わが友ホロゴン・わが夢タンバール

110.18 ホロゴンデイ33「2009年9月6日古町歩いて、ますます新潟が好きになった」18 組写真ともの写真

yoshiさんのブログ「Yoshi-A の写真の楽しみ」を今のぞいてみて、
(http://yoshipass.exblog.jp/)
これから私がアップしようとしていた写真群とのあまりのコントラストに、
思わず笑ってしまいました。
「ある日足を止めて垣間見る孤独」と題する作品。
ここには、正真正銘の写真家の目が町の片隅を、
その片隅に凝固した孤独を凝視しています。
「数ヶ月前に歩いたときに人の気配がしていた一角から、生活の臭いが消えている」という、
彼の言葉をそのまま写真化したような一枚目とラスト一枚も凄いのですが、
この二枚にサンドイッチされて周到に組み上げられたシーケンスは、
「女の一生」、その時間、歴史をそっくり一枚に写し取ったような五枚目で
クライマックスに達する、そんな感じがします。
8枚の写真に、新潟の現在と歴史とをぐっと凝縮した、そんな重みがあります。
さながら、ブログ全体で写真集「NIIGATA」を構築しつつある写真家の、
一つの到達点を示す、そんな組写真。
片や、私の写真たち。
なんとあっけらかんとして、ただのものの写真!
いかなる意味でも組写真、作品ではありません。
ただの写真ストック。
どの写真も、撮影者である私には、大変に重みと意味があります。
でも、これを見る、他の人には、
五枚の間には、なんの関連も意味づけも入り込む余地がない。
ただ、Hologon158という人間が撮った写真、それだけ。
これが写真家と素人の違いなのです。
あなたがもし写真家であり、あるいは写真愛好家であるとすれば、
私のブログなんか、ご覧になることはありません。
これだけははっきりと申し上げておきます。

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by Hologon158 | 2009-10-01 00:46 | ホロゴンデイ | Comments(0)