わが友ホロゴン・わが夢タンバール

51.16ホロゴンドラマ3「2008年11月10日長崎三日目」16 飛んで火に入る夏の虫は誰?


今日は、予定通り、大阪鶴見緑地の熱帯温室「咲くやこの花館」に行ってきました。
10年振りくらいでしょうか?
かつてはあんなにひっそりとして、近所の散歩道にちょっと毛が生えた程度だったのに、
今や、都会の人口集中は鶴見緑地をも潤すようになったと見えて、
緑地公園内も温室内も押すな押すなの盛況(ちょっと大げさですが)!
公園内と温室内で約2時間半撮影しましたが、
結果は、なんと計算尺で測ったかのように、フィルム10本!
いつもの15分に1本のペースは、花を撮っても変わりませんでした。
ちょっと変わったのは、タンバールとホロゴン、同数だった!
道理で、帰りの電車内、ホロゴンが不機嫌そうでしたね。
タンバール、5本撮ったのですが、いやあ、難しい!
まず、初歩的な問題、ピント合わせがやっかいですね。
ライカⅢfのピントファインダー、これは使えると思って、手に入れたのですが、
逆光になると、もうなにがなんだかわからない状態になってしまうのです。
次に、外付けファインダーで構図を見るのですが、
その見えているものがどう写るかが、まったく予測できない。
ピントが来ている部分以外はぼける、ここまでは分かっているのです。
でも、どんな風にぼけるのか、それが分からない。
どうせホロゴンだって分からないのですから、平気と行きたいところですが、
タンバールの方はちゃんとファインダーをのぞいている!
それなのに、分からない。
隔靴掻痒というのはこのことかも知れません。
今朝はちょっと気温が下がったので、厚着をしていったところ、
温室が今日の職場であることを忘れていました。
当然ながら、猛烈にあったかい!
汗をかいて、ちょっと疲れて、ハイビスカス園の外の椅子に座っていますと、
老婦人が横に座って、「なんだか珍しそうなカメラをお持ちですね」
こういうのを、飛んで火に入る夏の虫と申します。
よろこんで説明させていただいたのですが、
聞きますと、なんと30年の写真歴のある山岳写真家。
こちらの方が、とんだ夏の虫だったという次第。
撮影を終えて、1階ロビーに下りてきましたら、アナウンス、
「ただいまから、二胡を演奏いたします」
神戸の二胡演奏家、Kim laさん。
曲目も「空山鳥語」「賽馬」「燕になりたい」など、本格的。
日本人ですが、なかなか堂に入った演奏ぶりにご機嫌になってしまいました。
私は、行く先々でこんなボーナスにありつけるところがあって、
我ながら、人徳ゆえではないかと思ったりしているのですが、
タンバールを使えて、二胡まで聴けた本日はまた格別の満足感。
ご機嫌で帰宅いたしました。

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by Hologon158 | 2009-02-15 20:08 | ホロゴンドラマ | Comments(2)
Commented by yoshipass at 2009-02-15 21:20
とても充実した一日だったようですね!
たまにそんな日もありますが、最近ボクにはそんな僥倖は訪れてくれません。
ひきつける力がイマイチなのでしょうか(笑)
そんな充実した日に撮られた写真をいつか(笑)拝見できると思うだけでウキウキです(^^)

51.13長崎3日目13・・・2枚目ホース、51.14長崎3日目14・・・2.3.4 濡れた敷石、黄色の壁とひび、敷石にお落ちた赤い枯葉、 51.15長崎3日目15・・・写りこみは無条件に好きです!
ホロゴンでお撮りになった写真は、いつも予想を裏切る素敵な写真ですが、安定して素晴らしいです。

追伸
ラルティーグ「ベルエッポックの休日」、改めて、良い本です!
ホロゴンさんがお好きな写真はもちろんのことですが、全ての写真に動きが満ち溢れていて、まるで映画のようです。
1902年の写真から、1979年ナターシャ・キンスキー、1980年ヴェルサイユ宮殿までの写真が、同じように活き活きとして、同じように温かいということは、何ということでしょう。
生まれながらにしての写真家だったのでしょうね!  
これは、何度も何度も開いて観る写真集になります。
有難うございました。
Commented by Hologon158 at 2009-02-16 00:02
re)yoshiさん
ありがとうございます。
私の場合、撮影は基本的に月4回なので、この数少ない機会をフルに使いたいのです。
でも、撮れるものはいつも決まっています。
イディオムのような、基本的パターンがあって、その枠からなかなか飛び出せないですね。
タンバールには、私の狭い枠をぽんと飛び越させてくれる、ジャンプ台になってくれることを期待しています。
ラルティーグ、期待通りに喜んでいただき、嬉しいですね。
ほんとにお書きになっているとおりで、カルティエ=ブレッソンとラルティーグ、
この2人は、木村伊兵衛とともに、私の永遠の導師なのです。
その共通点は、写真家のあたたかい眼差し。
そして、とにかくナチュラルでごまかしがない!
私の机の本立てに、いつも三人並んでいます。