わが友ホロゴン・わが夢タンバール

140.30 ホロゴンデイ42「2010年1月23日近江長浜しっとり雨に濡れ」30 何億光年輝くって?

「さよならの向う側」
山口百恵さんの事実上のラストソングだそうです。
You Tubeに日本武道館でのファイナル・コンサートの最後の絶唱が見られますが、
とても余韻があって、美しい曲ですね。
阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲だそうですが、
聴く度に、その冒頭で、うっと、つまづくのです。

     何億光年 輝く星にも 寿命があると
     教えてくれたのは あなたでした
     季節ごとに咲く 一輪の花に 無限の命
     知らせてくれたのも あなたでした。

実に素敵な恋人だったわけです。
でも、この男性、ちょっと勉強が足りないんじゃないかな?
この歌詞の主題は時間です。
でも、そうだったら、最初のフレーズは間違いじゃないかな?
「光年」は、時間の単位じゃなくて、距離の単位ですよね。
正しくはこうではありませんか?

     何億年 輝く星にも 寿命があると
あるいは
     何億光年かなたの星にも 寿命があると

ときどき考えるのですが、プロだったら、
こんな初歩的な間違いと疑われるようなことはしてはなりません。
作詞家はこう言うかもしれません、
     そんなことはちゃんと分かってます、
     でも、ここは詩的なニュアンスで、この言葉を選んだだけです。
     そんな細かいことは言わないでください。
でも、この歌詞の意味する文脈を考えると、そんな大まかなことは言えないのでは?
若い少女の恋人にロマンチックに深い真実を教えるということではありませんか?
こんな風に教えたら、少女は間違いを覚えることになりませんか?
プロって、難しいのです。
こんな風に大上段に言う私が、ブログの文章、まったくの添削、チェックなし。
きっと間違いだらけでしょうね。
いいのです、いいのです。
私はプロじゃありませんので。
ですから、お読みのあなた、私の文章からなにかを勉強しようなど、
夢にも思ってはなりませんよ。

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by Hologon158 | 2010-03-04 17:07 | ホロゴンデイ | Comments(0)