わが友ホロゴン・わが夢タンバール

40.22ホロゴン外傳6「2008年10月食後の一本」21 また、娘自慢を一つ


うちの三女の静(猫。上二人は人間です、念のため)がまた、
頭のよいところを見せました。
おっと、待った! あなた!
別のブログに移動するのは、文章読んでからにしてくださいね。
猫に対する理解を深めておいていただきたいのです。
猫権の確立のために。
猫だって、人間とよく似た思考をするというお話。
本日、私は在宅して、2階東北隅の6.8畳の書斎に居ます。
ブログだ、スキャンだ、揚琴だ、とやたら忙しいのです。
昼食後、妻が2階東南隅の10畳の書斎に入って、扉を閉めました。
なぜって?
私の揚琴がうるさい、そう言うのです。
妙なる音色を聞かせてあげるのに、けしからんですね。
私ももちろん扉を閉めています。
なぜって?
揚琴の音が外に漏れないように。
なぜ? 妙なる音なのに? 
うるさい!
(おっと失礼、ブログのお付き合いも相当長くなりましたので、つい)
さて、しばらくして、扉の外で静の小さな声、これが正真正銘の妙なる美声なのです。
見ると、扉の磨りガラスの向こうに、静の大きな両目が輝いています。
うむ、パパと遊びたいんだな、と、いそいそ立ってドアを開けました。
静、部屋に入ると、入り口でパパを見上げて、「ニャー」
私、「おいで、だっこしてあげるから」
まずだっこして、二人でちょっとおしゃべりする、これがいつもの儀式なのです。
ところが、静、私のところには近づかず、床の絨毯を2、3回爪でひっかいて「ニャー」
そして、出て行きたいという姿勢。
なんだ、「ママの部屋に行くから、開けて」だったのです。
つまり、私の妻は絶対に扉を開けません、
机を自分のものだと信じている静が、盛んに邪魔をするからです。
静は、ママの書斎に入ろうとして、こう思案したのです。
1 これまので経験では、ママはいつも開けてくれない。
2 これまでの経験では、パパはいつも開けてくれる。
3 そうだ、パパにママの書斎を開けてもらおう!(もしくは、開けさせよう!)
これは、明らかに、長期的記憶と経験的判断に裏打ちされた、見事な戦略的行動。
猫もまた合理的思考、推論をするという明確なる証拠なのです。
3歳児だったら、どうするでしょう?
こんなことができるでしょうか?
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by Hologon158 | 2008-12-02 16:08 | ホロゴン外傳 | Comments(0)