わが友ホロゴン・わが夢タンバール

44.11 ホロゴン写真展1「福井の街は雨装束がよく似合う」11 わっ、キャッ、おおっ!


私にとってのカリスマレンズの基準を改訂いたします。
44.02でこう規定いたしました、
A その写りが絶対的に凄いこと!
B その凄さが、他に2つとないほどに独自であること!
C 本数が少ないために、なかなか見つからないこと!
D 高価なこと!
C、Dは削除いたします。
本数が猛烈にたっぷりあるのに、なおカリスマとしかいいようのないレンズ、
たとえば、ズミクロン50mmF2a、ローライのプラナー80mmF2.8、
スーパーアンギュロン21mmF3.4なんてレンズを忘れることができないからです。
その代わりを思いつきました。
C いくら使っても、レンズを撮る度に驚かされること!
この新基準にかなうレンズがどれだけあるか?
これ、実は撮る人の能力次第ではないでしょうか?
たとえば、写真の才能と技術とがいずれも抜群の、いわば天性の写真家なら、
Cは初手からクリアーということになりかねません。
俺のことだな、そう静かにつぶやている、あなた、
あなたにとって、カリスマレンズの基準はまったく別になるかも知れませんね。
私の基準は、写真素人向けであることをご承知おき下さい。
ホロゴンはまさに私の基準に該当するレンズです。
13年目に入っていますが、まだスキャンする度に、
わっ、キャッ、おおっ!
タンバールをカメラ店からお借りして、購入を決断したことは書きました。
素敵な写りでした。
でも、だから、決断したのではありません。
私の場合、どんなレンズでも、何十本と撮ってからでないと、
良いレンズかどうか、分からないのです。
もちろん最初は、いきなり判定していました。
でも、その判定を覆されるような撮影結果がたいていのレンズに発生しますと、
数本撮った位で、このレンズがどうのこうのを言うのは、
考え物だと分かり、いわばエポケー(判断停止)して使うようになってきたのです。
おそらく私が下手なせいでしょうね。
ところで、ここで気がつきました、
実は、私の奥様もこの新基準に全部該当する!
まさか、妻はカリスマレンズ?

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by Hologon158 | 2008-12-29 15:41 | ホロゴン写真展 | Comments(2)
Commented by yoshipass at 2008-12-30 01:06
強い写真が並んでいますね!
最近とみに(↓も↑もですが)色彩が深いです。
すばらしいです!!!
Commented by Hologon158 at 2008-12-30 13:12
re)yoshiさん
ひさしぶりに写真についてのコメントを頂きました。
嬉しいですね。
私の写真は別に強くはないのです。
さらりとノーファインダーで撮っているのですから。
今回のシリーズは暗い写真ばかりが並びます。
色も崩れていますね。
でも、私はこんな色の方が好きなのです。