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72.09 ホロゴンデイ21「2007年1月27日大正区ニューカレイドスコープ」9 サイボーグさながらの精密さ

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ウィルスの顕微鏡写真って、ごらんになったことがありますか?
私は見ました。
ウィルスというのは、生物と無生物の間にある存在だそうです。
なんと、六角柱の本体とその底についた何本かの脚でできています。
宿主の細胞幕にまるで月着陸船のようにふんわりと脚で着地します。
すると、脚が曲がってその衝撃を緩和すると同時に、
本体の下についた注射針のようなものが細胞幕を突き破ります。
透明の本体の中には染色体が1本だけ入っています。
この染色体が注射針を伝ってするすると細胞液のなかに侵入します。
そして、細胞の中で自己複製のプロセスを開始し、
宿主の染色体に変わって、自己の遺伝子をもった細胞を作り始めるという手順。
お見事というほかはありません。
サイボーグさながらの精密さ。
いったい誰がこんなものを創造したのでしょうか?
おそらくA型インフルエンザのウィルスも似たようなものなのでしょう。
そんな超ミニサイボーグが神戸、大阪の街のどこかで、
でも、A型インフルエンザは弱毒性で、
現行の抗インフルエンザ薬で治癒するもののようです。
でも、吊革や自分のマスクの外側を触っただけで、
ウィルスに感染する危険があるということらしい。
ウィルスは、ティンカーベルではないのです、目に見えない。
感染を防ぐのは理論的には不可能、あれこれやっても気休めにすぎないようです。
当局は、目下、別の型のインフルエンザがどれくらい蔓延しているのか、
早急に調査して、発表すべきです。
たとえば、神戸や大阪に万の単位で存在するはずなのです。
日本国内のインフルエンザによる死者は年間約1万人と聞きました。
A型の致死率は0.4パーセント、つまり千人に4人なのです。
他の型のインフルエンザが仮にもっと低くて0.2パーセント、500人に1人だと仮定しますと、
年間500万人(つまり月間41万6666人)の患者が存在する計算になります。
そんな他の型のウィルスも空中に漂っているわけです。
もちろん油断はできませんが、
さりとて予防しようとしても、防ぎきれるものではないようです。
今日、大阪に出ました。
各社の電鉄の係員は全員マスク。
でも、大阪のお客さん、98パーセントはマスクなし。
大阪人って、あんまり踊らせられないようですね。
東京やその他の大都市ではどうでしょうか?
帰りの電車が奈良県に入りますと、停車駅の乗客の大半がマスクをしています。
やはり県民性というものがありそうですね。

[後書き]
大正区のどこで撮ったか、忘れました。
落水が鏡面の上を走っていました。
ただそれだけの写真。
これが私の写真なのです。
by Hologon158 | 2009-05-17 20:39 | ホロゴンデイ | Comments(0)