44.05 ホロゴン写真展1「福井の街は雨装束がよく似合う」5 私がタンバールをほしがる理由は?
(近ごろはつまりませんね。
私の住宅街、光ファイバーの回線が不足しているのでしょうか、昨日は8時にはあっけなく切断。
したがって、依然として、記事は一昨日の夜作成分なのです)
まだ、タンバール試写フィルムのスキャンを続けています。
3枚目半分までスキャンしました。
すればするほど、一つの思いが募ります、
ホロゴンとはまるで正反対だ!
厳格に対して柔和、
峻厳に対して寛容、
リアリティに対してファンタジー、
広大に対して豊満、
硬に対して軟、
角に対して円、
大づかみに対して柔づかみ(勝手な造語です)、
抱擁に対してウィンク、
裁きに対して許し、
導きに対して癒し…
そんな対比が果てしなくできそうです、
音楽で言いますと、バッハに対してモーツァルト、
絵画で言いますと、ミケランジェロに対してラファエロ、
レンブラントに対してフェルメール、
写真で言いますと、アンセル・アダムズに対して木村伊兵衛!
そう、やっぱり木村伊兵衛なのです!
自分でタンバールを使ってみて、
どうして木村伊兵衛がタンバールに魅せられたか、
なんだか分かった気がします。
体型と性格は相似形であると、よく言われます。
木村伊兵衛はまことにまろやかなスタイルだったようです。
まるで、彼自身がタンバールのソフトフィルターで和らげられたかのよう。
そこで、問題がひとつ。
それじゃ、私がタンバール90mmF2.2をほしがるのは、
私の性格が穏健柔和だからなのでしょうか?
もちろん、そうなのである、
こう申し上げておきましょう。
(こんなこと自分から言う人は、
あんまり穏健柔和とは言えないかな?)
by Hologon158
| 2008-12-28 09:26
| ホロゴン写真展
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