わが友ホロゴン・わが夢タンバール

45.02 ホロゴンアワー1「2008年12月25日梅田北新地」2 私にとって、もうタンバールは娘同然


お正月って、静かで良いですね。
娘夫婦は初詣に出かけてしまい、
猫たちもそのあたりで昼寝。
テレビをかけない家なので、騒音もありません。
あるとすれば、私の揚琴の音だけ。
これも日に日に美しくなっていっている!
(と思っているのは、自分だけ?)
そんな静かな正月にあって、
私に1つの悩みがあります。
タンバールをどう活かしたらよいのか?
ここまで書いたとき、長女夫婦が帰宅し、
次に、妻の弟が到着し、
さらに、昨日から居る末娘夫婦が初詣から帰宅。
わいわいがやがやとなったところで、
「ちょっと待ってね、今、ブログを書いていたので」
妻の言葉、「そんな、誰も見ないのに」
全員、妻の言葉に賛成の表情を思わず露わにしてしまうのを尻目に、
部屋に戻ってきた次第。
少なくとも、あなたは見てくれますよね!
さて、タンバールです。
木村伊兵衛先生の名作を見ますと、
1936年の「那覇の芸者」も、1950年の「N夫人」も、
背景を単純化して、主題となる女性だけを写しています。
どちらも純然たるポートレート。
前回の喫茶店の窓の光景もその撮り方を踏襲しています。
ちょっとうるさ型の方であれば、
おそらく眉をしかめて、
「なんだ、タンバールの撮り方、わかっていないな。
後ろのボケがうるさいじゃないか!」
そう言われれば、そうですね。
それじゃ、やっぱり木村先生の模範を学ぶべきなんだろうか?
でも、ぜんぜん撮らない内から、こう言うのもなんですが、
私としては、タンバール作法はこの際忘れたいのです。
ホロゴンウルトラワイドを使い始めたとき、
まったく範例となる写真は、ホロゴンはおろか、
通常の超広角レンズについても、ありませんでした。
だから、自分で勝手に撮り方を工夫するよりほかはなかったのです。
でも、それがホロゴン15mmF8と親しむ最高の方法だった、
そう私は考えています。
タンバール90mmF2.2も、私の心の中では、
ホロゴン15mmF8と同格の存在なのです。
(おっと、これはホロゴン15mmF8に内緒ですよ、お願いします)
ならば、じっくりとタンバールと先入観なしに付き合って、
タンバールの活かし所を自分で見つけることにいたしましょう。
まずは、このシリーズで、
タンバール試写の一部始終をご覧頂きましょう。
なにかお気づきの点がありましたら、遠慮なくコメントをお願いします。
でも、「あんたのタンバール、ものが悪いよ」
これはやめてくださいね。
私にとって、この私のタンバールはもう娘同然、
つまり絶対的に可愛い存在なのですから!

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by Hologon158 | 2009-01-01 16:34 | ホロゴンアワー | Comments(0)