わが友ホロゴン・わが夢タンバール

35.11ホロゴンデイ14「2007年3月7日の宇治」11 日暮れて道近しのホロゴン人生


明日に引き続き、本日も在宅。
先週、ややハードワークだったことと、
来週もハードに予定が詰まっているので、
疲れを癒すため、撮影は自粛。
でも、こんな日、必ず午後3時を過ぎると、手がむずむずし始めるのです。
自宅のすぐ側鹿野園という昔ながらの小さな村落を撮るのが近ごろの趣味。
執務日の職場界隈は昼食後の20分1本限定ですが、
休日の鹿野園は時間的余裕があるので、一応暮れ方1時間4本が目安。
ささやかな遊びの撮影なので(1日かけての撮影はもっと本格的な遊び)、
レンズは日替わりにしています。
本日はマクロスイター50mmF1.8付きアルパ9dと赤ズマロン付きライカIf。
本日は雨。
空はどんよりしています。
途中、EV値で言いますと、EV8か9程度の薄暮になってしまいました。
それでも1時間半の間に3本半ですから、収穫は十分ありました。
撮っている間に感じました、
ははーん、これだから、撮るレンズは選ばなければならないんだな。
普段は、ホロゴンを持って行きますと、
サブをバッグに入れていても、もうがむしゃらにホロゴンで撮ります。
でも、ホロゴンがないと、そのレンズに合った被写体を探して、
2本のレンズを満遍なく使います。
気が付いたら、
マクロスイター50mmF1.8でなんとマクロを撮っているではありませんか!
結局、ここで起こっているのは、レンズが被写体を決めるという事態。
これは間違っています。
私が撮るものを決めるべきです。
私がホロゴンと決めたのは、ホロゴンの画像が私の心にかなっているからです。
職場界隈シリーズと鹿野園シリーズ、
気をつけないと、軒を貸して母屋を取られることになりかねないぞ。
ちょっと心を引き締めて帰宅したのですが、
もうその頃には、日はとっぷりと暮れていました。
孔子は旅にあって「日暮れて道遠し」と嘆きましたが、
私の場合、ひたすらホロゴンに寄り添って歩く、これが人生。
道理で、すぐに家に着きました。

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by Hologon158 | 2008-10-26 18:08 | ホロゴンデイ | Comments(4)
Commented by andoodesign at 2008-10-27 09:11
まさに「弘法筆を選ばず」ですね。
空海は「よい書を書くためにはその時々によって筆を使い分けるべきである」と言ったとも伝えられているそうです。
そのまま「筆」を「レンズ」に置きかえられそうですね。
何れ、達人は筆の個性を引き出すことは確かなようです。
Commented by GG-1 at 2008-10-27 10:21
撮るものを決めるのは確かに自分なのですが
持っているレンズに拠って
興味を引くものが違うのも又事実
50一本を持っていればスナップなど
18だけなら建造物などが多くなる
見ている人間は同じだが
なんでか知らんが、持っているレンズの目になってしまうのですよ
Commented by Hologon158 at 2008-10-27 19:47
re)andoodesignさん
偉大なピアニストだってそうですよね。
自分のピアノを持ち歩けないのですから、お仕着せで名演をやってしまう。
でも、グールドがニューヨークのシュタインウェイでピアノを選ぶ場面を見ましたが、
もう徹底的に試して試して試したおしていました。
結局「弘法筆を選ぶ」の方が正確なのではないでしょうか?
たとえば、ホロゴンやタンバールのような超高価なレンズを幾本も買って試す人がいるようです。
3人ばかり、そんな方に出会いましたが、皆さん異口同音に、
「ぜんぶ写りが違いますよ」
私は「弘法」じゃないので、そんな芸当をする必要はさらさら感じません。
このホロゴンで十分。
カメラをいくつか売って、足らずを7年ローンでようやく自分のものにしたホロゴンウルトラワイドです。
二度と買うものですか!
Commented by Hologon158 at 2008-10-27 23:42
re)GG-1さん
木村伊兵衛が常用レンズがどこからどこまで写るのか、
しっかり身体に入っていたという逸話が残っていますね。
料理人が香辛料を目分量でパッパッと放り込んで、
いつもおんなじ味というのと似ていますね。
私の場合は、ホロゴンをこんなに撮っても、
まだぜんぜん予測不能。
能力不足ですね。
プロは何千本と撮るのですから、あたりまえか?