わが友ホロゴン・わが夢タンバール

84.07 ホロゴンデイ24「04年1月台北郊外の町もやっぱり大安だった」7 驚くべき鍛練!

一昨日の夜から、チェ・ジウが久しぶりに主演したドラマを観ています。
「スターの恋人」
チェ・ジウ演じる大スター、イ・マリが初恋の人を思い出して、
お忍びで奈良にやってくるのです。
そこで、イ・マリの属するプロダクションの社長が密かに契約した代筆者と出会って、
恋に落ちるというのがストーリー。
このチェ・ジウの美しいこと、表情豊かなことはどうでしょうか!
代筆者は宿泊先のレッスン室を朝偶然のぞき込んで、
イ・マリがバレエのための基本的な準備運動をしているのを目撃してしまいます。
そのチェ・ジウのバレリーナ姿の美しいこと!
なんと呼んでよいのか、私は知りませんが、開脚して、完全に床にぺたりと脚をつけ、
そのままの状態で上半身までも床に付ける、
開脚して床にぺたりと脚を付けた状態からすっと立ち上がる、
左足をすっと上に伸ばして、右足と一直線にする、などという動作を、
やすやすのびのびと、なめらかにしなやかにやってのけるのです。
彼女、すでに30を超えているのです!
子供の頃バレエを習っていた妻にそう言いますと、
「幼児のときからずっとバレエをしてきた人でないと、そんなことは絶対にできない」
とすると、成人後、俳優となってバレエをしないのに、
その身体の調子をずっと保ってきたのでしょうか?
驚くべき身体の鍛練!
演技というものは、さまざまな階層、職業、性格、感情の人間として、
その筋、その場にふさわしい動きをするための素養と準備と才能が必要です。
チェ・ジウは、ドラマごとにまったく違う人間になりきります。
しかも、顔の表情が心そのものをそのまま描くように、
さまがら万華鏡のように、さざなみのように、変転する。
通常、すべての人間が仮面をかぶっています。
すべての感情をさらけ出すことなどしないし、できもしない。
私たちは誰も、この仮面をなかなか外せないのです。
ところが、チェ・ジウは、演技という仮面をかぶりつつも、
赤裸々に自分を露呈してしまう、惑い悩む純粋な心の姿を表現してしまうのです。
顔や身体の動きをコントロールしているのではない。
そんなことをしても、心は顕れてこない。
おそらく、心そのものがイ・マリという人間の心に成りきって、
心の惑い、精神的な不安定が、イ・マリに、
通常全ての人の心を押し隠してしまう仮面をはぎとらせて、
心をはからずも露呈させてしまうという、至難の演技ができる人なのです。
驚くべき心の鍛錬!
彼女に限らず、韓流ドラマの出演者たちは主演から端役に至るまで、
そして、子役までも、目や、顔の筋肉一筋をほんの少し動かすだけで、
その瞬間にどんな感情を抱いているのか、なにを考えているのか、
誤解の余地なく観衆に伝える、驚くべき能力を発揮します。
言いかえると、そんな俳優でないと使ってもらえない。
日本のドラマでは、主役級までが「今、私は芝居をしています」と全身が語っている!
心、気合い、意気込み、修練、あらゆる点で驚嘆できる、尊敬できる、
だから、私は韓流ドラマを観るのです。
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by Hologon158 | 2009-06-24 21:20 | ホロゴンドラマ | Comments(0)