってみると、元気十分でした。
それだけに、コントロール不能。
幼児椅子がしっかりとした木組みなので、
食卓とソファーの背を幼児椅子を経由して、
空中を移動するトレーニング。
途中一回、わっという声が響いて、ドシーン!
観ると、孫プリンスの上に転倒した幼児椅子。
びっくりして椅子をまず起こしてから、
孫プリンスを救出。
わめいていましたが、泣きもせず、トレーニング再開。
妹も続き、お兄ちゃんと同じトレーニング。

もうすぐ3歳の妹の孫プリンセスが、
消防車の本を持ってきたので、読んであげますと、
ラストページに切り抜き、組立の消防車。
ハサミをちょうだい、作るというので、
幼児用ハサミを見つけ
(実は孫プリンセスに壁の一転を指出してもらったのです)、
細かいところは私が助けつつ、切り抜き、
糊が見つからないので、セロテープで貼ることにしました。
すると、自分で、セロテープを引き出して、ハサミでカットして、
箱型の消防車に貼り付ける仕事も自分でやる!

これが無事成功に終わると、さあ、大変。
見つかる紙を無差別に切りさばく、
切り裂きジャックちゃんと化してしまいました。
後でママに聴きました、毎日、ハサミで切りまくるんだそうです。
道理で楽々と使いこなしていました。

お兄ちゃん、
「※ちゃん、こんなの切ってしまったあ!」
見ると、壁に貼り付けた2人の身長表の底部30センチほどは
バラバラに床に散乱。
二人の背丈よりも遙かに低い部分なので、実被害はなし。
でも、お兄ちゃんは完全主義者なので、かなりショック。
夕刻、ママが帰宅すると、早速報告していました。

孫プリンスは5歳ですが、好きなことはどんどん吸収します。
「妖怪ウォッチ」のメダルが好きで、自分でも随分集めていますが、
むしろそんなメダルをどんどん紹介するYouTubeのビデオが好き。
めまぐるしいほどに、新しい名前がバンバン飛び出します。

孫に尋ねてみました、
「もう何百とキャラクターが出てきたんじゃない?
あんまり多すぎて、覚えられなくて、いやにならないの?」
孫プリンス、澄ました顔で、

    「ならないよ。
    だって、恐竜だって一杯いるけど、
    おれ(この「おれ」を使えるので得意顔)、
    どんどん勉強してるから、いやにならないもんね」

まだ保育園の園児から、「勉強している」なんてセリフを聞くとは!
びっくりしてしまいましたが、
孫の家で、テレビ、DVDを見せられて思うに、
現代は目くるめくほどに多種多様に記憶したいことが出現し、
現代人は幼児も含めて、そのいわば「情報のシャワー」を浴びて、
これを平然と受け止め、自分の頭脳をそれに合わせて生きている。
だから、過多の情報シャワーを当たり前と思い、
記憶力もそうした環境変化に対応できるように鍛えられつつある。
そういうことかも知れませんね。
つまり、遺伝子レベルの進化ではないにしても、
脳が今までよりも複雑多岐にわたって活性化させられているのかも?
おそるべき時代が来たようです。





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by hologon158 | 2017-04-13 15:19 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

683.01 ホロゴン外傅194「2017年2月6日奈良にパンタッカー50㎜F2.3一閃」1 合奏苦楽


パンタッカー50㎜F2.3をライカM9に付けました。
パンタッカーらしい描写になにを感じるか?
人様々でしょう?
現代の超絶描写に慣れた方には、
このような欠陥だらけの描写には耐えられないかも?
でも、欠陥だらけだから、愛せる、
そんなスタンスもあるのでは?
このあたり、人間と同じ機微がありそうですが、
そんな風に感じない方の方が多いでしょうね?
結局、美的感覚、センスには多様性があるということなのでしょう。



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時間というものは不思議ですね。
その中でも、いつも不思議に思うのは、
「待つ時間」
なぜか「楽しい時間」の何倍も長くなります。
時間はゴムのように伸び縮みするようですね。
心理学では、心の動きでこれを説明します。
楽しいときは、「時の経つのも忘れ」、
待つときや苦しみに呻吟するときは、時は永遠に続く、
そんな感じがしてしまいます。

でも、その中間のような状況もあるようです。
4月8日土曜日のアブニールコンサートに直面した私が体験したのは
そんな奇妙な状況でした。
コンサートの出演時間を心棒として、
時間がよっこらしょっと一回転した感じ。

コンサートまでは、時間がとても重い感じでした。
早く過ぎてほしい!
だけど、早く来てほしくない!
でも、コンサートに入ると、
あれっ、もう済んじゃった!

私はリコーダー3曲を音楽家のAHさんと合奏しました。
前回とは違い、
とても耳のよい人しか、
私が上がったことには気づかないような出来で、
とにかく3曲ともなんとか練習の最終状態に近い感じで弾けました。
でも、練習では絶対にしないような初歩的なミスを、
不思議な位に幾度も重ねた感じがします。

何人か、プロの方も参加していました。
私のような初心者も出れば、プロも出る、という、
ダイナミックレンジの広さがこのコンサートの持ち味。

でも、私を誘ってくださったAHさんはこのブログを読まないので、
有り体に書きますと、
観客としては面白い試みであっても、
初心者として参加する者の身になってください、
出てよかったなあ、というエキサイトな高揚感と、
場違いなところで何をしているんだ、という狐疑逡巡、
これがこもごも交錯するのですから、ややこしいなあ、
そう初心者は言っていますね。

今回は出番がトップでした。これが正解ですね。
だんだん上級者たちが演奏するにつれて、
誰も初心者のことなど覚えていないから。
by hologon158 | 2017-04-13 10:48 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

682.08 ホロゴンデイ195「2017年2月11日ホロゴンが寒中奈良町行脚」9-完-リハーサル


4月8日土曜日、
いよいよアブニールコンサートの日。
朝7時起床、7時半タクシーで出発。
7時54分発三宮行き直通快速出発。
9時18分阪神三宮駅到着。
姫路行き直通特急に乗り換えて、9時24分元町着。
ああ、えらい道中でした。
普段なら、ポメラで文章を3か4つ書くところですが、
今日は、コンサートです。
疲れないように、ウォークマンで朗読と音楽を楽しみつつ、
目はしっかりと閉じていました。

会場のワダホールに着いたときは、
AHさんとその相棒のピアニストお二人が会場の設定中。
お手伝いもせずに、
ステージ奥のグランドピアノの上に楽譜を置いて、
2曲弾いてみました。
周辺が本とものとが天井まで四壁をほとんど埋めているので、
ほぼ完全にデッドな我が家とは断然違います。
さすがに音楽ホールは違います。
私のプラスチックリコーダーが思うように鳴ってくれます。

午前10時、出場順1の私とAHさんとでリハーサル。
会場には3組の演奏待ちのグループしか居ないので、気楽。
3曲続けて、あまりミスもなく、互いにずれもせず、
練習どおりの演出で楽々と弾けました。
本番がこんな風に弾けたらなあ.....

うれしかったのは、我が家ではかなりか細い、忍びやかなサウンドで、
ちょっと頼りないフォン・ヒューネが朗々と鳴ってくれたことです。
音がホールいっぱいに届かないのではないか、
他のソプラノに代えようかと思って試したのですが、
帯に短したすきに長し、という感じ。
昨年同コンサートのときは、フォン・ヒューネが無かったので、
メックのルネサンスソプラノを使いました。
明朗闊達に響きます。
でも、どこか芯がちょっと頼りない感じが残ります。
ええい、フォン・ヒューネを信じよう、そう無理に思って、
会場に望んだのですが、リハーサルして驚喜の思い。
コンサートホールでは、このリコーダー、極上!
(もっとも客席でどう聞こえるか、それはまったく知りえない秘密)
20世紀のリコーダー草創期を担った優れたリコーダー奏者が
オリジナルのパフォーマンスを復元しようとした名器、
さすがだ、という思いを新たにしています。

リハーサルが済むと、近くの喫茶店でモーニングを頂いて、
ポメラでこの文章を入力したりしながら、休憩。

揚琴を人前で演奏するとき、いつも思うのですが、
この場に居る人のほとんどが揚琴なんか聞いたことがない。
だから、私が巧いのか下手なのか、分かるまい!
ほんとは分かるのです。
だめなものは、だめ。
でも、リコーダーは、揚琴より遙かにポピュラーです。
若い人たちは小中学校で経験もしているでしょう。

でも、利点が一つ。
大抵の人は私たちが採り上げる曲を知らないでしょう。
少々間違えても、正しい演奏を誰も知らないのですから、
間違えたという顔をしなければ、誰も分からない!
この線で気を楽にして、午後1時からの演奏をやってしまおう!
そう考えると、かなり気楽になります。




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by hologon158 | 2017-04-10 23:30 | ホロゴンデイ | Comments(2)

682.08 ホロゴンデイ195「2017年2月11日ホロゴンが寒中奈良町行脚」8 人は島


人間の記憶って、面白いものですね。
思い出したいものが思い出せなくて、困ることがあります。
思い出したくないものが思い出されて、不愉快なこともあります。
そのどちらでもない、なにか、ちょっとしたことが、
なんの脈絡もなく、突然、頭の中を過ぎることがあります。
ふっとこんな言葉を思い出したのです。

「人は島である」

正確な言葉は忘れました。
カール・ヤスパースの言葉です。
彼のオリジナルかどうかは知りません。
でも、どうやら私の心に深く刻み込まれていたようです。

いろいろな含蓄がありそうです。
でも、結局は、
「人はそれぞれ自分の狭い世界に生きていて、
そこから出て、他人の島に行くことなどできない」
だから、
「自分の島で生きて行くよりほかはない!」
誰も代わりに生きてくれるわけじゃないし、
誰かといつも一緒に生きることなどできないのです。
そして、一番大切なこと、それは、
「私は自分の島の主人なんだ!」

私が本を書くとしたら、こう書くでしょうね、

「人は一人こぎのボートに乗っている」

どこかに行きたくなっても、
自分で漕がないと、どこにもいけません。
こちらに直進してくる嵐の雲を見つけたら、
自分で漕がないと、逃れることなどできません。
そして、誰も乗せることができません。

なんて、寂しい想像なのだ?
と、ご不満の向きもありそうです。
でも、それは人間存在の基盤なのですから、
不満、不平を唱えてみても、始まりません。
はるか古代からずっとそうして生きてきたのですから。
それに、あなたは行きたいところへ、それがどこであれ、
自分のボートを向けることができるのです。
あなたは自由なのです。

その例証をしてみましょう。
一つの棺桶に夫婦二人が同時埋葬されている例をご存じですか?
私は知りません。
同時に並んで埋葬されたらしい例が一つアマゾンにありますが、
男性同士でした。
夫婦がともに一つの墓地に埋葬されている例があっても、
同時とは限りません。
昔のインドのように、妻は夫に殉死させられる例は別問題。
愛し合う夫婦が同時に自然死することなど、ほとんどないからでしょう。

つまり、愛し合う夫婦であっても、
別々に生まれ、別々に死んでいくのです。
これが人の定めです。
でも、実は、だからこそ、心の豊かさを培い、生き甲斐が生まれ、
人生の波瀾万丈の道行きにもつながるのでしょう。

退職をして、定職から去った人にひしひしと迫って来るのが、
この思い、この状況なのです。
いつも一緒に一日の大半を一緒に過ごし、協力しあっていた、
同僚、仲間、部下、上司がいなくなってしまった。
ひとりぼっち。
いつも自分一人と向き合わなければならない。
でも、これと言って、生き甲斐として行なう何かもない、
そんな状態だと、もう感じることは、
「人生、終わりに近づいたなあ」

じゃ、どうすればよいのか?
実に簡単です。
まず、考え方をすっぱり180度回転させること。
これまでは人のための人生だった。
これからは自分一人のための人生を生きるぞ。
これこそ本当の人生だ!

どうすれば、自分のための人生を生きることができるか?
やること、全てが、自分のためにやるのだ、そう考えるのです。
なにをやるとしても、すべて、自分には大切なことばかり。
自分のやることに貴賤上下の区別なし!
人の評価なんか、関係ない!

人生はファイナルステージにかかった、
なんて月並みな考えも捨てましょう。
これからの人生こそ、本当の人生なんだ!

日常家事から始めましょう。
なにをするにしても、心を込めてやりましょう。
そうすると、どんなことも慈しめるようになります。
私は家事全般、なんでもできます。
でも、退職後は、はっきり心を込めてするように変わりました。
なにをするかが問題ではない。
どんな風にするか、これが問題なのです。

次ぎに、自分の楽しみのために、なにをしたいか?
これを見つけましょう。
人の評価はさらに関係がありません。
ある人は路上のゴミ拾いを始めました。
道がきれいになる。
人も喜ぶ。
運動になる!
そして、自分の心もきれいになる。

私の身近なところでは、退職後、写真を始めて、
写真クラブに入って来た人たちに沢山出会いました。
皆さん、共通点があります。
人の評価を気にします。
人に自分を認めてもらうために、写真を撮ります。
そのために、写真をあれこれと工夫し、小細工も弄します。
大賞もとった、賞金も稼いだ、そこそこ名声も手に入れた、
順風満帆、クラブのリーダーになった、会長になった!
でも、小細工の種も尽きます。
なにをやっても、うまく行かない。
だんだん飽きてきます。
今までバカにしていた後輩がどんどん自分を追い抜いて行く。
こうしていつか燃え尽きて、去って行きます。
退職をしても、自分の過去の職業、地位を忘れられない。
それなのに、それにふさわしい処遇をしてもらえない。
ああ、なにもかもいやになった!

こんな風に、退職後に新種の落魄の人生を体験するなんて、
いやですねえ?
じゃ、どうしたら、よいのか?
人のことは忘れましょう。
自分のために、自分のしたいことをする、
このスタンスに徹しましょう。
自分の人生を自分を喜ばせるために使おう!

さ、今すぐ、鏡の前に行きましょう。
自分の顔をチェック。
 顔の表情は生き生きしていますか?
瞳をチェック。
 輝いていますか?

えっ、生き生きしていない?
輝いていないですって?
じゃ、そうなるように、今、この瞬間から、
自分を大切にしましょう。
あなたは、あなたの宇宙の中心なんだから!
人には、あなたを評価できる立場も権利もないのです。
あなたが宇宙全部を評価するのです。

最後に、あなたが夫婦者だとして、
あなたが生き生きと第2の人生を歩き始めたら、
配偶者はあなたを見直すでしょう。
なんだか、知りあった頃の姿を見ているみたい!
夫婦者の場合、家族持ちの場合、
あなたの宇宙には重要な構成員がさらに幾人か居るのです。
そんな構成員があなたを「若いときより生き生きしている」
そう感じたら、あなたに対する愛情もぐっと高まるはず。




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by hologon158 | 2017-04-06 23:51 | ホロゴンデイ | Comments(0)

682.01 ホロゴンデイ195「2017年2月11日ホロゴンが寒中奈良町行脚」7 「天城越え」


写真家林孝弘さんから提案があったことは書いたでしょうか?
演歌を、とくに、「天城越え」を、
私のリコーダー、彼のギターでやってみよう!

二つ返事で引き受けましたが、
実のところ、演歌なんて、生涯、ほとんど聴かず、
まして歌ったことなんかたったの一度もありません。
昔からテレビを観ないので、歌謡曲に親しむ機会がなかったのです。

ちょっと事情が変わったのは、
「冬のソナタ」で韓流ドラマにはまったことから。
韓流ドラマの特質の一つが主題歌、劇中音楽が充実していて、
私たちの心を音楽でまずガットつかんでしまうことなのです。

日本も韓国も、歌謡曲、演歌の歌い方、雰囲気は共通しています。
次第に、私もまた歌謡曲、演歌に親近感を覚え始めていたようです。
そんな私に面白い提案だったわけです。

先週土曜、北野天満宮の25日市に行った際、
林さんから「天城越え」のA4で4枚の楽譜をいただきました。
4枚をずらりと並べる譜面台はないので、
ボーカルの譜と歌詞だけを2枚にまとめました。
楽譜をまずもう一度A4にコピーし、切り抜きます。
これをA4用紙2枚に貼り付け、これをまたコピーするのです。
この作業を終え、
クロマチックハーモニカ270で吹いてみました。
まずまず吹けそうな感じ。

ついでに、突然、こう思い当たりました。
ハーモニカはハーモニカとしてやるとして、
フォン・ヒューネでもやるぞ!
今の所、最高音あたりの音が全然出ません。
でも、この1ヶ月で滑らかに出るようにするぞ!
成せば成る!

どんなリコーダーもそうですが、
音の一つ一つ、吹き方が違います。
フォン・ヒューネも低音と高音では全然違います。
高音もかなり強烈に吹き込めば、鳴ります。
今の所、「天城越え」で使う音だけは出ません。
でも、強烈に吹き続ければ、そのうち、
中音域と同じように、なめらかにふっくら弾けるようになる!
私はそう信じることにしました。
これも強烈な努力目標!

考えてみれば、私の人生って、みんなこの連続ですね。
自分では絶対にできないと思っていたことを、
時間をかけて次第次第に障壁を乗り越え、妨害を克服して、
いつしかできるようになる。
どうやら、このフォン・ヒューネもまた、私に似たタイプ。
苦労して高音を吹けるようにしてくれる使い手を待っていた!
もっとも、元の持ち主のお話では、もともと出るはずがないだろう、
そんな音を出すようには作られていないので、とのことです。
そうなのかもしれない、
そうなのでしょう、
でも、やってみよう!
フォン・ヒューネは格好の使い手の元に来たわけです。





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by hologon158 | 2017-04-05 23:36 | ホロゴンデイ | Comments(0)