わが友ホロゴン・わが夢タンバール

115.03 ホロゴンデイ35「2009年9月24日神戸の古公会堂で新レンズが燃えた」3 職人燃えた!

葛城古道は、現地が用意しているマップでの推薦ルートがちょうど10キロです。
写真を撮りながら、農地、林、脇道に入り、斜面を登ったり、土手を下ったり、
しゃがんだり、伸び上がったり、飛び込んだり(これは飛びこみ自殺型撮影法)と、
いそがしく駆けずりますと、10キロのルートが15キロにもなりかねません。
時間は、私の場合、確実に2,3倍になってしまいます。
北端の起点、近鉄御所駅から、または南端の起点、風の森から出発しても、
いつも途中で挫折することになります。
それが分かっているので、今回はズルをしてタクシーで、古道中間部長柄部落に。
運転手さんに「こどののバス停を右折して、葛上中まで行って」と指示しました。
でも、「小殿」はほんとは「おどの」だったのです。
地元のことが分かっていないと見た運転手さん、
「あ、今、過ぎたのがおどののバス停です、右折はああ、あの道ですね」
と巧みに言葉を使っている間に、タクシーは次の鳥井戸バス停まで来て、
そこを右折して、葛城山系の斜面をどんどんとのぼり、古道との合流点まで。
あとで地図を見ますと、なんとまあ4キロ以上遠回りされてしまいました。
現地の地名はしっかり正しく発音しないと、ぼられるというサンプル。
でも、おかげさまで、沢山愉しい写真を撮らせていただきました。
収穫は、ホロゴンが8本、ズミクロンがなんと7本。
いつもホロゴン2、サブ1の比率なのに、半々というのはこの10年ではじめての体験。
さて、御影公会堂に戻りますと、
次は、公会堂の玄関周りの両壁面をフィーチャーいたしましょう。
そんなに美しい建物ではないのです。
でも、時間がこの建物に言いしれぬ重みを与え、時間芸術と化しています。
たとえば、受付窓口、石盤と焼き煉瓦の組み合わせなのでしょうか?
実に手の込んだ作りです。
職人の心意気がうかがえるではありませんか?

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by Hologon158 | 2009-10-18 10:14 | ホロゴンデイ | Comments(0)