わが友ホロゴン・わが夢タンバール

37.4 ホロゴンデイ15「2008年8月2日の伏見稲荷」4 心の底からの感動を感じながら撮ること


月曜日、二胡の演奏家陳少林先生のレッスンを受けました。
先生の二胡演奏に私の揚琴が伴奏を付ける練習。
突然、先生が流ちょうな日本語でこんな話をされました。
「沢山練習した方がよいというわけでもないのですよ。
一番大切なことは、心の持ち方です。
先日、菅原洋一さんの小コンサートの前座で演奏しました。
300人足らずの聴衆がかたずを呑んで、物音一つ立てずに、
じっと耳を傾けてくれるのを見ながら弾いていて、感じたのです。
ぼくはもっと巧くなれる!
教室で生徒さんたちにのんべんだらりと教えるのではなく、
心をしっかりともって演奏をすることにつとめたら、
もっともっといい演奏ができる、そう確信したのです。」
目を輝かせてお話になるその姿にはすばらしいものがありました。
私はただの揚琴の初心者ですから、
先生のお言葉の百分の一も正確な理解はできていないと思います。
でも、写真に置き換えて考えてみますと、
おっしゃっていることの真意がなんだか分かるような気がしてきました。
写真って、カメラ、レンズでもなく、
また、沢山撮ることでも、技巧でもなく、
その場にあって、心を込めて撮ること、
心の底からの感動を感じながら撮ること、
それができないと、いくら写真をやっても意味がない!
そういうことなのではないでしょうか?

さて、まだ東福寺をうろうろしています。
あいかわらず、人が撮らないようなものを撮っていますが、
こんなものが好きなのですから、仕方がありません。
植木屋さんの姿が目に付いたので、
通り過ぎながら、ホロゴンを両手で高く差し上げた瞬間、
シャッターを切りました。
この職人さんも芸術家ですね。
なんとも美しい松ではありませんか。 
                     
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by Hologon158 | 2008-10-28 21:45 | ホロゴンデイ | Comments(0)