104.15 ホロゴン写真展2「古色拾い」15 人を大事にしない文化は?
人を大事にしない文化は滅びます。
第二次世界大戦における日本の敗北は、最初から決まっていました。
戦前に大事に大事に育てた熟練兵を最初の1年に使い切ってしまったからです。
その理由は、兵士は消耗品であり、命を投げ出して任務を遂行すべきであると考え、
兵士よりも武器、軍艦、飛行機を大事にしたからです。
軍艦、飛行機は各種ごとに極秘の仕様で手作りされたからです。
ですから、陸軍は、敗北した兵士におめおめ生還することを許さず、
海軍は、沈没した軍艦、海上に落下した飛行士を救援するシステムを持ちませんでした。
こんな風に、兵士を使い捨てにした、もうひとつの理由は、
最初に、アメリカ軍を叩くだけ叩いて、早期講話に持ち込むことを目標にしたせいもあります。
でも、それ自体、いかなる公算もなかったのです。
アメリカの国力もガッツも計算に入れず、アメリカが抵抗する可能性を忘れ、
自分の都合のよい予測、計画だけがうまく行くと信じる、
日本人がずっと犯してきた誤算です。
ところが、アメリカ人はぜんぜん違いました。
熟練兵は代えがきかないと考えて、兵士をどこまでも救出しようとしました。
魚雷艇を撃沈されたケネディが救出された話は有名です。
飛行士たちもただちに現場に急行した救援隊に海上から救い出されました。
軍艦、飛行機は使い捨てなのです。
なぜなら、完全オートーメーションで同一規格の軍艦、飛行機を続々生産したのです。
そして、アメリカ人は、どんな場合でも、けっして断念しないで、
二枚腰、三枚腰で目標を遂行する民族なのです。
そのことは、直前の第一次世界大戦で十分に認識できたところなのに、
それを学ばない、これも日本人の悪い癖です。
相手のことなど考えずに、気分、精神だけで、やり抜けばできると考えてしまう。
それが駄目なら、「玉砕だ!」
麻生政権が今回まさに演じたのがこれでした。
アメリカ軍は、敗北した将軍を、能力に応じて、ちゃんと復活採用して、活躍させました。
マッカーサーもその一人。
共和制の時代のローマがまさにそうでした。
この2つの国の共通性は、人材の評価方式が極めて公正、公平だったことにあります。
日本はまさにその正反対でした。
閥とコネと学歴だけが最後まで評価基準でした。
だから、政府も軍も、未曾有の非常事態にぶつかると、首脳部は無能部と化したのです。
現代の政党、官僚が演じているのも、第二次世界大戦時の日本軍の二番煎じの猿芝居。
第二次世界大戦における、そうした敗因から浮かび出る反省はほとんどなされませんでした。
ほんとは正しいことをやったし、勝てるはずだったのに、不運にも負けてしまった。
だから、臭いものに蓋をしておこう。
右翼と保守政治家たちは戦後終始、そう考えて、一切反省などしませんでした。
そうして、日本の政治官僚システムの弊害、悪弊、弱点はすべて戦後も引き継がれてしまいました。
国民もまた、歴史の教訓に目をやらず耳もかさず、
マスメディア社会で、マスコミの煽動に乗って、右往左往する、
ただの群衆、モブになってしまい、気分だけで政党を選ぶ有り様。
今、日本人は、その総決算をさせられているのです。
まさに、年貢の納め時!
すでにこの十年間で、日本は、世界中の敬意、評価をほとんど失ってしまいました。
烏合の衆の民主党がその総仕上げをしようとしています。
なにもできないのが、もどかしい!
第二次世界大戦における日本の敗北は、最初から決まっていました。
戦前に大事に大事に育てた熟練兵を最初の1年に使い切ってしまったからです。
その理由は、兵士は消耗品であり、命を投げ出して任務を遂行すべきであると考え、
兵士よりも武器、軍艦、飛行機を大事にしたからです。
軍艦、飛行機は各種ごとに極秘の仕様で手作りされたからです。
ですから、陸軍は、敗北した兵士におめおめ生還することを許さず、
海軍は、沈没した軍艦、海上に落下した飛行士を救援するシステムを持ちませんでした。
こんな風に、兵士を使い捨てにした、もうひとつの理由は、
最初に、アメリカ軍を叩くだけ叩いて、早期講話に持ち込むことを目標にしたせいもあります。
でも、それ自体、いかなる公算もなかったのです。
アメリカの国力もガッツも計算に入れず、アメリカが抵抗する可能性を忘れ、
自分の都合のよい予測、計画だけがうまく行くと信じる、
日本人がずっと犯してきた誤算です。
ところが、アメリカ人はぜんぜん違いました。
熟練兵は代えがきかないと考えて、兵士をどこまでも救出しようとしました。
魚雷艇を撃沈されたケネディが救出された話は有名です。
飛行士たちもただちに現場に急行した救援隊に海上から救い出されました。
軍艦、飛行機は使い捨てなのです。
なぜなら、完全オートーメーションで同一規格の軍艦、飛行機を続々生産したのです。
そして、アメリカ人は、どんな場合でも、けっして断念しないで、
二枚腰、三枚腰で目標を遂行する民族なのです。
そのことは、直前の第一次世界大戦で十分に認識できたところなのに、
それを学ばない、これも日本人の悪い癖です。
相手のことなど考えずに、気分、精神だけで、やり抜けばできると考えてしまう。
それが駄目なら、「玉砕だ!」
麻生政権が今回まさに演じたのがこれでした。
アメリカ軍は、敗北した将軍を、能力に応じて、ちゃんと復活採用して、活躍させました。
マッカーサーもその一人。
共和制の時代のローマがまさにそうでした。
この2つの国の共通性は、人材の評価方式が極めて公正、公平だったことにあります。
日本はまさにその正反対でした。
閥とコネと学歴だけが最後まで評価基準でした。
だから、政府も軍も、未曾有の非常事態にぶつかると、首脳部は無能部と化したのです。
現代の政党、官僚が演じているのも、第二次世界大戦時の日本軍の二番煎じの猿芝居。
第二次世界大戦における、そうした敗因から浮かび出る反省はほとんどなされませんでした。
ほんとは正しいことをやったし、勝てるはずだったのに、不運にも負けてしまった。
だから、臭いものに蓋をしておこう。
右翼と保守政治家たちは戦後終始、そう考えて、一切反省などしませんでした。
そうして、日本の政治官僚システムの弊害、悪弊、弱点はすべて戦後も引き継がれてしまいました。
国民もまた、歴史の教訓に目をやらず耳もかさず、
マスメディア社会で、マスコミの煽動に乗って、右往左往する、
ただの群衆、モブになってしまい、気分だけで政党を選ぶ有り様。
今、日本人は、その総決算をさせられているのです。
まさに、年貢の納め時!
すでにこの十年間で、日本は、世界中の敬意、評価をほとんど失ってしまいました。
烏合の衆の民主党がその総仕上げをしようとしています。
なにもできないのが、もどかしい!
by Hologon158
| 2009-08-30 11:26
| ホロゴン写真展
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