45.07 ホロゴンアワー1「2008年12月25日梅田北新地」7 そうしたものは僕を遊ばせてくれるからね
タンバールについてあれこれ考えている内に、
思い出したのは、やはりジョゼフ・クーデルカのことでした。
彼の作品を一言で言えば、こうでしょうか?
「なんでもない場所で突然起こった、とんでもない出来事」
そんな写真を説明する彼の言葉が好きですね。
「僕は理解しようとはつとめない。
僕にとって、一番素晴らしいことは、
目を覚まし、外出し、眺めに行く…
何もかも眺めることだ。
「お前はこれを、またあれを、眺めなければならない」
という者が1人もいないことだよ。
僕はなにもかも眺め、僕の興味をひくものを見つけようと努める。
出発時点では、なにが僕の興味をひくかがわかっていないからね。
僕は他人から見ればばかげていると思えるものでも撮影することがある。
そうしたものは僕を遊ばせてくれるからね」
私はクーデルカの言葉全部を自分のものとして認めます。
私がいつもやっていることがそれだからです。
とくに最後の言葉。
私の気持ちを全部代弁してくれていることばです。
「僕を遊ばせてくれるからね」
私がとりわけタンバールでやりたいと思うこともそれです。
遊びたい!
私は、ホロゴンには思いっきり現実を変容してほしいと願っています。
タンバールに願っていること、それは、
タンバールに思いっきり遊んでもらうこと、
そして、そのプロセスで、私も遊ぶこと!
by Hologon158
| 2009-01-02 21:37
| ホロゴンアワー
|
Comments(0)