わが友ホロゴン・わが夢タンバール

106.13 ホロゴンドラマ12 「2000年8月 ハノイ路地裏でホロゴンが躍った」13 相互影響効果!

前回、marikichiさんが「パワー相乗効果」とおっしゃっていた効果、
私にとっては、大変に重要なコンセプトなのです。
なぜ、歴史上のある時期、ある場所だけ、突然、信じがたいほどの文化の激変が見られたか?
古典ギリシア時代のアテーナイ、
ルネサンスのフィレンツェ、
エリザベス2世のロンドン、
ルイ14世時代のパリなど。
たとえば、アテーナイでは、哲学、悲劇、喜劇、政治、歴史、建築、彫刻など、
さまざまな分野に、至高の天才たちが輩出しました。
他のほとんどすべての国で、まだ野蛮な殺戮と無法がまかり通っていたのに、
なぜ、こんな現象が起こったのでしょうか?
私は歴史学者でも哲学者でもないので、深い思索を展開することはできませんが、
一つ言えることは、結局、そんな文化の潮流を作り出したのは、
人間、それも一握りの天才であり、
天才たちは個々バラバラではなくて、互いに影響を与え合いながら、
自己革新と創造を展開したのではないでしょうか?
私は、かってに、これを「相互影響効果」と名付けてきました。
まさに、marikichiさんの「パワー相乗効果」と似ています。
いずれにしても、互いに影響、刺激を与え合い、受け合い、
かつ激励しあい、ときには競争しあうことで、
自分自身の可能性、欠点、変革の方向に目覚めたのではないでしょうか?
私は、この十数年、写真の友人たちを通じて、
我ながら言うのもおこがましいのですが、とんでもなく変化した感じがします。
逆に言えば、友人たちが居なければ、私は前のままだった!
それが私だけではないのです。
友人たち全員に、多かれ少なかれ、そんな相互影響にもとづく変化があって、
以前とはまったく見違えるほど、それぞれに変わってきました。
とくに写真の点で、それが顕著なのです。
私も含めて、以前は平凡な写真ばかり撮り、
自分の方向性についても自信がもてなかったのに、
今では、それぞれに自分の写真の方向性をしっかりと把握して撮るようになっています。
どうやら、新潟の人たちからも、相互影響効果の恩恵を被ることができそうだ、
私は、そう確信しつつあるのです。
たしかに地理的には遠い。
だけど、私たちはブログを介して交流し、影響を与え合うことができるのです。
これこそ、21世紀における新しい文化なのかも知れませんね。

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by Hologon158 | 2009-09-08 21:47 | ホロゴンドラマ | Comments(0)