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57. 25 ホロゴン外傳8「イギリス総集編」25 考えたけりゃ、かってに考えてたらいいだろう!


易中天著「品三国」上巻(翻訳名「三国志 素顔の英雄たち」冨山房インターナショナル)
読み終わりました。
面白い!
納得する!
新しい発見が一杯!
中国の三国時代の英雄たちの実相に迫ろうという意欲作。
私が高校時代「三国志演義」に夢中になった話は書きました。
後年、筑摩書房の世界古典文学全集から陳寿の三国志2巻も出ました。
これも夢中になりました。
古典期ギリシャ、周の末期、ローマ共和制末期、ルネサンス、エリザベス朝、ルイ14世の世紀、
20世紀中国、日本の源平時代、戦国時代、江戸幕府の幕末、
これらのいわば「回天」の時代って、たまりませんね。
とにかく、人間がでっかい!
そんな巨人たちが死にものぐるいに戦うのですから、
もうスペクタクル!
三国時代も、魏呉蜀鼎立の創業の君主、曹操、劉備、孫権、
この3人を補佐した数知れぬ名臣、名将たち、
とくに、諸葛孔明、関羽、張飛、周瑜、魯粛、みんな魅力的。
彼らスケールの大きな英雄たちが中原を馳せめぐって、しのぎを削ったのです。
そんな三国時代の英雄たちの行動を、人間性を、
易中天さん、見事な見事な文章で解き明かしてくれます。
きわめて明快で、きわめて論理的なので、説得力があります。
こんな文章を日本の学者(古田武彦さんは例外)が書いてくれたらなあ。
日本の学者のお得意の決め言葉をご存知ですか?
「私はこう考えたい」
考えたけりゃ、かってに考えてたらいいだろう!
でも、人に向かって学説を発表するのなら、説得力のある説明をしろ!
そう言いたいですね。
易中天さんのこの本を学者たちに読ませたい!
でも、無理だろうな。
日本の学者の文章力って、筋金入りにダメなのですから。

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by Hologon158 | 2009-03-26 15:18 | ホロゴン外傳 | Comments(0)