わが友ホロゴン・わが夢タンバール

127.30 ホロゴンデイ38「2009年11月27日②那覇二日目は絶好調」30 630と500の違いとは?

630と500
なんだと思いますか?
実は、我が家のボロスケールで測ったライカのボディの重さ。
M3が630グラム、MDaが500グラムなのです。
たった、130グラムの差じゃないか!
なんて、笑わないでください。
お箸よりも重いものはなるべく持ちたくない、私にとっては死活の問題。
マツモトカメラでライカMDaを持ったときの軽さと言ったら!
いつも使っているライカM3とは雲泥の差、そう感じたものでした。
上質のプリズム入りの史上最高に精緻なファインダー部分がないだけで、
たった130グラムとはいえ、体感的には、ぐっと軽くなるのです。
私に言わせれば、ファインダーを除去したのだから、ぐっと低いボディにしてほしかった。
実際には、ライカM3と同じ高さのままなのです。
つまり、M型は全部高さを揃えることにするという、
単なる外観上のポリシーなのでしょうか?
でも、M5はぐっと高くしたのですから、首尾一貫しない。
ライカMDaを手にして感じるのは、なんだか空っぽのボディみたいということ。
ですから、もっと低くできたはずなのです。
おかげで、前から見ると、ちょっと「のっぺらぼう」みたい。
もっとも、軍幹部は完全にライカM3と同じデザインということは、
使い勝手という点では、なかなか気持ちがいいものです。
巻き上げとシャッターはもう完璧な安定感。
8分の1秒でも、手持ちで切ることができる!
では、なぜ、このいわば不便なボディを手に入れたか?
理由は2つあります。
一番目は、2本の広角レンズのホロゴン化。
すなわち、スーパーアンギュロン21mmf3.4とエルマリート28mmF2.8、この2本です。
私は、開放使いの人気ブロガーたちの真似はできません。
基本的に、私は、写真をはじめてこの方、ずっとパンフォーカスで通してきた人間。
私の視覚記憶にボケはないのです。
ですから、私の心の記憶写真である、私の写真もパンフォーカス。
f値を8にひとまず固定しますと、
21㎜では、約1メートルから無限までのパンフォーカスとなり、
28㎜では、約1.5メートルから無限までのパンフォーカスとなります。
近接だって、目測で十分撮れます。
感度100のフィルムを入れておくと、500分の1秒から8分の1秒がEV値15から9に相当。
つまり、かなり暗くなっても、手持ちで全部撮れる!
すると、ホロゴンウルトラワイド同様に、シャッター速度で露出値を修正しながら、
ひたすらノーファインダーで撮ることができます。
ライカM3でも同じことをすればいいじゃないか?
誰でもそうお感じでしょうが、そうは問屋が許さない。
なまじレンジファインダーがあるが故に、ピントを合わせたくなってしまうのです。
カメラのブラックボックス化こそ、私の理想なのですから。
二番目の理由は、皆さんが忘れた頃に書きます。
私にとっては猛烈にすごいことなのですが、今はペンディング。
いつか報告できることを切に願っているのですが。

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by Hologon158 | 2010-01-12 00:36 | ホロゴンデイ | Comments(0)