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78.07 ホロゴンデイ23「09年1月11日葛城古道歩けばロボーに当たる」7 これは顔だ!

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国立歴史民俗博物館の館長さんが、こう報告したそうです、
「箸墓古墳の築造年代が西暦240〜260年ごろと推定される。
全長280メートルの古墳を築造するには10年前後かかったとみられるところ、
卑弥呼は247年に死去したと推定されるので、
卑弥呼が生前に自分の墓の築造を始め、死亡時に大部分は完成していたとも考えられる。
卑弥呼自身が箸墓古墳を築造していた可能性が高い」
つまり、卑弥呼の死亡時期は魏志倭人伝を信用することにするのだけど、
ほかの記述は、この推定を排除する資料にはならないというのでしょうか?
それじゃ、あまりにもご都合主義すぎるのでは?
№5に私が書いた疑問は、インターネットの記事では、なんら解決されていないようです。
古墳築造期間は、単に数字合わせで「10年前後」とされただけで、
どうして10年と推定されるのか、検証された形跡もありません。
推定にどんな論拠があるのか、ちゃんと説明されたのでしょうか?
箸墓を卑弥呼に結びつける上で不利な倭人伝の記述はどう否定されたのでしょうか?
そんなことがなされているとは思いませんね。
都合のいいとこ取りのつまみ食いによる推測、
そんな風にしか聞こえません。
たとえば、私のこの写真、
喫茶店のガラス窓の影なのですが、
これを「顔」である、と断定するようなものです。
私は、こんなやり方を学問とは呼びたくないですね。
ただの当て物。
by Hologon158 | 2009-06-01 01:19 | ホロゴンデイ | Comments(0)