わが友ホロゴン・わが夢タンバール

41.14ホロゴンデイ17「2008年9月21日飛鳥案山子祭」14 あたたかく柔和に弾きたかったら


今、困っているのです。
揚琴の課題曲がなんとリチャード・クレイダーマンの、
「愛しのクリスチーヌ」
(原題Souvenirs D´Enfance幼き日の思い出)
前回、先生、眉をひそめて、
「あなたのは喧嘩しているみたい、
この曲はそんな曲ではありませんよ」
そして、弾いてくれました。
なんとやさしく、追憶に満ちた音楽でしょう!
それから2週間、悪戦苦闘しています。
私の写真たちをご覧になった方なら、よくお分かりでしょう。
クレイダーマンと私との間には、ほとんど何の共通性もない!。
甘いマスクの二枚目に対して、ただの男性。
柔和な心に対して、それいけドンドンの突っ走り屋。
水の流れのようにたゆたう手首に対して、
ターミネーターゆずりのガチンガチン手首。
たとえようもなくソフトなピアノタッチに対して、
たとえようもなく打撃一辺倒のバチさばき。
CDを一枚購入し、暇があれば丸ごと聴き、その回数は数十回。
You Tubeで40曲以上見つけて、その視聴回数は100回以上。
それで分かったこと、それは、
あたたかく柔和に弾きたかったら、
あたたかく柔和な人間にならなければならない!
やむなく正確に弾くことから始めました。
そして、可能な限り、小さな音で。
楽器をおやりになる方だったら、どなたでもご存知のはず。
きちんと弾くためには、手首がただしく柔らかく動かなければならない!
その手首が十分動かない私がこの高いハードルを跳び越そうというのです。
でも、私には強い味方があります。
二胡の先生!
2週間に1回の、二胡に揚琴伴奏を付けるレッスンに今日行ってきました。
まったく別の曲を練習しているのですが、
そのアドバイスがいつも実に適確で、
そのときの私の課題を突破するのに役立つアドバイスなのです。
一番素敵なエフェクトは、レッスンを受けて帰宅すると、
私の問題点がしぜんと解消しているほどに、なにかが変わっていること。
本日もそれが起こりました!
Souvenirs D´Enfanceがかなりやわらかな表情で弾ける!
写真にも、その効果が顕れることを期待したいですね。

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[撮影メモ]
稲淵の部落の南詰めに、飛鳥だけに自生している「ミズアオイ」が咲いています。
外来種のホテイアオイに駆逐されようとしている、
飛鳥時代からの原生種だそうです。
この花も柔和ですね。
でも、写真が柔和かと言えば、そうだとは言い難い感じ。
by Hologon158 | 2008-12-08 21:35 | ホロゴンデイ | Comments(0)