わが友ホロゴン・わが夢タンバール

57.22ホロゴン外傳8「イギリス総集編」22 ハイホー、ハイホーって心軽やかに旅したものでした


趣味で写真を撮っている方、どなたにとっても、
写真というものが持つ第一の意味は、解放ではないでしょうか?
少なくとも、私にとって、写真は解放でした。
仕事は私にとって重荷だったのかも知れません。
そんな重荷を振り落として、自分に戻れるひととき、
それが夏の旅だったのかも知れません。
私は内省的な人間ではないので、
ひたすら撮って撮って撮りまくる、それが私の旅でした。
そんなフィルムの95パーセントはゴミ箱に消えてしまいました。
自分でも、凡庸そのものと分かるのですから、悔いはありません。
というわけで、イギリスの3回の旅も、
残されたポジは合計300枚だけ。
つまり、1回平均60本(もっと多かったかも知れません)として、
まさに5パーセントの生き残り。
その半分を今回ブログに載せることにしたのです。
人から見たら、ただの旅行写真。
でも、私にとっては、自分に戻って、のびのび生きている時間の記録。
懐かしい。
でも、もう戻れない。
時間的にも、あの頃に戻ることは不可能ですが、
それだけではありません。
写真的にも、もうあの頃に戻るつもりはありません。

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by Hologon158 | 2009-03-26 01:54 | ホロゴン外傳 | Comments(2)
Commented by andoodesign at 2009-03-26 12:55
ハイ!僕にとっても写真は「開放」です。
きっと、「この人をこんな風に撮って欲しい。」なんて頼まれたら萎縮して写真が嫌いになってしまうかもしれません。
失敗も面倒な遠回りも楽しめるのは、自分が感じたように撮るからだと思います。
そう考えると、プロって大変ですね...。
Commented by Hologon158 at 2009-03-26 13:54
re)andoodesignさん
ほんとにプロって大変ですよね。
だから、料理人は家では料理をしないし、
プロの写真家は、バカンスに手ぶらで出かけたり。