わが友ホロゴン・わが夢タンバール

695.05 ホロゴンデイ197「2017年5月30日ホロゴンが十三の下町ご検分」5 醍醐味



前回の経過で、映画を見始めたのですが、
まず観たのは邦画「フィッシュストーリー」
あらすじなんか、映画鑑賞素人の私には書けません。
時空の離れたいくつかの出来事の連鎖がランダムに描かれて、
最後の最後に一つにまとまる、という作り。
一こま一こまに最後に収斂する仕掛けが隠されている。
訳が分からないだけに、一こま一こまを雑に作っていたら、
観客は飽きてしまうでしょう。
でも、飽きさせない。
俳優たちも達者なら、起こる出来事もそれぞれに見応えがあります。
大いに楽しみました。

それじゃ、韓国映画はどうなんだろう?
一昨日、私が選んだのは、「JSA」
板門店の北朝鮮側詰め所で起こった殺人事件を題材にしています。
徹頭徹尾緊張感みなぎるサスペンス。
なにをとっても、一級品の名画。

事が事だけに、一触即発、戦争の危機。
中立の立場にある韓国系スイス人少佐が捜査に当たります。
この少佐を韓国の誇るトップスター、イ・ヨンエさんが、
韓国側の兵士をこれも大スターのイ・ビョンホン、
北朝鮮側の兵士を名優ソン・ガンホが演じます。

上記の3人は韓国映画界を代表する名優ぞろいですが、
それでも、この映画を成功させた功績の大半は、
圧倒的な名演を見せたソン・ガンホにありそうです。
顔、とくに目の演技のすさまじさには圧倒されました。

うーん、と、うなってしまいました。
映画も猛烈におもしろい。
これからは、韓流ドラマと日韓の映画を代わる代わる楽しむ、
毎夜となりそうです。




c0168172_22583230.jpg
c0168172_22571746.jpg
c0168172_2257104.jpg
c0168172_2257152.jpg
c0168172_22565410.jpg
c0168172_22563848.jpg
c0168172_22562980.jpg
c0168172_22562235.jpg
c0168172_22561443.jpg
c0168172_2256745.jpg
c0168172_22555566.jpg
c0168172_22554567.jpg
c0168172_22553841.jpg
c0168172_22553162.jpg
c0168172_22545022.jpg
c0168172_22544582.jpg
c0168172_2254389.jpg
c0168172_22543130.jpg
c0168172_22542419.jpg
c0168172_22541636.jpg
c0168172_225498.jpg
c0168172_2254134.jpg
c0168172_22535440.jpg
c0168172_2253308.jpg
c0168172_22532033.jpg
c0168172_2253145.jpg
c0168172_2253691.jpg
c0168172_22525951.jpg
c0168172_22525038.jpg
c0168172_22524222.jpg
c0168172_22523341.jpg

# by hologon158 | 2017-07-07 22:59 | ホロゴンデイ | Comments(0)

695.04 ホロゴンデイ197「2017年5月30日ホロゴンが十三の下町ご検分」4 映画へ!


私は、職業生活の最初から奇妙な習慣があります。
就寝前、必ず映画を一本見る。
夜まで仕事をすることが多かったせいでしょうか?
一つ仕事を終えると、ご褒美に一本映画を観る。
そんなスタンスでしたが、
やがて、仕事を終えなくても、観ないと我慢できない、
そんな感じに変わって行きました。
何百という、主に洋画を楽しみました。

前回「累積効果信奉者」だと書きました。
映画を毎晩1本ずつ観たからと言って、
人生になにか積極的な効果が積み重なったということはなさそう。
でも、もしかしたら、1つ、大きな効果があったかも知れません。

映画って、短い時間の中に1人、2人、あるいはもっと多くの、
人生をぎっしり詰め込んでいます。
でも、どれだけ読み取れるかは、
私の感受性と理解力と想像力と人生に蓄積したもの次第。
そんな意味では理解力の訓練には役立ったかも知れません。

でも、そんなことはただの副産物。
もう一つのファクターがもっと重要。
映画そのものが私の心とうまくかみ合ってくれるか否か?
そして、私の心を癒し、清め、高めてくれるか?

チェ・ジウと「冬のソナタ」に出会って以来、
私は映画と決別し、韓流ドラマの世界にのめり込みました。
とにかく一作一作、心が洗われるシャワー体験でした。
チェ・ジウさん、イ・ヨンエさん、シム・ウナさん、と、
韓国の女優さんたちを知るにつれ、
一時期、欧米の女優さんたちは濃厚すぎて、敬遠。
(ただし、ガルボ、バーグマン、モンロー、ヘプバーンは別)
以来、8、9年間、ほとんど映画を観ませんでした。

韓流ドラマばかり、300作は優に楽しみました。
近頃、大きな不満が見る見る募りつつあります。

①俳優たちがあまりにも小粒になってしまって、
永遠のディーバとはほど遠い、お姉ちゃんばかり。
男優たちも生っちょろいのばかり。
(人気歌手たちをにわか仕立てしているからです)
②ドラマが安手、安直、二番煎じになってしまった。
③あまりに現代化して、日本と全然変わらない生活、環境では、
「異界に遊ぶ」という効果がなくなってしまった。
俳優、監督、脚本家、舞台装置家、
すべて先輩たちのコクがなくなってしまった。

ここらで、昔のドラマに戻ることにしたのですが。
これに平行して、映画にも戻ってみようという気に。
偶然、「あやしい彼女」という日本映画を観たのです。
多部未華子という未知の女優さんが達者に、
老年の女性が突然変身してしまった若い女性を演じました。
さほど演技がうまいわけじゃないけど、不思議な魅力があります。

映画も悪くないじゃないか?
この映画が韓国映画「怪しい彼女」のリメイクと知りました。
そこで、原作の方も観てみて、びっくり!
映画の作りは日本映画の方がスケールが大きく丁寧です。
原作の方はかなり安っぽい。
でも、主人公の猛烈な名演にぶっ飛ばされてしまいました。
外観若く中身は高齢という不思議な存在に、
圧倒的になり切ったのは、地味な脇役タイプのシム・ウンギョンさん。
でも、その人間味たっぷりの存在感にはただならぬものがあります。

ということで、邦画と韓国映画から傑作の評判が高いもののうち、
私の好み(バイオレンズ、ホラー、SF、奇想天外、悪趣味は×)で、
20作ほど選択。
これから、韓流ドラマと平行して、映画も楽しみます。




c0168172_13482364.jpg
c0168172_13481619.jpg
c0168172_1348938.jpg
c0168172_13471413.jpg
c0168172_1347786.jpg
c0168172_13462031.jpg
c0168172_13461483.jpg
c0168172_1346641.jpg
c0168172_13455939.jpg
c0168172_13444645.jpg
c0168172_13443962.jpg
c0168172_13442697.jpg
c0168172_13434996.jpg
c0168172_13433798.jpg
c0168172_13433169.jpg
c0168172_1343236.jpg
c0168172_13425470.jpg
c0168172_13424666.jpg
c0168172_13423745.jpg
c0168172_13423035.jpg
c0168172_13421927.jpg
c0168172_13421062.jpg
c0168172_1342222.jpg
c0168172_13413817.jpg
c0168172_13412955.jpg
c0168172_13412345.jpg
c0168172_13411780.jpg
c0168172_1341108.jpg
c0168172_1341143.jpg

# by hologon158 | 2017-07-06 14:05 | ホロゴンデイ | Comments(0)

695.03 ホロゴンデイ197「2017年5月30日ホロゴンが十三の下町ご検分」3 三日坊主症候群



私は、いわば「累積効果信奉者」です。
長い間たゆまず休まず継続することではじめて、
なにか予想を超えたことを達成したり、
思いもかけない遙かな地点にたどりついたりできます。

分かって来たことは、意外にも、
続けることが不得意な方が大変に多いということ。
「三日坊主症候群」と呼びたいですね。
なんで、「継続症候群」と呼ばないのか?
はっきり言いましょう。
続けることができるのは健全なことで、
続けることができないのはそうではない。
なんにも変わらないから、不健全ではないけど、
でも、健全でもない。
しかも本人は続けられたら続けたい、
なぜなら、健康にとって良いことだから、
そう知っているから、「症候群」なのです。

この症候群の治療薬はあるか?
ありますね。
実に簡単です。

  ① なんでもよい、続けたいことが見つかったら、
   「今度こそ、これは続けるぞ!」と自分に約束します。
  ② ぼちぼちと始め、ほんの少しずつ増量します。
   散歩なら、タイマーを使って、往還各10分程度から始めます。
   最初頑張ると、次の機会には、必ずおっくうになります。
  ③ 21日歯を食いしばってでも、段々増量しつつ継続。
   なにごとも3週間続けたら、癖になる、これは真実です。
  ④ 3週間を過ぎたら、ときどきお休みを交えます。

無理をしない。
無理をしたら、心身が疲れて、やがて中断に行き着きます。
これだけ。
あなたは、それをやらないと、気持ちが悪い、
そんな状態になっている自分を見いだすでしょう。

私は上記のプロセスを経て、毎日継続していることが、
10コースほどはあるでしょう。
そんな継続累積メニューの最古参が、写真。

思い返すと、私は最初の最初からロボグラファーでした。
40年ばかり、どこでもいつでも手当たり次第撮っていた。
家を出たら、もう撮っていた。
その後期はホロゴン15㎜F8をメインとしてきたのですが、
このホロゴン写真が近頃ぐっと変わりました。
ホロゴン15㎜F8M(ライカMマウントのホロゴン)は、
ホロゴンウルトラワイドと違い、ヘリコイドリング付き。
最短が20㎝あたりなので、超接近撮影ができます。
ホロゴンマクロと名付けていたのですが、
それができないホロゴンウルトラワイドの潔さに好感、
というのが私の偽らざる気持ちでした。

でも、人間は変わるものです。
あらゆるレンズで、私の被写体との距離は縮む傾向の中で、
銀塩写真を断念し、ホロゴンウルトラワイドを解体して、
ホロゴン15㎜F8Uと命名したMマウントに改造してもらった後、
フォクトレンダーのヘリコイドリングを手に入れて、
Mマウントホロゴンと同様に、超近接撮影が可能になりました。

17、8年続いたホロゴンウルトラワイド時代は、
50〜60㎝まで接近するのが最短でした。
今では20㎝あたりまで平気で迫ります。
その結果はプラスマイナスというところでしょうか?
プラスは、被写体に一層迫る写真が混じるようになったこと。
マイナスは、その結果、他の超広角レンズと同列じゃないの、
という疑いがもたげてくること。

でも、撮影にはレンズ一本で通し、レンズ交換しない、
これが私の不動のポリシーです。
視点が揺らぐ危険があるからです。
そのポリシーを動かさないのであれば、
超近接もホロゴンで撮る、これしか道はありません。
最近のホロゴンシリーズはホロゴンマクロも沢山混じって、
段々と他の超広角レンズの写真と似通ってきたかも?




c0168172_14164767.jpg
c0168172_14163957.jpg
c0168172_14163375.jpg
c0168172_14162667.jpg
c0168172_14161847.jpg
c0168172_1416924.jpg
c0168172_14155959.jpg
c0168172_14155383.jpg
c0168172_14154626.jpg
c0168172_14154028.jpg
c0168172_14153399.jpg
c0168172_14152754.jpg
c0168172_14151514.jpg
c0168172_1415894.jpg
c0168172_1415168.jpg
c0168172_14145566.jpg
c0168172_14144061.jpg
c0168172_14143442.jpg
c0168172_14142689.jpg
c0168172_14142020.jpg
c0168172_14141494.jpg
c0168172_1414855.jpg
c0168172_1414185.jpg
c0168172_14135421.jpg
c0168172_14125538.jpg
c0168172_14124992.jpg
c0168172_14124386.jpg
c0168172_14123724.jpg
c0168172_1412308.jpg
c0168172_14121338.jpg

# by hologon158 | 2017-07-05 14:05 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

695.02 ホロゴンデイ197「2017年5月30日ホロゴンが十三の下町ご検分」2 楽器生活


先々週土曜日から我が家に滞在していた末娘母子が昨日帰宅し、
10日ばかりぜんぜん手を付けられなかった楽器生活に戻りました。
まず、リコーダーで、アイリッシュ、演歌、バロックを順番に、
と言っても、無作為、でたらめに吹きまくったのですが、
驚愕!

ソプラノリコーダーのフォン・ヒューネがとんでもないほどに朗朗と、
高らかに、かつダイナミックレンジ豊かに歌ってくれました。
それじゃ、私の定番であるヤマハバイオマスアルトはどうかな?
プラスチック製ですが、フォン・ヒューネと同様に、
以前には想像もできなかったほどに切れ味より、豊かな音量に。

今週土曜日は劉継虹先生のレッスンなので、二胡もお稽古。
いつまでも上達しないで、開放弦ばかり2年間続けてきました。
ところが、二胡もまた囂々と鳴り渡るようになりました。
もっとも上記の表現は「喜びのあまりの誇張表現」ですが、
とにかく艶やかに歌ってくれます。

それじゃ、やっぱりご無沙汰の揚琴はどうか?
生まれて初めて、手首が軽く上限に運動するようになり、
トレモロもかなり巧く鳴らせるようになりました。
4オクターブばかり、とにかく乾いた美しいサウンドに進化。
おっと、これも誇張表現です。
付虹先生のご自宅の最高機種の揚琴の完璧なサウンドとはほど遠い。
でも、今まで出せると思ってもいなかったサウンド!

思うに3種の楽器は連動しているのです。
つまり、共同、協和して、音がよくなってくれました。
毎日練習するよりも、断続的に、かつ短時間練習するのが良い、
そんな説さえあります。
その原因がなんであれ、
長い間楽器も腕も心も休めていたせいでしょうか?
本日は、いきなり素敵なサウンドにどの楽器も変身してくれました。
きっと、また黙阿弥に戻るでしょう。
でも、気持ちがよいもんです。





c0168172_11444132.jpg
c0168172_11443391.jpg
c0168172_11442465.jpg
c0168172_11441379.jpg
c0168172_1144714.jpg
c0168172_1144163.jpg
c0168172_11435449.jpg
c0168172_11434754.jpg
c0168172_11432387.jpg
c0168172_11431630.jpg
c0168172_1143875.jpg
c0168172_11425434.jpg
c0168172_11424358.jpg
c0168172_11423687.jpg
c0168172_11422951.jpg
c0168172_1142236.jpg
c0168172_11421679.jpg
c0168172_11421069.jpg
c0168172_1142493.jpg
c0168172_11415728.jpg
c0168172_11415122.jpg
c0168172_11414378.jpg
c0168172_11413790.jpg
c0168172_11413097.jpg
c0168172_11412327.jpg
c0168172_11411619.jpg
c0168172_11411068.jpg
c0168172_1141461.jpg
c0168172_11405780.jpg
c0168172_11404893.jpg
c0168172_11403984.jpg
c0168172_11451361.jpg

# by hologon158 | 2017-07-04 15:35 | ホロゴンデイ | Comments(0)

695.01 ホロゴンデイ197「2017年5月30日ホロゴンが十三の下町ご検分」1 ただの写真の山



私はブログ記事を投稿してから、写真を見返しながら、
くすりと笑ってしまいます。

こんな当たり前の光景を、
ただ接近して、構図も決めずに、ただ単にシャッターを落とす、
至極当たり前の撮り方で撮った平々凡々たる写真たちを、
せっせせっせと撮影順に積み上げているだけのブログって、
日本広しと言えども、そんなにざらにはないだろうな........
それだからこそ、私は、時折、旧記事を見返す機会があると、
その時、その場の私自身の記憶を蘇らせることができるのですが。

文章だって、同様です。
ただ単に思いつくまま書き流し、推敲もせずに掲載するので、
書いていたときの私の心の動きを思い出すことができます。

今回の記事は、ひさしぶりの十三をホロゴンで巡回した記事。
ネットによりますと、
「しょんべん横丁の火災 平成26年3月7日朝、
大阪市淀川区の阪急十三駅西側で火災 が発生。
約1600平方メートルを焼失し、39店舗が全焼した。
現在も出火原因は特定されていない。」

阪急十三駅の南西側、駅沿いの2本の細い路地。
何十軒もの縄のれんが並んでいました。
私は呑み屋なるものにたった1回しか入ったことがないので、
しょんべん横町の呑み屋にも入ったことがありませんが、
どうやら、小さなお店にはトイレがなかったようです。
横町のどん詰まりにちゃんと公衆便所が設けられていますが、
設置の前も後も、十三駅の擁壁に向かって用を足す習慣だったようで、
かなり香り豊かなエリア。

そんなエリアの零細な呑み屋さんたちが、火災後、
どれだけお店を再建できたのでしょう?
気の毒なので、足が自然遠のいていたのですが、
立派に立ち直った店が多かったようです。

新大阪駅近くのココプラザでのリコーダー合奏練習の日、
思い立って十三駅から中津伝いに新大阪まで歩くことにしました。
路地から路地へとくねくね曲りに曲りながら撮影をするので、
途中の喫茶店休憩を含めて、3時間以上かかりましたが、
私にとっては、第一級ロボグラフィ地。
480枚撮りました。
半分ばかり、おそらく7回に分けて、ざらっと並べてみましょう。




c0168172_16461268.jpg
c0168172_164658.jpg
c0168172_16455832.jpg
c0168172_1645526.jpg
c0168172_16454490.jpg
c0168172_16453864.jpg
c0168172_16453228.jpg
c0168172_16452513.jpg
c0168172_16451874.jpg
c0168172_16451172.jpg
c0168172_1645546.jpg
c0168172_16445933.jpg
c0168172_16445134.jpg
c0168172_16444160.jpg
c0168172_16443483.jpg
c0168172_16442884.jpg
c0168172_16442157.jpg
c0168172_16441251.jpg
c0168172_164445.jpg
c0168172_16435882.jpg
c0168172_16435066.jpg
c0168172_16434437.jpg
c0168172_16433774.jpg
c0168172_16432997.jpg
c0168172_16432282.jpg
c0168172_16431477.jpg
c0168172_1643317.jpg
c0168172_16425568.jpg
c0168172_16424887.jpg
c0168172_16424141.jpg
c0168172_16423487.jpg
c0168172_1642269.jpg

# by hologon158 | 2017-07-03 19:39 | ホロゴンデイ | Comments(0)

694.07 ホロゴン外傅203「2017年5月26日奈良町でフレクトゴン35㎜満喫」7-完-


私は無神論者ですが、宗教書はよく読みます。
信仰者たちの真摯な求道の姿はよく生きる上での模範、
そんな風に考えられるからです。

聖書も時折開きますが、その都度、いつも感じることがあります。
神の愛したユダヤの正統の支配者、王者たちには、
時折信じがたいほど不義不善の行為があるからです。
たとえば、神が愛したアブラハムの一族の挿話。
アブラハムの嗣子イサクが盲目となります。
イサクは長男のエサウを跡取りに決めて、
狩りをして料理を作って持ってきたら、
祝福を与えようと約束します。
それを盗み聴いたのが、エサウの弟ヤコブの母リベカ。
ヤコブに毛深いエサウに化けて、イサクの祝福をだまし取らせます。
こうして、イサクが正統の後継ぎになってしまうです。
つまり、神に愛される正統の家系は騙しの所産なのです。

はるか後年になって、やはり神に愛されてユダヤ王となったのが、
ダヴィデ。
このダヴィデ、部将の妻バテシバの入浴姿を盗み見て、
バテシバを奪い、夫のウリヤを戦場に派遣して死地に追い込みます。

神はこれらの行為を全然止めようとしない。
もうしわけ程度に罰を与えますが、
その王位を継いだのは、バテシバの子ソロモンです。

なぜ?
こんな破廉恥な犯罪をユダヤの正統の支配者たちにさせたのか?
聖書にはそのような悪業が随所に現れます。
理解しがたいことです。

私が考えた回答はこうです。
当時のユダヤ人も、バイブルの筆記者たちも、
別に破廉恥な悪業だとは考えなかった!
人間の理想を基準として、行為を評価する、
そんな概念作業ができない人間には、
善悪の評定はできません。
ユダヤには、まだそんな概念作業ができる基盤はなかったのです。

中国には遙か3千年ほども前から、「仁義礼知信」の理想があり、
支配階級の王や士大夫の人々はこの理想にもとる行為を恥としました。
ギリシアにも、ヘラス人を律するものとして、
「徳」という理想がありました。
もちろんオデュッセウスのように騙しを得意とする英雄もいましたが、
彼の騙しの行為には悪性はほとんどありません。
真実と気高い行為を尊ぶ気風がありました。

こうした理想は野蛮の支配する地球のまっただ中に、
ぽつりぽつりと灯された文明の曙光でした。
今でも、理想の灯火です。
今日本の政界で起こっている不祥事は、
くだんの政治家が上記のような美徳をまったく知らない、
日本国憲法をまったく知らないと思ったら、
公私を峻別し、権力の悪用を自ら抑制する節度と使命感もない、
上記の支配者たちと同列の人間であることを暴露しています。

歴史は野蛮から至高の徳が栄える文明へと一直線に進化している、
とはとても言えません。
上記のような理想の灯火はわずかな人間がかすかに伝承し、
支配者たちはヤコブやダヴィデのように低劣な欲望に生きています。
時折、たとえば、国際連合の結成のように、
理想の灯火の下に歴史を進めようとする機運が起こりますが、
やがて強国間のまさに仁義なき熾烈な覇権争いに舞い戻ります。
哀しいことに、現代は理想の灯火が最もかすかにしか見つからない、
これまで幾度も起こった暗黒時代の一つになりつつある、
私はそう感じています。





c0168172_22245885.jpg
c0168172_22245019.jpg
c0168172_22244319.jpg
c0168172_22243797.jpg
c0168172_22242963.jpg
c0168172_22242177.jpg
c0168172_22241597.jpg
c0168172_2224659.jpg
c0168172_22235998.jpg
c0168172_22235341.jpg
c0168172_22234668.jpg
c0168172_22233964.jpg
c0168172_22233199.jpg
c0168172_22232170.jpg
c0168172_22231282.jpg
c0168172_22225685.jpg
c0168172_22224931.jpg
c0168172_22261072.jpg
c0168172_22224159.jpg
c0168172_22223332.jpg
c0168172_22222683.jpg
c0168172_22221816.jpg
c0168172_22221010.jpg
c0168172_2222283.jpg
c0168172_22215477.jpg
c0168172_22214749.jpg
c0168172_22213912.jpg
c0168172_2221325.jpg
c0168172_22211989.jpg

# by hologon158 | 2017-07-02 23:19 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

694.06 ホロゴン外傅203「2017年5月26日奈良町でフレクトゴン35㎜満喫」6 また、肺炎?


先々週、先週、と多忙を極めました。
今週に入ってからも、多忙が続き、風邪気味に。
昨年7月水素吸引を始めて以来、本格的な風邪は初めて。
(前回の肺炎はほとんど風邪の症状なしに、肺炎に)

週末は家族の全員集合なので、孫3人に移らないか、心配。
昨日の金曜日、念のため、診療所に受診しました。
聴診器で胸の音を聴いて、

   「ぜえぜえ言ってます。
   気管支炎ですね」

肺炎直前でした。

   「歳を考えて、絶対無理をしないで下さい」

無理したいわけじゃありません。
そうなってしまうだけ。

それにしても、医者嫌いの私にしては、上出来でした。
今回も、発熱ゼロ。
4種の薬、湿布を処方していただき、ただちに状態は上向きに。
明日日曜日は諏訪内晶子さんのコンサートですが、
数日は絶対安静にという医師の厳命で、断念。

でも、絶対安静というのは難業ですね。
午前中一杯、あれこれと家事に忙殺されました。
それでも、のどの痛みと鼻水、このたった2つの症状は、
午後にはほとんどなくなりました。
どうやら水素を吸引しているからと言って、
無理をすれば、風邪、気管支炎、肺炎と進行するリスクはある、
でも、しかるべき処置をとれば、劇的に快復する、
そんなことが分かってきました。

実は、昨日、診療所を出てから、近鉄奈良駅にバスで移動し、
ポメラで作文しながら、おいしい昼食を頂き、
いつもどおりに奈良町を撮影しつつ、図書館まで撮影しました。
5点の朗読CDを返却して、新しい朗読CDを借りました。

家族から、「どこが絶対安静なの!」と総スカン。
「反省、反省」と言いつつも、
久しぶりに持ち出したトポゴン25㎜F4を使って、
156枚も撮ったことも、
図書館を出てから、家族に頼まれた買い物をして、
早めのバスに乗るため、30分間、ほとんど撮影せず、
奈良町を駆け抜けたことも、全部内緒に。

それにしても、トポゴン25㎜F4で撮った写真たち、
ツァイスらしいキリリとした味わいの絢爛たる画像群。
昨日の人生貸借表は、気管支炎に罹患したことを差し引いても、
かなり黒字の1日だったと、言いたいですね。





c0168172_23105660.jpg
c0168172_23104995.jpg
c0168172_23104398.jpg
c0168172_23103756.jpg
c0168172_23103081.jpg
c0168172_23102339.jpg
c0168172_23101754.jpg
c0168172_23101123.jpg
c0168172_2310355.jpg
c0168172_2395740.jpg
c0168172_2395070.jpg
c0168172_239429.jpg
c0168172_2393570.jpg
c0168172_2392838.jpg
c0168172_2392137.jpg
c0168172_239952.jpg
c0168172_239295.jpg
c0168172_2385556.jpg
c0168172_2384893.jpg
c0168172_2384038.jpg
c0168172_2383460.jpg
c0168172_2382740.jpg
c0168172_2382183.jpg
c0168172_2381470.jpg
c0168172_238823.jpg
c0168172_238150.jpg
c0168172_2375467.jpg
c0168172_237382.jpg
c0168172_2373189.jpg
c0168172_2371362.jpg
c0168172_2374100.jpg

# by hologon158 | 2017-07-01 23:42 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

694.01 ホロゴン外傅203「2017年5月26日奈良町でフレクトゴン35㎜満喫」5 演歌の会



6月21日水曜日、写真家の林孝弘さんとの演歌の日でした。

私と演歌というのは、まあ、簡単に言えば、
水と油。
速戦即決の性格はちょっと演歌寄りかもしれません。
でも、似よりはそこまで。
行動はしっかり計画をたて、目標はどんなに遠大でも、
目標実現のために必要な行動を持続することができます。
いったん決めたら、おいそれとやめないし、
いったん始めたら、どこまでも続ける。
「パッと散る」
そんなことはしないですね。

まあ、後がない状況に立ち至ったことがないせいでしょう。
そうなったら、どうか?
健さんのように、乾坤一擲、死地に飛び込む、
なんてこともしちゃうかも知れませんね。
でも、あっと言う間にのされて、あの世に。
やっぱり演歌の世界には縁がないようで。

演歌に縁がなかったのは、
生涯ほとんどテレビを観なかったせいもあるかも知れません。
受動的に情報を入手するなんて、絶対にしたくない。
とくに国策の宣伝工作には絶対に乗せられない。
そんな人生を送ってきたので、
歌謡曲に出会う機会もほとんどなかったのですから、
好きになるも嫌いになるもなかったわけです。

ところが、Youtubeが利用できるようになって、
事情が一変しました。
まず、韓流ドラマに出会い、
洋画一辺倒の映画ファンが変身。
8年間毎晩韓流ドラマしか看ない。
その主題歌や背景音楽が実によろしい。
勢いYoutubeで探して聞くうちに、
2つの流れに気づきました。
バラードと演歌。
バンバンと検索して楽しむうちに、
日本の歌謡曲と韓国の歌とは、
双子の姉妹のような関係にあることに気づきました。

でも、韓国もそうですが、日本の演歌、
あまりにも安っぽく、イージーなものが多すぎますね。
でも、それはいかなるジャンルでも同様でしょうか?
本物の貴石が砂利の中に埋もれているという感じ。
でも、本物の演歌、本物の歌手は、袋にキリを入れるようなもので、
必ず袋を突き通って、頭角を現すものですね。

「天城越え」
「川の流れのように」
「いい旅立ち」
「北の旅人」
と、名曲ばかり合奏を楽しみましたが、
相棒の林孝弘さんがとくに好まれたのが、次の2曲。
「イムジン河」
「コンドルは飛んで行く」

とりわけ繰り返し繰り返しやったのが「イムジン河」。
北朝鮮の歌手たちから、
キム・ヨンジャさん初め、韓国の歌手たちに、
そして、日本のフォーク・クルセイダーズへと、
臨津江との距離が離れれば離れるだけ、
雰囲気が明るくなっていくのが面白いですね。

私たちは、オリジナルの味わいを出したいと、
短調の感じで、暗く演奏する練習を重ねています。
これ一曲でも何時間も飽きない、それ位の曲です。
是非北朝鮮のバージョンをお聴き下さい。
臨津江を挟んで、肉親と離ればなれになってしまい、
再会の日を待ち望んでも、ついにその日は来そうにない、
そんな切々とした気持ちが伝わってきます。
こんな切ない気持ちを今にも破れそうな袋に一杯詰めた、
そんな音楽が演歌ですね。
やればやるほど、心に食い込んでくるようです。




c0168172_14294392.jpg
c0168172_14293315.jpg
c0168172_1429265.jpg
c0168172_14291971.jpg
c0168172_14291276.jpg
c0168172_1429598.jpg
c0168172_14285883.jpg
c0168172_14285279.jpg
c0168172_14284480.jpg
c0168172_14283766.jpg
c0168172_14283058.jpg
c0168172_14282193.jpg
c0168172_14281491.jpg
c0168172_142876.jpg
c0168172_1427594.jpg
c0168172_1431365.jpg
c0168172_14275296.jpg
c0168172_14274460.jpg
c0168172_14272879.jpg
c0168172_14272089.jpg
c0168172_14271388.jpg
c0168172_1427514.jpg
c0168172_14265831.jpg
c0168172_14265011.jpg
c0168172_14263858.jpg
c0168172_14263025.jpg
c0168172_1426228.jpg
c0168172_1426136.jpg
c0168172_14255884.jpg

# by hologon158 | 2017-07-01 16:19 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

694.01 ホロゴン外傅203「2017年5月26日奈良町でフレクトゴン35㎜満喫」4 イヤホーン


最近、私がますますオーディオ的な聞き方を忘れてしまった、
その証拠のような出来事がありました。

まず、我が家のオーディオセットの前に静かに座して、
音楽に耳を傾けるなんてことを全然しなくなってしまいますた。
忙しくてそれどころではない、ということもありますが、
第一に、そうしたいという欲求がほとんどなくなったようです。
300枚を超すレコードは何度の棚で眠り、
その倍以上あるCDは、iPodのソースとしての存在に。

さらに、イヤホーンのことでも、大きな変化がありましたした。
長年、iPodにはクリプシュを愛用してきました。
最初は数万の高級仕様で、驚くほど奥行きの深いサウンドに恍惚。
これだったら、大掛かりなオーディオセットも顔負けだなあ。

でも、3本相次いで、数年ごとに、
細い細い線の根元が断線してしまう事故が続きました。
まず、2本目。
段々と手元不如意になってきた折から、
半分ほどの機種で我慢したのですが、
これはこれでクリアーそのもので、美しいサウンドに満足。
ところが、これも3年ほどでアウト!
親友のRAさんが超極細の線の束を奇跡的に結び合わせてくださって、
1年ほど使い続けることができました。
でも、寿命なのでしょう、アウトとなってしまいました。

そこで、3本目。
細い細いイヤホーンに数万を使うなんて、あほらしくなり、
5千円ほどの最下位機種に落ち着きました。
なんだ、ちょっと聴いていると、もう前の高級サウンドなんか、
完全に忘れ去って、これで十分。
ところが、これもアウト!

もう引退して、お金もない、5千円も惜しくて出せない。
そこで、妻に尋ねました、
「余っているイヤホーンない?」
ありました。
私がiPodを購入時に妻にあげたイヤホーン。
最初は、なんと鈍重で地味なサウンドではないか!
あきれました。
ところが、すぐ慣れてしまいました。
クリプシュのことなんかすっかり忘れてしまいました。
美しい音楽に酔いしれるのに、これで十分じゃないの!

思い出しました。
昔もこれを使っていたのです。
なぜクリプシュに換えたか?
私の耳の構造に問題があるようで、
すぐにポロリと外れるのです。
落下を防ぐためのネットが付属しています。
ところが、このネットもすぐ外れて、なくなってしまいます。

妻に尋ねると、「百円ショップに行ってごらん」
本当に百円ショップって便利ですね。
日用品ならほとんど調達できますね。
イヤホーン用ネットも5組百円。

これに勢いを得て、私も百円ショップ愛用組に変身。
ある日、ソニーのウォークマンをバッグに入れ忘れたとき、
さっそく百円ショップに急行。
その日1日応急使用のためにイヤホーンを調達したのです。
思い切って、ちょっとスマートな外観の200円をゲット。
iPhoneのYouTubeの音の良い音源を聴いてみました。
がっくり。
モコモコのサウンドでした。
節約しすぎるもの考えものですね。
それでも、しっかりバッグに常備しています。
外出先で疲れを癒すのに、音楽以上のものはないからです。
ただし、ポメラで文章を書くときだけは別。
このときも、外界のすべてを完全に忘れることができます。

以上の次第で教訓をもらうことができました、つまり、
① 節約できるところは、恥も外聞もない、節約しよう!
② 節約しすぎると、人生の喜びを見失う危険がある!




c0168172_18284189.jpg
c0168172_18283286.jpg
c0168172_18282699.jpg
c0168172_18281679.jpg
c0168172_18281324.jpg
c0168172_182852.jpg
c0168172_18275933.jpg
c0168172_18274985.jpg
c0168172_18274674.jpg
c0168172_18273614.jpg
c0168172_18273294.jpg
c0168172_18272684.jpg
c0168172_18271927.jpg
c0168172_1827949.jpg
c0168172_1827546.jpg
c0168172_18265586.jpg
c0168172_18264911.jpg
c0168172_18264513.jpg
c0168172_18263749.jpg
c0168172_18263045.jpg
c0168172_18262019.jpg
c0168172_18261311.jpg
c0168172_18252566.jpg
c0168172_18251494.jpg
c0168172_1825991.jpg
c0168172_1825121.jpg
c0168172_18245489.jpg
c0168172_18244436.jpg
c0168172_18243738.jpg
c0168172_18243317.jpg

# by hologon158 | 2017-06-29 21:17 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

694.01 ホロゴン外傅203「2017年5月26日奈良町でフレクトゴン35㎜満喫」3 揚琴レッスン


かなり遡りますが、6月12日月曜日、
付虹先生の揚琴レッスンでした。
木曜日以来日曜日まで、揚琴に触れることはできなかったうえ、
朝から晩までの外出が4日も続くと、かなり疲れていて、
まさに絶不調でした。

しかも、こんなときに不運はつながるもので、
私の前のレッスンを受けた女性が絶好調。
私も練習中の「カノン」の第一声部トレモロも含めて、
見事に演奏する音が音楽室から聞こえてきます。
私はダイニングの卓上に楽譜を置いて、一緒になって叩いてみました。
「あかん!
ぜんぜん付いていけない!」
先生の声、「すごい! よく弾けました。」
これじゃ、私の調子があがらないのは無理がありません。

私の番になって、音楽室に並んだ2つの揚琴の1つでまず練習。
揚琴が今までになく華麗なサウンドで鳴り渡ります。
ということは、ミスがなおさら目立つということ。

まず「糸」の揚琴二重奏。
私が伴奏です。
一回目はいくつもミスはありましたが、
なんとか完奏できました。
「よく鳴っています。録画しましょう」
ちらっと先生のiPhone画面が目に入り、
なんか画面に薄暗いイメージの男。
もういけませんね。
これで、私は壊滅状態に。
2度トライしましたが、録画を完了することはできませんでした。
やれやれ。

難関は「カノン」
各種の楽器で演奏される定番曲です。
「楽譜指定の速度ではとても弾けません」
私がそう言うと、先生、軽く、
「大丈夫、弾けます」
やってみました。
弾けませんでした。
先生、「トレモロがきれいになりました。
後は練習です。」

最後は、発表会用の課題曲、「櫻花」
我が国の「さくら さくら」の主題による変奏曲です。
いくつもなおしていただきながら、
なんとか最後まで弾けました。
改良点を細かく指示していただき、
「これは大丈夫でしょう」

11月に発表会です。
小コンサートホールで行います。
独奏曲として「櫻花」、
合奏曲として、「カノン」「糸」「愛燦燦」の3曲です。
まだ5ヶ月ありますが、時間はあっと言う間に経ってしまいます。
今からがんばらなくては!




c0168172_1751540.jpg
c0168172_1750566.jpg
c0168172_17505094.jpg
c0168172_17504373.jpg
c0168172_17503711.jpg
c0168172_17502269.jpg
c0168172_17501439.jpg
c0168172_1750678.jpg
c0168172_1750143.jpg
c0168172_1749544.jpg
c0168172_17494871.jpg
c0168172_17494075.jpg
c0168172_17492747.jpg
c0168172_1749677.jpg
c0168172_1749095.jpg
c0168172_17485584.jpg
c0168172_17484915.jpg
c0168172_17484222.jpg
c0168172_17483561.jpg
c0168172_17482723.jpg
c0168172_17482166.jpg
c0168172_17481531.jpg
c0168172_1748912.jpg
c0168172_1748278.jpg
c0168172_17475677.jpg
c0168172_17475083.jpg
c0168172_1747447.jpg
c0168172_17473863.jpg
c0168172_17473249.jpg

# by hologon158 | 2017-06-27 17:52 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

694.01 ホロゴン外傅203「2017年5月26日奈良町でフレクトゴン35㎜満喫」1 黄泉の帝王



フレクトゴン35mmF2.4というレンズ、ご存じでしょうか?
どんなレンズか?
次の写真をご覧頂いたら、お分かり頂けるかも知れません。

50 入口(フレクトゴン35mmF2.4なら生活感が写せます) 
http://shasindbad.exblog.jp/16049984/

私にとっては、ホロゴンウルトラワイドを手に入れるまで、
このレンズを伴侶としていた時期がありました。
今でもこの写真を愛しています。

このレンズを使う度に感じることがあります。
無名なんだけど、初めて主役に抜擢された映画では、
物語が進むにつれて次第に存在感を備え出し、
クライマックスでは、圧倒的に他を圧して、
たちまちスターの座に収まった。
だけど、その後も控えめな人間味を失わなかった、
そんな名優たち、
チャールズ・ブロンソンやショーン・コネリー
のような人を思い出すのです。

奈良町で361枚撮りました。
ランダムに選択してみますと、なんとまあ180枚でした。
どんぴしゃり半分でなくて、
ちょっと字余り的なところが、愛敬。
6回に分けて並べてみましょう。


さて、まだ始皇帝の兵馬俑の謎について書きます。

私の説を以下に書きましょう。
設問そのものも私が独自に設定したものですから、
まさに自問自答なのですが、
回答もまさに独自のものとなりそう、と言いたいところですが、
すでに多くの研究者たちが主張しているところかも知れません。
でも、私としては、自分で考え出した説。
まあ、いいでしょう。
どうせ、誰も関心をもたず、読みもしないのですから、
遠慮なく書くことにしましょう。

始皇帝は、本心としては、
自分の墓陵を墓地として造ったのではなかった!
彼の第一の意図は永遠の命を実現された後の永遠の居城、
城塞の建築にあったのではないでしょうか?

徐福がいつか帰朝してもたらすだろう永世の妙薬は、
彼一人のものにしよう。
自分以外に永遠の生を持つ人間を作るわけにはいかない。
そんな人間は始皇帝のライバルとなるからです。

そこで、始皇帝は両面作戦を採ったのです。
可能性①;徐福が不老長寿薬を持ち帰ったとき
始皇帝は一人不老長寿として生きよう。

でも、家臣たちは不老長寿ではない。
でも、始皇帝は不老長寿とともに魔力も手に入れることを期待していました。
そのとき、兵馬俑は一朝事あれば、始皇帝の号令一下、無敵の軍団となって、
大地を破って出撃するのです。
そして、敵をせん滅すれば、また兵馬俑となって、大地の下に眠るのです。

可能性②
案に相違して、徐福が戻らず、不老長寿を手に入れないで世を去ることになったら、
そのときは万事休すだ。
黄泉の世界の帝王となってやろう。
そこで、黄泉の始皇帝として君臨するための軍団を用意したのです。

始皇帝は、このどちらの可能性にも対応できるよう、
古今未曾有、乾坤一擲の名案を思いつきました。
彼が信頼した無敵の軍団そっくりそのままに兵馬俑を作る!
そうしないと、将軍たちも部下を指揮できないではありませんか?

妻は兵馬俑の博物院で出土直後の兵士の写真を見せられ、
まだ彩色の残っている生々しい姿が、
本物の兵士としか見えないことに仰天したと言います。
始皇帝は生前幾度か建設中の兵馬俑坑に出向いて、
リアルに彩られた兵馬俑をまさに閲兵して、
将軍たちはもちろん、兵士の中にも、
自分の知った顔を幾つも見つけて、喜んだことでしょう。

近くは毛沢東を初めとして、多くの帝王がそうであるように、
始皇帝も晩年は、中国全土の征服という目標を失って、
心の中に大きな穴がぽっかりとできて、
精神的にかなり乱れを見せるようになっていたかも知れません。
だから、正常な精神を踏み越えてしまい、
征服すべき次の沃土千里を不老不死の世界、
あるいは黄泉の世界に見定めて、魂を躍らせて、
史上類を見ないグレートスケールの陵墓の建設を企図した、
そう考えることができないでしょうか?

周という王朝は中国の中央部を支配したに過ぎませんでした。
その後、春秋、戦国時代を経て、漢民族の版図は拡大しました。
その拡大した全土を征服しようとしたのは、
まさに秦王政の気宇、志、野望の未曾有の大きさ故でした。
中国史上最大の人物だったかも知れません。
兵馬俑坑に護られた始皇帝陵も始皇帝ならではの、
破格の構想だったと言えそうです。





c0168172_2323513.jpg
c0168172_2321462.jpg
c0168172_23213423.jpg
c0168172_23212524.jpg
c0168172_2321142.jpg
c0168172_2321434.jpg
c0168172_23205372.jpg
c0168172_23162231.jpg
c0168172_23161267.jpg
c0168172_23154958.jpg
c0168172_23154090.jpg
c0168172_23152824.jpg
c0168172_23151764.jpg
c0168172_2315997.jpg
c0168172_2314594.jpg
c0168172_2314517.jpg
c0168172_23144039.jpg
c0168172_23142898.jpg
c0168172_23141465.jpg
c0168172_23143100.jpg
c0168172_23135398.jpg
c0168172_23133964.jpg
c0168172_23133032.jpg
c0168172_2313211.jpg
c0168172_23131333.jpg
c0168172_231348.jpg
c0168172_23125366.jpg

# by hologon158 | 2017-06-25 23:59 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

693.02 ホロゴン外傅202「2017年5月24日スーパーアンギュロン21㎜京都へ出撃」2 兵馬俑





前回の続き
始皇帝陵の兵馬俑、
これほど迫真のリアリズムで造られた焼き物は、
陵墓に埋葬されるものとしては、世界に類例がありません。
既に書きましたテレビ番組によれば、
8000体以上の兵馬俑はたった11年間ほどで造られたのだそうです。
年間727体、毎日2体ずつが完成していったことになります。
勝手な推測ですが、もし一つの工房が月1体ずつ作り上げ、
1年かけて乾燥させて焼きあげたと仮定しますと、
一つの工房は11年間に132体完成させたことになりますから、
8000体の兵馬俑は約60の工房によって完成されたことになります。

兵馬俑は旧秦の地にある墓域に埋設するのでから、
始皇帝はもっとも信頼するに値する秦出身の将軍、兵士の内、
旧秦在住の者を兵馬俑のモデルに選んだでしょう。
迫真のリアリティを実現するためには、
写真のない時代、
モデルと会えて、模写できることが前提ですから、
工人は統一前の秦の地から主に集められたでしょうけど、
不足の工人は被支配地全土からかなり容易に徴募されたことでしょう。
こうして、兵馬俑そのものは始皇帝の存命中に概ね造られただろう、
と推測することができることは分かりました。
兵馬俑を造る際、当局は、本人にモデルに選ばれたことを告知したはずです。
本人たち、殉死するわけではないので、皇帝に選んでもらったと名誉に思い、
みんな喜んで協力したでしょう。
でも、核心の問題が残ります、
「なぜ始皇帝は本物の兵士を模造したのか?」
[★★続く★★]





c0168172_11275313.jpg
c0168172_11274667.jpg
c0168172_11273365.jpg
c0168172_11262743.jpg
c0168172_11261630.jpg
c0168172_11261014.jpg
c0168172_1126255.jpg
c0168172_11255544.jpg
c0168172_11254872.jpg
c0168172_11254158.jpg
c0168172_1125357.jpg
c0168172_11252583.jpg
c0168172_11251760.jpg
c0168172_11251016.jpg
c0168172_1125426.jpg
c0168172_11245685.jpg
c0168172_112447100.jpg
c0168172_1123585.jpg
c0168172_11235076.jpg
c0168172_11234137.jpg
c0168172_11233474.jpg
c0168172_11232638.jpg
c0168172_11231935.jpg
c0168172_11231228.jpg
c0168172_112373.jpg
c0168172_11225962.jpg
c0168172_11214347.jpg
c0168172_11213545.jpg
c0168172_11212760.jpg
c0168172_11212077.jpg

# by hologon158 | 2017-06-22 11:29 | ホロゴン外傳 | Comments(4)

693.01 ホロゴン外傅202「2017年5月24日スーパーアンギュロン21㎜京都へ出撃」1 兵馬俑談義

兵馬俑談義がまだ続きます。

「始皇帝はなぜ実物そっくりの軍団を布陣させたのか?」
これこそ、解くべき謎ではありませんか?
YoutubeでNHK番組を観ました。
「ピラミッドをどうやってぴたり子午線に沿って建設できたか?」
当時の北極星の年間の位置の偏差を、
垂らした磁針で計測して、その中間に線を引いたのである。
よく考えてみたら、なんでもない、簡単な芸当でした!
そう言わんばかりの番組でした。

でも、本題はそうではないでしょう?
そうして引いた線にぴたりと狂いなく一致するように、
ピラミッドの240mもの長大なる底辺となるように、
何トンもの巨大な石をどうやって揃えたか?
さらに、ピラミッドが東西の底辺はどうやって揃えたのか?
さらには、その上に、
4つの綾線が1点にまとまって完全なる四角錐となるよう、
どうやって石積みできたのか?
これらの本質的な問いに答えない限り、
謎解きでもなんでもないのに、
上記のようなお手軽な「謎解き」が未だに横行しています。

簡単に言いますと、愚かな後代の人間が、
自分の知能の枠に無理に古代人も押し込めようとしている。
そうしたテレビ番組制作者の意図は、
古代人って、実は大した知能じゃなかったんだ、
そう国民に思わせるように作られているのじゃないか?
そんな疑惑さえ浮かんできます。

始皇帝陵も同様です。
「なぜ、始皇帝は本物そっくりの兵馬俑に守ってもらおうとしたのか?」
これが本質的な問いです。
そうではありませんか?
[★★続く★★]

さて、写真はライカが生んだ最大のカリスマレンズ、
スーパーアンギュロン21mmF3.4の2回シリーズ。
実は、明日京都の写真家林孝弘さんの事務所に行って、
2回目のリコーダーとギターで弾く演歌の会。
と言っても、単なる練習ですが、
その1回目の休憩タイムに撮りました。





c0168172_2124875.jpg
c0168172_2124360.jpg
c0168172_21235785.jpg
c0168172_21235065.jpg
c0168172_21234311.jpg
c0168172_21233694.jpg
c0168172_21232959.jpg
c0168172_21232377.jpg
c0168172_21231648.jpg
c0168172_21231016.jpg
c0168172_2123375.jpg
c0168172_21225690.jpg
c0168172_21225048.jpg
c0168172_2122445.jpg
c0168172_21223848.jpg
c0168172_21223260.jpg
c0168172_21222599.jpg
c0168172_21221893.jpg
c0168172_21221267.jpg
c0168172_2122594.jpg
c0168172_21215871.jpg
c0168172_21215290.jpg
c0168172_21213979.jpg
c0168172_21213379.jpg
c0168172_21212722.jpg
c0168172_21212147.jpg
c0168172_21211430.jpg
c0168172_2121764.jpg
c0168172_2121176.jpg
c0168172_21205535.jpg

# by hologon158 | 2017-06-20 23:18 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

692.07 ホロゴン外傅201「2017年5月18日アナスチグマート35mmの下町流し」7-完-

そこで、ようやく本題に入りましょう。
実は、私はあまりよく知らないのですが、
今、私に分かっている限りにおいては、
累代の皇帝たちの中で中身を知りたい陵墓ベスト2は次の2つ。

第1はもちろん始皇帝陵です。
当初の設計よりも遙かに小さなものになったようです。
それでもどうやら世界でも最大級の王墓なのですが、
兵馬俑坑以外は、未発掘。
その中にはどれほどの歴史的価値のある副葬品が見つかるでしょう?

第2は、唐の太宗の墓所です。
書聖とされる晋朝時代の名臣王義之の書を愛し、
その最高傑作である「蘭亭序」を初めとして、
当時見つかる限りの真筆を収集(つまり、没収)し、
自分の墓の副葬品にしてしまったのです。

どれだけ副葬したのかは不明のようです。
「蘭亭序」だけだという説もあれば、全部だという説もあります。
どちらにせよ、現代に王義之の真筆は一枚も残されていない!

残されているのは、石碑と拓本と模写だけ。
石碑、拓本は石工の手を経る模写にすぎません。
どんなに正確に線を刻んだとしても、
名筆王義之の筆の勢いそのままに刻めるわけがなく、
所詮、輪郭を辿って刻み込むだけなのですから、
真筆と比較すると、線は死んでいます。
模写はさらに信頼できません。

太宗の墓所に王義之の書がどのように納められたかは知る由もありませんが、
かなり丁寧、大切にしまい込んだことは間違いがありません。
太宗は浄土において未来永劫にわたり、王義之の書を楽しみ、
幸運にも書家自身に会えたら、
書家に書をじかに示しながら尋ねたいことが一杯あったに違いないからです。
とすると、発掘できたら、凄い発見があるでしょう。

でも、どうやらどちらの墓陵も未発掘、つまり未盗掘のようです。
これはなぜでしょうか?
単一民族(中国は多民族国家ですが、主体となる大多数という意味で)が、
民族の遺産として相続しているから、ということなのでしょうね。
皇帝陵もお墓です。
そのお墓をあばきましょう、というのも、余りよろしいことではなさそう。
どんなに凄い宝が蔵されているのだろうか?
「蘭亭序」をいつか目にすることができたら、どんなだろう?
そんな風に想像を巡らせることに楽しみを見いだすことにしましょう。





c0168172_2157305.jpg
c0168172_21561284.jpg
c0168172_2156674.jpg
c0168172_21544786.jpg
c0168172_21542486.jpg
c0168172_21541886.jpg
c0168172_21541181.jpg
c0168172_2154436.jpg
c0168172_21535860.jpg
c0168172_2153355.jpg
c0168172_21525041.jpg
c0168172_21523679.jpg
c0168172_21522991.jpg
c0168172_21522189.jpg
c0168172_21514080.jpg
c0168172_2151349.jpg
c0168172_21512662.jpg
c0168172_21511774.jpg
c0168172_21511119.jpg
c0168172_2151511.jpg
c0168172_21502586.jpg
c0168172_21501781.jpg
c0168172_21501048.jpg
c0168172_2150211.jpg
c0168172_21495599.jpg
c0168172_21494638.jpg
c0168172_21493954.jpg
c0168172_21493217.jpg
c0168172_21492548.jpg
c0168172_21491783.jpg
c0168172_2149834.jpg

c0168172_21561284.jpg

# by hologon158 | 2017-06-18 21:59 | ホロゴン外傳 | Comments(1)

692.05 ホロゴン外傅201「2017年5月18日アナスチグマート35mmの下町流し」5 中国と日本


あなたが中国のことをどう思っているか知りませんが、
一つのことだけは忘れないで頂きたいのです。
それは、漢民族ほどに長期間一つの文明を創造し、継続し、
成長させてきた民族はいない!

よく考えてください。
他の文明をご覧ください。
どこもここも、同じ民族が古代から現代まで続いたところは一つもありませ
どこもここも異民族の王朝が次々と同じエリアを支配してきました。

日本はちょっとそのあたりが不明。
日本の縄文土器が1万数千年続いたことはあまり知られていません。
不思議です。
縄文土器の様式が連綿と続いています。
移動を繰り返す、ただの狩猟採集民族に、
そんな風に同一様式の縄文土器を保存するなんて、できたでしょうか?

三内丸山遺跡は約5500年から4000年前の千数百年の長期に及ぶ定住地。
現代では見つからない太さの支柱に支えられる巨大な建物があったようです。
とすると、定住があり、社会組織があったのではありませんか?
縄文様式はそれよりも3倍近く古くから、
同種の定住社会の文化の中から生まれ、愛され、伝えられてきたのです。
とすると、それは一種の文明ではないのでしょうか?

四大文明が人類の文化、文明の起源であると言いますが、
それよりも遙かに古いのです。
ただし、この縄文文明(と、呼んでもよいと思うのですが)が、
現在の日本人と同一の民族のものであったかどうか?
こう考えると、ちょっと心許ない。

なぜなら、風土記、古事記、日本書紀には、
そのような先行文明、文化の記憶がぜんぜん残されていない。
というより、日本書紀には、
さまざまな文書には大和朝廷の歴史にそぐわない記載があるが、
それをきちんと整理したとあります。
そして、そのような古い記録はすべて抹殺されたようです。
一切、残されていないのですから。

次第に日本列島を北に押し詰められ、
ついには蝦夷の地に消えた蝦夷族と、
現在のアイヌ族との関係は私には分かりませんが、
弥生時代の始まり前後に日本列島に渡来した倭人、大和民族は、
そうした古い民族と混交しつつ、
倭人の支配に服しない古い民族の支配層を、
次第次第に北に追いやってしまったのではないか、と想像されます。
それでも、こうして日本列島に最後に定住した人間たちは、
倭人、日本人として一体化し、
2000年ほども日本列島に文化、文明を築きあげてきたのでしょう。
こんな風に考えると、
実は、世界で2番目に長期間単一種族が文明を保持してきたのは、
日本なのではありませんか?
[★★続く★★]





c0168172_23301720.jpg
c0168172_2330931.jpg
c0168172_2330289.jpg
c0168172_23295518.jpg
c0168172_2329364.jpg
c0168172_23285542.jpg
c0168172_23284829.jpg
c0168172_23284224.jpg
c0168172_23272596.jpg
c0168172_23271855.jpg
c0168172_2327129.jpg
c0168172_23265774.jpg
c0168172_23265159.jpg
c0168172_23264439.jpg
c0168172_23252781.jpg
c0168172_2325195.jpg
c0168172_232518.jpg
c0168172_23245481.jpg
c0168172_23244798.jpg
c0168172_2324407.jpg
c0168172_23241778.jpg
c0168172_232499.jpg
c0168172_2324241.jpg
c0168172_23235543.jpg
c0168172_2323489.jpg
c0168172_23234037.jpg

# by hologon158 | 2017-06-16 23:34 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

692.04 ホロゴン外傅201「2017年5月18日アナスチグマート35mmの下町流し」4 好き?嫌い?

現在、韓国、中国は日本人にかなり嫌われているようです。
私は、だいたい「あなたは中国が好きですか、きらいですか?」
なんていう問いを立てること自体、ナンセンスで、
答えることなどできない、と考えています。

小学校時代、クラスのだれそれを取り上げて、
「好きか嫌いか?」尋ねるようなものです。
好きな点もあり、嫌いな点もあり、
人間関係は複雑な綾模様なのに、
それを「好き」「嫌い」と決めつける、
そんな単純な人間を育てると、
ろくな大人になりませんね。
でも、そんな大人がいっぱい居ますね。
こういうのを「幼児思考」と言います。

前置きを長々と書きましたが、
私はいつもこうした風潮を醸し出そうとするマスコミ、政界に、
軽蔑と警戒の念を抱いてきたからです。
マスコミに常にこうした憎悪をかき立てる記事を掲載し続けることによって、
国民を戦争に駆り立て、戦争を正答化しようとしているのではないか?
そう疑っているからです。

私だって、中国、韓国のすべてが好きではありません。
好きな部分もあり、嫌いな部分もあります。
人間関係も国との関係もすべてそんなものです。
そのことを忘れないようにしなきゃ、
国際関係も人間関係もうまく行きませんね。
                     [★★続く★★]




c0168172_2324368.jpg
c0168172_23235630.jpg
c0168172_23235024.jpg
c0168172_23234440.jpg
c0168172_2321661.jpg
c0168172_2321039.jpg
c0168172_23205492.jpg
c0168172_23204829.jpg
c0168172_23204147.jpg
c0168172_23203597.jpg
c0168172_2320298.jpg
c0168172_23202319.jpg
c0168172_23201654.jpg
c0168172_2320928.jpg
c0168172_2320385.jpg
c0168172_23195067.jpg
c0168172_23194319.jpg
c0168172_23193772.jpg
c0168172_23183881.jpg
c0168172_23182757.jpg
c0168172_23182075.jpg
c0168172_23181421.jpg
c0168172_2318774.jpg
c0168172_23175911.jpg
c0168172_23175095.jpg
c0168172_23174494.jpg
c0168172_23173772.jpg
c0168172_23173146.jpg
c0168172_23172599.jpg

# by hologon158 | 2017-06-15 23:25 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

外傅201「2017年5月18日アナスチグマート35mmの下町流し」3 奇跡



妻が敦煌の莫高窟、西安の始皇帝陵の兵馬俑を観る旅から帰り、
兵馬俑の写真集を持ち帰りました。
圧倒的な驚きですね。

紀元前3世紀の製作です。
発掘したばかりのそれぞれ半ば倒れている兵士たち数人。
まるで生きているようにリアルなのですが、
それと言うのも、発見されているだけでも9000体。
この膨大な等身大の陶製人形がすべてリアルな再現であり、
完璧なアートなのです。

世界中、王たちの墓所に副葬された人形は数知れずあるようですが、
兵馬俑のほかには、
現実の人間の完璧な模造はないのではないでしょうか?

秦の軍隊を人種や地方の違った者が構成していたのですが、
その兵士たちが現実にどんな人間であったか?
それがはっきりと分かる、稀有の例ですね。
将軍も10人近く含まれているそうです。
とすると、始皇帝の下で、中国全土を征服した名将たち、
王翦、李信、蒙恬たちも間違いなく模写されているはずなのです。

ちなみに、よく「始皇帝は中国を統一した」と言われますが、
私は考えます、ちょっと違うんじゃない?
「統一」なんかじゃない。
「征服」が正しい。

征服された他の国々も、その支配層も、
その支配下の人々もそんな願いなどありませんでした。
始皇帝も、征服した国の人々を被征服民として扱いました。
だから、始皇帝が没し、その支配力が乱れると、一斉に蜂起したのです。

それはともかく、兵馬俑の兵士の顔が実に印象的です。
現代人とぜんぜん変らない!
まるでタイムマシーンで時間を飛んで、
正に血も涙もある生身の人間に対面している、
そんな雰囲気を全身から醸し出しています。

どうやら、全身は別々に焼いて、くっつけたようです。
(全身像を陶土で作り、一定期間かけて乾かし、
丸ごと釜で焼くと、おそらくかなりの割合で割れたでしょう)
それなのに、全身で一人の人間となっている。

始皇帝がそう作るように命じたのです。
没後も自分の精鋭たちに護られたい!
でも、そうした皇帝の意向に沿って、
それほどに感じさせることができるのは、
芸術家でないと、とても無理ではないでしょうか?
でも、9000体、あるいはそれ以上の兵馬俑を作れるほど、
沢山の芸術家たちが集められたのでしょうか?
無理でしょう。
それなのに、バランスのとれていない、
そんな駄作などどうやらないようです。
どうやって、そんな奇跡的創作を成し遂げられたでしょう?

さらには、この兵馬俑が帯びている青銅の長剣には、
なんと現代でようやく発明されたクロムメッキ加工が為されている!
まったく錆びておらず、今でも切れ味があるのだそうです。 
「始皇帝 メッキ 剣」でグーグル画像検索すると、
ブログ等で観ることができます。
漢代以降の陵墓に埋葬された剣はすべてぼろぼろに腐食しているのに!

つまり、奇跡、そうとしか言いようのない遺跡。
ここにもピラミッドのような謎に満たされている、
古代の奇跡的創造があるのです。





c0168172_21413765.jpg
c0168172_21412923.jpg
c0168172_21412225.jpg
c0168172_21411769.jpg
c0168172_2141944.jpg
c0168172_2141381.jpg
c0168172_21405776.jpg
c0168172_21405066.jpg
c0168172_21404480.jpg
c0168172_21403721.jpg
c0168172_21403130.jpg
c0168172_2140245.jpg
c0168172_21401767.jpg
c0168172_21401138.jpg
c0168172_2140575.jpg
c0168172_21395477.jpg
c0168172_21394754.jpg
c0168172_21394214.jpg
c0168172_21393649.jpg
c0168172_21392195.jpg
c0168172_21391587.jpg
c0168172_2139889.jpg
c0168172_2139129.jpg
c0168172_21385513.jpg
c0168172_21384919.jpg
c0168172_21384286.jpg
c0168172_21383651.jpg
c0168172_21383012.jpg
c0168172_21382432.jpg
c0168172_21381462.jpg
c0168172_2138621.jpg

# by hologon158 | 2017-06-14 21:42 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

692.02 ホロゴン外傅201「2017年5月18日アナスチグマート35mmの下町流し」2

こうしてブログにアドボケイトのためにダルメイヤーが提供したレンズ、
アナスチグマート35mmF4.5のロボグラフィを並べていて、
ふっと感じました。

このカメラのちょっとおもちゃっぽいデザイン、
かなり派手な白一色の色選択、
これらから推して、リゾート用だったんじゃないかな?

じゃ、レンズの色はどうなんだろうか?
こう考えると、ウンと思わずうなづいてしまいました。
弾むように軽快なスピード感が基調なんじゃないかな?

じゃ、こちらも、リゾート気分で、バンバン並べちゃいましょう。

ちなみに、私はリゾートという楽しみはまったく無縁です。
なにもしないで、ただ海岸に寝そべって過ごす?
まっぴらごめん!
リゾート地のストリートでゆっくりを時の経つままに?
絶対したくない!
生きてる限りは、押せ押せゴンボで、やりたいことをやり続ける!
こちらが性に合っていますね。




c0168172_12173782.jpg
c0168172_12173048.jpg
c0168172_12172276.jpg
c0168172_12171560.jpg
c0168172_1217877.jpg
c0168172_1217065.jpg
c0168172_12165323.jpg
c0168172_12164797.jpg
c0168172_12164097.jpg
c0168172_12163466.jpg
c0168172_12162887.jpg
c0168172_12162211.jpg
c0168172_12161559.jpg
c0168172_1216995.jpg
c0168172_121635.jpg
c0168172_12155633.jpg
c0168172_12152458.jpg
c0168172_12151865.jpg
c0168172_12151264.jpg
c0168172_1215416.jpg
c0168172_12145089.jpg
c0168172_12144582.jpg
c0168172_12143838.jpg
c0168172_12143180.jpg
c0168172_12142416.jpg
c0168172_12135721.jpg
c0168172_12134913.jpg
c0168172_12134248.jpg
c0168172_1213356.jpg

# by hologon158 | 2017-06-13 12:18 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

692.01 ホロゴン外傅201「2017年5月18日アナスチグマート35mmの下町流し」1 アドボケイト


イルフォードの洒落た遊び心一杯の小型カメラ、
それがアドボケイト。
このアドボケイトのために、ダルメイヤーが提供したレンズが、
アナスチグマート35mmF4.5。

開放値を無理していないせいもあるかも知れませんが、
いかにもダルメイヤーらしい、肩の力の抜けた逸品。
私はそう思います。

新大阪、新世界で使ってみました。
もう何回撮ったか分からないロボグラフィが大半です。
でも、「レンズ変われば、品変わる」ですね。
下町がファッションタウン風に変身?
ということは起こらない。
下町は、どこまでも下町ですが、
ほんの少しだけ、華やいでいる、そんな感じがします。
7回に分けてご覧いただきます。




c0168172_23391425.jpg
c0168172_233921.jpg
c0168172_23385424.jpg
c0168172_23382851.jpg
c0168172_23363339.jpg
c0168172_23362520.jpg
c0168172_2336186.jpg
c0168172_233697.jpg
c0168172_2336332.jpg
c0168172_23355683.jpg
c0168172_23354944.jpg
c0168172_23354275.jpg
c0168172_23353574.jpg
c0168172_23352950.jpg
c0168172_23352158.jpg
c0168172_23351486.jpg
c0168172_2335759.jpg
c0168172_2334594.jpg
c0168172_23345123.jpg
c0168172_23344433.jpg
c0168172_23343730.jpg
c0168172_23335743.jpg
c0168172_23334812.jpg
c0168172_23333940.jpg
c0168172_23333290.jpg
c0168172_23332612.jpg
c0168172_23331830.jpg
c0168172_2333861.jpg
c0168172_2333141.jpg
c0168172_23325410.jpg
c0168172_23324767.jpg
c0168172_23324035.jpg

# by hologon158 | 2017-06-11 23:59 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

691.07 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」7-完-虚ろの目


すでに旧聞になりますが、
往年の大ゴルファー、タイガー・ウッズが逮捕されたというニュース。
その顔写真に誰もが仰天したことでしょう。
陽と陰、明と暗、そのもののコントラスト。
その一番の違いは目。
まるで虚ろになってしまいました。
なんともみすぼらしい表情。

そこで、グーグルの画像検索をしてみました。
撮影時期が記載されている写真が並びます。
全盛期は赤シャツだったのに、
年をとるにつれて、グレー、ブルー、ブラックと、
シャツが段々と暗くなってきた印象があります。
そして、その目の色もどんどんと暗くなっています。
「目は心の窓」、よく言われて来た言葉ですが、
ウッズの写真群を見る限り、正真正銘その通りでした。

私は、仕事の必要上、この言葉を最大限活かしました。
大切な場面では、人の目を見つめ続けたのです。
その人のすべてを見通せるわけではありません。
でも、「のるかそるか?」の大切な瞬間の目の動きは、
なにかをいつも私に教えてくれました。

そんな私の経験を持ち出すまでもなく、
タイガー・ウッズはだんだんと暗礁に追い込まれ、
そして、今回の写真は、逮捕時の写真であることを考慮してもなお、
今、とうとうデッドエンドに入り込んでしまったことを物語っていました。

人生うまく行っているときは、
どんなに不調でも、どんと軽く跳ね返して、
生き甲斐に満ちた仕事、業績を上げることができる。
ところが、うまく行かなくなると、
どんなに心身が高潮し、気力十分であっても、
なぜか裏目裏目に出てしまう。
そんなとき、目が最初に悲鳴を上げるようです。
目は身体の中で一番の正直者かも知れませんね。

高齢者の皆さんを見かけるときは、
いつも目に注目します。
かなり暗い目が多い感じがします。
さらに年齢を重ねると、眼がなにも語らない感じに。
女性には滅多にいませんが、そんな感じの男性には時折会います。
明るく、鋭い眼光、表情豊かな高齢者は、
とくに男性では、大変に少ないですね。

私が普段会う友人や写真の仲間たちは、
段々年齢を重ねていますが、みんな眼が輝いています。
80をかなり越した女性が仲間の長老ですが、
目がきらきら輝いています。

前回のお話の続きですが、
死を前にしたロビン・フッドは、
リトル・ジョンから弓矢を手渡された瞬間、
ピンシャンと背筋が伸びたことでしょう。
それ以前でも、次第に歳を重ね、
後ろ盾の獅子心王が世を去った後の四面楚歌の暗い日にも、
弓矢を手にした途端、眼を輝かせ、
生きる気力を蘇らせたことでしょう。

カメラ、レンズも同じですね。
私が愛するレンズでロボグラフィを撮るとき、
ロビンが弓矢で獲物を仕留め、
あるいは仇敵からの攻撃を防いだときと同じように、
その都度、生きる気力を腹の底から湧き上がらせてくれます。
こんな風に考えると、
私にとって、写真とは生きることそのものなのでしょう。




c0168172_22413061.jpg
c0168172_22412244.jpg
c0168172_22411526.jpg
c0168172_2241959.jpg
c0168172_2241215.jpg
c0168172_22405584.jpg
c0168172_22404657.jpg
c0168172_2240381.jpg
c0168172_22403222.jpg
c0168172_22402599.jpg
c0168172_22401999.jpg
c0168172_2240128.jpg
c0168172_2240327.jpg
c0168172_22395642.jpg
c0168172_22303093.jpg
c0168172_22302333.jpg
c0168172_22293311.jpg
c0168172_22235491.jpg
c0168172_22233871.jpg
c0168172_222321.jpg
c0168172_2222559.jpg
c0168172_22224969.jpg
c0168172_22224182.jpg
c0168172_22223588.jpg
c0168172_22222945.jpg
c0168172_22222246.jpg
c0168172_22221610.jpg
c0168172_22221072.jpg
c0168172_2222381.jpg
c0168172_22215659.jpg

# by hologon158 | 2017-06-08 23:46 | ホロゴンデイ | Comments(0)

691.06 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」6 ロビンのように


私はロビンフッドのように生きたいものです。
ロビンにとっても、弓と矢が人生のすべてではなかったでしょう。
でも、弓と矢は、彼の存在理由だったかもしれません。

人にとって、存在理由って何なのでしょう?
多くの人には、職業上の生涯最高の地位が存在理由かもしれません。
たとえば、医師や弁護士だったら、
引退した後も、生涯、彼の意識では、
医師や弁護士であり続けるのかも知れません。
部長だったら、ずっと部長であり続けるのかも?

私は職業にまったく頓着しませんでした。
在職中から、職業は常に私がまとう衣装にすぎなかったのかも?
だから、大成しなかったのだろう、という批判も甘受しましょう。
超多忙になればなるほど、写真もバンバン撮っていたのですから。
それがエネルギー源である、などと言っても、
理解してもらえないことは分かっていて、
でも、撮ることをやめることはできなかったわけです。

だから、引退後は、なおさら写真三昧に拍車がかかったのですが、
神様はちゃんとバランスをとってくださるようで、
今度は、さまざまな楽器をどんどん私に押しつけてこられて、
人生の比重は、今では、写真と音楽が半々というところでしょう。
気がついてみると、在職中そっくりの両輪人生。

ロビン・フッドは幾歳で死んだのでしょうか?
伝説の人なので、もちろんこの問いはナンセンスかも?
でも、子供の頃から親しんだロビンは、
私にとっては、今でも現実の存在。

彼はリチャード獅子心王の腹心として伯爵に叙せられます。
でも、失地王ジョンの治世になって、人生は暗転します。
毒を盛られ、死を悟ったロビンは、親友のリトル・ジョンに、
自分の弓と矢を持って来るように頼みます。
そして、弱った身体でかろうじて矢を弓につがえ、
切って離した矢は窓から消えます。
それが彼の最期でした。

彼の行動で、彼の気持ちが痛いほどよく分かります。
彼は最後の最後までロビン・フッドだった!
ロビン・フッドとして生きたのだから、
ロビン・フッドとして死んで行きたい。

私もカメラを手にしてこの世を去りたいものです。
ただし、これからまだ何十年も生きるつもりなので、
真剣に思案してしまいますね。
そのとき手にするカメラ、レンズはなんだろうなあ?



c0168172_16345758.jpg
c0168172_16344943.jpg
c0168172_16343741.jpg
c0168172_16343120.jpg
c0168172_16342472.jpg
c0168172_16341737.jpg
c0168172_16341142.jpg
c0168172_1634562.jpg
c0168172_16335815.jpg
c0168172_16334767.jpg
c0168172_16333028.jpg
c0168172_16332423.jpg
c0168172_16331654.jpg
c0168172_1633864.jpg
c0168172_1633235.jpg
c0168172_16325699.jpg
c0168172_1632493.jpg
c0168172_163243100.jpg
c0168172_16323765.jpg
c0168172_16322851.jpg
c0168172_16322072.jpg
c0168172_16321377.jpg
c0168172_1632411.jpg
c0168172_16315648.jpg
c0168172_16314918.jpg
c0168172_16314335.jpg
c0168172_16313723.jpg
c0168172_16313122.jpg
c0168172_16312110.jpg
c0168172_16311568.jpg
c0168172_1631962.jpg
c0168172_1631035.jpg
c0168172_16305365.jpg

# by hologon158 | 2017-06-07 19:26 | ホロゴンデイ | Comments(2)

691.05 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」5 マドンナ


前回の続きです。
レベル2に入りましょう。

② 人は撮りたい、撮ろうと思うものしか撮れない。

人は自分に見えてるものしか撮れないのですから、
撮れるものは限定されているわけです。
レベル1で、もう人ごとに違うものを撮っていることになります。

そして、レベル2になると、さらに違ってきます。
人は撮りたい、撮ろうと思うものしか撮れない。
おもしろいですね。
人によって撮りたいものが180度、それどころか360度違います。
要するに、撮る価値があると思うものが人ごとにぜんぜん違う。

「フォトジェニック」という言葉があります。
いわば、「写真に撮る価値のある光景」です。
つまり、「写真に撮りたいと思う光景」
でも、人によって撮りたいものが違うのであれば、
極言すれば、人ごとに「フォトジェニック」の内容は違う。
フォトジェニックな場所、光景、シーンは、
私とあなたとはまったく違います。

私は吉田正写真教室に毎月通っています。
十数人のメンバーが独特の写真を、
原則パソコンデータで5枚ずつ持ち寄り、
スクリーンに投影して、指導を受けます。
全員ほとんど重複なく異質な写真を撮っています。
皆さん、実に面白い写真を撮ります。
私には撮れない感性と技術と機器でお撮りになっています。

おかしいことに、もし撮れるとしても、
私はその皆さんの写真をどれ一つ撮らないでしょう。
私が撮りたい写真ではないからです。

たとえて言えば、恋人探しのようなものです。
こんな人だ、という明確なイメージを持っている人などいません。
持っているように見えて、単なる観念モデルのようなものです。
出会ってみると、その瞬間に分かります。
あ、この人だ!

私がこうして並べている沢山の写真たち、
私にとっては、どんなに沢山でも、
一人一人、私のマドンナ。





c0168172_21162133.jpg
c0168172_21161424.jpg
c0168172_2116780.jpg
c0168172_2116198.jpg
c0168172_21155540.jpg
c0168172_21154710.jpg
c0168172_21154124.jpg
c0168172_21153567.jpg
c0168172_2115294.jpg
c0168172_21152348.jpg
c0168172_2115164.jpg
c0168172_21151045.jpg
c0168172_2115341.jpg
c0168172_21145683.jpg
c0168172_21145038.jpg
c0168172_21144453.jpg
c0168172_21143875.jpg
c0168172_21143212.jpg
c0168172_21142688.jpg
c0168172_21141954.jpg
c0168172_21141278.jpg
c0168172_211461.jpg
c0168172_21135992.jpg
c0168172_21135320.jpg
c0168172_21134431.jpg
c0168172_21133739.jpg
c0168172_21132962.jpg
c0168172_21132395.jpg
c0168172_21131587.jpg

# by hologon158 | 2017-06-06 21:17 | ホロゴンデイ | Comments(0)

691.04 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」4 写真のこと



写真のことを絶えず考えています。
写真家でなければ、写真のことなど考えてはならない、
なんて法はありませんね。
私のような日記写真しか撮らない素人でも、
写真が好きで好きでたまらないんだから、
好きなことは絶えず頭から去らないのが当然ですね。

私が今疑問に思っていることはこうです。
人はなぜ全然違う写真を撮るんだろうか?
2つの面がありそうです。

   ① 人は自分に見えてるものしか撮れない。
   ② 人は撮りたいと思うものしか撮れない。

まず、①
はっきり分かることが一つあります。
人は同じものを見るとは限らない。
人間の視覚は客観的な記録道具ではありません。
行動のために必要なデータを収集する選択的行為です。
心理学で言う「注意」
見えるもの全部を見ることなんてできないので、
見たいもの、とりあえず見えるものだけを見る作業です。

「私はこの目でちゃんと見たんだよ」とか、
「私にも目があります」なんて言いますが、
実は自分が見たいと思うものしか見ていない。
人間の感覚すべてがそんなものです。
常に選択的で、しかも、正確とは限らない。
そのことを知らない人はどこまでも、
自分の知覚した世界だけが客観世界であると確信しています。
これが怖い。

そこで、写真に話を進めると、
人は自分に見えてるものしか撮れないのですから、
撮れるものは限定されているわけです。
このレベルで、もう人ごとに違うものを撮っていることになります。
そして、レベル2になると、さらに違ってきます。
★★続く★★



c0168172_2214468.jpg
c0168172_2213779.jpg
c0168172_2213060.jpg
c0168172_2212368.jpg
c0168172_2211526.jpg
c0168172_221768.jpg
c0168172_221196.jpg
c0168172_2205241.jpg
c0168172_2204552.jpg
c0168172_2203797.jpg
c0168172_2203119.jpg
c0168172_2202446.jpg
c0168172_2201720.jpg
c0168172_2201034.jpg
c0168172_220359.jpg
c0168172_21595815.jpg
c0168172_21595088.jpg
c0168172_21594375.jpg
c0168172_21593712.jpg
c0168172_21592891.jpg
c0168172_21591911.jpg
c0168172_21591116.jpg
c0168172_2159519.jpg
c0168172_21585811.jpg
c0168172_21585110.jpg
c0168172_21584390.jpg
c0168172_215823.jpg

# by hologon158 | 2017-06-03 23:37 | ホロゴンデイ | Comments(0)

691.04 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」3 理想の喪失

私の子供の頃は、
「末は博士か、大臣か」などと言ったものでした。
野口英世、アインシュタイン、リンカーンが理想でした。
世のため、貧しい人たちのために生きる、
それが人間の理想でした。

この半世紀で、そんな理想は消えてしまいました。
人間の価値は地位とお金で決まる社会になってしまいました。
法に従って清く正しく生きる、
これが人間のあるべき姿でした。
今は違います。
脱法してもいい、見つからなければいい、捕まらなければいい。
とにかく賢く立ち回ったらいい。

昔は、検察官は正義を守るために生きました。
今は、心得違いの似而非検事が混じっています。
地位を得るために生きよう、
そのためには、証拠がなければ、作ればいい。
悪いやつらはどんな風にしてでもいい、
刑務所に放り込む!
自分が冤罪事件を作り出しているかもしれない、
なんて、ちらっともかすめません。

今までの首相だって、そうだったかも知れませんが、
今の首相はあからさまですね。
友人が大学を作る?
よし、権力にものをいわせて、
特別の処理を所管庁に命じよう、
それができなきゃ、首相閣下として君臨する意味がないじゃないか!

でも、内閣総理大臣は王様じゃないのです。
昔風に言えば、「国民の下僕」なのです。
国民も、昔の理想など全部忘れ、
日本国憲法が「国民主権」を第一の主題として明記していることも忘れ、
「臣民」なみにへりくだってしまいました、
「偉い人たちがやることって、そんなものだ。
どうせ、誰がやっても、同じようなことをするんだから、
新聞は政権をがんばっているとあれだけ書きたてているんだから、
そんなこと、小さなことじゃないの?」
と、やさしく温かく見守ってあげるだけ。
自分の利益のために、権力をねじまげて使う人間が、
日本国のため、日本国民のために何かをするはずがない、
そんなことなどちらっとも頭をかすめない、
ということに気づいていないか、気づいていても、
ほかに人がいないんだから、しかたがないとあきらめ顔。

自分が得られるニュース、情報がすべて権力者、マスコミに支配管理され、
現実に起こっている出来事のうち、国民を誘導するに適した情報と、
知っても知らなくても毒にも薬にもならない情報だけが流されている。
その結果、テレビ、新聞、ネットで得られる情報が描く世界像は、
極めてゆがめられていることなど、気づかないまま、
「あれはこうなんだよ」「あの人はすぐれた政治家だ」などと、
押し付けられた意見を自分の意見のように思い込んでしまう。

情報が過多で歪められている時代こそ、
独裁者登場の条件が揃っている時代です。
ビッグブラザーによる独裁を描いたオーウェルの小説は、
舞台が「1984年」に設定されていました。
その1984年から30年以上経っている現在、
すでにビッグブラザーによる独裁は始まっているのかも知れません。
えっ、安倍は、トランプはビッグブラザーなの?
いえいえ、とんでもない。
ビッグブラザーは誰も知らない陰の支配者。
安倍やトランプはただの走り使い。
だって、やたらすぐ切れてしまうって、ちょっと小物すぎません?





c0168172_12263156.jpg
c0168172_1226255.jpg
c0168172_12261763.jpg
c0168172_12261189.jpg
c0168172_1226573.jpg
c0168172_12255870.jpg
c0168172_12254992.jpg
c0168172_12254065.jpg
c0168172_1225843.jpg
c0168172_12244363.jpg
c0168172_12243694.jpg
c0168172_12242886.jpg
c0168172_12242294.jpg
c0168172_12241431.jpg
c0168172_1224837.jpg
c0168172_1224222.jpg
c0168172_12235540.jpg
c0168172_12234454.jpg
c0168172_12233654.jpg
c0168172_12233092.jpg
c0168172_12232461.jpg
c0168172_12231858.jpg
c0168172_12231061.jpg
c0168172_1223355.jpg
c0168172_12225690.jpg
c0168172_12224913.jpg
c0168172_12224456.jpg
c0168172_12223697.jpg
c0168172_12223078.jpg

# by hologon158 | 2017-06-03 12:27 | ホロゴンデイ | Comments(0)

691.03 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」2 竹下夢二

竹下夢二の画集をのぞきました。
美しいですね。
色合いがほどほどで、しっとりとした気分になります。

竹下のなよやかな美女はとても有名ですが、
傾け方やプロポーションがかなりモジリアーニに似ていますね。
調べてみると、同い年なのですね。
没年がモジリアーニの方が早い。
でも、夢路の最初の画集は1909年。
画集所収の絵の一番古いのは1914年の数枚ですが、
すでに後年彼の名を高らしめた細面とその傾きがはっきり認められます。
1914年は、モジリアーニが本格的に画業に専念し始めた頃で、
当時もそれ以前もほとんど無名だったのですから、
夢二がモジリアーニの絵を知るはずがなく、
まして、モジリアーニも夢二の絵を見る機会はなかったでしょう。
どうやら二人の美女の似よりは、お互いの関係上は偶然のようです。

でも、話は簡単には終わりませんね。
スペインの大画家エル・グレコをどうしても思い出してしまいます。
二人が彼の絵を見なかったとはとても思えません。
そして、二人の美女の顔かたちと傾き、なおやかな姿態は、
エル・グレコそっくりです。
グレコにとって、そのような美女の姿は標準ではありません。
なおやかな姿態は画題から自然に生まれ出た、と言えそうです。

エル・グレコは73歳まで生きました。
夢二は49歳、モジリアーニは35歳で亡くなっているので、
早世であったと言えそうです。
勝手に夢想させていただくだけなのですが、
二人が描いた女性たちはともに、寿命一杯に頑健に生き、
人生を謳歌したとは思えない雰囲気があり、
美人薄命を絵に描いたような人ばかり。

よく言われることですが、
画家が描く絵はそれが何であれ、自画像である。
モジリアーニも夢二も、画家自身が薄幸の人生を自覚しながら生きながら、
絵を描き続けることで、さらに生命力を絵に移して行って、
最後に力尽きたのではないか、そんな感じがします。
私は実は、夢二はもとより、モジリアーニも、どんな人生を送ったか、
知りません。
もともと、モジリアーニの絵が別に好きではなかったからです。
まして夢二の絵ときたら、時折見かけても、ただの風俗画で、
まるっきり好みじゃない、と考えていたから、
大げさに言えば、彼の絵など歯牙にもかけなかったというのが真相。

改めて、夢二の絵を通観して思うのですが、
なよやかな美女たちは、白昼夢を見るような眼差しで、
それなりに魅力的なのですが、
バックグラウンドと一体となって一枚の絵となっている、
という絵はほとんどなく、ただの書き割りという感じ。
モジリアーニはいつも渾身の力で描いています。
だから、マンネリには陥っていない。
描線ものっぴきならない緊張感が感じられません。
一枚の絵として持つ完成度があまり感じられないのです。
こう言ったら、言い過ぎだとクレームを付ける方もおいででしょうけど、
モジリアーニと異なり、風俗画家にすぎなかった、
それが私の正直な印象。

こんな風に竹下に冷たい感じになるのは、
どんなことにも、気合いを入れてやりたい、
洒脱とは無縁で、ともすると、肩肘張ってしまう、
私の性格から来るのでしょう。





c0168172_22392679.jpg
c0168172_22392096.jpg
c0168172_22391320.jpg
c0168172_2239564.jpg
c0168172_22385847.jpg
c0168172_2238491.jpg
c0168172_22384129.jpg
c0168172_22383438.jpg
c0168172_22382697.jpg
c0168172_22382052.jpg
c0168172_22375640.jpg
c0168172_22374898.jpg
c0168172_22374168.jpg
c0168172_22373522.jpg
c0168172_22372789.jpg
c0168172_22372060.jpg
c0168172_2237446.jpg
c0168172_22365816.jpg
c0168172_22365115.jpg
c0168172_22364692.jpg
c0168172_22363815.jpg
c0168172_22363252.jpg
c0168172_22362633.jpg
c0168172_22361979.jpg
c0168172_22353443.jpg
c0168172_22352896.jpg
c0168172_22352016.jpg

# by hologon158 | 2017-06-02 23:58 | ホロゴンデイ | Comments(0)

691.01 ホロゴンデイ196「2017年5月15日久しぶりにホロゴンが奈良町へ」1 ホロゴン写真




かなり久しぶりに「ホロゴンデイ」シリーズ。
ホロゴン写真を観るたびに、
我が家に帰った、そんな気分がします。

ホロゴンウルトラワイドが我が家に来て、今年で28年。
長い間飽きもせず使い続けてきたものです。
ずっと驚きながら、讃歎しながら、使い続けてきたのです。

今でこそ、超広角を使いこなす方はアマチュアにも続々。
15㎜レンズを使うことに珍しさはなくなりました。
超広角を使っても、別に周辺光量が落ちるわけではありません。
だから、超広角で撮ったことさえも分からない、
そんな自然な写真を撮る方も増えました。

私のホロゴン写真はいつまでも周辺光量が劇的に落ちて、
写真作品になんかとても使えないトンネル構図。
たいていの方には我慢のできない落ちこぼれ写真でしょう。
それなのに、私は訳もなくホッとしてしまいます。

他の超広角レンズはどうもそんな癖はないようですが、
ホロゴンの場合、他のレンズ同様、マイナス3分の1で撮ります。
すると、写真そのものはマイナス2あたりの暗さに仕上がります。
光の加減で、もっと明るい写真になることがあります。
ブログに掲載するにあたり、そんな明るい写真は、
レベル補正を使って、暗い写真に合わせます。

私の一番ほっとできる画像になります。
長年の経験で、そんな暗い写真を好む人は稀、と知っています。
私の人生は少数意見の人生のようなものです。
自分の写真は自分の好む濃度で見たい、
そんな気持ちで、ブログを作っているわけです。

どうやら、ホロゴン写真は年々暗さを増していくようです。
心の方は、逆に、明るく軽くなっていく。
不思議ですね。





c0168172_1205149.jpg
c0168172_1195225.jpg
c0168172_1194481.jpg
c0168172_1193728.jpg
c0168172_1193039.jpg
c0168172_1192513.jpg
c0168172_1191851.jpg
c0168172_1191029.jpg
c0168172_119375.jpg
c0168172_1185688.jpg
c0168172_1185052.jpg
c0168172_1184487.jpg
c0168172_1183811.jpg
c0168172_1183044.jpg
c0168172_1182359.jpg
c0168172_1181699.jpg
c0168172_118938.jpg
c0168172_118370.jpg
c0168172_117575.jpg
c0168172_1175047.jpg
c0168172_1174571.jpg
c0168172_1173997.jpg
c0168172_1173233.jpg
c0168172_1172670.jpg
c0168172_1171458.jpg
c0168172_117599.jpg
c0168172_1165831.jpg
c0168172_1164921.jpg
c0168172_1163685.jpg

# by hologon158 | 2017-06-02 11:27 | ホロゴンデイ | Comments(0)

690.08 ホロゴン外傅200「2017年5月12日プロター枚方穂谷でリゾート気分」8-完-外観と中身



ときに優れた容貌で、声も素晴らしく良い、そんな男性がいます。
語り口も文句なしにこなれて、流暢。
すると、これはどうしようもなくナンセンスな感覚なのですが、
私の場合、この人、ちょっと信用できないな、という疑いが頭をもたげる。

私が若い頃に出会った同年の男性がそうでした。
まだ若いのに、もう風貌は哲学者。
ケンブリッジだったと思うのですが、大学院に入学するのだ、
そう聴きました。
留学用に三揃えの背広を仕立ててもらったそうで、
これを着込むと、堂々たる胸幅のスポーツマンタイプで哲人そのもの。

でも、正確にはどうだったか忘れましたが、
「仕立て屋にイギリスの正装は5つボタンの4つ掛けと教えたのに、
4つボタンで仕上げてしまったんですよ(逆だったかも?)」とぼやく姿は、
ちょっと哲人にふさわしくありませんでした。

彼は別に詐欺師ではなくて、単に、中身が外観に追いついていない好例。
でも、稀代の詐欺師はたいてい堂々たる風采のようです。
外観が信用を作り出すのですから、外観がまさに商売道具。

実のある人物はもっと飾りがなく、訥訥としている、そんな感じもします。
フィッシャー=ディースカウのような偉大なバリトンには失礼ですが、
声と歌いっぷりがあまりに完璧すぎました。
完璧な外観はかえってとんでもない欠陥を隠している、
そんな感じをさせることがあるものです。




c0168172_1044915.jpg
c0168172_10435839.jpg
c0168172_10434657.jpg
c0168172_10433632.jpg
c0168172_10432563.jpg
c0168172_10431576.jpg
c0168172_1043482.jpg
c0168172_1042536.jpg
c0168172_10424484.jpg
c0168172_10413660.jpg
c0168172_10412719.jpg
c0168172_10411984.jpg
c0168172_1041934.jpg

c0168172_1041031.jpg
c0168172_1040401.jpg
c0168172_10402949.jpg
c0168172_10401898.jpg
c0168172_10393951.jpg
c0168172_10393161.jpg
c0168172_10392166.jpg
c0168172_10391175.jpg
c0168172_1039131.jpg
c0168172_10385174.jpg
c0168172_10384371.jpg
c0168172_10383229.jpg
c0168172_10382367.jpg

# by hologon158 | 2017-06-01 12:19 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

690.07 ホロゴン外傅200「2017年5月12日プロター枚方穂谷でリゾート気分」7 待ちながら


前回の志村ふくみさんの言葉、
私にはとても刺激になります。
理解できるとは言いません。
私の理解を超えた境地であることは疑いを得ません。
でも、私は、次の言葉にとても親しみを感じたのです。

「桜が花を咲かすために樹全体に宿している命のことを。
一年中、桜はその時期の来るのを待ちながら、
じっと貯めていたのです。」

この言葉を読んだ瞬間、感じました、
ロボグラフィたちも同じじゃないだろうか?
私の出会ったロボグラフィたちを私以前に撮った人は、
稀か、それとも絶無でしょう。
私が私のロボグラフィに出会って、レンズを向けたとき、
ロボグラフィはどう感じたでしょう?

「はっ、なんにも感じなかったさ。
あんたのロボグラフィはみんな、ただの物体か、
人間のような意識なんてないものたちじゃないか?」
あなたがもし本気でそう感じるのであれば、
もう私の2つのブログにおいでならない方がよろしいですね。
時間の無駄だから。

私はそんな風には思いません。
行く先々で、私はさまざまな気分を感じます。
気持ちが騒いだり、うれしくなったり、胸が騒いだり....
幸せになったり、いたたまれない気持ちになったり....
それは、私がその場所、そのものたちとコミュニケートしているから、
私が私のロボグラフィたちと対話しているから、そう感じます。
なにも感じない場所、ものももちろん沢山あります。
でも、それは、私が心を開きたくない場所だったりものだったり。
ロボグラフィたちも私に親しみを感じなかったり。
相性って、どこにもあるものです。

そんな中で、私がずかずかと接近し、しゃがみこみ、
いきなりレンズを向けます。
生涯でただ一度きり、テレビに出るようなチャンスなのです。
ロボグラフィたちは色めき立ち、興奮し、歓声を上げます。
私はそれを感じます。

私は、バックグランドの中で主人公を活かすなんて、
手の込んだことはしません。
バックなんか見てもいません。
ロボグラフィだけを目一杯に収めて、ぐいと近寄り、
レンズを向けて、いきなりシャッターを切ります。
だから、私の写真はシンプルです。
レンズを向けられて舞い上がるロボグラフィだけが写り、
私の出会いの喜びを記録しています。

私にとっては、このロボグラフィとの人生唯一の出会いであり、
ロボグラフィにとっては、その生涯ただ一度の記念写真。
「ロボグラフィは、これまでの生涯、私が来るのを待ちながら、
じっと息を潜めて待っていたのです。」
岩合さんが初めて訪れた島の猫たちも同様でしょう。
「とうとう、猫の写真家が来て、おれを撮ってくれる!」
そこで、ロボグラフィたちも猫たちも、
レンズが近づいた瞬間、生涯で最高の表情を作るのです。





c0168172_1657657.jpg
c0168172_16565171.jpg
c0168172_16564279.jpg
c0168172_16563547.jpg
c0168172_16562756.jpg
c0168172_16561915.jpg
c0168172_16561257.jpg
c0168172_1656662.jpg
c0168172_16555847.jpg
c0168172_1655435.jpg
c0168172_16553426.jpg
c0168172_16552697.jpg
c0168172_16551927.jpg
c0168172_1655427.jpg
c0168172_1654553.jpg
c0168172_16544751.jpg
c0168172_16544072.jpg
c0168172_16542479.jpg
c0168172_1654169.jpg
c0168172_165496.jpg
c0168172_16535933.jpg
c0168172_16535268.jpg
c0168172_16534384.jpg
c0168172_16533597.jpg
c0168172_16532643.jpg
c0168172_16491257.jpg
c0168172_16485736.jpg
c0168172_16485075.jpg
c0168172_16484462.jpg
c0168172_16483636.jpg
c0168172_16482659.jpg

# by hologon158 | 2017-05-31 20:44 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

690.06 ホロゴン外傅200「2017年5月12日プロター枚方穂谷でリゾート気分」6 花の色

志村ふくみさんの色感覚の深さを示す文章を、
「一色一生」から一つ引用させていただきましょう。

「まだ折々粉雪の舞う小倉山の麓で桜を切っている老人に出会い、
枝をいただいてかえりました。
早速煮出して染めてみますと、
ほんのりした樺桜のような桜色が染まりました。
その後、桜、桜と思いつめていましたが、
桜はなかなか切る人がなく、
たまたま九月の台風の頃でしたが、
滋賀県の方で大木を切るからと聞き、
喜び勇んででかけました。
しかし、その時の桜は三月の桜と全然違って、
匂い立つことはありませんでした。

その時はじめて知ったのです。
桜が花を咲かすために樹全体に宿している命のことを。
一年中、桜はその時期の来るのを待ちながら、
じっと貯めていたのです。

知らずしてその花の命を私はいただいていたのです。
それならば私は桜の花を、
私の着物の中に咲かせずにはいられないと、
その時、桜から教えられたのです。」

この文章の1頁ほど後に、ノヴァーリスを引用されます。

「すべてのみえるものは、みえないものにさわっている。
きこえるものは、きこえないものにさわっている。
感じられるものは感じられないものにさわっている。
おそらく、考えられるものは、
考えられないものにさわっているだろう」

付け加えられる言葉はありません。
ただ幾度も読んで、かみしめるだけですね。





c0168172_23221751.jpg
c0168172_23221150.jpg
c0168172_2322463.jpg
c0168172_23215812.jpg
c0168172_23215180.jpg
c0168172_23213795.jpg
c0168172_2321309.jpg
c0168172_23203342.jpg
c0168172_23193032.jpg
c0168172_23165052.jpg
c0168172_23163980.jpg
c0168172_23163260.jpg
c0168172_23162551.jpg
c0168172_2316188.jpg
c0168172_231542100.jpg
c0168172_2315352.jpg
c0168172_23152794.jpg
c0168172_23152059.jpg
c0168172_23151379.jpg
c0168172_23142939.jpg
c0168172_23142028.jpg
c0168172_23131914.jpg
c0168172_23125132.jpg
c0168172_23124321.jpg
c0168172_2312378.jpg
c0168172_23123026.jpg
c0168172_2312583.jpg
c0168172_23115628.jpg

# by hologon158 | 2017-05-29 23:59 | ホロゴン外傳 | Comments(0)

690.05 ホロゴン外傅200「2017年5月12日プロター枚方穂谷でリゾート気分」5 志村ふくみさん



先日来、志村ふくみさんの言葉に魅せられています。
私が志村ふくみさんを知ったのは、pretty-bacchusさんのブログで。
私が毎日訪問しはじめたのは2008年8月ブログ参入後なので、
12年という長年月にわたるブログの途中から読み始めたわけですが、
pretty-bacchusさんは志村さんに師事された顛末は、
並ぶものなきブログのクライマックスの一つだった感じがします。

それでも、私は志村さんのお仕事とはまったく無縁の人生。
読み終わった後は、縁もないまま2017年に至ったわけです。
でも、縁というものは不思議なものですね。
縁があると、縁の方でなんとか結び目を見つけてくれるようです。
次のような顛末で。

夏頃から、偶然なことで、図書館に通い始めたのです。
そして、数回通って、突然、入り口付近の小さな棚が、
朗読CDの棚であることに気づきました。

私は、英語の古典の朗読ファイルをAudible.comから購入してきました。
数十を超えるでしょう。
英米の朗読家たちの凄みは、こうした朗読ファイルに親しまないと、
分からないでしょう。
古典小説の多くは、ディケンズのような数十人は例外としても、
かなり沢山のキャラクターが登場して、交錯します。
朗読者は瞬時にキャラクターそのものに成りきれるのです。

そのようば離れ業を幾人も体験してしまうと、
日本語の朗読にも同様のパフォーマンスを求めてしまいます。
新潮社等からかなり沢山の日本文学の朗読CDが発売されています。
20アイテムばかり買いあさりました。
でも、数人の例外を除くと、
日本の朗読者のパフォーマンスは落第がほとんど。
お金を損したような気分で遠ざかっていました。

でも、図書館で、池波正太郎のCDを沢山見つけてしまったのです。
私、池波正太郎が大好きなのです。
幸運なことに、小森彰さん、かなり達者!
気に入りました。
かくして、朗読CDを求めての図書館通いが続くようになったのです。

そうして、2、3回目に見つけてしまったのです。
志村ふくみさんのエッセイ「一色一生」
人間国宝にして文化勲章も授章された染織家の初期の随筆のようです。
もちろんダイジェストですが、小川道子さんの朗読が素敵です。
ご本人が語りかけて来るような味わいがあります。

そして、知りました、
志村ふくみさんは現代の清少納言なんだ!
リズムのある達意の文章にはうっとりさせられます。
私のような短文をぶつ切りに重ねるのではありません。
言葉、文章を紬織りのように織り重ねていかれるのです。

さっそく、原本を買い求めました、
志村ふくみ「一色一生」(求龍堂)
「天は二物を与えず」と言います。
でも、これはあまり正確ではありまえせんね。
むしろ大抵の場合、「天は一物も与えず」ですから。

でも、天は志村ふくみには二物どころか三物も四物も与えられた、
そんな感じがします。
お天道様は、明らかに不公平ですね。

天が志村さんに与えられた才能の一つが、色彩感覚。
志村さんが現実に色をどんな風に感じておられるのか、
その感覚のない人間には絶対に分かりません。
想像もつきません。
でも、志村さんの文章を通じて、影絵を見るようにして、
志村さんがこの世界を彩る色を感じておられるのか、
それがぼんやりと分かる感じがします。
それだけで、もう驚きで満たされます。
ああ、こんなに繊細にかつ豊かに色を感じる人がいるんだなあ!




c0168172_22242663.jpg
c0168172_22241836.jpg
c0168172_22241153.jpg
c0168172_2224489.jpg
c0168172_22235697.jpg
c0168172_2223498.jpg
c0168172_22234242.jpg
c0168172_2223362.jpg
c0168172_22232965.jpg
c0168172_2223225.jpg
c0168172_22222429.jpg
c0168172_22221739.jpg
c0168172_22221198.jpg
c0168172_222222.jpg
c0168172_22215538.jpg
c0168172_22214966.jpg
c0168172_2221415.jpg
c0168172_22213250.jpg
c0168172_22212586.jpg
c0168172_22211814.jpg
c0168172_22211235.jpg
c0168172_2220472.jpg
c0168172_22204041.jpg
c0168172_22203337.jpg
c0168172_22202196.jpg
c0168172_22201432.jpg
c0168172_2220857.jpg

# by hologon158 | 2017-05-29 22:25 | ホロゴン外傳 | Comments(2)