わが友ホロゴン・わが夢タンバール

134.35 ホロゴンデイ39「平成10年1月16日大阪日本橋にレアレンズちん入し」35 デュランティ、豪快!

それにしても、千住真理子さんのストラディヴァリウス、
デュランティは、他の多くのストラディヴァリウスから群を抜いて際だっています。
音の豊かさと暖かさとが信じられないほどにゴージャス!
まるで最高のビオラの骨太の豊麗なサウンドをそのまま、
甘い甘い最高音まで伸ばしていったという感じなのです。
前にも書きましたが、最初に買うべきCDは「カンタービレ」です。
デュランティの記念すべき1枚目のCD。
このときすでに、デュランティは千住真理子さんの歌を歌い始めていました。
まだ使い始めで、十分に鳴っていないにもかかわらず、素晴らしかった。
そして、彼女自身は、7年経った今ようやく鳴り始めていると言うのです。
千住真理子さんは、偉大なるヴァイオリニストたちと比較すると、
よく言えば、豪快、
厳しく言えば、やや荒いところがあります。
でも、今では、私は大ヴァイオリニストたちをほとんど聞きません。
ヴァイオリンと言ったら、千住真理子さんばっかり。
なぜか?
心があたたかくなるからです。
巧い演奏よりも、心を満たしてくれる演奏がいい。
音楽も絵も写真も、みんな、同じ基準で、私は選別しています。
どんなに巧い写真でも、私の心に響かなかったら、私とは無縁の存在なのです。
巧拙など無関係に、私の心をあたたかく満たしてくれる写真だけが私の見たい写真。
帰りの電車で妻と話し合ったのは、ある心配でした。
千住真理子さん、全国を回って、一年に何十ものコンサートを開催しています。
その疲労が溜まっているのでしょうか、心なしか、やつれが見えます。
いつまでも元気でいて欲しい、
それが私たち二人の一致した気持ち。

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by Hologon158 | 2010-02-06 21:32 | ホロゴンデイ | Comments(0)