わが友ホロゴン・わが夢タンバール

80.26 ホロゴンドラマ11「04年1月台湾の日々はいつも大安だった」26 賭事師なら、躊躇なく!

現代で一番高度成長を遂げた業種は何でしょうか?
葬儀社と養護老人ホーム、
この2つではないでしょうか?
都市のやや郊外よりの至る所に、「メモリアル...」なんて名前の建物が、
まるで雨後の竹の子のようにむくむくと立ち上がってくるのには驚きます。
そして、ちょっと山間に立派な施設が出現したと思うと、
たいてい老人ホーム。
後者にご厄介になることがなくても、前者には必ずご厄介になりそうですね。
私の両親はほんの2、3日違いの同年令、84歳で世を去りました。
でも、先に逝った父は、亡くなる10分前までピンピンしていて、
朝の食後のコーヒーの後、ちょっと布団に入ると行って、去ってしまいました。
ずっと同居していた母は、亭主関白で家事を何一つしなかった父に仕えて、
やっと自由になったかと思うと、アルツハイマーが発症。
老後はずっと夢心地であればよかったのですが、むしろ不安の霧の中にいました。
ということは、私がアルツハイマーになるかならぬかの確率は2分の1。
賭事師なら、躊躇なく、「なる」に賭けるはず。
こちらとしても、みすみす賭け金をとられてなるものですか!
頭を使うこと、頭をよくすること、これに専心しなくちゃ、
そう考えて、日々がんばっているのですが、
ちょっとその方面に詳しい甥にその話をしたところ、
「頭をよくするようにがんばっても、老人性痴呆には少しは効いても、
アルツハイマーになるのは止められないよ」
がくっ!
つまり、アルツハイマー予防接種もワクチンも治療法もない現在、
運を天に任せるほかはないわけです。
これまで病気らしい病気ひとつせずに暮らして来れた私です、
アルツハイマーについては運を天に任せても、大丈夫な感じはするのですが、
でも、メモリアルなんとかにいつかはお世話になるのはとても逃れられない。
とすると、むしろ何時でも来い! 
という気分で生きるのが正解なのでしょう。

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by Hologon158 | 2009-06-10 19:23 | ホロゴンドラマ | Comments(0)