わが友ホロゴン・わが夢タンバール

65.43 ホロゴンドラマ8「和歌山の旅④ 太地町は今日も晴れ」43 まさに「濡れたような写真」が撮れました


昨日は、写真の友達4人と久しぶりに神戸に出かけました。
かなりの雨と風。
三宮センター街から元町の中華街、中華街から港まで足を伸ばしました。
すべてが濡れに濡れています。
こんなとき、露出に注意しさえすれば、まさに「濡れたような写真」が撮れます。
ご承知のように、ホロゴンウルトラワイドは露出計を内蔵していませんが、
私の脳内露出計は、晴天、曇天時はかなり巧く働きますので、
私のネガは常に一定の濃度、このブログでご覧の濃さで上がります。
でも、暗くなると、確実性がぐっと低下します。
どうやら目は、瞳孔をいつもより開くことによって、暗さを補完しているようですね。
つまり、脳内露出計は2フェーズあって、暗くなると、感度をアップするようです。
ということは、カメラの露出は、脳内露出表示より2段ばかりオーバーにしなければならない。
コニカのセンチュリア400という私の常用フィルムのストックがついに切れ、
私が持参したのはコダックのネガカラー100、これには弱りました。
終始、30分の1から8分の1で撮らなければならないのですから。
実は、神戸行きを提案したのは、私たちの仲間で今一番乗りに乗っているAMさん。
林忠彦賞ノミネート作家で、今年も東京銀座ほか3箇所のキヤノンギャラリーで写真展を開催。
彼のブログ、ランドシャフト(http://plaza.rakuten.co.jp/nowtime/)で、彼の写真をご覧頂けます。
DM、中央の写真を見ていただきたいのです。
演出ではありません、まさに一期一会の決定的瞬間!
一瞬にして出現し、消えた光景を、信じがたいほどの神速の写真眼でキャッチしたのです。
彼のモノクロームは、まさに新時代のモノクロームとして輝いています。
ぜひ、もよりのキヤノンギャラリーで写真展を見ていただきたいですね。
この優れた写真家の猟場が神戸、大阪の都市景観。
今回は、私たちは彼の猟場に招待してもらって、
大鹿を狩る彼の傍らで、兎を網で捕ろうとしたようなものでした。
路地裏を平素うろついている私には、兎は無理でしたが、
ミミズとかカタツムリと言った路傍の日陰者たちをなんとか見つけ、9本撮ることができました。
そのうち、神戸編もアップさせていただきます。
ただし、未スキャンが80本を超えていますので、いつになることやら...

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by Hologon158 | 2009-04-26 11:22 | ホロゴンドラマ | Comments(2)
Commented by k7003 at 2009-04-27 03:48
一刻も早く Hologon さんの神戸を見たくて、起きだしてきました。信じられないのは承知で白状しますと、夢を見たのです、太地町に代わって「神戸」シリーズが・・・の。(^.^)
Commented by Hologon158 at 2009-04-27 10:04
re)NKさん
おあいにく様ですね。
NKさんが縄張りの神戸、張り合うつもりはまったくありません。
勝てっこないのですから。
試しに1TBの内蔵ハードディスク一杯に入っているファイルをチェックしてみました。
この数年のものだけが入っているのですが、なんと神戸は零。
この日が来るのを予感していたのですね。
25日は、だから、数年ぶりの神戸だったわけです。